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ウェンディさんのトラベラーページ

ウェンディさんのクチコミ(84ページ)全2,269件

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  • ククルカンのお顔はバカボンのパパ!?

    投稿日 2015年09月13日

    エルカスティージョ チチェン・イッツァ

    総合評価:5.0

    チチェン・イツァーの階段神殿のエル・カスティージョ。
    この神殿は、春分、秋分の日に蛇が降臨する神殿として世界中にその名が知られている。

    種まき(春分)と収穫(秋分)の開始日、この2つの日は、マヤの民にとっては、とても大切な日。
    その大切な日を、天文学の知識のない民たちにも、わかりやすく教えてくれるのが、この階段ピラミッド。
    春分と秋分の日には大階段の陰が蛇の姿となり、階段下のククルカンの頭と結びつく。
    年に2回、ククルカン神は大地に降臨し、マヤの人々に種まきの時期、収穫の頃を伝えたと云う。

    そんな神聖なピラミッドなのだが、ピラミッドに少し近づいてヘビの頭部にあたる彫刻をよく見ると、そこには日本人の40代以上の方にはおなじみの、あるマークが彫り込まれていて、思わす噴き出してしまった。

    蛇の貌に彫り込まれていたマーク。
    それは、バカボンのパパの貌に書かれているのとおんなじクルクル渦巻き模様。

    このクルクルに気付くと、獰猛そうに見えていた蛇の頭部が一気に可愛らしく見えてくるので、行かれる方は要チェック♪

    旅行時期
    2012年08月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    観光の所要時間
    1日
    アクセス:
    5.0
    チチェン・イツァー遺跡の中
    コストパフォーマンス:
    5.0
    遺跡の入場料に込
    人混みの少なさ:
    4.0
    朝は空いていたので、開館と同時に入るのがお勧め
    展示内容:
    5.0
    色々と勉強してから行くと、とっても楽しい♪

  • オンナを上げる自分土産☆クレオパトラも愛したRose Water/フアル・パザル

    投稿日 2015年09月13日

    エジプシャンバザール イスタンブール

    総合評価:5.0

    トルコのお土産には色々なものがあるが、女性の旅人にお勧めなのがローズ・ウォーターだ。
    ローズウォーターはその名の通り、薔薇の抽出水が入っている化粧水で、顔・体の全身に使う事が出来る。

    ローズウォーター自体はトルコの何処のお土産屋さんでも売っているのだが、問題となるのはその品質。
    安いものには安いなりの理由があり、品質のあまりよくない抽出液を使っている可能性が高い。
    信頼のおけるメーカーとしてはいくつかあるようだが、私が紹介するのは、Rosense(ローゼンス)。
    Rosenseは日本でも輸入販売されていているが、日本で買うとそれなりに高く3000円越え(300mL容量)の価格となる。

    一方、トルコではRosenseはメジャーな化粧品メーカーなので、スーパーやお土産屋さんでも売っていて、その価格は300mLのものでだいたい30~40トルコリラ(1500円~2000円)と日本の半額か2/3程度となる…のだが更にお安く入手できる場所がイスタンブールの繁華街にはある。

    その場所とは、エジプシャン・バザールの中。
    エジプシャン・バザールの中にあるフアル・パザル(Fuar Pazari:香水屋さん)では、定価は30TLだがいくつかまとめ買いをすれば値引き交渉も可能だった。
    私達は2個買うので負けて欲しいと交渉して、300mL容量を2個で40TL(2個2000円→1個1000円)にしてもらった(英語で交渉)。

    日本で買えば3000円を超えるローズウォーターを1/3以下の価格で買えたことになる。

    水物のお土産は重いので敬遠したいところだが、心を落ち着け、女性ホルモンのバランスを整え、美肌に効くローズウォーターは自分土産には向いている。
    友人の分まではちょっと難しいが、クレオパトラも愛した薔薇水、自分土産には悪くないと思う。

    ローズ・ウォーターが安く買えるフアル・パザル(Fuar Pazari)があるのは十字型のエジプシャン・バザールの十字の交差点部分。
    そんなに広くないので、探せばすぐに見つかると思う。

    (写真のローズのエッセンシャルオイル(20mL)は2個20トルコリラ(2個1000円程度)で購入)

    旅行時期
    2015年09月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    4.0
    エミノニュ港、イェニ・ジャミィのすぐ傍

  • 紅蓮の炎を纏う妙義神社/紅葉を見に修験道の神社へ行こう♪

    投稿日 2015年09月13日

    妙義神社 安中・妙義

    総合評価:4.0

    群馬県にある妙義山は山岳(山伏の修業の場)信仰の山で、そこには天狗を祀る妙義神社がある。
    11月初旬から中旬の秋。
    妙義神社は、紅葉した山に周囲を囲まれ、まるで紅蓮の炎を纏っているかのようにも見え、紅葉と神社を両方楽しみたい方にはお勧めの場所だ。

    しかし、妙義神社は参拝するのがそんなに簡単な神社というわけではない。
    実は、妙義神社の本堂へ行くためには、少し急な石階段を上らなくてはならない。
    でも、秋は石階段の周りの木々も冬支度を整え紅葉し、かなりの絶景。
    ちょっと頑張ってでも登ってみてもいい階段だ。

    そして、階段を上る余力のある方にお勧めなのが、銅鳥居の脇にある小さな祠。
    此処にはお狐様が祀られているが、小さな手掘りの狐の姿は、ホッコリとする可愛らしさだ。

    そして、随身門まで辿りつけば、そこはもう本堂。
    金と黒で彩られた本堂とその背後には紅蓮の炎を思わせる紅葉が出迎えてくれる。

    本堂の後ろからは妙義山のハイキングの道が伸びるが、一般の参拝者はそれ以上は先には進まない方がいい。
    恐ろしい(人によっては、とっても楽しい)鎖のある岩場が待ち構えていて、とても普通のスニーカーでは危なくて歩けない道だ。
    山の紅葉を見に妙義山のハイキングも一緒にと考える方は、グリップのしっかりとしたトレッキングシューズ以上の靴で行くのがお勧めだ。

    旅行時期
    2014年11月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    アクセス:
    4.0
    自家用車がお勧め/高速道路のインターからアクセスは悪くない
    景観:
    4.0
    紅葉の時期。赤をベースに彩られる神社の周囲の山々との風景は絶景!
    人混みの少なさ:
    4.0
    紅葉の時期でもそんなに混まない

  • 混雑していても行く価値あり♪ただし、熱中症対策は十分に

    投稿日 2015年09月13日

    千鳥ケ淵 市ヶ谷

    総合評価:4.0

    皇居周辺を取り囲む大きなお堀の千鳥ヶ淵は春の桜で有名な場所。
    桜の時期は国内外の観光客で大いににぎわう場所だ。

    2015年に初めて千鳥ヶ淵のソメイヨシノを見に行ったのだが、噂に違わず、枝を撓らせ、お堀の水を求めるかのように咲く桜の花びらは見事。
    大勢の人でごった返す千鳥ヶ淵緑道の喧騒が掻き消えてしまうかのような心動かされる光景だった。

    満開の日に合わせて、わざわざ見に行く価値のある桜の風景だと思う。
    ただ、桜を見に行くときに注意してほしいことがある。
    それは熱中症対策。
    桜が満開となる日の前後は、観桜の観光客で、千鳥ヶ淵の首位の道路は通勤電車かと思うような人ごみとなる。
    気温はまだ寒く、熱中症とは縁がないような気候なのだが、人によってはヒトゴミに酔い、気持ち悪くなるような方もいるようだ(実際に、そんな方も目にした)。
    子供や年配者を連れて行く場合は、すぐに飲めるようなお水(スポーツ飲料)のペットボトルなどを持参し、人ごみの中でもすぐに対応できるようにしておくほうがよいと思う。

    また、千鳥ヶ淵の桜はソメイヨシノがメインだが、もう少し大きなエリアである皇居のお堀に目を向けると、八重桜も植えてある。
    八重桜はソメイヨシノよりも満開の時期が2週間程度遅い。
    八重桜の濃いピンク色の花びらが舞い、皇居のお堀にハラハラと散る姿もなかなか素敵なので、チャンスがある方は是非見てほしい。

    旅行時期
    2015年04月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    皇居の周りを囲む塀なので、アクセスする駅はいろいろ。九段下駅が一番便利。
    景観:
    5.0
    桜の満開の時期、散り際の時期が一番のベストシーズン
    人混みの少なさ:
    2.0
    桜の時期に関しては激混み。春だから…と侮らず、熱中症対策(こまめな水分摂取)を忘れずに

  • 海外からのゲストにも大人気♪お菓子みたいな卵焼き

    投稿日 2015年09月12日

    丸武 本店 築地

    総合評価:3.5

    丸武本店は、卵焼きのお店。
    芸能人の方のご実家ということでも有名なお店だ。

    店舗があるのは、築地の場外市場で、朝早くから卵焼きを求める人たちで賑わっていた。

    で、味は…と云えば、甘い卵焼きが好きな方には申し分のない味だろう。
    海外の方が食べたら、Japanese Sweetsかと勘違いしそうなくらいの甘さだ。
    実家の卵焼きが甘めで育った私には許容範囲だったが、味の好みは人によるだろう。

    卵焼き1本で100円。
    オヤツに食べるならば、二人で分けて、ちょうどいい量だ。

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    友人
    一人当たり予算
    500円未満
    利用形態
    朝食
    アクセス:
    4.0
    築地場外市場の中
    コストパフォーマンス:
    3.0
    卵焼き一切れ100円は高いのか、安いのか。よくわからない
    サービス:
    3.0
    雰囲気:
    3.0
    海外からのゲストにも大人気
    料理・味:
    3.0
    好みは人それぞれ。オヤツ感覚ならば、これもアリ。
    観光客向け度:
    5.0
    話のネタにはいい

  • 日本にある本格的ボデガ(スペインバル)

    投稿日 2015年09月12日

    スペインクラブ銀座 銀座・有楽町・日比谷

    総合評価:5.0

    銀座には様々な店があり、どの店も個性的なことが多い。

    銀座の裏通りに面して建つスペインクラブ銀座もそんな店の一つ。
    このお店は基本はレストラン(2階)なのだが、1階ではスペイン各地のワイン、そしてチーズを販売している。

    で、ここまでは至ってふつうのお店なのだが…。
    何が個性的なのかというと、お店の1階の一角はバルになっていて、ちょっとした立ち飲みからタパスをつまみながらおしゃべり飲み迄出来るようになっている。
    飲めるワインは店で販売している物全て。
    まさにスペインにあるBODEGA(ボデガ)そのものみたいな場所だ。

    そして、店員さんはワインに関しての知識が豊富。
    スペインにホームステイしてワインが大好きになり、此処で仕事をしている…と云うカマレロの方も。

    ただの買い物だけでなく、ワインの事を教えてもらい、ちょっと珍しいタパスをいただき、ワインを飲む。

    此処のお店では、そんな楽しみ方もできてしまう。

    旅行時期
    2014年11月
    利用した際の同行者
    友人
    一人当たり予算
    3,000円未満 
    利用形態
    その他
    アクセス:
    4.0
    銀座の中心部
    コストパフォーマンス:
    4.0
    レストランよりは安いが居酒屋よりは高い。でも、お勧め♪
    サービス:
    4.0
    2階はレストランだが、バルは1階
    雰囲気:
    5.0
    スペイン各地のワインに囲まれて飲むワインは最高
    料理・味:
    5.0
    ワインを飲みながら、タパスをつまむ…それも本格的に…
    観光客向け度:
    3.0
    観光で来る場所向きではないかな。ワイン好きがワインを味わうために来る場所

  • 一番美しく見える場所は?/女子力が上がりそうなモスク★イェニ ジャーミィ

    投稿日 2015年09月11日

    イェニ ジャーミィ イスタンブール

    総合評価:4.0

    イスタンブールには大小様々なモスクがあり、それぞれのモスクの外観や内装は個性的で、どれが1番とか最高とかのランク付けをするのは難しい(宗教施設に対しランクと云うのも不謹慎な話ではあるが…)。

    ただ、やはりせっかく行くならば、外から見て美しいモスク、内側の装飾が個性的なモスク…と色々な情報が欲しいところだ。

    外観が個性的で圧倒的な存在感を放つモスクと云えば、一番有名なブルーモスク(スルタンアフメット・ジャミィ)だろう。
    しかし、今回紹介するイェニ ジャーミィも外観の美しさという点では、ブルーモスクには負けていない。
    ただ、このモスクに関しては何処から見ても…と云う訳ではなく、かっこよく見えるのはガラタ橋の中ほどからに眺め。
    モスクの両脇に建つ2本の細いミナレットがガラタ橋からの風景を引き締める役割を果たしていて、遠目にも美しい外観だ。

    では、内部は…というと、コレも結構お勧めだったりする。
    ピンク色がかったドームの内側には細かなアラベスク模様が描かれ、天井を照らす出す照明がドームの陰影の美しさを上手く演出している。
    また、小部屋の仕切りとなるアーチ型の門にもオリエンタルとアラブの混じった文様が描きこまれていて、ゴージャスな感じだ。
    居るだけで女子力が上がりそうな気がするモスクだ。

    あまり有名なモスクではないが、ガラタ橋の上からの眺めや、その内装の美しさは行く価値があると思う。

    旅行時期
    2015年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    エジプシャン・バザールのすぐ傍
    コストパフォーマンス:
    5.0
    無料
    人混みの少なさ:
    4.0
    比較的空いてる
    展示内容:
    4.0
    ピンク色が多く使われ、ちょっと女子力の高いモスク

  • レトロ感あふれる退廃的な景色が見られるのは…海から

    投稿日 2015年09月11日

    ガラタ塔 イスタンブール

    総合評価:4.0

    ガラタ塔は登って、その塔の上からの眺望を楽しむ場所…というのが、ガイドブックの紹介事例。
    でも、もしかしたらガラタ塔はその塔からの眺望よりも、塔のある地域の遠景が一番お勧めかもしれない。

    ガラタ塔のある風景を眺めることのできる場所としてはエミノニュ港、ガラタ橋の上があげられるが、私が旅の中で好きだったガラタ塔の光景はボスポラス海峡のクルーズ船の上からの景色。

    クルーズ船が出航するのはエミノニュ港の近郊付近。
    クルーズ船がガラタ橋よりも金角湾寄りの船着き場から出向する船の場合には、退廃的なムード漂うガラタ塔の景色を見ることができる。

    新市街地側の明るく健康的なガラタ塔の雰囲気も良いが、少しダークなレトロ感あふれるガラタ塔を見ることができるのは海の上からだ。

    旅行時期
    2015年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    ガラタ橋を渡り、

  • 水路沿いのオープン・テラス・カフェがお勧め♪/Casa El Malacara

    投稿日 2015年09月10日

    カサ エル マラカラ コルドバ

    総合評価:4.0

    2015年7月の情報です。
    コルドバのユダヤ人街の中で、Casa El Malacaraが経営するバル(テラス席)を見つけ、ランチに利用しました。

    テラス席は水辺沿いにあり、大きなパラソルの下で休んでいると、40℃近い外気温が気にならないくらい心地よい場所でした。

    ランチの時間帯はレストランメニューは全てはやっていないようでしたが、お店のお勧めは小さな黒板に書いてあるので、そこから選んでオーダーしました。

    タパスは飲み物に1皿、無料でついてきます(この時は酢漬けのオリーブでした)。
    私達は、ガスパチョ、サルモレホ、鶏肉のカレー風味炒め、生ビールをお願いしましたが、どれも美味しくいただけました。
    お値段もそんなに高くなく、お勧めです。

    旅行時期
    2015年07月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    一人当たり予算
    1,000円未満
    利用形態
    ランチ
    アクセス:
    4.0
    シナゴークへ曲がる角にあるバル
    コストパフォーマンス:
    4.0
    そんなに高くない
    サービス:
    4.0
    家族経営っぽいので、時間には余裕をもって利用を
    雰囲気:
    4.0
    水路沿いのオープンカフェ・テラスはそよ風が吹いて気持ちいい空間
    料理・味:
    4.0
    夏のランチの時間帯は、サルモレッホがお勧め

  • 兄弟殺しの慣習を作ったスルタンにより建てられた砦

    投稿日 2015年09月10日

    ルメリ ヒサル イスタンブール

    総合評価:4.0

    第二ボスポラス大橋よりも少しマルマラ海寄りの所に建つ砦のルメリ・ヒサール。
    ルメリ・ヒサールは、15世紀にメフメット2世がコンスタンチノープルを攻略するために僅か4か月で作らせたという砦だ。
    メフメット2世がルメリ・ヒサールを作ったことで、ボスポラス海峡を通過する船を監視し、敵対する勢力への監視力の増加、そしてぞスポラス海峡の通行税の徴収が容易になり、オスマン帝国への基盤造りとなったそうだ。

    ところで、ルメリ・ヒサール作ったメフメット2世だが、この方は美男子で有名だったスルタンだ。しかし、それ以上に彼を有名にした事柄がある。
    それは、弟殺し。

    オスマン帝国のスルタンは世襲制。
    親から子へと、スルタンへの順番が廻ってくる。
    メフメット二世の父親が死に、その知らせを受け次のスルタンとなった彼が、まずしたこと。
    それは兄弟殺し。
    スルタンに男の兄弟が居る場合、それは跡目争いの要らぬ災いを呼ぶ。
    だから、彼は自分が即位すると同時に次の王位継承権を持つ弟全てを殺害した。
    そして、この王位継承権をもつ候補者を殺し国内における紛争を未然に防ぐ「兄弟殺し」の行為は、メフメット2世以降には慣習化されオスマン帝国の法律的にも何の問題もないとされた…そうだ。

    だが、この習慣はあまりにも残酷すぎるとして、後の世には【鳥籠】と呼ばれる王子収容施設がハレムに作られ、年功序列制のスルタン制度となったのだが…これはこれで常軌を逸したスルタンを産むこととなってしまった…。

    旅行時期
    2015年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    ボスポラス海峡クルーズから見える

  • イスタンブールを真っ二つ

    投稿日 2015年09月10日

    ボスポラス海峡 イスタンブール

    総合評価:4.0

    イスタンブールにはその町を大きく2分割する大きな水の流れがある。
    水の流れに寄り分けられた二つの地域は、欧州とアジア。
    その大きな水の流れとは、ボスポラス海峡と呼ばれるアジアと欧州の境目の海峡の事だ。

    ボスポラス海峡は海峡と云う名の割には穏やかな海で、大きな渦をまいたり大波が打ち寄せ船が転覆する…なんていうことはめったに起きない場所で、海峡の両側にはイスタンブールのアジア側、欧州側が見え、その海峡をクルーズするボスポラス海峡クルーズなどの観光ツアーもある。

    ボスポラス海峡にはアジアと欧州を結ぶ2本のボスポラス橋があり、第二ボスポラス大橋の建設時には、日本も応援に参加している。

    ボスポラス海峡自体はアジア側、欧州側のどちらの岸からも見ることが可能だが、お勧めはボスポラス海峡クルーズへの参加。
    船の上から、両岸の風景を対比しながら眺めると、地域性の違いなども分かり、面白いと思う。

    旅行時期
    2015年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    クルーズ船でのアクセスが一般的
    コストパフォーマンス:
    4.0
    2時間クルーズ20TL(安値の場合)
    景観:
    4.0
    眺める時間帯によって見える景色は様々

  • 裏道は危険の香り

    投稿日 2015年06月24日

    ガラタ塔 イスタンブール

    総合評価:3.5

    2015年5月の情報です。
    ガラタ塔はイスタンブールの新市街地のシンボル的な建物で、夜景や夕景を眺めに午後の遅い時間にガラタ塔を訪れる旅人も多いと思います。
    その時に、ひとつ注意を払う方が身の安全につながるアドバイスがあります。

    それは、暗くなってからはガラタ塔周辺の裏道へとフラフラと入り込まないこと。
    ガラタ橋からガラタ塔への坂道は、メインの道には土産屋さん等もあり暗くなってからでもあまり危険を感じる様な場所ではありませんが、メインから1本入った横路地、そこは違います。ガラタ塔の裏路地は昔ながらの道で、道幅も細く街灯も少ない場所です。

    実はガラタ塔の周辺エリア(メイン通りを除く)には古くからの歓楽街があり、怪しげな店が多いそうで、特に女性の夜歩きは注意すべき場所である…と現地で知り合ったガイドさんから教わりました。

    私は、何も知らずに日中にガラタ塔の裏路地を歩きましたが、確かに道幅も狭く、何かあった時に逃げ込めるようなお店も無いような通りでした。
    ただ、昔ながらのトルコ式アパートメントが並んでいて、景観としては興味深い場所でしたが…。

    夜にガラタ塔付近に行かれる方は、歩かれる道の選択に注意を払う方が良さそうです。

    旅行時期
    2015年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    3.0
    ガラタ橋からはひたすら急坂登りで徒歩15分
    人混みの少なさ:
    3.0
    塔の周りには待つ人の列…

  • 景色として眺める場合は、期待しすぎないこと

    投稿日 2015年09月08日

    乙女の塔 イスタンブール

    総合評価:3.0

    ユスキュダルの港から見える乙女の塔。
    可愛らしい灯台で、夕景は特にその姿が美しい…との情報もある乙女の塔。

    で、ちょっと期待して乙女の塔を眺めに出かけてみた。
    実際にユスキュダルの港から見たのではなく、ボスポラス海峡のクルーズ船で近くまで行き眺めたのだが、前評判通りかと言えば…。

    前評判の印象が強すぎて、なんだ…こんな感じ…なのか…と云うのが本音。

    マルマラ海に浮かぶ小さな灯台であった塔は、可愛らしいが、わざわざこの塔だけを見にユスキュダルへ行くのはちょっと時間がもったいないかもしれない。

    他のものと抱き合わせで訪れるのがちょうど良い場所だと思う。

    旅行時期
    2015年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    ユスキュダルの埠頭から、またはボスポラス海峡のクルーズ船から見える
    展示内容:
    3.0
    過度の期待を持たなければ大丈夫

  • 夕景クルーズはお買い得♪

    投稿日 2015年09月08日

    ボスポラス海峡クルーズ イスタンブール

    総合評価:4.0

    2015年5月にイスタンブールを旅し、ひょんなことからボスポラス海峡のクルーズに参加することになりました。

    事の始まりは港の船着き場にて。
    ユスキュダルに夕景を見に行こうとエミノニュ港のフェリー乗り場に居た私達。
    私達は、そこで一人の男に声をかけられました。
    男は、自分の手にするボスポラス海峡クルーズのチラシを見せて、片言の英語で話しかけてきました。

    彼の話は非常に単純。
    通常は20ユーロの2時間ショートクルーズを20トルコリラにする。(これは通常料金3000円が特価1000円になる感覚です)
    男の服装はごく普通の私服。
    その男は、船会社の係員の様な恰好はしていませんでしたが、イカサマ師の様な怪しい雰囲気も全く感じられない感じでした。

    ちょっと怪しいなあ…と思いつつも私たちは彼のクルーズ船へと乗ってみることにしました。
    クルーズ船の乗客はそのほとんどが中東系の方で、船内ではアラビア語やトルコ語が飛び交っていて、異国情緒満点。
    席は1階席(室内)と2階席(屋外)があり、私達は2階のオープンデッキに乗っての船旅を楽しみました。

    航路はガラタ橋から第二ボスポラス大橋までの周遊ルートで、夕方の優しい光に照らされたボスポラス海峡の光景を堪能できました。

    最初に船着き場で客引きの男から声をかけられた時は、怪しい人かも…とドキドキしましたが、多分、ボスポラス海峡クルーズの客引きの雰囲気は、皆、あんな感じなのかもしれません。

    夕方のクルーズは客の入りが悪いと、今回のように大幅ディスカウントで乗れてしまうかもしれないクルーズです。
    ボスポラス海峡のクルーズはちょっと高いしな~なんて思われている旅人の方は、夕方近く(5月だと17時頃)にエミノニュ港あたりをウロウロしていると、思わぬ掘り出しチケットを入手できる可能性があります。

    旅行時期
    2015年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    エミノニュ港近隣の船着き場から出航
    コストパフォーマンス:
    5.0
    20ユーロ(3000円)のクルーズがなんと20トルコリラ(1000円)に…
    スリル:
    3.0
    スリルは、ほとんどないと思う。
    施設の快適度:
    4.0
    2階のデッキ席が景色もよく見え、風を浴びて気持ちいい。

  • 逆さに置かれたメドゥーサの首。でも、何故に逆さ?

    投稿日 2015年09月07日

    イスタンブル地下宮殿 イスタンブール

    総合評価:5.0

    イスタンブールの地下深く。
    そこには地下宮殿と呼ばれる巨大な空間が存在する。

    かつて、その空間は王宮や宮殿に水を供給するための貯水槽として使われていた空間で、紀元前に作られたコリント様式の神殿の柱などを再利用して6世紀建築されたといわれている。
    そして、その地下宮殿の奥深くには、建築材料の一つとして蛇の髪の毛を持つと云われるメドゥーサの頭部が使われている。
    その頭部は、柱をまっすぐ立たせるための台座として利用されているのだが、何故かその置き方が不自然。

    通常ならば頭を上、首を下に設置するのが普通だと思われるのだが、地下宮殿に置かれた二つのメドゥーサの首は横向きと逆さ向き。
    あまりにも意図的に変な方向で置かれているため、何か意味があるのでは…とウラを考えたくなってしまう。 

    一般的には、貯水槽の水の中に沈む台座なので、顔の向きなんかは気に留めずに一つの石として方向は気にせず設置した…とする考え方がなされているが、一説によると、首を逆さに置くことでメドゥーサの首が持つ見るモノを石に変えてしまうパワーを地下に向け、地震を起こす地龍の封じ込めに使ったとか…。
    また、5世紀の貯水槽工事の作業員が作業中にメドゥーサと目が合う事を嫌がり、視線の合いにくい横向きや逆さ向きに設置した…とか諸説がある。

    地下宮殿の貯水槽が作られたのは今から1500年も前の話なので、本当のところは誰にも分からないが、ちょっとお面白い話だ。

    旅行時期
    2015年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.5
    トプカプ宮殿、ブルーモスク、アヤソフィアから徒歩圏内
    コストパフォーマンス:
    3.0
    20TL/おとな (約1000円)
    人混みの少なさ:
    4.0
    朝は激混みというほどではなかった
    展示内容:
    5.0
    コリント様式の列柱、そしてメドゥーサの首は必見!

  • 漆黒の翼のAngelはハウルの姿!?/アヤソフィア・独断と偏見の見所紹介!

    投稿日 2015年06月23日

    アヤソフィア イスタンブール

    総合評価:5.0

    アヤソフィア博物館には見所がたくさんあり、オーディオガイドを聞きながらじっくりと見ていたら、二時間、三時間なんてあっという間に過ぎてしまう場所だ。
    時間をゆっくりと掛ければ全ての見所を見学することも可能だが、さすがに疲れてしまうと思う。
    しかし、何の予備知識も持たずにアヤソフィアを訪れても、どこが見所かは掴みにくいもの。
    と云う訳で、個人的な独断と偏見で、お勧めの見所4か所をまとめてみた。

    ・1階部分の内陣(入口側)
    【黒翼の天使】
    内陣のドームの周り上部には4体の天使の絵が描かれている。
    天使というと純白の羽をイメージするが、アヤソフィアで私たちを見下ろす天使は漆黒の羽をもつ天使セラフィムだ。
    セラフィムは天使の階級の中でも最上位に属する天使ということだが、アヤソフィアのセラフィムは100年前の修復開始時にはその顔が塗りつぶされていた。
    修復によりその顔が明らかになったわけだが、品がある顔かと云われれば、そうでもないかも…。
    小さな顔を覆う黒い大きな翼の様子は、まるで映画【ハウルの動く城】でハウルが鳥に化身する様子を彷彿させる感じだ。

    ・1階部分の外陣(突き当り)
    【聖龕とステンドグラスと聖母子像】
    聖龕(せいがん)とはメッカの方向を示す祠のようなもので、ミフラーブとも呼ばれていて、アヤソフィア1階の突き当りにある。
    この聖龕とその上のステンドグラス、そして天井の半円ドームに描かれたマリアとキリストの聖母子像は必見。
    聖龕の手前にはロープがあり、近くには寄ることが出来ないが、その場に立ち上を見上げると、なかなか圧巻の光景が目の前に広がる。
    ステンドグラスに描かれているのは聖書の一節ではなく、コーランの一節。
    イスラム教とキリスト教の融合した不思議な光景だ。

    ・2階部分の南回廊
    【請願図(ディーシス)】
    アヤソフィアで最も有名なモザイク画である請願図(ディーシス)。
    遠目でみると絵画の様だが、近寄って観察すると小さなチップが埋め合わされたモザイク画であることがわかる。
    モザイク画のキリストとマリアの表情は優しげなのだが、注目すべきは右側のヨハネ。
    ヨハネは何故か上目使いでキリストを見上げている。
    解説によればヨハネは人間の罪深さについてキリストに許しを請うている…とのことだったが、果たして本当にそうなのか。
    また、キリストの視線はモザイク画をどの方向から眺めても眺める者を見つめる様に描かれている…という事だが、私はその視線は確認できなかった。
    ともかく、請願図は、見る者に色々と考えさせるモザイク画だ。

    ・2階部分の南回廊
    【女帝ゾエのモザイク画】
    女帝ゾエ。彼女は数奇な運命をたどった皇女の一人だ。
    若き日に叶わぬ恋に身をやつし、そのまま歳を重ねてしまったゾエ。
    その彼女の初めての結婚は50歳を超えてから。
    その結婚は彼女が望んだものではなく、政略結婚という政治的なモノ。
    しかし、その結婚が契機となり、彼女の女帝としての第二の人生が始まった。
    彼女は3人の夫を持ち、その夫は全て不慮の死を遂げている。
    アヤソフィアに残るモザイク画の男性はゾエの3人目の夫であるコンスタンティヌス九世。
    3人目の夫(40歳前半)を迎えた時のゾエの年齢は60代半ば。
    ゾエは夫が替る度にモザイク画の夫の首から上だけを描き替えさせ、3人目の夫の時には自分の顔も描き替えたという。
    モザイク画に見るゾエの顔はとても60代半ばには見えなく、桃色に上気した頬は少女の様だ。
    また、このモザイク画のキリストの表情はどこか虚ろな感じがするのが、何かを暗示している様で非常に気になる。

    旅行時期
    2015年05月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    5.0
    旧市街地にありブルーモスクからも徒歩5分
    コストパフォーマンス:
    4.0
    ミュージアムパス(85TL/3日間)で入場可
    人混みの少なさ:
    2.5
    観光客で大混雑
    展示内容:
    5.0
    じっくり見ようと思ったら2時間でも足りない

  • コレであなたも天才に♪ 足先ピカピカ☆マイモニデス

    投稿日 2015年09月05日

    マイモニデス像 コルドバ

    総合評価:4.0

    コルドバのユダヤ人街の中、シナゴークの直ぐ近くに一人の男性の銅像がある。
    この方はマイモニデスさんで、コルドバで生まれた哲学者であり、医師でもあり天文学者でもあった人だ。
    様々なことに精通していたマイモニデスさんだが、ユダヤ教のラビ(指導者)としてその名が一番知られていて、コルドバで一番著名な人物となっている。

    そして、このマイモニデスさんの像は、その足先が金色に光っている。
    金色の靴を履いている…のではなく、コルドバに来る旅人がマイモニデスさんの頭の良さにあやかろうとそのつま先を撫でてゆくためだ。

    コルドバでマイモニデスさんを見かけたら、つま先を撫で、頭の良さを分けて貰おう♪

    旅行時期
    2015年07月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    シナゴーグのすぐ傍
    コストパフォーマンス:
    5.0
    無料
    人混みの少なさ:
    4.0
    市内観光半日ツアーでの立ち寄りポイント
    展示内容:
    3.5
    欧州の街には様々な銅像があるが、たいていがその町に縁のある人の像。歴史的背景を知っているほうが旅は楽しめる

  • ブルーモスクのアイディアが生まれた場所

    投稿日 2015年09月05日

    シェフザーデ ジャーミィ イスタンブール

    総合評価:3.5

    シェフザーデ・ジャミィ(モスク)は、幼くして亡くなったスレイマン大帝の息子であるメフメットのために建てられたモスクだ。

    このモスクの特徴は中央の大きなドームの周りを支える4個の半球ドーム。
    そしてその半球ドームを支えるためにある太い柱。

    あれ、その造りのモスクはどこかで見たことがあるかも…と思う人もいるはず。

    シェフザーデ・ジャミィの建築者は建築家ミマール・シナン。
    イスタンブールを散歩していると、彼方此方でその名を目にするあのシナンだ。

    実はこのモスクはシナンの初期の頃の建築物で、シナンが此処で試した大ドームと4つの半球ドーム、そして太い柱…の建築方法をシナンの弟子が応用し、世界一美しいモスクと云われるブルーモスクを作り上げた。

    だからシェフザーデ・ジャミィはある意味、実験的に作られたモスクであり、後のモスク建築の基礎研究部分でもある場所だ。

    でも、だからと言ってその内装に手を抜いているところはなく、美しいアラベスク模様を見ることができる。
    ドームの中の色はどちらかというと淡いピンク色。
    ブルーモスクとは対照的な色合いだ。

    ブルーモスクとシェフザーデ・ジャミィを見比べるという処に観点を置いて観察すると、モスク見学が更に興味深くなるかもしれない。

    旅行時期
    2015年05月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    4.0
    ローマ水道橋から徒歩5分
    コストパフォーマンス:
    4.0
    無料
    人混みの少なさ:
    5.0
    観光客の姿は少なく、落ち着いて見学可能
    展示内容:
    4.0
    どこかで見た形だと思ったら…

  • 表と裏がある山

    投稿日 2015年09月04日

    磐梯山 裏磐梯・猫魔

    総合評価:4.0

    日本人は物事に陰陽、表裏をつける…という事を昔から本能的にやってきている民族だ。
    表日本に裏日本、山陽に山陰、表千家に裏千家…様々な表裏を使った表現がある。(表日本・裏日本は、もしかしたら放送上は使ってはいけない単語かもしれない)

    何にだって表裏をつける日本人は、山にだって裏表をつけている。
    そんな山の一つに磐梯山がある。
    普通の山の場合、呼び名として山に表・裏をつけるがその山の雰囲気は表と裏で大きく変わることはない。
    しかし、磐梯山の場合は、表と裏で山の表情は一変する。

    磐梯山の表は太平洋側から見た磐梯山で、ながらかな裾野が広がるゆったりとした風景を猪苗代湖と共に楽しめる山だ。
    しかし、裏磐梯と呼ばれる日本海側から見た磐梯山では、その穏やかな山の様子が一変する。
    本来の山の山頂があったと思われる部分は虚空で、えぐられた山頂部分は大きなカルデラとなり、そのカルデラも礫雪崩を起こして崩壊した形をしている。
    その裏磐梯の景観は、今でこそごつごつとしたカッコいい山の形という事もできるが、この形状を作る様な出来事があった時には、どんなに悲惨な光景が繰り広げられたのか…と思わせる景色だ。

    磐梯山を訪れる時、表と裏の表情の違いに目を止め、裏磐梯と呼ばれる地域でその昔に何が起きたのか…。
    風景を見る観光だけでなく、そんなところにも興味を持ってほしい。

    旅行時期
    2015年08月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    アクセス:
    4.0
    福島県の日本海側と太平洋側を隔てる山
    景観:
    4.0
    表と裏で、その表情は全く異なる

  • 【隠れた名所】花で飾られたパティオが見どころ♪コルドバ職人協会(ソコ)

    投稿日 2015年09月01日

    ソコ コルドバ

    総合評価:4.0

    コルドバにはガイドブックに載っていない素敵なところが沢山ある。
    その一つがコルドバ職人協会(現地ではソコと呼ばれている)。

    コルドバ職人協会…と云ってしまうとお堅い感じだが、平たく言えば伝統工芸品市場みたいなところ。
    伝統工芸品市場…と云っても安売り市場ではなく、コルドバに伝わる伝統的技能を継承する職人さんたちが、その技能を用いて作った古典的であったり、前衛的であったりする作品が販売されている場所だ。
    革製品、銀細工等も沢山あり、ピアスなどは素敵なデザインが多かった。

    そして、此処にあるのは伝統工芸品のお店だけではなく、昔の邸宅のパティオがそのままの形で残されていて、中庭の白い壁には青色の植木鉢が掛けられ、とても素敵な景観を作り出していた。
    メスキータ脇の花の小道が好きな方ならば、ここは絶対に押さえておきたい場所かもしれない。

    コルドバ職人協会があるのはシナゴークと同じ通りで、通りの上に出ているZOCO ARTESANOの看板(写真参照)が目印。
    看板から脇道へ入ると、煉瓦でできたイスラム・アーチへと繋がり、パティオへと出ることができる。

    旅行時期
    2015年08月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    4.0
    シナゴーグから歩いてすぐ
    品揃え:
    4.0
    個性的な銀のアクセサリーも沢山

ウェンディさん

ウェンディさん 写真

34国・地域渡航

31都道府県訪問

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ウェンディさんにとって旅行とは

遺跡・自然・ヒトの営みが好き。
一度に何か国も訪れる旅よりも、一か国にじっくり腰を落ち着け歴史や自然と対話するスタイルが好み。

Baker Street 221bの彼に恋い焦がれ、初海外は英国London。
1か月の滞在で身についたモノは、英語力よりも度胸♪

旅が好きと思えるようになったのは姓が変わってから。
子供が生まれたって、娘と一緒にできる範囲で旅を楽しんできた。

子連れ旅行、大賛成! 子供と一緒に旅を楽しもう!が私もモットー。
旅のスタイルは、時と共に変化する…これからは、そんな変化も楽しみたい。

幼いころから一緒に旅をした娘も、親離れ真っ最中。

旅の変換期の足音が聞こえている。
どんな出会いが旅先で私を待ち受けているのか。

ドキドキの一人旅、再始動の時、来たる。

自分を客観的にみた第一印象

Es mejor saber, que no.【知らないよりは、知っている方が良い】【どんな経験も最終的には自分の糧となる】と考えている楽天的ネコ型人間。

大好きな場所

アジア、中東、欧州、アフリカ、北米…好きなところはいっぱい。
でも、一番好きなのは中南米。

大好きな理由

なんでだろう…?
もしかしたら前世はAndina?

行ってみたい場所

一番行きたい場所は、ベネズエラのギアナ高地。
ロライマ山トレックに挑戦したい・・・と長年思い続け、2019年3月についにその願いを叶えてきました。
その時の記憶をゆっくりと旅行記として綴っています。

現在34の国と地域に訪問しています

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