きゅういとせろりさんのクチコミ(168ページ)全6,077件

上芳我家住宅 はお向かいの本芳我家住宅よりも立派に感じました。まず大きいです。道路に面した部分はあまり幅は広くはないですがびっくりするほど奥が深く、広い中庭まであります。１０棟ほどあります。資料館になっているのはその住宅と生産設備の建物です。隣にはミュージアムショップのようにお店があり、和蝋燭も販売されていました。博物館部分は５００円しますが、内子座などとあわせたお得な共通入館券もあります。内子をゆったりまわる場合は価値大です。

内子の街歩きで内子駅からは一番離れた街並保存地区の中でも一番奥の方にあります。重要文化財です。手前も重要文化財の大村家住宅です。どちらも外観のみの鑑賞ですが、こちらの本芳我家住宅は庭に入ることができます。庭は手前はきれいに手入れされた植樹ですが、背景が山に溶け込んで自然の一部のようでした。春なのになぜか紅葉色の樹がありアクセントになってきれいでした。
なお建物自体もとなりの大村家が普通のます目のナマコ壁なのにたいし、こちらの本芳我家は亀甲形のナマコ壁なのがちょっと珍しく風格を感じました。

内子の街歩きで内子駅からは一番離れた街並保存地区の中でも一番奥の方にあります。重要文化財です。２０１２年に外観が整備されてきれいになっていました。となりは３階建ての巨大な黄土色のしっくいの蔵なのでその対比がきれいです。内子の町でも最も古い部類の建物で１７００年代の建物です。現在も民家のようで、中は開放されておらず、外観のみの鑑賞ですが、それでも十分な風格です。

JR予讃線（内子線）の内子駅からの内子町の街歩きでは一番奥の奥になり、徒歩では２０分以上かかるのですが、ここは是非訪問しておくべき区画でしょう。町がちょっと黄色く感じるのは、壁がしっくいの家が並んでいるのですが、そのしっくいがやや黄土色っぽいからのようです。それだけで真っ白よりもややレトロな感じがしていいです。駅に近い側はやや商店もありますが、奥の方は静かな町並みです。昔、江戸時代は町が賑わっていたのでしょうから、静かなのがいいかどうかはわかりませんが、昔を思うにはちょうどいい雰囲気の保存地区です。

内子の街歩きの一番奥にあるのが八日市・護国の保存地区。この中にある無料休憩所の位置づけでしょうか。資料館とはいうものの、ぎっしり資料が保管してあって、それを見る、という感じではなく、町家を休憩所にして資料も展示してある、という感じでした。街歩きの人波もこのあたりまではあまり来ないので休憩しているのも２組だけ。たたみでゆっくりくつろげます。
２階にも登ることができ、ちょっとだけ町を見下ろすことができます。

和ろうそくはパラフィンを型に流し込んでおしまい、という現在のろうそくとちがって、むしろ最新式の３Dプリンターのように心棒に溶けたろうそくを塗り付けていってカタチにするのだそうで、それを店頭で見られる、と聞いて訪問。のれんだけで入りやすいお店で、すぐの場所でまさに手作業で造っているところでした。溶けたろうそくを素手で触るので手の皮が厚くなりそう。ちょっとびっくりの製造作業でした。これは一見の価値あり、です。

壁に宣伝いっぱいの古い蔵のような建物。宣伝が世俗的すぎて、町の雰囲気はこれでいいのだろうか、とも思いますが、まあ、昔のキャラ（水戸黄門）なので、許容範囲なのかも。お店自体はその先でした。
さて、肝心の「酢卵」というドリンク。生卵と酢を混ぜた、ように思えるのですが、酢に卵を漬けて溶解した（酢に卵を漬けると殻ごと溶解するようです）ドリンクで、とってもすばらしい発想の飲み物。試飲できます。パッッケージ（瓶）を見るとどのような飲み物かわかるのですが、ネーミングだけだと、それだけで避けてしまう人もいそう。戦略としてあっているのかなあ？とちょっと心配です。

食事ではなく、２階のギャラリーへの訪問です。左の方にある階段を登ると大広間。そこに内子の町に住んでいる方々の作った作品がテーマごとにまとめられて飾られ、販売されています。折り紙で作った行灯はとてもきれい。それに外国の方が作成したという七色に輝く鋼色の草花の絵のあるはがきなどもとってもきれい。作り方も聞いたのですが忘れてしまいました。芸術度が高いです。
案内のおばさまの紹介もすばらしく、お気に入りのはがきを購入。お食事どころと入口が共用なのでちょっと入りにくいですが、ぜひとも訪問してみましょう。

内子の町の料亭「魚林（うおりん）」のとなりにある同系列のお食事どころ。
お店はあまり大きくないので週末は混雑かも、と開店と同時に。一番のりでした。あとで半分くらいは埋まったかも。１２時前なら大丈夫そうです。
さて、１０００円程度で鯛めしがいただけます。愛媛の南の方は生の鯛が載ったタイプです。後に松山市内で食した有名店の鯛めしより大きく量も多く美味しかったです。なお、じゃこ定食という安価なメニューもあってそれもまたよし、です。
内子の街歩きにぜひ、のおすすめになりました。

内子の街歩きのメインの通りからはちょっと入りますが、その入るあたりに小さな休憩スペースがあり、その先にこのお寺があるので場所はわかりやすいです。お寺の境内自体にはとくに特徴はない感じですが、門と桜の取り合わせがきれいでした。４月中旬なのに咲いていたのでちょっと花期の遅い桜なのかもしれません。見頃はきれいなことでしょう。

内子の町あるきで、ちょっと目に留まった神社。
境内すぐに巨樹があって天然記念物の大銀杏。これがまず１個目。
そして本殿の前で上を見ると面白い絵の額が。まあ、神社でこのような遊びのある絵は珍しいと思います。これで２個目。
そして建築物の彫刻の細かさ、これが３つ目。
ガイド本には紹介されていませんが、見どころいっぱい。参拝してみましょう。

内子駅から内子の町歩きをすると内子座についで駅に近い観光施設。普通の民家風ですが、２人のオトコの人形が目立ってます。これがなければ博物館とはあまりわかりません。薬局とその家がそのまま博物館になった感じで、内部も人形があったりして昔の暮らしの展示がメインです。興味があればいいですが、半分くらいの人が店頭の番頭と主人？の人形だけ見て満足しているようでした。

内子の町のビジターセンターですが、昔は警察署だったのだそう。なので外観がどっしりして役場のような雰囲気なんだなあ。いきなりホールになっていて高い天井。そこに凧が。そしてなぜか鉄道模型のレイアウトが。なぜかドイツっぽい風景なのが不思議。
凧のことを訪ねると丁寧に教えていただけました。なんと書いてあるかわからなかったのですが「五十崎」で「いかざき」なのだそう。凧合戦で有名なのだそうです。内子に合併してなくなった町の名前だそう。
なかなか、中もいい雰囲気でした。

地方に残る芝居小屋。窓ガラスも昔のものは波打っていたりします。舞台にも上がれますし、観客席も移動し放題。２階の席に座ってみたり、舞台裏を歩き、舞台下の回転舞台や奈落の仕掛けをみたり。かなり自由に何でも見られます。朝早くてお客さんがあまり居なかったので係員の方にいろいろ説明していただけて、法被を着て写真とってもらったり、舞台でポーズを決めて写真をとってもらったり。とても楽しいひとときでした。１０時をまわるとさすがにお客さんが増えてきました。やはり何でも朝がいいですね。

内子駅は高架線。駅は高架下。古い街並で有名なのでそれでは味気ない、ということで駅舎も観光案内所も日本家屋風の建物を高架下に造ってあります。駅を出て右に行けばこの観光案内所です。こじんまりしてますが一応パンフ類は揃ってますし、レンタサイクルもあります。機能は十分です。

JRの観光列車は１ヶ月前発売で一気に満席になってしまうあたりがつらいところ。
春の土曜、何度か空席がないか駅で見てもらいましたが当日に午前の上りに空席があっただけであとは満席でした。なお、JR四国のHPに空席情報のページがあって１週間毎に更新されていました。
松山駅では長い音楽が流れたあと、ゆっくりゆっくり発車です。見送るだけでも観光列車を味わえた気分になるので、出発や到着に居合わせたならじっと見つめてみましょう。

高松から宇和島までの予讃線も輸送量の関係から松山で特急は乗り換え。先の方は、この宇和海になります。松山から宇和島まで約１時間半。新線部分もあるのでなかなかの俊足。そして１時間ごとの運行。内子や大洲や宇和島や卯之町の街歩きに便利に繋いでくれます。だいたいは３両編成でグリーン車なしです。車内リニューアルしている車両は３回乗車して１回だけでした。制御付き振り子特急でカーブに入るときの傾き具合をちょっと注意してみましょう。あまり感じられないくらいスムーズに傾斜します。

松山の駅前に大きな石碑が。ただ何か文字は刻まれているが浅くてわかりにくいです。
そしてぱっと見た目、案内標識もなし。これが有名な正岡子規の句碑とはあまり気がつかれないのではないでしょうか？
この松山を詠んだ句もあまり有名ではないので、大きいだけでちょっと寂しさを感じます。

ホテル三番町で予約しましたが、ホテルチェックインというホテルと同じ入口でした。さて私はどちらのホテルに泊っているのでしょう？というくらいわかりませんでした。どちらに泊っても同じような価格でしたし、同じ施設を使用できました。
こちらの一番の目玉は温泉があることです。６kmも先の奥道後温泉から引湯しているとのこと。なんと屋上露天風呂までありました。とても気持ちいいです。
部屋には簡単な台所まで合ってマンションのようで便利でした。

最近、ミカン色一色に塗り替え中。前のベージュにミカン色もよかったけど、単色塗りもけっこうきれいかも。夏はやや暑苦しく感じるかもですが。
郊外線と市街電車（路面電車）があります。前者は３路線、後者は基本は環状線と道後温泉まで、松山市までの支線と、ほとんど電車のこないお堀の西側の支線と、からなります。
松山駅のとなりの大手町駅では全国にここだけという複線路線同士の平面交差があります。観光客がカメラを構えている姿も普通にありました。
路面電車は速度は遅く、道後温泉までも何回交差点を曲がるのやらというくらい信号待ちが多いですし、歩いた方が早いかも、という場面は何回かありました。
ただ１日乗車券で松山城と道後温泉とか廻るのでしたら、ちょっとくらい遅くても市電は便利だと思いました
。