万歩計さんのクチコミ(49ページ)全1,032件

　第１次世界大戦を風刺したチェコで人気の短編小説「善良な兵士シュヴェイク」をモチーフにした店。入口付近には兵士シュヴェイクや作者ハシェックの人形がある。壁一面に描かれた落書き的な絵は物語の場面を描いたものと思われる。
　どうせ行くなら夜がお勧め。シュヴェイクの衣装を着たアコーディオン奏者の生演奏を聞きながらチェコの郷土料理とビールを楽しめる。

　旧市街広場に面したバロック様式の教会です（同名の教会がプラハ城の下にもあります）。内部は白を基調にした明るい雰囲気で、美しいバロック彫刻や絵画で満たされています。特に中央に下がったボヘミアンガラスの大シャンデリアが豪華です。とても音響効果の優れた教会で夕刻には素晴らしいコンサートが開かれます。

　プラハは世界の都市の中でもユダヤ人の史跡がよく保存されています。特にビンカスシナゴーグ、旧ユダヤ人墓地、儀式の家、クラウセンシナゴーグは１か所に集まっていて、この４か所を見ればユダヤ教３０００年の歴史に触れることが出来ます。時間のない方にお勧めの場所です。

　ジョゼフ・ゴチャールが設計したキュビズムの代表的な建築物です。建物の外観より内部の独特の螺旋階段が素晴らしいので、ぜひ入ってみてください。階段を上がった先のカフェもキュビズムのインテリアが多用されており、ゆっくりお茶するのがおすすめです。

　フランドル地方で最も大きなゴシック建築の大聖堂で、鐘楼は「ベルギーとフランスの鐘楼群」の一つとして世界遺産に指定されています。内部はさながら美術館で、特にルーベンスの「キリスト昇架」「キリスト降架」はフランダースの犬のネロ少年が見たかった絵です。訪れる前にぜひアニメ「フランダースの犬」（１９７５年ＴＶ放映）のＤＶＤを見て行ってください。

アニメの最終回の名場面はここです→　https://www.youtube.com/watch?v=g6BPfPrXl5U

　ブルージュ歴史地区は歩いて回れるほどコンパクトですが、運河から見る風景も素晴らしいです。旧市街に張り巡らされた運河からは水の上に建つ豪壮な商人の屋敷やツタが絡まる古い建物を間近に見ることが出来て、その美しさはヴェネツィアに匹敵します。南の愛の湖公園から中心のマルクト広場の間を小さなボートで３０分程度で回ります。

　愛の湖公園に隣接して建つ女子修道院で世界遺産に登録されています。林のような敷地の中に茶色の屋根に白い壁の質素な建物が並び、現在も修道女たちが暮らしています。マルクト広場から離れているので周囲はとても静かで、早朝には小鳥の声しか聞こえませんでした。愛の湖公園から見た建物も美しく、周囲の風景はどこも絵になります。

　中世の内港の跡で小さな湖になって運河へと続いています。早朝に散歩しましたが静かな湖面に白鳥が浮かび、木々と隣接するベギン会修道院の建物に朝日が当たりとても美しかったです。ロマンチックな名前は「共同に井戸」の誤訳によるものですが、誤訳が周囲の雰囲気にぴったりなので後付けで悲恋物語の伝説まで生まれた、と言われています。

　ブリュッセルの南西１０ｋｍにある森で４月中旬から５月上旬にかけてブルーベル（野生ヒヤシンスの一種）が一面に咲いて新緑の森に青い絨毯を敷いたような光景が見られます。ツアーで訪れましたが、個人で行く場合は公共交通がないようでやや不便です。訪れませんでしたがTVで見たハルの旧市街も美しいです。

　旧市街の南部に位置し、よく似たタイプのイビス・セントルムと並んでいる。ノヴォテル系のホテルなので設備は一定のレベルがありコスパも高いので個人旅行でも安心して使える。愛に湖公園まで徒歩１０分足らずで早朝の散歩が気持ちいい。

　マルクト広場から運河沿いに南へ１５分ほど歩いたスヒー川の河畔に、フェルメールが有名な「デルフトの眺望」を描いたと言われる場所があります。絵が描かれた時から３５０年が経過し、川越しに見える建物は変わり塔の数も減っていますが雰囲気は十分に感じることが出来ます。

　アルデンヌの古城の中でも特に人気がある。オユー川の断崖に建つ姿はとても優美でここで結婚式を挙げる日本人カップルも多いとか。周囲は豊かな水を湛えた深い森で城以外は何もないためとても静か。建物の内部は豪華で美しい部屋が続き日本語のイヤホンガイド聞きながら回った。

　旧市街の南側に古い城壁が美しい形で残っている。最も有名な地獄の門は赤い見張り小屋と２本の塔が印象的で、城壁の外に隔離したペスト患者が戻ってこないよう監視していたと思われる。城壁はとても強固で厚さは場所によっては３ｍ程度ある。イェーカー川の緑地から見た５つの頭と呼ばれる城壁が特に美しい。

　旧市街のマース川の近くに位置する大きな教会。特に西側から見ると高い壁になっており、、両側に塔を持つ姿は城としか思えない。その武骨な外観と対照的に、入口近くにある小さな礼拝堂に祀られた聖母マリア像の柔和な微笑は淡いろうそくの光に照らされ特に印象的だった。

　ルクセンブルグの中心から南て１２ｋｍほど行った場所にあります。周囲は牧場でその中の一軒家のホテルといった感じです。ツアーで利用しましたアクセスは不明ですが公共交通はなさそうです。イビス系のホテルなので設備やサービスは一応満足できるレベルです。

　ユトレヒトの運河は地面からかなり低い位置にあり、カフェテラスも道路から５ｍほど降りた運河の水面近くにある。今回はツアーのため運河クルーズに乗れなかったが、ボートの低い位置から見上げる街の風景はアムステルダムのそれと全く異なる印象なのだろう。近くにはドム塔やユトレヒト大学の本部があり散策の後で運河沿いのカフェでゆっくり寛ぎたかった。

　オランダで風車群を見ようとしたらキンデルダイクかザーンセスカンスになります。ザーンセスカンスが明治村のように風車を含めた伝統的建物を集めたテーマパークなら、ここキンデルダイクは１７４０年頃に建設された19基の古い風車が川に沿ってずらりと並んでおり、オランダの治水技術を伝えるものとして世界遺産になっています。周囲はのどかなオランダの田園風景で４月下旬は菜の花が咲いていました。

　緑の木立の中にチューリップ、ヒヤシンス、スイセン、カーネーション、アイリス、ユリなど多種類の花が工夫されたデザインのもとで植えられており、その数は７００万本以上と言われています。広い公園なので地図で場所をチェックしながら進みましょう。早朝は入場者も少なく、鳥のさえずりを聞きながらゆっくり歩けます。春の２ヶ月だけの開園でこの時期のオランダ観光では絶対外せないスポットです。

　オランダの運河地区をボートで回ると街歩きとは別の目線で建物や橋を見ることが出来る。特にアムステルダム中央駅前から出る運河クルーズは１時間程度で見どころを一回りするので最初に運河クルーズで街の概観をつかみ、その後にポイントをゆっくり歩いて回るのがオススメ。

　アムステルダムの国立ゴッホ美術館と並ぶゴッホの作品の殿堂。他にもオランダ古典絵画やセザンヌ等の印象派の作品も展示されている。屋外は美しい彫刻庭園になっておりロダン等の作品を見ながら散策するのが楽しい。今回はツアーで訪れたのでできなかったが、周囲は広大な自然保護区になっているのでここをレンタライクルで回るのもいいだろう。芸術と自然にゆっくり浸りたい。