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第二次世界大戦博物館 Museum of the Second World War

博物館・美術館・ギャラリー

グダンスク

観光の所要時間:
半日

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第二次世界大戦博物館 https://4travel.jp/os_shisetsu/10605788

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施設情報

施設名
第二次世界大戦博物館
英名
Museum of the Second World War
住所
  • Plac, Władysława Bartoszewskiego 1, 80-862 Gdańsk, ポーランド
公式ページ
詳細情報
カテゴリ
  1. 観光
  2. 文化・芸術・歴史
  3. 博物館・美術館・ギャラリー
登録者
ごーふぁー さん

※施設情報については、時間の経過による変化などにより、必ずしも正確でない情報が当サイトに掲載されている可能性があります。

クチコミ(1件)

グダンスク 観光 満足度ランキング 37位
3.11
アクセス:
4.50
コストパフォーマンス:
4.50
人混みの少なさ:
4.00
展示内容:
5.00
  • 満足度の高いクチコミ(1件)

    開館して間もない巨大戦争博物館、戦争犯罪に焦点を当てており軍装品や兵器の展示だけによらない中身の濃い内容

    5.0

    • 旅行時期:2019/11
    • 投稿日:2024/04/22

    開館して間もない 第二次世界大戦博物館(Muzeum II Wojny Światowej w Gda&#324...  続きを読む;sku)は、戦争犯罪に焦点を当てており、戦争博物館によくある軍装品や兵器の展示だけによらない、中身の濃い戦争の内実を知る博物館となっている。 この博物館には、運良く火曜日の無料の日の訪問となった。その割には来館者は多くない。おかげでじっくり見て回ることができる。普通に館内をまわっても2時間を要す大博物館で、興味深いのは大戦の全体像を、圧政を切り口に網羅的に扱っている所である。 通常、こういった博物館は軍装品や兵器に偏っていたり、ユダヤ人問題に限られていたりするが、若干ながら太平洋戦争や日本軍の展示もあり、第二次世界大戦を幅広く扱っている。一般市民を巻き込む無差別爆撃についても重慶やゲルニカから始まるが、広島含めて連合軍の犯罪行為まで描かれている。 捕虜の扱いを網羅的に扱った展示も初めて見た。捕虜の扱いにおいて、数々の不法行為や意図的にドイツ軍がソ連兵を餓死させた話などの戦争犯罪も多く紹介している。 ユダヤ人の問題についても多く取り上げられているが、自国のポグロムについての記載は少なめであった。ポーランドも反ユダヤの感情が大きかった国だが、その辺は如何なのだろうかという率直な疑問は残る。 この博物館の展示の最後の最後にポーランドはナチスとソ連の侵略と戦後ソ連の圧政に打ち勝った的な映像でしめくくられる。この辺りを含めて、自国民には少々身贔屓な気もした。 しかし、その身贔屓なところが気にならぬほどの圧倒的な展示数とその内容であり、戦争とその余波で、戦場外の恐ろしい実態が浮き彫りになる博物館であった。特筆すべき展示をいくつもあげることができる。 ・ウクライナ飢饉と臼石 飢餓についても各セクションに豊富な展示があり、この博物館でもひとつのトピックになっている。展示の最初のブースに「ウクライナのハンドミル」とのタイトルで、粉ひきの臼石が展示されていた。 何のことだろうと解説を読むと、ソビエトがウクライナ農民からハンドミルを取り上げたという話であった。ウクライナの飢餓を引き起こしたソ連の意図的な政策は有名だが、農作物を収奪する為に農民自らが食べられないようにハンドミルまで破壊してまわったという恐ろしい話を示す展示である。 この時ソビエトはウクライナ農民から動物の飼料や種子となる穀物まで没収し、他の畑から麦穂を5本摘んだだけで死刑もしくは強制労働収容所で10年の刑が言い渡され、人々を餓死に追い込んでいった。 ・レニ・リーフェンシュタール (Leni Riefenstahl) ・戦時中の差別 (優生思想、身体障害者、ユダヤ人) ・ポーランド人に対する弾圧 ・捕虜に対する罪 ・飢餓 ・強制収容所 ・ポグロム 等々、詳細はコチラから↓ https://jtaniguchi.com/%e3%82%b0%e3%83%80%e3%83%8b%e3%82%b9%e3%82%af-gdansk-%e7%ac%ac%e4%ba%8c%e6%ac%a1%e4%b8%96%e7%95%8c%e5%a4%a7%e6%88%a6%e5%8d%9a%e7%89%a9%e9%a4%a8-%e9%83%b5%e4%be%bf%e5%b1%80-%e9%80%a3%e5%b8%af/  閉じる

    ごーふぁー

    by ごーふぁーさん(非公開)

    グダンスク クチコミ:15件

  • 開館して間もない 第二次世界大戦博物館(Muzeum II Wojny Światowej w Gdań...  続きを読む;sku)は、戦争犯罪に焦点を当てており、戦争博物館によくある軍装品や兵器の展示だけによらない、中身の濃い戦争の内実を知る博物館となっている。

    この博物館には、運良く火曜日の無料の日の訪問となった。その割には来館者は多くない。おかげでじっくり見て回ることができる。普通に館内をまわっても2時間を要す大博物館で、興味深いのは大戦の全体像を、圧政を切り口に網羅的に扱っている所である。

    通常、こういった博物館は軍装品や兵器に偏っていたり、ユダヤ人問題に限られていたりするが、若干ながら太平洋戦争や日本軍の展示もあり、第二次世界大戦を幅広く扱っている。一般市民を巻き込む無差別爆撃についても重慶やゲルニカから始まるが、広島含めて連合軍の犯罪行為まで描かれている。

    捕虜の扱いを網羅的に扱った展示も初めて見た。捕虜の扱いにおいて、数々の不法行為や意図的にドイツ軍がソ連兵を餓死させた話などの戦争犯罪も多く紹介している。

    ユダヤ人の問題についても多く取り上げられているが、自国のポグロムについての記載は少なめであった。ポーランドも反ユダヤの感情が大きかった国だが、その辺は如何なのだろうかという率直な疑問は残る。
    この博物館の展示の最後の最後にポーランドはナチスとソ連の侵略と戦後ソ連の圧政に打ち勝った的な映像でしめくくられる。この辺りを含めて、自国民には少々身贔屓な気もした。

    しかし、その身贔屓なところが気にならぬほどの圧倒的な展示数とその内容であり、戦争とその余波で、戦場外の恐ろしい実態が浮き彫りになる博物館であった。特筆すべき展示をいくつもあげることができる。

    ・ウクライナ飢饉と臼石
    飢餓についても各セクションに豊富な展示があり、この博物館でもひとつのトピックになっている。展示の最初のブースに「ウクライナのハンドミル」とのタイトルで、粉ひきの臼石が展示されていた。
    何のことだろうと解説を読むと、ソビエトがウクライナ農民からハンドミルを取り上げたという話であった。ウクライナの飢餓を引き起こしたソ連の意図的な政策は有名だが、農作物を収奪する為に農民自らが食べられないようにハンドミルまで破壊してまわったという恐ろしい話を示す展示である。
    この時ソビエトはウクライナ農民から動物の飼料や種子となる穀物まで没収し、他の畑から麦穂を5本摘んだだけで死刑もしくは強制労働収容所で10年の刑が言い渡され、人々を餓死に追い込んでいった。

    ・レニ・リーフェンシュタール
    (Leni Riefenstahl)
    ・戦時中の差別
    (優生思想、身体障害者、ユダヤ人)
    ・ポーランド人に対する弾圧
    ・捕虜に対する罪
    ・飢餓
    ・強制収容所
    ・ポグロム
    等々、詳細はコチラから↓
    https://jtaniguchi.com/%e3%82%b0%e3%83%80%e3%83%8b%e3%82%b9%e3%82%af-gdansk-%e7%ac%ac%e4%ba%8c%e6%ac%a1%e4%b8%96%e7%95%8c%e5%a4%a7%e6%88%a6%e5%8d%9a%e7%89%a9%e9%a4%a8-%e9%83%b5%e4%be%bf%e5%b1%80-%e9%80%a3%e5%b8%af/  閉じる

    投稿日:2020/08/24

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