ぷーちゃんさんのクチコミ(58ページ)全14,870件

知覧平和公園内の体育館向かいにあります。駐車場があり、知覧茶を注ぐ大きな急須のオブジェが目印です。知覧茶、さつまいもを使った加工品、ドーナッツなどの土産物があります。店頭でソフトクリームを販売しています。屋根の下にベンチがあり、観光の休憩に抹茶などのソフトクリームを食べている人たちがいました。知覧茶を自分用土産に買いました。

知覧平和公園内の特攻平和観音堂に安置されている特攻平和観音は、法隆寺夢殿の夢違い観音像を謹鋳した金剛像の一つです。1952年に東京音羽護国寺で開眼され、陸軍の一体が1955年に特攻平和観音堂に安置されました。観音像の体内に1036名の霊名簿が納められています。毎年5月3日に知覧特攻基地戦没者慰霊祭が行われています。特攻平和会館で学んだ後に訪れました。胸が詰まりました。

鹿児島市天文館に宿泊して、車で一般道を約１時間走って行きました。広い駐車場に停めて、散策しました。駐車場まで道路を覆うように桜並木が続き、訪れた４月下旬は新緑がきれいでした。知覧特攻平和会館、ミュージアム知覧、特攻平和観音、三角舎などの戦跡遺跡があります。多目的球場、サッカー場、テニスコート、武道館などスポーツ施設が集まっているところでもあります。観光客やスポーツをする地元の人たちがいました。桜が咲く時期に再訪したいです。

知覧公園内にある知覧の歴史文化を展示しているミュージアム知覧です。薩摩型和船が展示してある部屋に木を切り出す道具や、炭焼きの展示があります。旧石器時代の登立遺跡、国指定知覧城跡、地層などの展示もありました。江戸時代薩摩藩主島津氏は一向宗を禁じていました。鹿児島県で最も信者が多かった一向宗が禁じられたことで、隠れて南無阿弥陀仏を称える隠れ念仏が行われていた資料に関心を持ちました。隠れキリシタンは知っていましたが、隠れ念仏を初めて知りました。何故禁止されたかはっきりした理由はわからないそうです。見学者が少ない静かな博物館でした。

鹿児島県の自然史系博物館です。火山噴火の仕組みや桜島の噴火の歴史などが展示されています。南北600㎞にわたる鹿児島県の自然の紹介などもあります。3D劇場で毎日映像を観賞できます。訪れた時期は約7分間の昆虫図鑑を見ました。上映時間が決まっているので興味のある方は確認してから他の展示物を見るといいでしょう。遊んで学べるイベントも企画しています。科学教室は予約制で、植物、昆虫、化石などテーマが決まっていて指導者と共に出かけたりして自然が学べます。どれも少人数で行われているので、子どもが興味を持つテーマの回に予約するといいでしょう。観光客も興味を持つ展示で、無料なのが嬉しかったです。別館のプラネタリウムは有料です。

鹿児島市電の天文館通電停前に建つセンテラスの4・5階にあります。センテラスの7階より上のホテルに泊まった時、エスカレーターで上がっていくと4階に開かれた図書館があり驚きました。4階のクリニックや店舗との境が感じられない造りになっています。本棚の配置と閲覧する場所に特徴があり、特に4階の子ども向けのテーマ「そだつ」は赤ちゃんがハイハイするスペースや親子が座って本を読むようなデザインの閲覧コーナーです。他にテーマ「くらす」のコーナーがあります。図書館内の階段を上がり5階へ行くとテーマ「はたらく」と「うみだす」があります。買い物に来たついでにふらっと立ち寄ることができる魅力的な図書館です。

鹿児島市電の天文館通電停前に建つセンテラス１階にあります。センテラスのイベント広場に面しているガラス張りの観光案内所です。各種パンフレットや地図が揃っていて、外国語の資料もあります。朝食前の散歩に行こうと思っていた場所へ市電のどこで降りたらいいかを聞きました。早朝の市電の時刻表をタブレットで調べて、天文館の地図で歩き方を教えてくれました。電停の場所や市電の乗り方も教えてくれました。初めての鹿児島市内観光だったので助かりました。

鹿児島市天文館に泊まった週末、観光を終えて夕方散歩をした時に寄りました。文化通りに面した天文館公園は手入れされている芝生広場と屋根のあるステージと遊具がある児童遊園などがあります。居酒屋や飲食店がある繁華街にありますが、きれいな印象です。イベントが日中あったようで並んだキッチンカーは片づけをしていました。芝生広場で若者が子供たちにサッカーを教えて練習していました。繁華街にある明るく静かな公園です。

仙巌園前の道路を南方向へ車で１分ほど行ったところにファミレスがあります。ファミレスの駐車場奥に有料駐車場があり、旧鹿児島紡績所技術館の駐車場になっています。入場券を購入すると駐車券を貰えます。仙巌園の近くなので歩いて行けます。鹿児島紡績所に設置したイギリスで買い付けた機械を自前で操作できるよう準備と指導を要請した英国人技師たちの宿舎でした。木造瓦葺の二階建て建物です。当時の写真や建てられた経緯などの展示がありました。訪れた時、新郎新婦の記念撮影が館内で行われていました。改めて薩摩藩の近代工場群への力の入れ具合を感じました。

仙巌園駐車場そばにある石造りの建物です。1865年に造られた日本最古の石造洋式機械工場「旧集成館機械工場」です。残念ながら2024年10月末まで耐震工事で見学できませんでした。手に入れた資料によると島津斉彬存命中からこの地に様々な工場施設が造られ、薩英戦争後、オランダから機械を輸入して機械工場を創業しました。当時の写真が尚古集成館にあるそうです。見学できませんでしたが、資料で館内の雰囲気を知ることができました。代わりに隣の別館を見学しました。

仙巌園の御殿前の広い庭を通り、川を渡り山の斜面を左に進んだところに建つ小さな神社です。木々に囲まれた木造瓦屋根の社殿です。鹿児島城や仙巌園以外の別邸などに散在していた島津家ゆかりの13の神社を明治時代に仙巌園に移したものを、1918年に合祀しました。周りの石や地面に苔が生していて、観光客が多い園内で人が少なく静かな一画でした。

仙巌園内の御殿受付の手前、山側の建物です。島津斉彬が海外との交易品とするために生み出した薩摩切子や薩摩焼が販売されています。薩摩切子は島津斉彬没後、すたれたそうですが、1985年に職人と島津家の協力で復元されました。店内の薩摩切子は二色被せや黒い品など江戸切子を見てきた自分には珍しいデザインでした。どれも高価でした。屋久杉の工芸品も販売されていました。静かな店内でゆっくり工芸品を見ました。

仙巌園正面入口から右に歩いたところにある趣ある平屋の建物です。両棒餅屋、きんつばなどの土産物、揚げ物、焼き物、桑茶、大島紬の服やネクタイなど、がありました。新しい建物で明るく気持ちの良い店内です。仙巌園を見学した後に、土産に白くまプリンを買い、両棒餅屋で両棒餅とお茶のセットを注文して休みました。

鹿児島空港に到着して預けた手荷物を受け取り出るとすぐエアポートシャトルのバス停がありました。すでに利用客が並んでいました。予約制ではなく、時刻表通りに発車します。大人1400円の鹿児島市内線が到着しました。鹿児島市内線は1時間に５便ほど出ています。10～15分毎に出ているので乗り遅れる心配はありません。他に川内線、水俣線、阿久根線などがありますが、本数は少ないです。

羽田空港から鹿児島空港へ向かう便の53番搭乗口近くのANA FESTAに寄りました。焼き菓子や煎餅などの東京土産や弁当などがありました。シュウマイやビールもありました。東京タワーのイラストのタオル、ソックス、キーホルダーが珍しかったです。ぬいぐるみのANAご当地ベアや整備士ベア、パイロットベア、フライトベアもありました。朝早い便を利用したので、弁当があることを知っていればここで買ったのにと思いました。6：15～20：00の営業です。

羽田空港で預ける手荷物の計量とタグを付けるのが初めてでまごまごしてしまいました。羽田空港から鹿児島空港へはソラシドエア運航便を、大分空港から羽田空港へはWi-Fiサービス機材が装着してある便でした。行きの鹿児島空港までは天候がよくほとんど揺れず快適な旅でした。帰路の羽田空港までは飲み物サービスをするスタッフの動作がしばらく止まるほどの揺れが何度かありました。羽田空港の到着便が混んでいて着陸許可が出るまで羽田空港の周囲を飛んでいました。飛行機の揺れに緊張する自分には辛かったです。Wi-Fiサービス画面で妻は映画を見てリラックスしていました。後方座席を利用していた家族に０歳児がいて、泣き出すと客室乗務員が抱っこしてゆっくり通路を行き来してあやしていました。あやしながら他の乗客の様子を見るなどさすがベテランだなと思いました。

鉄輪温泉のメインストリートにあたる坂道で、白池地獄があるみゆき坂から続く、曲がりくねった坂道です。道沿いには、野菜や肉、魚介、卵などをかごにのせ、蒸気で蒸す地獄蒸しが体験できる工房や、本格的なむし湯が体験できるお湯場、無料の足蒸しや足湯が楽しめる施設などが点在しています。昔、湯治場だったことから、今も100円で入浴できる共同浴場もあり、まさに温泉地らしさが感じられます。

鉄輪温泉のメインストリート・いでゆ坂沿いに造られている施設です。工房という名称から、何か作品を作る店かと思い訪れましたが、地元の野菜や魚介、肉、卵などの食材をかごにのせ、熱い蒸気で蒸し上げる、鉄輪独特の料理方法で料理作りが体験できる店でした。工房を見せてもらいましたが、温泉を利用した面白い料理方法だと思いました。工房隣には無料で利用できる足湯と足蒸しが設置されていました。コロナ禍で足蒸しは使用できませんでしたが、散策に疲れた身体を休めることができる施設です。

大分空港1階到着ロビーに造られています。源泉かけ流しで、別府温泉のお湯が使用されています。泉温も40度から42度に設定されていました。湯船は2つあり、テレビ画面では大分県の観光とグルメ案内が流れていました。利用は無料で、タオルが必要な場合は近くの総合案内所で購入できます。飛行機の出発までの待ち時間に利用しましたが、利用している人は僅かでした。温泉県・大分らしさが感じられる施設です。

九州旅行をした際、鹿児島空港でレンタカーを借り、大分空港で返却しました。大分空港の係員の方はとても手ぎわが良く、2分ほどでスムーズに返却することができました。一方、鹿児島空港で借りた際は係員が車についての知識が浅く、質問してもわからず他の係員を呼びに行く状態でした。呼ばれた係員もわからず、さらに別の係員を呼びに行く始末で、結局出発まで40分かかってしまいました。あまりのお粗末さだったので、大分空港の係員の手際の良さが際立って見えました。