きゅういとせろりさんのクチコミ(195ページ)全6,077件

日田豆田町のまんなかにあるやや大きなお寺です。境内には入れないようになっていました。
山門は江戸時代の後期ですが、それ以外の本堂や鐘楼は江戸時代前期のものだそうで、かなり古い建築のようですが、きれいにされていてあまり古さを感じさせません。唯一、灯籠の形が古いなあ、と感じさせてくれます。その灯籠までは近くで見てみたかったなあ、と思いました。

酒造会社の資料館で、お店の奥から入りますが、いきなり急角度の階段、それも屋根裏に続くまさに秘密の階段の雰囲気。薄暗い木組の天井とのすきまのような高さですが広い屋根裏に処狭しと酒造の用具の展示がされています。その展示内容はとくに気を引きませんでしたが、この屋根裏の雰囲気の方がすばらしいです。でひ上がってみましょう。なお、降りたあとはショップとその横にあるお酒の作り方のような普通の展示室もありますので、ぜひそちらも。

日田の豆田町観光で、その北限がこの花月川。先日の水害ではこの花月川の鉄橋が流されて久大本線が日田のすぐ西側で１駅間だけ不通になっているのですが、豆田町の観光には現在影響ないそうです。
この川のみどころ、というわけではないのですが、豆田町側の堤防の上が昔の瓦屋根の載った壁のようになっているところが注目です。このようなちょっとしたところに昔風の感じを作っているのはいいですね。

日田の市街は現在の日田駅の南側ですが、天領だったころから現在の日田駅ができるまではこの豆田町のあたりが日田の中心地でした。駅もこの西側にあったそうです。
さて、東西２本の通りの周辺、北は花月川、南はJRの線路からちょっと北に行ったあたりまでが豆田町です。
昔の豪商の家、酒造会社、醤油会社、木工細工のお店などを中心に、資料館が４つほどあって、全部見ていたら駆け足でも３時間でなんとかなるかも、というくらいの広さです。
いい感じに古い建物が多く、とくに洋風の旧館もよかったです。最近では歯医者の洋館が公開されたりしています。
なお、東側の通りは交通量が多いです。歩道があるわけでもなく、街歩きでは右に左に道を渡りながら、が多いので、クルマには気をつけて、御安全に。

震災復興の応援支援で無料でした。
なお２０１７年も水害復興支援で９月中は無料です。
日田醤油のお店の奥がこのひな御殿なので、それを知っていないとちょっとわかりにくいです。
なにせ味噌醤油の看板の方が目につくのですから。
店内奥にまるで琉球の御殿のような朱塗りの門があって、その奥がひな御殿です。
最大で５０畳とかの部屋が１０室くらいあって、その部屋がそれぞれ時代ごとのおひな様でうめつくされています。壮観です。あまり興味のない人でもこれは感動すると思います。
なお、手前の醤油のお店ですが、試食で食べた柚子羊羹がピールがいっぱいであまりにも美味しく、けっこう高価だったのですがついついお土産に購入してしまいました。入館無料、となるとその分なにか絶対購入してしまいますね。

日田醤油のお店は日田の豆田町に３カ所あり、ひとつは表通りの雛御殿というひなかざりの展示館併設の店舗、廣瀬資料館の近くの分店、そしてこの本店です。実は雛御殿のお店を訪問後、こちらに来ました。うら通りに入ったところなのでお客さんは少ないです。醤油の味比べなどさせていただきました。しかし、本当の醤油（いえ、大手の醤油が普通、という意味で）って高価なものなんですね。びっくりして手が出ませんでした。
雛御殿併設のお店の方はいかにも観光地のお店という感じなので、醤油を買う場合はやはりこちらに来たほうがいいと思います。

観光ガイドに載ってないし、日田の観光パンフにすら載ってないのですが、何か気になる洋風建築で「無料」と書いてあるので入ってみました。
昔は医院だったそうで、この２年くらいで整備して開放しているのだそう。入院のための病室まであり、手術室や院長室などもありました。それぞれの部屋が日田の資料展示室になっています。
板張りの廊下、下半分板張りの廊下、真っ白の天井もきれい。レトロな洋館建築好きには堪えられません。
案内の方に観光パンフに載ってないことを言うと、市の施設なのになんということでしょう。と困惑していたのが印象的でした。
そして姉妹館として元歯医者の建物の公開も始めたことを教えてもらいました。
数分先の船津歯医者です。こちらも３階建てで細かい窓桟がきれいな和洋折衷の建物。１階が自宅で２階が医院というおもしろい造りでした。近年まで営業していたようで、椅子はもちろん、歯医者の器具（歯を削るやつとか）もそのまま展示してありました。
古い洋館が好きな方は是非入館してみてくださいませ。

訪問時は復興のために日田の豆田町の観光施設は無料になっていました。
さて、天領資料館、と言う名前ですが明治以降の歴史の展示もありました。
とくに興味を引いたのが、昔、日田駅はこの豆田町の西のはずれにあった、という展示。
案内の方に現在のどのあたりにあるか聞いたところ丁寧に教えていただいたので、散歩に行きました。（が、実は跡の碑などは見当たらず、ちょっと残念）

日田やきそばというB級グルメが味わいたくて訪問。
数ある日田やきそばの有名店は１店舗ですが、それ以外の昔ながらのお店がいいなあ、と探してこちらに決定。JR日田駅から豆田町の間にあり、観光にも便利な立地です。
さて店構えは肉屋さんの店の半分を仕切って料理屋にしました、という感じ。お店は小さくてテーブル席は２つ。あとはカウンター。店内は２人の先客のみ。厨房はご夫婦でしょうか。
さて目的のメニューは決まってますので直ぐ注文。しかし、ゆっくりと厨房で作っているのがわかるのですが、かなり時間がかかります。まあ、日田焼きそばが２度焼きが特徴なので、そりゃそうです。食事時間は入店から出店まで２５分は最低必要です。
もやしたっぷりしゃきしゃきで美味しかったです。ただ、量は思ったほどではなく、もやしが多すぎてもやし以外の食材があまり見当たらないような、という感じです。
値段も安く（たしか６５０円）、地元の味をたっぷり味わえてよかったです。
私が店を出ると同時に数人来ました。やはり１２時前が空いていていいですね。

日田の豆田町の手前にある昔の私塾の跡「咸宜園跡」に隣接してある建物。
名前からして何かの研究施設か管理事務所かと思ったら、どうやら無料で入れる、と書いてあったので足を踏み入れると、この咸宜園の歴史や創始者についての資料館でした。「学習センター」となっているのは、会議室などで研修などができる、というアピールのようでした。
観光ガイドにも全く触れられていないのですが、なかなかいい施設だと思います。
（日田豆田町全体に言えるのですが、観光開発が進んでガイド本や観光パンフが追いついていないような。逆に言えば今が観光の旬の時期なのかもしれません）

日田駅から豆田町（昔の日田市の中心地。観光の中心でもある一帯）に向かう途中にぽつんとある観光スポット。昔の学者が開いた私塾の跡です。１８００年初頭なので、明治維新とも関係ないくらい昔で、そのような時期に個人が開いた学校があったとはおどろきです。
さて、現在は空き地の隅に昔の建物が２つ。修繕されたもののようできれいです。そして柵の中の空き地に何か石碑がありますが近づけないので何なのかはわかりませんでした。場所からして講堂の跡地の碑かもしれません。
それ以外には何もなく、案内板の昔の様子の絵を見て当時を偲ぶしかありません。
と、実は隣接の「学習センター」がこの跡地の実質的な案内展示館です。まとめて寄っていきましょう。

きれいにリニューアルした日田駅の博多側に駅舎にならんで、蔵のような外観の建物です。
まあまあ大きく、パンフもいっぱいでした。
ただ、訪問時に最新の日田の観光ガイドのパンフがなかったり、当月から来なくなった「或る列車」の通過時間が張り出してあったりして、ちょっとそれが残念でした。

２０１７年９月現在、夏の水害で光岡から日田の間が運休中です。
訪問はその前で、久留米と天ケ瀬の間の利用です。
各駅停車は日田までは２両か１両。すれ違った列車は全部クロスシート。それも転換クロスがほとんどでした。土曜にもかかわらずまあまあ空いていました。日田から天ケ瀬はボックスシート。空いていました。
まあまあ速いです。あまり田舎の列車という感じはありません。
車窓はなかなかいいです。とくに日田手前や天ケ瀬あたりの川沿いは絶景です。
田主丸駅は河童の形です。お見逃しないよう。

２０１６年の震災で城の中核部には入場はできませんが、周囲を歩くのと、天守閣近くの加藤神社には入ることができます。なのでだいたいの櫓群は天守閣も含め外観の見学は遠望ながらも可能です。ただ、やはり城は登城してこそ。屋根に草の生えた天守閣も寂しいですし、１本の隅の石垣だけで支えられた櫓も痛々しかったです。復旧を長く待ちたいと思います。

昔から残存している櫓は意外に少なく、ほとんどは最近の復元です。
それにしてもこつこつと平成１０年ごろから３期に分けて復元中だった各櫓も２０１６年の震災でかなり被害を受け、１本の角の石垣だけで支えられた櫓も２つあったり、痛々しい姿です。
戦後の再建の天守閣も、昔からある重文の宇土櫓も近づくことができません。
周囲を歩いて遠くから眺めるだけです。復旧には２０年くらいかかるようです。静かに待ちます。

昔の熊本城の範囲の公園化した部分です。２０１６年の震災で熊本城のほとんどには入れませんが、この熊本城公園の中、熊本城の櫓群の周囲は徒歩でぐるりと一周可能です。天守閣と櫓のほとんどは遠くからですが見ることができます。でも櫓群意外にも見どころはあります。二の丸広場は一面の芝生の公園で、巨木が数本。その中に神風連の乱の戦跡の碑があったり、西南戦争の篭城将兵の家族の避難跡の碑などがあります。
一周するだけでもいろんな発見があり楽しめると思います。

熊本城隣接の商業施設「城彩苑」の中の商店の並びがこの「桜の小路」です。
商店以外に熊本の観光案内所もありますので重宝できます。
正面やや右に熊本城の末申櫓が見えます。
なお、この桜の小路の正面から熊本城に通り抜けができます。
が、訪問時は８時３０分まで通行できませんでした。夕方は１８時３０分まででした。
注意が必要です。

駅前店という名称ですが駅から歩いて５分はかかり、かなり街はずれの印象です。敦賀の町中の５店舗の中では一番駅に近いぞ、というだけの意味の「駅前店」だと思います。
さて、ソースかつ丼で有名なヨーロッパ軒ですが、今回は「パリ丼」を食べてみました。カツの代わりにメンチカツが載っています。結論から言うとソースかつ丼の方が美味しいと思いました。しかも同価格なのでやはり後者の方が食べたぞ、という感じがしていいと思います。

平成２２年にできた熊本城の脇にある商業施設の集まりの観光スポット。朝８時に到着したのですが、まだ準備中の店ばかりでした。それでも見るべきものはお店だけではありません。片隅に明治以降の陸軍の造った煉瓦倉庫の遺構が保存され、見ることができるようになっています。もちろん熊本城としての価値の方が高いには決まっているのですが、近代の煉瓦建築もまた歴史の証人。ガラスで囲われた地面の下に基礎のごく一部を見ることができます。

「行幸」というからには天皇家関係の橋、です。１９０２年に明治天皇が熊本城に訪れるときにここに架かっていた木製の「下馬橋」（ここから馬を降りて歩きなさい、ということでしょうね）の代わりに馬車が通れるような立派な橋を架けたのだそう。そういえば立派な街灯が。その先の急坂もなだらかな坂にした由。馬車が逆走でもしたら困りますものね。現在は橋を渡ったら左折、桜の馬場「城彩苑」という商業施設の集まった観光スポットに行くだけの道になっています。なんとなく接続部が盛り上がっているような。そして間隔があいているような気がします。地震の影響かもしれません。もちろん安全に通行できます。