たいきさんのクチコミ(236ページ)全5,039件

バゲットもいいですが、数々の惣菜系のパンも素晴らしいですね。
　今のお気に入りはパテドカンパーニュのサンドです。
　具が大きいので半分にして、別に買ったバゲットと一緒に食べたりします。
　ワインと一緒にいただくと、それを想定して作っているんだということが
　はっきりわかる気がします。


　久しぶりに行ってきました。
　なんと今は週末しか営業されていないんですね。
　たまたま金曜の早朝でよかったです。
　
　まだフレンチや本格的なブーランジェに対する
　価値観が定まっていなかったころにしか食べていなかったので、
　早く再訪したいと思っていました。

　うーん、この雰囲気、やはりパリを相当意識していますね。
　ＢＧＭというか、ラジオの音もフランス語です。
　
　パンのほうも今ならはっきりとわかります。
　バゲットを食べましたが、
　さすが京都を代表するブーランジェリーですね。
　かなりのこだわりを持ってしっかりと作りこんでいらっしゃいます。
　日本ではパリでのレシピがそのまま通用しないので、
　こういった味を出すにはかなりの努力が必要でしょうね。
　パンだけを比べたら、文句なしに京都ナンバー１だと思います。

　値段のほうは毎日使うには高いですが、
　この品質なら安いといえるでしょう。
　まして、週末だけのプチ贅沢というコンセプトなら
　なおさらです。

三条会商店街に久しぶりに行ってきました。
　老舗が立ち並ぶ古いアーケード外ですが、
　今も活気があり、なんだかほっとする商店街です。

　こちらには昨年の今頃地ビールまつりの日に
　足を運んで以来です。
　今年もGW明けに開催するそうです。

　さて、妻と二人でここを歩いたのは初めてでしたね。
　日曜休みのお店も半分くらいありましたが、
　買い物したり、食べ歩きしたり。

　なかでもパンスケイプさんとこちら、Dari-Kさんが気になりました。
　有名なショコラティエさんですが、
　以前来たときには見つけられなかったのです。
　こんなに小さなお店だったとは…。

　ふわっと鼻に届くカカオの香り、
　これはおいしそうだと思っていると、
　カカオティーの試飲を薦められました。
　
　カカオの、香ばしく甘そうな香りがしながら、
　甘みはもちろんなく、カロリーはほとんどありません。
　即購入しました。
　こんなお店が家の近くに欲しいです。
　また行かなければ…。

間口が小さくて気づきにくいので、注意が必要です。
扉を開けると本当にフィレンツェの小さなトラットリアという雰囲気。

　ランチのメニューはメインを数種から選べて
バーニャカウダか前菜盛り合わせとのセットで
基本、２０００円以内。

　ドリンクには赤白のハウスワインも含まれているので、
かなりお得感があります。

　前菜は温かいものが２～３種あって丁寧です。
バーニャカウダはアンチョビが良く効いていて
これもおいしい。

　メインは豚のグリルと生うにのタリアテッレを選びました。
豚はやや温度が低く調理されていて、うまみを引き出していました。
　タリアテッレはモチっとした食感ががあり、ソースの濃厚さに
ぴったりでした。

京都のリッツカールトンホテルの
　レストランからラウンジまでのスイーツを
　あのピエールエルメが一手に引き受けているという話を聞きました。

　それはつまり、わが家が最も好んでいる
　ピエールエルメのマカロンだけでなく、
　そのガトーをハイレベルなサーブでいただけるということです。

　そもそも関西ではピエールエルメのガトーを
　購入すること自体、ほかではできないはずです。
　それがカフェでも食事のデセールとしても
　味わうことができるというのですから、
　それはもう、庶民の許容限度額を超えていようが
　一度は体験すべきことだと思います。

　わが家は即断して訪れてみました。
　ホテルそのものも、ラウンジの雰囲気も
　じつに落ち着きがあって、秀逸です。

　画一的ではなく、京都ならではの
　プロデュースがなされており、それだけでも
　息の飲んでしまいます。

　アンフィニマンバニーユのタルトと
　ホットショコラをいただきました。
　ホットショコラは濃厚でありながら
　決して甘すぎることがなく、バランスを保ちながら
　後味まで整えきっています。

　アンフィニマンバニーユといえば、
　マカロンの定番の味ですが、クリームの分量が
　マカロンとは違い、いつもの味のようで
　全く異なる世界が現出していました。

　これなら価格が多少高かろうが、
　サービス料がかかろうが納得は行きます。
　ただ、ガトーは隣のショップのショーケースに並んでいるものと
　同じもののようなので、（価格はラウンジだと１．８倍。ドリンクは一律１５００円）
　次回からはテイクアウトを選択するつもりです。

　ただ、一度はこういった経験をしても良いのではないでしょうか。
　

マダムのサーブは実に快く、
話しかけるタイミングや話題の振り方など
サーブに関しては満点です。
これがおいしさをアップさせているのは
疑いないでしょう。
しかもサービス料がかからないという点でも大いに評価できます。

ただ、コストパフォーマンスは決して高くはないでしょう。
正直言えば、高いお金を出して
それなりにおいしいものを食べている、という感覚です。

料金はバエレンタルやベナトンと同等クラスですね。
真っ向勝負となりますが、今思い返してみても
バエレンタルと勝負できるとは思えません。
また、バエレンタルショックにかかっていた私を
満足させてくれたベナトンとも並べることはできません。

素人にも満足感を与えてこそ、本当においしいと
いえると思います。
料理は心で味わうことはあっても頭で食べることはありません。
技術的にはすごいんです、といわれてもうれしくありません。
好き嫌いもあるでしょうが、残念ながら私の心には響かなかった。
これが本当のところです。

スープとデザートはかなりおいしかったですが、
また行きたいとは思えなかったのです。
バエレンタルは遠くて難しいですが、
ベナトンには何度も通っていますから。

シーズン真っただ中の秋の京都で、これだけの味とＣＰを誇る
良店の予約がとれてしまうとは、ラッキーというより、
路地から引っ込んでしまっている立地が問題なのかもしれません。

　しかし、プリフィックス式のランチは顧客のニーズに沿う形で
満足度をいやが上にも引き上げますし、運ばれてきた料理は
前菜のシャルキュトリーの盛り合わせも、メインのポテも
味、量ともに非常に満足度の高いものでした。

　接客もいわゆるプロのそれではないものの、さわやかで
気持ち良かったです。唯一の違和感はワインのラインアップでした。
リヨン料理ということでフランス南部のワインをグラスで提供しているのでしょうが、
ここだけが顧客の好みや満足度と別方向を向いているように感じました。

　しかし、一口で言えば、素晴らしいお店に巡り合ってしまった、
今日はそんな良い日でした。
　もっと評価されても良いお店だと思います。　

「完全禁煙の本格中華」などということが並び立つとは思っていませんでした。
　日本人向けではない、本物の中華を食べられる店は、
　行くところへ行けば存在するのですが、
　ことごとく喫煙可のお店でした。
　（ホテルあたりだとその限りではないですが）

　しかしこちらのお店は違います。
　たいていの日本人向けの中華とは色目、香り、そしてもちろん
　辛味のつけ方がもっとも違います。あきらかに現地の方に合わせた味付けだと思うのですが、
　それでいて完全禁煙でした。

　よく観察していると、ウェイティングシステム、
　オーダーを受けてからの速さ、サーブ順など
　こちらは日本人好みのきめ細かさが表れていました。

　特にすばらしいと思ったのは、とても辛い味付けなのに
　無駄に辛くなく、味付けにムラもなく、似たようなソースに見えても
　それぞれ明らかに違いがあったり、と味のメリハリがついていたことです。

　場所はちょっと分かりづらいですが、
　大人気の理由がはっきりとわかりました。

姉妹店のマーサには数回足を運んでいましたが、
最近は炭水化物を極力とらないようにしているので、
足が遠のいていました。
ただ、味に関しては信頼できるお店だったので、
安心してこちらに伺いました。

　昨年のスペイン旅行はよほど肌にあったと見えて
すぐにでも飛んでいきたい気分です。
その意味でも今年はスペイン料理のお店に行く機会が増えそうです。

　新規開拓もするでしょうが、
こちらのお店には何回もお世話になりそうです。
　味、接客のレベルもいいですし、なにより
豚肉のレベルを高めるためにあぐー豚を丸ごとさばいているというのがいいですね。
この日いただいた中で一番の驚きは前菜でいただいた豚足のハムです。
　食材を余すところなく生かし、美味しくいただけるというのは
食の基本であり、腕の良さであり、高いＣＰを実現するために必須のことです。

　また、こちらのお店ではワインの抜栓料１５００円で
ワインの持ち込みができるのも魅力ですね。
これほどにワインと合う料理を安くいただけるとなれば、
料理とワインの世界もさらに広がっていきそうです。

こちらのお店は以前から行きたいと思っていたのですが、
なにぶん日月休みということで、私以外にも歯がゆい思いをされていた方も
多いことと思います。

　場所はマンガミュージアムのすぐ近く、
（マンガミュージアムに籠池さんが関わっているというのを
今日知りました。）四条から御池通まで、このあたりには
パンの有名店がひしめいていますね。

　今日購入したのは卵のベーグルとクロワッサン、ロゼッタ
の三種類です。美味しいパンを見つけると直感的に反応するのです。

　こちらのお店の特徴ははっきりと、
日常遣いのパンというコンセプトにつきりと思います。
それは価格に現れていますが、それだけではなく、
おいしさのレベルも高いと思います。

　共通して言えるのは良い塩を使い、
なおかつそのバランスが抜群なのではないかということです、
　
　単品でいただいてもワインと負わせても
実においしかったです。
　価格を考えれば、たまき亭に匹敵する名店かもしれません。

伏見にはあまたの酒蔵があり、銘酒が存在します。
この頃は小売店で気前よく試飲させてもらえるところが
増えましたが、単体で飲んでおいしいと思えるものと
そうでないものがあるわけで、どうしても香りが良かったり
口当たりの良いものだけが売れていきます。

　中には当然時間がたってきてからおいしさを感じるものや、
料理と合わせて本領を発揮するものもあるわけです。
そういう意味では、こちらのお店？と言いますか、
システムは非常に優れています。

　お客の側からいえば、たくさんの種類のお酒を有料試飲でき、
なおかつさまざまな料理と合わせて楽しむことができるのです。
お店側も、料理とお酒の在庫の心配なく飲み屋や料理屋ができるのですから
メリットは大きいでしょうね。

　今回はソフトな飲み口の三種と辛口三種をいただきました。
料理の方も試飲に入っている酒造の酒粕を使った酒粕ラーメンと
肉すい、酒肴三種盛りをいただきました。

　なんといっても同じ酒造からもたらされたお酒と酒粕ラーメンは
酒好き、美味しいもの好きにはたまらないサービスですよね。
ワインで言えば今飲んでいるワインをソースに使ってもらっているようなものです。
その相性の良さたるや、ワインも日本酒も同じなんだと思い知らされます。

　このシステムならまだまだ味わってみたいお酒も料理もたくさんあります。
まだ訪れていない酒造もたくさんあるので、
これは再訪確実ですね。

　余談ながら、お酒を造るのと同じ水をのむとやはり相性が良いようです。
伏見の地下水を「和らぎ水」でいただけるのも、
それだけでも価値があるというものです。

前から気になっていたこちらのクラフトビールは、
土日限定でまさしくその場で楽しむことができます。

ずっと以前から書き続けていることですが、
普通、お酒は生きています。
ですから、我々と同じように長旅をすれば
ストレスをためますし、疲れます。

ですから、お酒もやはり醸造されたその場所で
いただくのが一番というわけです。

もう暑くなってきたので、駅からここまで歩くのは
かなり大変でしたが、大勢の方でにぎわっていて、
みんなが笑顔でした。

その空気の中で、４杯もいただいてしまいました。
定番ものと限定ものがありますが、
個人的な好みもあって、一番良かったのは
一期一会と名付けられたペールエールですね。

タバコが嫌な人は店内で立ち飲み、
座りたい人は外に５席ほど。
喫煙所が近いのでちょっと困ることもありましたが、
問題ない範囲だと思います。

是非またお邪魔したいと思います。

烏丸に最近かなりのイタリアンがあることに気づきました。
そうなると、なんらかの武器がなければ生き残っていけない、
それほどの激戦区と言えます。

　このお店は、そういう意味では突き抜けた存在です。
ウリはＣＰの高さ。
それを決定づけているのは自家製パン食べ放題です。

　５種類ほどの自家製パンが提供され、
余ったら持ち帰りもできます。
　パスタランチは１０００円ですが、パンがなくても
十分お腹が満たされます。

　カウンターが広く、バーとしての設備も充実しているので、
ランチで見せる顔とディナーで見せる顔がそれぞれありそうですね。
　こういう武器がはっきりしているお店は
これからも繁盛しそうです。

厨房にシェフが一人だけで、あれだけの手の込んだ料理を出すというのは
見上げた心がけではありますが、
時間がかかりすぎて、あまりみなさん幸せそうではなかったと思います。
デセールまでシェフでないとサーブできないというのは
どう考えてもランチ向きの内容ではありません。

　人が足りないときは席数を制限することと、デセールの内容を変更することで
もう少しオペレーションが改善されると思います。
　どうか緊急に改善を図っていただきたいです。

　料理はどれも実においしかったですし、
ＣＰも信じられないほどに良いので、
もったいなさすぎます。

素敵な気候に誘われて、奈良の町歩きに行ってきました。
　他のレビューで詳しく書きたいと思いますが、
　奈良の町はとても素敵でした。

　せっかくはるばるきたのだから…と、
　わざわざ西大寺まで足を伸ばして
　有名なこちらのお店にいってきました。

　西大寺の南口から徒歩3分。　
　西大寺の真ん前にあります。

　こちらは世界のひのき舞台で見事に勝ち抜いた
　確かな技術を持つパティシエのお店で、
　味のほうは間違いがないだろうと思っていましたが、
　ちょっとおどろいたのは、その価格です。

　今回はフランスで優勝したアンブロワジーをいただきました。
　見るからに私の好きそうな、濃厚なショコラケーキです。
　中にはピスタチオのクリームとフランボワーズがはいっています。

　そのハーモニーは絶妙といってよく、
　さすがとうならされましたが、
　660円という価格はちょっと強気に過ぎるでしょうか。
　わたしなら堂島ホテルのマジェスティックか
　モンテベロのタルトショコラのほうが
　味も好きですし、安いし家から近いので、
　わざわざここまで再び足を運ぶ気にはなりません。

　さらには紅茶がおいしいとのことでしたが、
　紅茶より好きなコーヒーを頼んだ私がわるいのでしょうが、
　カフェオレのミルクが熱しすぎで幕が張った状態になっていて、
　牛乳のいやなにおいがきつくて残念でした。
　これって意識の高いお店なら出せない代物だと思いますが…。

　まあ、本領発揮とはいかなかったのかもしれませんが、
　少なくとも再訪はないレベルといわざるを得ない結果でした。
　

こちらのお店は予習済みで、目的地の一つでした。
　小さなお店で思わず見過ごすところでしたが、
　とてもかわいらしいお店ですよ。

　ここではプリンをいただきました。
　小さなイートインスペースもあり、
　そこで座って食べることが出来ます。

　おいしいプリンを食べながら、
　次の目的地への行き方を教えてもらいました。　
　あたたかな人がらに包まれた素敵なお店です。

ならまち歩きは実に楽しかったですね。
　京都とは違った味わいがあるというだけではなく、
　作り物のようで、でも生活感あふれる町です。
　子供時代を思い出すようなノスタルジーあふれる
　素敵なところですね。

　そこにはあきらかに多すぎる数のカフェが存在します。
　こんなにあってすみわけが出来ているのか、
　ちょっと心配になるほどです。
　まあ、良い店は残ってゆくでしょうから気にしすぎることはないでしょうが。

　こちらのお店は飛び切りの良店にはいると思います。
　私の好みの問題もありますが、
　やはりゆったりしていて、くつろげる空間であることが
　絶対条件ですが、このお店はまさにそれがあてはまります。

　ちょっと前にお茶していておなか一杯だったので
　今回はテイクアウトにしましたが、
　焼き菓子は三種類あって、どれも手がかかっていて
　おいしかったです。

　次回はこちらでぜひコーヒーを飲んでみたいですね。

さいわい、当麻寺まで歩いていけます。

　正直言って、あまりわかっていなかったのですが、
　ここは相撲発祥の地であったり、
　当麻寺自体が国宝、重要文化財を多数抱えた
　有名なお寺だそうで、初夏には牡丹、
　この季節は紅葉が美しい、素晴らしいところでした。

　そしてその帰りにこちらのお店に立ち寄りました。
　当麻寺駅からすぐの立地で、
　一時間に4本しかない電車を待つのに最適です。

　店内は活気に満ちており、
　店員さんたちがキビキビと働き続けておられます。
　商品ラインアップは少なく、当麻寺ゆかりの中将姫の名を冠した
　草もちだけです。

　イートイン専用の、季節限定のぜんざいも含め
　3種類のメニューしかありませんが、
　クルクルと働き続ける店員さんたちの許容量を考えれば
　このくらいが適切でしょう。

　席の間も近すぎず、お手洗いもきれいで、
　とても良いお店だと思います。
　電車の時刻表も張ってあるので、
　時間までゆっくりと過ごすことができます。
　とても配慮が行き届いていますね。

　おもちはもちろん、お茶も香りが強くて
　大変おいしくくいただけました。
　中将餅二きれと緑茶のセットで300円は
　大変お得ですね。

　最近和菓子がしみてきますね。

さくらぐみさんで修行され、真のナポリピザの認定を受け、
　食材の宝庫、奈良の田舎に店を構え、
　自家栽培の野菜を使用する。

　これだけの条件をそろえながら、残念な結果におわるとは
　まったく想像がつきませんでした。
　2時間以上かけてここまで足を運びながら…。

　遠いということもあって、もう再訪することはないでしょう。
　だからそっとしておいても良いのですが、
　あまりにももったいないので苦言を呈することにしました。

　一言で言えば規模を広げすぎでしょう。
　その悪影響が接客だけでなく、ピザの味にまで出ているように思います。
　接客に関しては全体の流れを把握できる人がいないようです。
　それをコントロールできる人も。

　その結果、開店前に並んでいる人たちを、
　先着順でなく、でたらめに入れてしまう、
　料理が出てくるまでの待ち時間が長い、
　料理が終わっているのに皿を下げない、
　料理が出来ているのにカウンターに放置してしまう、
　などの状況を招いています。
　店員の質の問題というより規模の問題でしょう。

　ピザの生地も、あきらかに私が今まで食べてきた名店のそれとは
　ちがいます。
　こちらのほうが本場の味だといわれるかもしれませんが、
　「小麦なのにお餅みたい」なモチモチ感がありません。
　もったりとした生地は私の好みではありません。
　もっといえば、マルゲリータという定番ものでさえ、
　トマトソースの量が多すぎてバランスを欠いた味になっています。

　そもそもこれだけの席数に満員のお客がはいり、
　どうやって心をこめた料理を作れるというのでしょう？

　ペアコース5250円という価格設定も、
　お腹は膨れましたが、
　お得といえるかどうかは接客やピザの味の向上次第ですね。

　どういう理由でここまでお店を大きくされたかはわかりませんが、
　はなれてゆくファンもいるのではないでしょうか？
　
　パスタも魚介の窯焼きもおいしかっただけに
　残念でなりません。　
　　

こちらのお店は実に1年ぶりの訪問となってしまいました。
　この間3度振られてしまいましたが、
　久しぶりに訪れたイタリアンの名店は、
　いささかも色褪せず、相変わらずのもてなしを受けました。

　メニューは５０００円コース一本に変わってはいましたが、
　料理の最初と最後にシェフがご挨拶というスタイルは
　変わっていません。

　スタッフの動き、気遣いも変わらず素晴らしいですね。
　お料理のほうも野菜の甘さに始まり、
　まるでフレンチのような複雑かつバランスの取れたなソース、
　完璧ですねえ。
　
　私は本来、フレンチであっても、凝りすぎたソースは好まないのですが、
　この味わいには感動を覚えます。
　今度は他の季節にも訪れたいので、
　がんばって予約しないと。
　

老舗の和菓子司、なかにしさんがカフェをオープンされました。
　狭い店舗でやっておられたのですが、
　奥のなら町屋を改装し、実に風情のあるカフェが出来上がりました。

　上生和菓子と抹茶のセット８８０円か
　作りたての定番生菓子と抹茶のセット７３０円
　どちらも５種類ほどから選択することが出来ます。

　これを安いと見るか高いと見るかは
　好き好きだと思いますが、
　町歩きを楽しんだ後、ゆっくりするには
　良いお店だと思います。

　抹茶の苦味が疲れた気分をしゃきっとさせてくれますよ。