ブルーモスクのアイディアが生まれた場所
- 3.5
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by ウェンディさん(女性)
イスタンブール クチコミ:47件
シェフザーデ・ジャミィ(モスク)は、幼くして亡くなったスレイマン大帝の息子であるメフメットのために建てられたモスクだ。
このモスクの特徴は中央の大きなドームの周りを支える4個の半球ドーム。
そしてその半球ドームを支えるためにある太い柱。
あれ、その造りのモスクはどこかで見たことがあるかも…と思う人もいるはず。
シェフザーデ・ジャミィの建築者は建築家ミマール・シナン。
イスタンブールを散歩していると、彼方此方でその名を目にするあのシナンだ。
実はこのモスクはシナンの初期の頃の建築物で、シナンが此処で試した大ドームと4つの半球ドーム、そして太い柱…の建築方法をシナンの弟子が応用し、世界一美しいモスクと云われるブルーモスクを作り上げた。
だからシェフザーデ・ジャミィはある意味、実験的に作られたモスクであり、後のモスク建築の基礎研究部分でもある場所だ。
でも、だからと言ってその内装に手を抜いているところはなく、美しいアラベスク模様を見ることができる。
ドームの中の色はどちらかというと淡いピンク色。
ブルーモスクとは対照的な色合いだ。
ブルーモスクとシェフザーデ・ジャミィを見比べるという処に観点を置いて観察すると、モスク見学が更に興味深くなるかもしれない。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 4.0
- ローマ水道橋から徒歩5分
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 無料
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 観光客の姿は少なく、落ち着いて見学可能
- 展示内容:
- 4.0
- どこかで見た形だと思ったら…
クチコミ投稿日:2015/09/05
いいね!:5票
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