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ごーふぁーさんのクチコミ(36ページ)全881件

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  • 謎に丁寧で親切なチェコの博物館スタッフ、富の象徴だった陶器ストーブの仕組みを知る

    投稿日 2020年03月03日

    西ボヘミア博物館 プルゼニュ

    総合評価:5.0

    ここは建物も立派で巨大、コレクションも多い。一方、入場者は私1人。

    前年、ブルノで体験した時と同じく、チェコの博物館スタッフはとても親切。解説書は持ってきてくれるし、閲覧する順序を入口で必ず教えてくれる。そして見逃しそうな場所や迷いそうな時には、スタッフが影にいらして、突如現れこっちも見てね、と(笑)指示してくださる。

    本当に謎に丁寧でやさしいチェコの美術館スタッフ。

    また、広い展示スペースであるが見学者が帰ると、いちいち各部屋の電気を消して回っている様子。そして、見物途中には、突然近寄ってこられて、なぜか博物館のデータの詰まったCD-ROMをくださった。なんだろう、この手厚さは。

    今回、この博物館の展示によって、お屋敷でよく見かける陶器ストーブの仕組みを初めて理解した。陶器でできたタイル張りのストーブには裏にキッチンがあり、その熱源をダクトで壁の反対のストーブにまわす仕組み。煙はでないし、火事のリスクも減って、見栄えもよい。このストーブは富の象徴だったらしい。

    詳細はコチラから↓
    http://jtaniguchi.com/%e3%83%97%e3%83%ab%e3%82%bc%e3%83%8b%e3%80%81%e3%83%97%e3%83%ab%e3%82%bc%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%80%81%e3%83%94%e3%83%ab%e3%82%bc%e3%83%b3-plzen-pilsen-%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%83%89/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    半日
    アクセス:
    5.0
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    4.5
    展示内容:
    4.5

  • ポーランド海軍の歴史を知る、展示品豊富な博物館船

    投稿日 2020年10月28日

    駆逐艦ブリスカヴィカ その他の観光地

    総合評価:4.5

    駆逐艦ブリスカヴィカ(Okręt-Muzeum ORP “Błyskawica”)-博物館船-
    海軍博物館の先の大きな波止場には博物館船の駆逐艦ブリスカヴィカ(Okręt-Muzeum ORP “Błyskawica”)が停泊している。船の目の前に車を駐車可能で、車で向かえば強いふきっさらしの波止場で風を避けて移動できる。

    内部に入ると、駆逐艦ピオルン (ORP Piorun)の大きなパネル展示が目につく。ポーランド海軍と言えば、こちらの船の話になるのだな、と会得する。この船はドイツの巨大戦艦ビスマルクを追撃した船で、ポーランド海軍としては歴史的なトピックなのであろう。

    1941年、ビスマルクに巡洋戦艦フッドを撃沈されたイギリスはビスマルクへの雪辱戦にやっきになり、大作戦がおこなわれた。イギリス第4駆逐艦隊に一時的に配備されたピオルンもこの作戦に参加する。そして追跡の終盤の夜遅くにビスマルクを発見し、双方の1時間近い砲撃戦になった。僚艦はその間魚雷発射の位置取りをし、ピオルンは38cm口径の激しい砲火をしのいだ。僚艦の魚雷攻撃は失敗し、ピオルンも燃料不足で撤退を余儀なくされたが、翌朝のイギリス戦艦による砲撃戦でビスマルクは沈められることになる。

    艦隊提督アンジェイ・カルヴェタの記念陳列棚がある。こちらは大統領機が墜落した2010年4月10日のスモレンスク航空事故で、大統領と共に死亡した提督。ここは博物館船としては展示室は充実している。また、この展示室を見終えると狭い館内を巡ることができる。

    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/gdansk-gdynia-sopot/

    旅行時期
    2019年11月

  • 見学者が絶えない所以、ソ連が展示許可をしなかった所以のもわかる壮大な絵巻物

    投稿日 2020年03月27日

    パノラマ ラツワヴィツカ民族博物館 ブロツラフ

    総合評価:4.5

    この美術館は円筒型の形をしており、建物内部で360度のパノラマ絵画を展示するために造られた。題材として「ラツワヴィツェの戦い」を描いたパノラマ絵画は1894年の完成当時から人気がありポーランド人が見物に押し寄せたという。その為、ラツワヴィツェの展望美術館とも呼ばれている。

    パノラマ絵画は大きくキャンバスは縦15m、横120mと巨大で、当時の人にとってはVR、3D体験さながらだったと思う。実際、今見ても戦場にいるかのような迫力がある。このパノラマ絵画は現ウクライナ領のリヴィウ / ルヴフ(Lwów)にあったが、展示建物が大戦中、爆撃にあい、補修が必要な状況になった。そしてヴロツワフに運ばれたものの、戦後はソ連の許可がおりずに保管されたまま、ホールも完成してからしばらく空っぽだったと言う。1985年にやっと修復ができ展示とあいなった、という。気の長い話で、見学者が絶えないのもわかる。

    ここで描かれている「ラツワヴィツェの戦い」は1794年農民兵が2000人も参加して帝政ロシアに立ち向かった戦い。ポーランド人としては忘れがたい歴史の一コマなのだろう。ソ連が展示許可をしなかったのもわかる。

    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/wroclaw-artmuseum-music/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    5.0
    コストパフォーマンス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    3.5
    展示内容:
    5.0

  • 日本のガイドブックに載っていないが、到着してみると巨大かつ3層の充実し日本のガイドブックはスルーだが、絵画工芸品ともたいした展示量で見逃すのは惜しいた展示で驚いた

    投稿日 2020年04月03日

    ヴロツワフ国立博物館 ブロツラフ

    総合評価:5.0

    なぜか日本のガイドブックにも載っておらず、どんなものだろうと思って、とりあえず行ってみることにした。到着してみると蔦に覆われた巨大かつ立派な建物と3層の充実した展示があり驚いた。

    こちらは博物館というよりも美術館であり、展示品は絵画とキリスト教関係の彫像が中心である。3階には日本を含めた諸外国の工芸品や服飾、電化製品などの技術発達史までもあり、とても楽しめる。スルーしてしまうにはもったいない美術館であり、建物も1886年に建てられた非常に立派なものだ。

    絵画はポーランド絵画の展示が中心なものの、スルバラン、カナレット、カンディンスキー、ピーテル・ブリューゲル /子(日本の国立西洋美術館と全く同じ絵画)などがあった。後で知ったことだが、このカナレットは、よく知るカナレットの甥にあたり、ポーランドの宮廷画家となった人物。それ故、ポーランドではカナレットと言うと伯父よりも彼のことを指すらしい。その精緻な筆致は叔父にとてもよく似ていると感じた。

    この博物館の目玉はシレジア地方一帯を支配したヘンリク4世(1258年頃 ~1290年)の石棺かもしれない。部屋1つを割り当てられており、スタッフも常駐し特別な雰囲気が展示スペースに漂う。

    このヘンリク4世の遺体は第二次世界大戦の最中に研究の為ドイツに持ち去られ行方不明になってしまった。このことは、この後のヴロツワフの現代美術館で見た特別展のテーマと関係していると思われる。ナチスドイツは東欧へのドイツ文化の影響や旧来からドイツの影響があったことを証明したいが為に遺体を持ち去ったと思われるのだ。つまり、覇者であったヘンリク4世にドイツやゲルマンの面影を見いだしたかったのかもしれない。


    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/wroclaw-artmuseum-music/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    半日
    アクセス:
    4.5
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    4.0
    展示内容:
    5.0

  • 酷寒の地と食糧不足に悩まされた収容所生活の中で名曲を作曲した、フランスの作曲家メシアン

    投稿日 2020年10月17日

    ヨーロッパ文化センター その他の都市

    総合評価:5.0

    フランスの作曲家メシアンは第二次世界大戦中にドイツ軍の捕虜となり、収容所生活を強いられる。酷寒の地と食糧不足に悩まされた収容所生活の中でメシアンを後に名曲として最大限の賛辞を送られる四重奏を作曲し、収容所内の困難な状況下で初演まで行なう。
    そのメシアンがかつて収容されていた捕虜収容所 Stalag VIII-A を訪れる為に、ポーランドとドイツの国境の町に向かった。

    ポーランド ズゴジェレツにあるメシアンが収容されていた捕虜収容所 Stalag VIII-A の跡地はいつでも見学することができる。跡地入口には記念碑があり、その奥にはドイツとポーランドの共同プロジェクトで2014年に建てられたヨーロッパ文化センターがある。

    この建物周辺の雑木林一帯が収容所跡で散策路となっている。町から離れていることもあって、訪れる人もおらず、散策路は落ち葉で埋もれ、説明の看板なども酷く色あせていた。その散策路を順にたどると教会跡、図書室跡、キッチン跡などがある。訪れた際の欧州はちょうど冬の入口、ここで収容された人は寒さと飢えに苦しんだと書籍にはあったが、この荒涼たる景色を見ると想像にかたくない。

    この曲は1941年1月15日、ポーランドの国境近くのシレジア地方のゲルリッツの第8A捕虜収容所で、5000人の捕虜という聴衆を前にして初演された。第2次世界大戦の開始とともに一兵卒としてフランス軍に召集されたメシアンは序盤戦で捕虜になってしまう。
    収容所に連行されるやいなや、捕虜はすべての所持品がとりあげられるが、メシアンの雑のうに入っていたのはバッハの『ブランデンブルク協奏曲』、ベルクの『行情組曲』、ストラヴィンスキーの 『結婚』のポケット・スコア。音楽好きのドイツ将校はこれらの楽譜の所持を認め、これがメシアンにとって飢えや寒さで苦しい時の慰めになった、更にドイツ将校は作曲の為の鉛筆や消ゴムや五線譜をメシアンに特別に与えた。
    メシアンはこの収容所で出会った音楽家に励まされ、厳しい環境の中『世の終りのための四重奏曲』を完成させる。そして、この曲は真冬の1941年1月15日に収容所のバラックホールで初演される。楽器は古びて鍵盤のずりおちそうなアップライトのピアノ、3本の弦しかないチェロなどで、4人の音楽家たちは破れてぼろぼろの兵服をまとい、雪中作業のための大きな木靴を履いていた。
    しかし、聴衆は5000人、ドイツ軍の将校に加え捕虜など農民・知識人・職人・牧師・ 医者などさまざまな階層の人が集った。メシアンは演奏前に楽曲解説をする「この曲は囚われの身の時が終ることを示しているのではなく、過去と未来の観念の終り、すなわち永遠の開始を描いた作品」と。そして、自分の作品があのように注意深くそして理解力をもって聴かれたことはなかった、とメシアンは回想する。

    このライナーにある『世の終わりのための四重奏』の作曲初演の物語を読めば誰もが心打たれるだろう。そして、この曲のうつろう音に、永遠の時を感じることに魅了されない者はいないだろう。


    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/%e3%83%a1%e3%82%b7%e3%82%a2%e3%83%b3-%e4%b8%96%e3%81%ae%e7%b5%82%e3%82%8f%e3%82%8a%e3%81%ae%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ae%e5%9b%9b%e9%87%8d%e5%a5%8f%e6%9b%b2%e3%81%ae%e5%88%9d%e6%bc%94/

    https://jtaniguchi.com/%e3%82%b2%e3%83%ab%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%84-gorlitz-%e3%82%ba%e3%82%b4%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%83%ac%e3%83%84-zgorzelec-%e5%9b%bd%e5%a2%83-%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%81%ae%e8%a1%97/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    2.0
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    5.0

  • 驚きのスタッフの方々の超親切対応、日本のガイドブックはスルーだけど内部の色が白で統一されており、内装デザインも見事な美術館

    投稿日 2020年04月03日

    ヴロツワフ現代美術館 ブロツラフ

    総合評価:5.0

    百周年記念ホールは当日の演目がない為、内部の見学不可だったので、そのまま横にあるヴロツワフの現代美術館に向かった。建物外観は百周年記念ホールとのバランスをとったデザインで同時期に展示会場として建てられた建物。2009年に国立博物館が引き継いで現代美術館として改装、内部の色が白で統一されており、内装デザインも見事な美術館である。

    早朝で開館より早く着きすぎてしまい、手持ちぶさたで美術館前のベンチに座って待っていると、わざわざスタッフがこれでも見ておいたらと英語のリーフレットをくださる。その後、荷物をロッカーに入れようとしていると、別の男性職員があとで返してくれればといからと2PLNのコインを、お願いもしないので貸してくださった。良い人ばかりの美術館スタッフの方々。

    スタッフの方々の愛想の良さはこの後も続く、閲覧中に面白い仕掛けがあって、それに今ひとつ気がつかないでいると、説明してくださる方が笑顔で駆けつけてくれ、子供のように楽しそうにケタケタ笑いながら「こうやるのよ」と説明してくださる。道順がわからなそうにしてれば「こっちよ」と説明しに来てくれて、これは見ておいたほうがよいとまで教えてくださる。なんだろう、この美術館の親切さは、という感じなのだ。おかげで、とても気持ちよく鑑賞ができた。

    ・特別展『po/wy/miary(measure-/assess-/ments) / IDO(Institut fur Deutsche Ostarbeit)に関する展示
    特別展では、とても重いテーマでIDO(Institut für Deutsche Ostarbeit)に関する展示『po/wy/miary(measure-/assess-/ments)』があった。

    このIDOとは、1940-1945年にナチスドイツがクラクフで運営したドイツ東部労働研究所(ドイツ東方労働者研究所)のことである。人類学者たちが研究運営したセクションについては論争の的となっている。その研究内容が、ポーランド文化の後進性や東欧がドイツ影響下に長らくあったことを証明する目的であったので、物議をかもすのもさもありなんである。

    この研究の延長には東部総合計画(Generalplan Ost)というナチス・ドイツによる酷い計画がある。これはポーランド一帯のスラブ人やポーランド人を追い出して奴隷化し、ドイツ人がそれらの土地に入植するという計画であり、ソ連侵攻前に策定され一部実行に移された。こういったスラブ人蔑視の政策に科学者も結果的に荷担することになっていたのが、このIDOの展示から見て取ることができる。

    アーティストは、今回の展示を通じて科学がナチズムによってどのように活用され、全体主義システムにどのように巻き込まれたかを提示している。見せ方は写真中心でモダンアート風の端正な展示が多い。淡々と事実が展示されているだけに、静々と問題の深みに引き込まれた。

    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/wroclaw-artmuseum-music/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    半日
    アクセス:
    4.0
    コストパフォーマンス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    4.0
    展示内容:
    4.5

  • ホップの粉末を味わえたのは貴重な体験、試飲ではさっぱりだけではないピルスナーの本物を体験できる

    投稿日 2020年01月29日

    プルゼニュスキー プラズドロイ醸造所 プルゼニュ

    総合評価:4.0

    ピルスナー・ウルケル(Pilsner Urquell)の工場の歴史は古く、どの建物からもそれが感じられる。

    ビール工場はどこも同じなので、ツアーでは建物や地下施設以外はさしたる興味はわかなかったものの、古い建物群には心惹かれるものがある。ホップの粉末を味わえたのは貴重な体験だった。苦いには苦いのだが渋さとは異なる苦み、なるほどと感じる。

    そして、お楽しみは最後の試飲(笑)。地下のビール樽から直接注いでくれる。出荷を待つ新鮮なビールの味は極上、最高級のすっきりを堪能できる。爽やかな中に風味もあるので、さっぱりだけではないピルスナーの本物が理解できた。 おかわりしてよいと言われ、2杯目もいただく。

    かってビールの保管庫では冬季に湖の氷を切り出したものを地下の巨大な氷室に集めて温度管理をしていた。その苦労ぶりがうかがえる写真がツアー最後に展示されていた。

    プルゼニュの詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/%e3%83%97%e3%83%ab%e3%82%bc%e3%83%8b%e3%80%81%e3%83%97%e3%83%ab%e3%82%bc%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%80%81%e3%83%94%e3%83%ab%e3%82%bc%e3%83%b3-plzen-pilsen-%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%83%89/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    3.5
    コストパフォーマンス:
    3.5
    人混みの少なさ:
    4.0
    展示内容:
    4.0

  • 展示物が田舎くさくて、建物とのギャップが面白いのがこちらの博物館の特色

    投稿日 2020年10月20日

    グディニャ博物館 その他の観光地

    総合評価:5.0

    グディニャ博物館(Muzeum Miasta Gdyni)

    町についたらお約束の郷土資料館訪問である、まずは グディニャ博物館(Muzeum Miasta Gdyni)を訪れた。建物も新しく、展示スタイルも洗練されている。が、展示物が田舎くさくて、建物とのギャップが面白いのがこちらの博物館の特色。

    この展示されていた金色のドレス。説明書きにはこうある。

    船乗りの夫と妻のイレーヌが旅行でカイロのヒルトンホテルに行った。ホテルでのファッションショーを見たイレーナは腰に黒いサテンのスカーフが付いた輝く金色のスカートをたいそう気に入った。そこで妻の為に夫がこのスカートを買ってあげた。その後、地元のソポトの仕立て屋がブラジャーを縫い、買って来たスカート上部に組み合わせる形でドレスに仕上げた。

    これの展示が、この博物館で1番目を引く展示物。

    キャプションには「アルミホイルドレス、ポリエステルライニングとインターフェースカップ付きブラジャー、夫/ 1959 /私有財産からのイレーナ・オホーグオルゼゴスカへのプレゼント」とある。 右上にこれを着た妻の小さな写真が貼ってあり、こちらのキャプションは「ソポトのグランドホテルでの大晦日の演舞室で金色のドレスを着たイレーナ・オゾーグオルジェゴスカ/ 1961 )とあった。

    こんな感じで、こちらの博物館、とても良い感じなのである。建物は都内の郷土資料館などかなわないほど立派で展示手法も洗練されているのだが、この親近感の沸くような展示物。しかしながら、この話も港町グディニャをよく表している。他の場所のキャプションにはこのようなことが書いてあった。

    「すべての偉大な男の背後には偉大な女がいます。」この言葉は船乗りの人生にぴったりです。
    船員が海で働くとき、妻やパートナーは一人で家事をし、問題を解決し、子供を育てなければなりません。グディニャでは、船乗りの女性は日々、力強さと自立心を発揮しているのでいつも評価されてきました。彼女たちの生活は夫やパートナーの出港帰港に合わせて過ぎていき、長い別離と相手への想い、陸での短い共同生活の繰り返しです。すべての人間がこの試練に耐えられるわけではありません。船乗りの家族の厳しい生活は、世界中からの贈り物や妻や家族を連れて行く異国情緒あふれる休暇旅行によって慰められていた。

    もちろんこの博物館ではグディニャ郷土史的なことも子細に学ぶことができる。ざっと俯瞰するとこんな感じである。

    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/gdansk-gdynia-sopot/

    旅行時期
    2019年11月
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    コストパフォーマンス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    4.0
    展示内容:
    3.5

  • 中世の城の雰囲気を堪能でき、どこかゲーム・オブ・スローンズの風合いあるお城。城をバックにしたこの町はは映画『T-34 レジェンド・オブ・ウォー 完全版』でも大活躍

    投稿日 2020年02月12日

    ロケト城 カルロビバリ

    総合評価:4.5

    この街、唯一の観光資源。3方を川に囲まれた城壁都市で、そこに鎮座する城であるから、なかなか造りも見応えある。
    但し、余計なことに(笑)、地下は拷問の展示が並ぶ。見世物小屋風で興ざめかと思いきや、うめき声が始終スピーカーで流され、興ざめどころかげんなりする。ただ、等身大の各種拷問は少々リアルで観光客受けはしているようだった。

    一方、お城の方は保存状態もよく、中世の城の雰囲気を堪能でき、また城の構造がよく理解できる。どこかゲーム・オブ・スローンズのナイツウォッチが詰める最北の城に似ており、あのドラマの大道具は優秀だったのだなぁ、と感心させられた。
    ロケトの美しい街並みは映画の007のロケ地にもなっており、最近では映画『T-34 レジェンド・オブ・ウォー 完全版』ではこの街や橋が大舞台となっている。

    続きはコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/%e3%82%ba%e3%83%87%e3%83%bc%e3%83%86%e3%83%b3-%e3%83%ad%e3%82%b1%e3%83%88-%e3%82%ab%e3%83%ab%e3%83%ad%e3%83%b4%e3%82%a3-%e3%83%86%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%84%e3%82%a7/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    2.5
    コストパフォーマンス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    4.0
    展示内容:
    3.0

  • 映画「ブリキの太鼓」にも登場し、NHK「世界ふれあい街歩き」でも紹介された貴重な開戦時の史跡とその博物館

    投稿日 2020年10月18日

    ポーランド郵便局博物館 グダンスク

    総合評価:4.5

    他の博物館と同じくこちらも開館時間が変則的である、月曜日はほとんどの博物館が閉館だか火曜日も13時までしか開いていない。そこで朝1番に向かうことにした。ちなみにこちらは現在も通常営業している郵便局の中にある博物館でもある。そして、火曜日は入館料無料であった。

    ポーランド郵便局はヴェステルプラッテ同様に第二次世界大戦開戦時の主戦場となった史跡である。博物館の規模は小さいが郵便局の攻防戦の様子や郵便局員の処刑にいたるまでの資料の数々が生々しく展示されており、解説も詳しい。
    当時のグダニスク(ダンツィヒ)は、どの国にも所属しない自由都市であった。但し、この郵便局は例外でポーランド資産の建物で治外法権となっていた。つまり建物はポーランド領土であり、ポーランド本国へ直通の電話線がある重要施設かつ戦略上の重要拠点でもある。

    ポーランド郵便局が戦略拠点だったため、戦争が予想されドイツとの緊張関係に入ると、郵便局の職員は局の防備を固めた。職員の一部は保安部隊でもあったが、武装は貧弱で拳銃と3丁の軽機関銃しかなかった。
    ポーランド郵便局での激戦が繰り広げられた1939年9月1日。57人のスタッフが在籍し、立てこもったポーランド郵便局員は幾度もドイツ軍を跳ね返した。

    ドイツ軍の攻撃は隣接する事務所と正面玄関の2方向からおこなわれたが、幾度もドイツ軍は敗退を迫られる。そして105mm榴弾砲と爆薬を用いて、開戦10時間後に突入、最後に職員たちは地下室に立て籠もるも、ガソリンを注ぎ込まれ3時間後に陥落。ポーランド側は当初6時間程度の防御を想定していたが、郵便局員たちは、ほぼ1日を死守したことになる。

    ヴェステルプラッテでは広大な敷地にキャプションが点在していたが、こちらは小規模ながら細かな解説とリアルな展示品で開戦時の様子を詳細に知ることができる。また、郵便局前のモニュメントや裏の連行された壁など史跡も豊富だ。

    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/%e3%82%b0%e3%83%80%e3%83%8b%e3%82%b9%e3%82%af-gdansk-%e7%ac%ac%e4%ba%8c%e6%ac%a1%e4%b8%96%e7%95%8c%e5%a4%a7%e6%88%a6%e5%8d%9a%e7%89%a9%e9%a4%a8-%e9%83%b5%e4%be%bf%e5%b1%80-%e9%80%a3%e5%b8%af/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.5
    コストパフォーマンス:
    4.5
    人混みの少なさ:
    4.5
    展示内容:
    4.5

  • 麗しのコッツウォルズの村をオートバイで巡る

    投稿日 2020年02月03日

    コッツウォルズ コッツウォルズ地方

    総合評価:4.5

    羊がこちらを見つめ、 鳥が道をふさぎ、なだらかな丘と連続する心地よいカーブ。コッツウォルズ(Cotswolds)は、なんとも気持ちのよいツーリングができる地帯であった。どこを切り取っても絵のような風景が続き、天候は晴れ間が3割、曇天7割で、暑くもなく雨にはあわずで、申し分ない快適なツーリング。
    終着点はお風呂の語源になったバース(Bath)。ここでは、幸運なことにホテルフロントでクラシックコンサートに誘われ、ひょんなことから夜は演奏会へ。

    ● 早朝、ロンドンを出発しコッツウォルズで朝食
    ● コッツウォルズの名所をオートバイで巡る
    ● カースル・クームのマナー・ハウスで結婚式に出会う
    ● バースの古風で魅力的なホテル Pratt’s Hotel(現 Hotel Indigo Bath)
    ● バースのローマ浴場でコンサートを聴く

    続きはコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/%e6%b5%b7%e5%a4%96%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0-%e3%82%a4%e3%82%ae%e3%83%aa%e3%82%b9%e7%b7%a8%e2%91%a2/

    旅行時期
    2012年09月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1日
    アクセス:
    1.5
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    3.5

  • ハンザ同盟を牽引した船、コグ船の変遷を模型で辿る

    投稿日 2020年10月15日

    グディニャ海軍博物館 その他の観光地

    総合評価:4.0

    グディニャ海軍博物館(Muzeum Marynarki Wojennej)
    1階は対空火器、魚雷、機雷を主に展示してあり、海軍博物館そのものだが、船舶は模型含めてあまり多くはない。現在、建物半分が建て替え中なので、このような中途半端な内容なのだろう。

    しかし、上階には帆船模型が並び、かつてバルト海を中心に活躍していた船が多く展示されている。

    この博物館を訪れてとても良かったのは、コグ船の変遷を模型を見ることができたことだった。ハンザ同盟時代の漁に関心があって、コグ船をいろいろ調べていたが、このような変遷をまとめたものは今まで見たことない。展示棚のタイトルは「タイトルはコグ船からガレオン船へ~14世紀から17世紀までバルチック海を航海していた船~」とある。

    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/gdansk-gdynia-sopot/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    コストパフォーマンス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    4.0
    展示内容:
    3.5

  • 実は裏手にまわると2つの時計台と駅全体が見渡すことができる。

    投稿日 2020年10月14日

    ハンブルク中央駅 ハンブルク

    総合評価:4.0

    ハンブルク中央駅 Hamburg Hauptbahnhof
    1906年開業、分散していた4つの駅を統合した為、駅舎も大きく、プラットホームもかなり長い。実は裏手にまわると2つの時計台と駅全体が見渡せ、表面の橋からは長いプラットホームと全景が見渡せる。
    駅内には飲食店もたくさんあり、周囲はトルコ系のお店がならぶ商業地域があり、安価に食事ができる。

    https://twitter.com/juntaniguchi/status/1315768227650101248

    旅行時期
    2019年11月
    アクセス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    2.0
    施設の充実度:
    4.0

  • 突端には海が拡がるだけで釣り人一人(笑)

    投稿日 2020年10月13日

    ソポト大桟橋 その他の都市

    総合評価:4.0

    グダニスクから15キロほど北の街ソポト。ここの桟橋はヨーロッパで最も長い木製の桟橋らしく、その長さは500m。桟橋の向こうが霞むほど長い。

    無駄な気もするが往復1キロを歩く。案の定、突端には海が拡がるだけで釣り人一人(笑)。

    ただただ、海風だけが気持ちよい。

    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/gdansk-gdynia-sopot/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    景観:
    4.5
    人混みの少なさ:
    4.0

  • プラハのダンシング・ハウスと似ているが設計者は異なる

    投稿日 2020年10月13日

    歪んだ家 グダンスク

    総合評価:3.5

    有名なソポトの大桟橋に行く手前は短いながら商店街になっている。その通りには、この町の定評である「ねじれた家」の異名を持つクシヴィ ドメック(Krzywy Domek)がある。
    プラハのダンシング・ハウスと似ているが設計者は異なる。

    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/gdansk-gdynia-sopot/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    コストパフォーマンス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    3.0
    展示内容:
    4.0

  • この屋内市場の建物に入った瞬間にこれだ!と思った そして美味しくてリーズナブルな食堂

    投稿日 2020年03月27日

    ハラ タルゴワ市場 ブロツラフ

    総合評価:5.0

    この屋内市場の建物に入った瞬間にこれだ!と思った。この市場なら、あらゆる食材が揃うので地場の美味しいものにありつけそうだと瞬間的に確信した。また、食材だけでなく、花屋やユニークな雑貨屋もたくさんあり何でも揃いそうな楽しすぎる屋内マーケットであった。

    ふと脇を見ると行列している食堂がある。これは美味しいかもしれないと思い、ランチはここでいただくことにした。そして、これがヴロツワフの滞在中3日間続く事になる(笑)。

    夕方も立ち寄った。博物館を出ると4時半というのに外は真っ暗。午後4時を前に日没となるので、4時半となるともう夜中のように真っ暗である。散策をしても寒いだけなので再び屋内市場へ夕食の食材を買いに、再度立ち寄る。
    今回は昨夜のピエロギに加えてロールキャベツも購入。ピエロギはきのこチーズとほうれん草を、ロールキャベツはお米に肉入りを選んだ。良い香りのネギがあったので、そちらと量り売りのマッシュルームを4つほど買った。少量でも売ってくれるのが嬉しい。ピエロギのキノコは食べてみるとポルチーニだった。この市場のおかげで夕食も楽しく美味しいのがありがたい。

    3日目もランチは、あらかじめ食べるものが決まっており、牛肉をほろほろになるまで煮た料理を注文。ウィンドウで見て、ずっと試したいと思っていた。また、スープも初めてつけていただいた。周囲にはスープだけで済ます人も多く、それなりにしっかりしたお味と具が揃ったスープだった。サラダはニンジンサラダ、少しニンニクが効いており、これも美味しい。この美味しさとボリュームで400円なのだから、混雑するのも当たり前か。

    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/wroclaw-touristguide-historicsite/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    5.0
    お買い得度:
    5.0
    サービス:
    4.0
    品揃え:
    5.0

  • 歴史的な建造物が立ち並び、中世の趣を残す長屋スタイルの土産物店が並ぶヤトキ通りもそばに

    投稿日 2020年10月11日

    旧市場広場 ブロツラフ

    総合評価:4.0

    ヴロツワフの市場と表記されるが、ここは中世のマーケット広場で常設の大きな青物市場がある訳ではない。クラクフなどと同様にとても大きな広場で周囲には旧市庁舎など歴史的な建造物が立ち並ぶ。また、中世の趣を残す長屋スタイルの土産物店が並ぶヤトキ通り(Stare Jatki)も隣接している。

    このあたりにも多く点在する小人像は、1980年に反共産主義の地下運動(Orange Alternative)の際に小人をシンボルとしたことが起源と言われている。ポーランド人にとって馴染みある小人をアイコンにして、平和的かつユーモアをもった抗議活動で逮捕免れ運動を持続させたようだ。それからしばらく経って2001年に現在「お父さん小人」と言われている小人像が建てられ、それに続く形でヴロツワフに小人の銅像が広まったらしい。最初は政治シンボルとして、続いてアートとして、現在は広告塔も兼ねてという流れらしく、新しい小人像はユニークなものも多い。

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    5.0
    景観:
    4.5
    人混みの少なさ:
    3.5

  • 元はホーエンツォレルン家の宮殿で博物館の建物も立派、シロンスク/シレジア地方史も学べるのでヴロツワフに来たら必見!

    投稿日 2020年03月27日

    ヴロツワフ市歴史博物館 ブロツラフ

    総合評価:4.5

    元は ホーエンツォレルン家の宮殿だったために、博物館の建物も立派で、展示品も充実している。展示はもちろんヴロツワフの歴史だが、郷土資料館として見ると古代史が少なく、中世から主な展示が始まる。中でもハプスブルク家関連の展示がとても多い。そして、近代以降はシロンスク / シレジア地方らしく産業の発展史。そして戦後のソ連影響下の展示がナチス影響下の展示と同じくらいのスペースをとっているのが印象的だった。どちらもポーランドにとっては苦労の絶えなかった時代である。

    博物館に入ると最初にフランチシェク・スタロヴィエイスキ(Franciszek Starowieyski)の巨大な絵が迎えてくれる。

    12メートルの圧倒される絵で、おどろおどろしいのが彼の画風、ヒエロニムス・ボスのような怪物も登場する。この絵は、2000年にヴロツワフの千年紀を記念して描かれたとのことでヴロツワフの守護神である聖ヨハネが主題となっている。描いた スタロヴィエイスキ はポーランドの著名グラフィックアーティストでポーランドでは人気がある。アンジェイ・ワイダなど映画ポスターも多数描いており、一部は国立映画アーカイブや神奈川県立美術館に収蔵されており、日本でもそれらを観ることができる。

    中世の展示で見事だったのが1265年頃にシレジア公爵の宮廷で制作されたブレスラウ詩篇という写本、旧約聖書の150詩篇と聖歌が彩飾されている。写本のテキストはドイツ人の書家によるもの、細密画はイタリア人の絵師が描き、仕上げはシレジアの職人が仕上げたことから当時の文化交流の状況がわかる。


    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/wroclaw-museum-history-military/

    旅行時期
    2019年11月
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    5.0
    コストパフォーマンス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    3.0
    展示内容:
    4.0

  • なぜか考古学博物館と軍事博物館が同居している、関心をもって眺めたのがフン族の歴史、圧巻なのはヘルメットのコレクション

    投稿日 2020年03月27日

    考古学博物館 ブロツラフ

    総合評価:4.0

    ここはなぜか考古学博物館と軍事博物館が同居している。建物は1459年から改修を重ねたもので非常に古く、もともとは兵器庫だったゴシック様式の建物。現在、建物は明確に二分されており、異なる博物館が並んでいる感じだ。

    考古学博物館のほうはポーランド含めた中欧の古代史であり、まとめ方も見事でなかなか見応えがあった。関心をもって眺めたのがフン族の歴史。フン族については、ハンガリーはフン族の末裔だと言う偽説が流れたり、チャーチルが第二次世界大戦中にドイツ人を「フン族」と悪し様にののしる時に使ったり、少々謎めいたところがある。そこで、実際のフン族がどうだったのか、をこちらの展示から垣間見ることができた。ポーランドはフン族とは密接な関係にあり、今のポーランドの領土はフン族のアッティラの支配下にあった。そして、3世紀と4世紀にはポーランドの領土のほとんどにゲルマン民族が定住することになる。ポーランドの北東部にのみ非ゲルマン民族で西バルト民族が住んでいたらしい。西ゴートあたりの歴史も少々勉強しておきたく感じた。

    軍事博物館は兵器庫だったこの建物の成立ちと同じく大量の武器庫をイメージさせる展示であり、18世紀から銃器類が整然と並ぶ。また、圧巻なのはヘルメットのコレクションで、様々な国の昔から現代に至るまでのヘルメットがたくさんの棚に陳列されている。古代から中世の武器類のブースは改修中であった。古い建物なので、常にどこかしら建物のメンテナンスをしている様子である。

    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/wroclaw-museum-history-military/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    5.0
    コストパフォーマンス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    4.0

  • 説明を受けていると、この方が20日から始まる特別展の部屋にこっそり入れてくださった

    投稿日 2020年03月27日

    ヴロツワフ大学 ブロツラフ

    総合評価:5.0

    熱心に1階の天文学機器のブースを見ていると、後ろからか細い声で声をかけられた。自分に対しての声かけとは思わずにスルーしていたところ、二度目のささやき。どうも私に遠慮がちに話しかけていたらしい。そして、この学芸員とおぼしきご婦人スタッフがいろいろ説明くださる様子。
    説明を受けていると、この方が20日から始まる特別展の部屋にこっそり入れてくださった。無関係の東洋人が入室し、同僚の方も驚いていたので、よっぽど特別の配慮だったのだろう (笑) 。帰り際に「貴方が特別展の1番最初の見学者ね」、とチャーミングな笑顔。ポーランドの美術館、博物館ではスタッフの方に親切にされることが多く、とても嬉しい出来事だった。

    フリードリヒ・ウィルヘルム3世がおこなったプロイセン改革によって、1811年フランクフルトヴィアドリナ大学(現 ヴィアドリナ欧州大学 Europa-Universität Viadrina)がヴロツワフ大学に統合された。その際に本、棚、家具、楽器は船に詰まれオーデル川で運び込まれたという。その時を描いた絵が展示されており、当時の美しいヴロツワフの街並みが俯瞰してみてとれる。

    屋上階は大学の古くからのコレクションを展示しており、更に階段を昇ると屋上テラス(Mathematical Tower)に出られる。ここは、かつて天文台として使われていた。高さ42 mなのでさほど高くはないが、街をかろうじて一望できる。ついでながら高台からの街の展望の場を得たので、これで教会の塔に登らずともよし、と用を済ませてしまった(笑)。

    詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/wroclaw-museum-history-military/

    旅行時期
    2019年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    5.0
    コストパフォーマンス:
    4.5
    人混みの少なさ:
    3.5
    展示内容:
    5.0

ごーふぁーさん

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