ぷーちゃんさんのクチコミ(61ページ)全14,870件

今から27万年前から9万年前にかけて、噴出した阿蘇の火山の火砕流が冷え、侵食によって柱状になり峡谷が形成されました。そこから流れ落ちる真名井の滝で知られている峡谷ですが、峡谷沿いを歩いていると滝以外にも、柱状になった岩肌や川に削り取られた大きな穴、断崖絶壁の岩場など自然が創り上げた素晴らしい景観を見ることができました。自然の脅威と素晴らしさを実感できる峡谷です。

水前寺成趣園正門から1分ほど西に行った、駐車場を入ったところに建つ曹洞宗の寺です。水前寺成趣園の創設者・細川忠利公が玄宅禅師を伴い肥後にやってきた際に建てた寺で、一見すると紅葉が多く植えられた緑豊かな一軒家のような感じの寺です。寺の説明によると、熊本名物・からし蓮根は、身体が弱かった忠利公のために玄宅禅師が考案したものだそうです。

水前寺成趣園の正門を入った右手に建っています。細川幽斎が智仁親王に古今和歌集の解釈の奥義を伝えたとされる建物で、京都御所内に建っていたものを水前寺公園に復元したとのことです。木造の趣ある建物で、現在は抹茶と和菓子を味わいながら、緑豊かな回遊式庭園を眺めることができます。

熊本城の東側、熊本城稲荷神社の隣に建つ、熊本のお伊勢さんと県民から呼ばれ親しまれている神社です。神社裏手には熊本城の東十八間櫓と北十八間櫓が建っていましたが、2016年の大地震で石垣が倒壊し、神社の屋根を突き破ってしまいました。神社の本殿と拝殿は無事で神社は補修されていましたが、櫓の石垣の石は広場にまとめられていて再建されるのを待っている状態でした。地震の恐ろしさを目の当たりにした神社と櫓跡です。

熊本城の東側に建つ、熊本城稲荷神社の向かいに造られた高橋公園に像が建っています。幕末維新期の思想家・横井小楠が自説を説き、勝海舟、坂本龍馬など5人が世界に目を向けている姿と、小楠の高弟6名の顔が描かれた像です。高弟6名は熊本の維新を実現した人物として紹介されています。像の隣に建つ谷干城の像と共に、幕末から明治にかけての熊本の歴史を知ることができる像です。

熊本城の東側に建つ熊本城稲荷神社の向かいに造られた緑地広場です。熊本市長として市電の開通や水道の敷設に尽力した高橋守男さんを記念して造られた公園です。園内には西南戦争で薩摩軍との戦いに勝利した谷干城の像と、幕末維新期の思想家・横井小楠が勝海舟や坂本龍馬に自説を説いている像が建っています。幕末期における熊本の歴史を知ることができる公園です。

熊本城を築城した加藤清正を祭神とする神社で、熊本城の宇土櫓の北に建っています。熊本県の土木・治水工事や街道づくり、産業や学問の奨励、文化の開拓などに功績を残した武将兼人格者として、今もって多くの県民から崇められています。訪れた日には清正公まつりが行われていて、社殿前には神輿が3基、境内にも4基置かれていて、午後からの出番を待っていました。神社入口の鳥居手前からは、熊本城天守閣と宇土櫓を一緒に見上げることができます。

飲食店や土産物店が集まる桜の馬場城彩苑の東側にあるなだらかな坂道です。かつては南坂と呼ばれ急な坂道でしたが、明治天皇が訪れた際に改修し、行幸坂と呼ばれるなだらかな坂道になったそうです。坂の両側には桜が植えられ、熊本の桜の名所になっています。2016年に起きた大地震のため、現在、車の通行は禁止になっています。桜は散ってしまっていましたが、新しい葉が陽に映えとてもきれいでした。

400年以上前に加藤清正によって築城された熊本城ですが、2016年に起きた2回の大地震によって大変な被害を被ってしまいました。あれから7年、天守閣は完全復旧し内部は見学できるようになりましたが、宇土櫓や武者返しと呼ばれる高さある石垣など復旧には至らず、城内に大きな石が山積みになっています。加藤神社で清正公まつりが行われた日曜日に訪れましたが、多くの人で賑わっていました。皆さん、一日も早い復旧を願って訪れているような気がしました。

飲食店や雑貨店、土産物店などが集まる桜の馬場城彩苑の一画に造られた小さなアトラクション施設です。館内では熊本ゆかりの人物とクイズをしたり、アニメと人物がコラボした寸劇を見たり、被災した熊本城の状況を模型と映像で実感したり、時代衣装を身につけて写真を撮ったりすることができます。個人的には入場料ほどの面白さはないように思いました。

熊本駅発着で、熊本城二の丸や城彩苑、市役所など熊本城の周りを1時間ほどかけて周っています。20分から30分間隔で運行していて、1日乗車券（400円）を購入すると、周辺の観光施設に割引で入れます。公共交通機関を利用して市内観光する観光客にとっては便利な交通手段だと思います。

熊本滞在中、花畑町から水前寺公園まで乗車しました。広い道路の中央を堂々と走る電車で、市内を2路線走っています。パンタグラフで電気を集めレトロな雰囲気が感じられました。車両の床は木製で、乗った瞬間車内は油の臭いがしました。窓も薄汚れていて、その様子から長い間、市民の足として利用されていることが理解できました。

鹿児島市内を2路線の市電が走っています。広い道路の中央を堂々と走っていて、線路には芝も敷かれています。車両中央から乗り、前から降りるシステムで、専用カードしか利用できないため、観光客は現金で支払うか、カゴシマシティビュー（バス）にも乗車できる一日乗車券を600円で購入するしかありません。市電とバスを利用すればほとんどの主要な観光地に行けるので、公共交通機関を使用して観光施設を巡る人によってはとても便利だと思います。

照国神社を訪れようと照国表参道を歩いていた際に、県立博物館寄りの中央公園内で見つけた像です。桜田門外の変で井伊直弼が暗殺され、幕府が勢力を弱めていった時期に、伊知地正治や吉井友実らが政変を巡って議論をしている様子を表している像です。詳しい内容はわかりませんが、市内を散策していると幕末の歴史を表現している像や史跡に巡り合え、歴史好きには面白い街です。

天文館本通りを歩いていて見つけた像です。本通りとぴらもーるが交差する角に建っています。島津家25代当主で、天文館や医学院、造士館などを設置し、開化政策に積極的だった島津重豪が、空を指さしながら家臣の水間良実に何かを説明している、歴史上の一場面を表している像です。詳しい内容はわかりませんが、市内を散策していると幕末の歴史を表現している像や史跡に巡り合え、歴史好きには面白い街だと思います。

鹿児島市内に滞在中、朝の散歩で中央公園周辺散策していた際に訪れました。国道10号線を挟んで公園の向かいに、ツツジに囲まれるように建っています。路面からの高さが14mほどあり、軍服を着て西洋刀を持っています。犬を連れた上野の西郷さんと異なり凛々しく力強さが感じられる像です。

鹿児島市内に滞在中、朝の散歩で中央公園周辺を散策した際に見つけた銅像です。通りを挟んで公園の向かいに建つ宝山ホールの広場にあります。薩摩藩家老として、薩長同盟や王政復古、版籍奉還などに尽力した人物です。袴を身につけ刀を指し、手に筆と帳面を持ち凛々しい姿をした像です。市内を散策していると、幕末の歴史に関わりある人物の像や史跡に巡り合える、歴史好きには面白い街だと思います。

波状に刈り込まれたイヌマキの生垣と、築山のように植えられたサツキが特徴の庭園です。公開されている他の庭園と異なり石や岩はほとんど使われていません。江戸時代にはサツキの手前に造られた切石に盆栽をのせて愛でたそうです。花は咲いていませんでしたが、庭園全体に広がるサツキの緑が陽の光に映えてとてもきれいでした。

1750年ごろから60年代にかけて作られた庭園で、白砂利の中に石が配置され、石の後ろにきれいに刈り込まれたイヌマキとサツキが植えられています。庭園の一画に積み上げられた切石は、近くを流れる麓川から運んだ巨岩を牛馬が運びやすく割ったもので、武士たちは春になると切石の上に梅の古木を置き、和歌を詠み合ったそうです。風情が感じられる庭園です。

知覧武家屋敷庭園群で公開されている庭園の中の一つで、入口に建つ腕木門をくぐった正面には防御のために造られた切石の目隠しが設置されています。石切りの横には庭園に通じるイヌマキの門があり、庭園にはきれいに刈り込まれたイヌマキとサツキが植えられています。庭園の後ろにそびえる母ヶ岳を借景に、庭園の一画には石で組まれた築山があり、その中心には高さ3.5mほどの立石が配置されています。公開されている庭園の中で最も気に入った庭園です。