ぷーちゃんさんのクチコミ(60ページ)全14,870件

1791mの中岳をはじめ、1700m級の山々が連なり、周辺には広大な草原が広がっています。やまなみハイウェイを走っている時は、いくつもの山々が眼前に迫ってきてどれが九重連山かはっきりわかりませんでしたが、九重夢大吊橋を渡っている途中で橋から雄大な九重連山を眺めることができました。雄大な山々と広々とした草原は、国立公園にふさわしい景観だと感じました。

阿蘇神社から7㎞程、大観峰に向かうやまなみハイウェイ沿いで見つけた展望所です。阿蘇カルデラの外輪や、カルデラの中にあり人々が生活している阿蘇谷など雄大で広々とした景観が眺められます。ここから先のパノラマラインは草原や牧場が続き、高原らしさが感じられるエリアで、気持ち良いドライブが楽しめました。

阿蘇開拓の神を祀る神社です。高さ18mの楼門は熊本地震で倒壊しましたが、まもなく復旧し公開される予定ということでした。訪れた時はまだ覆屋が建っていましたが、覆屋のすき間から大きな楼門を垣間見ることができました。たまたまお会いした観光協会のボランティアガイドの方の話では、一般的な神社では鳥居の先に社殿が建っているが、この神社は鳥居と鳥居を結ぶ参道横に社殿が建つ横参道という形をとっていると教えてくれました。ボランティアの方の話を聞くと、自分たちだけで巡ってはわからないことが色々わかり勉強になります。

3000年ほど前に形成された、高さ80mほどのお椀を逆さにしたような形をした小山です。阿蘇を開拓した神が収穫した米を積み上げた山という伝承から名が付いたようです。これまで遠くから眺めるだけだったので、今回は近づいて見ようと思っていましたが、あいにくの雨と強風で諦めざるを得ませんでした。道路から眺めたところ、山頂までの道があったので登れるのかと思いましたが、登山は禁止されているとのことでした。周辺の遊歩道は歩けます。

草千里ヶ浜や米塚が眺められる草千里ヶ浜駐車場に建つ土産物店兼食事処です。阿蘇名物のあか牛丼を食べようと思い訪れたところ、店内に店の方がいるのに戸は開きませんでした。営業時間中だったにもかかわらず不思議に思っていたところ、当日は大雨と強風でドアを開けると店内の物が飛ばされる危険があると感じていたようです。仕方なく別の店で昼食をとりました。

烏帽子岳中腹に広がる草千里ヶ浜や米塚が眺められる展望台が、草千里駐車場の土産店や火山博物館の裏の高台に造られています。天気が良いと眼下に緑豊かな草原や、草原にできた大きな池を眺めることができます。訪れた時は身体が飛ばされそうになる強風と大雨で、烏帽子岳の中腹まで雲がかかり、展望台まで行けず草原はほぼ見えない状態でした。車で黒川温泉まで行く途中で、車を降り展望台に向かいましたが、駐車場同様、草原は見えませんでした。昔訪れた時は展望台がありませんでしたが、草原を歩くことができたので残念に思いました。

活発な火山活動を続ける中岳や険しい山容の根子岳、中腹に草千里ヶ浜が広がる烏帽子岳など、阿蘇五岳を総称する阿蘇山です。阿蘇カルデラを形成する外輪山の一角にある展望台・大観峰からは、阿蘇五岳や雄大なカルデラ、カルデラ内に住む人々が生活する街並みを望むことができます。ひとたび噴火が起こると大きな被害が出ることもありますが、噴火が創り上げた雄大な自然を体感できるエリアでもあります。

おのころ池から貸ボート受付に向かう御橋のたもとに、大木に隠れるようにして建つ祠のような小さな神社です。高千穂峡を流れる五ヶ瀬川沿いに祀られた5柱の兄弟水神の１柱で、５柱の中で中心的役割を果たしている水神社のようです。高千穂神社や天岩戸神社のような大きな神社ではありませんが、水が命の高千穂にあって水を守る大切な神社です。神社の存在に気が付かず、通り過ぎてしまう人がほとんどですが、五ヶ瀬川や高千穂峡、湧水を長い間守ってきた神社だと思います。

高千穂神社から5分ほどのところに建つ和風旅館・神仙の駐車場横に造られている日本庭園です。大小の石を配置した枯山水庭園の周りに、朱色の橋を架け、ツツジやモミジ、シャクナゲなどの草木を植えている緑豊かな庭園です。
神話によると、鬼八という悪行を働いていた神を、高千穂神社の祭神・三毛入野命が退治し埋めたところ、何度も生き返ったため身体を三つに分け再度埋めたところ、二度と蘇ることはなかったという鬼八伝説に基づいた庭園のようです。宿泊しなくても自由に見学できるので、朝の散歩におすすめです。

くしふる神社に車を停め訪れました。神話の世界では、地上に初めて水が湧き出た場所と伝えられています。神代川のほとりにある湧水池で、ここから湧き出た水が、真名井の滝に流れ込んでいるそうです。湧水地の上には、樹齢1300年と言われるケヤキの巨木が湧水池を覆うように生育し、湧水池を守っているようでした。

日本神話に書かれている天岩戸神話の伝説の地で、西本宮と東本宮があり、どちらも天照大神が祀られています。天照大神が隠れた場所から出てきてもらうために、八百万の神が集まったとされる天安河原まで参拝に行けない人のために、西本宮には遥拝所が設けられています。神職さんの案内で、社殿の裏からは天照大神が隠れたとされる崖を眺められました。

天岩戸神社西本宮から岩戸川沿いに15分ほど行ったところに造られている洞窟に、鳥居が立ち社殿が祀られています。天照大神が天岩戸に隠れ、天地が真っ暗になってしまった際、天照大神を隠れた場所から出てきてもらおうと、八百万の神が集まり相談したと伝わる洞窟です。川の流れだけが聞こえる静かな場所で、誰にも邪魔されず相談したのかもしれません。洞窟とその周辺には、訪れた人が積み上げた石が数多く残っていました。

高千穂を代表する景観で、観光雑誌やポスターに必ずと言っていいほど掲載されている滝です。高さ17mほどあり、周辺には阿蘇の火砕流によってできた柱状節理が創られていて、自然の造形美が楽しめます。滝の下は、高い料金の貸しボートに乗って近づくことができる人気スポットになっています。

神橋、高千穂大橋と共に、高千穂三橋の一つです。五ヶ瀬川に架かる、長さ300mほど、水面からの高さ115mのコンクリート製の橋で、平成になって架けられました。少し下流には長さ75mほど、高さ96mの、昭和にかけられた鉄製の高千穂大橋が架かっています。さらに下流には長さ30mほど、高さ31mの大正にかけられた神橋が架かっています。さらに下流に架かる槍飛橋からは三橋が同時に眺められるため、高千穂の観光スポットになっています。槍飛橋へは神橋横の遊歩道を下って3分ほどです。

高千穂峡の遊歩道から真名井の滝が眺められる御橋に向かう途中の、おのころ池近くに北原白秋の歌碑と並んで建っています。碑には宮崎県生まれの牧水が、中国地方を回って帰郷した際の歌が刻まれています。白秋とは早稲田時代級友だったそうです。残念ながら立ち寄る人は見られませんでした。

高千穂峡の遊歩道から真名井の滝が眺められる御橋に向かう途中の、おのころ池近くに若山牧水の歌碑と並んで建っています。赤い色をした大きな石で造られた碑には、高千穂の天真名井を詠んだ歌が刻まれていましたが、若山牧水の歌碑同様、立ち寄る人は見られませんでした。

第2あららぎ駐車場から1分ほど、五ヶ瀬川に架かる30mほどの石橋です。大正時代に架けられた時は木橋だったようですが、昭和になって石橋に架け替えられました。高千穂三橋の一つで、神橋の上には高千穂大橋が、さらに上には神都高千穂大橋が架かっています。神橋が架かるさらに下流には槍飛橋が架かっていて、槍飛橋からは高千穂三橋が同時に見えるため、高千穂の観光スポットになっています。

神橋から高千穂峡ボート乗り場に向かう車道沿いの崖に流れ落ちています。力強く流れ落ちる滝というよりも、湧水が静かに染み出て流れ落ちている感じです。この水が近くのおのころ池に注がれ、高千穂の人たちの大切な水資源になっているということです。滝の上には月形と名付けられた、岩に月が浮かんでいる姿をした割れ目があり、高千穂観光の見どころの一つになっています。穏やかに流れ落ちる湧水といった雰囲気の滝です。

高千穂を紹介する観光雑誌やポスターに、かならずと言っていいほど掲載されている高千穂峡のボートです。峡谷に流れ落ちる真名井の滝近くまで行けることや、柱状節理と言われる岩の壁が見られることなどで、とても人気あるボートです。しかし大人3人までで30分5100円という利用料金にはびっくりしてしまいました。日本一高いボートのような気がします。

創建1800年を誇る、高千穂八十八社の総社です。鎌倉時代に畠山重忠が寄進した鉄製の狛犬をガラス窓の隙間から眺められました。境内には樹齢800年と伝わる大きな秩父杉や、根元が一つに結ばれている夫婦杉など歴史を感じる大木がたくさん植えられています。神社の歴史からして古びた社殿を想像していましたが、堂々とした立派な社殿にびっくりしました。
神楽殿では夜、有料で神楽が演じられます。内容はよくわかりませんでしたが、多くの観光客が訪れていました。