猫探しさんのクチコミ(58ページ)全1,868件

　ヨーロッパとアジア側を結ぶ航路など，沢山の船が行き交っています．今回はエミノニュ駅前にあるベザルフェン・アフメット・チェレビー埠頭からユスキュダル埠頭までを利用してみましたが，便数も多く，路線バスのような渋滞にも遭わないので，とても便利だと思います．船内は広く，売店もあります．海からの景色はとても良く，イスタンブールの市街を見渡すことができます．メトロと同じくらいの料金で乗れ，イスタンブールカードも使えるので，ボスポラス海峡クルーズにお金を出して乗らなくても，十分楽しめると思います．

料金（イスタンブール～エディルネ）：行き60トルコリラ，帰り50トルコリラ

　行きと帰りで料金が違いました．理由は良く判りませんが，出発時間によって料金体系が異なるのか，あるいは車両によって違うのかも知れません．イスタンブールのオトガルではクレジットカードが使えましたが，エディルネでは使えませんでした．
　バスは4列シートで，リクライニングは日本のバスと同程度でしたが，シートテレビが付いており，Wi-Fiも使え，飲み物や軽食のサービスもあるので，料金を考えるとかなりお得感があります．ただ，トルコの場合は，基本的に長距離バスはオトガル間を行き来するだけなので，オトガルから街の中までは，路線バスやタクシー等，別の交通手段を使う必要があります．

　タクシム駅からテュネル駅までのT2路線と，アジア側カドキョイの街中を周回するT3路線があります．T2路線は新市街のイスティクラール通りを走るので，沢山の観光客が乗っており，どちらかと言うと，観光路線のような感じでした．それに比べるとT3路線は地元の方も多く利用しており，より生活感が感じられる路線でした．

　新市街の中心となる広場で，広場の地下は地下鉄や地下ケーブルの駅になっています．広場では催し物を開催していることもあり，いつも賑わっているようでした．タクシム広場を中心として周囲には中級のホテルも多く，また両替屋も沢山あるので，観光客には便利な場所だと思います．イスティクラール通りに行けば，レストランや商店も沢山あります．全体的には移動の基点となる場所なので，広場自体は余り楽しめないかも知れません．

　タクシム駅とカバタシュ駅の間を結ぶ，僅か１区間の地下鉄ですが，歩くとかなり坂道なので，利用価値は高いと思います．ただ，１区間でもメトロ1回分の料金を取られるので，イスタンブールの乗り物の中ではコストパフォーマンスが良いとは言えません．
　地下にあるケーブルカーという珍しさもあってか，観光客も多く乗っていますが，通常の地下鉄同様トンネルの中を走るので，景色は全く期待できません．そのせいか，写真を撮ってすぐに帰る人が多かったです．

　T1トラムの終着駅ですが，電車によってはエミノニュ駅で折り返すものもあるので，旧市街から乗るときは注意が必要です．カバタシュ駅からはプリンスィズ諸島へのフェリーが出るカバタシュ埠頭，地下ケーブルへの乗り換え，ルメリ・ヒサル行きの路線バスなどが利用できます．少し歩きますが，ドルマバフチェ宮殿へも行けるので，便利です．

　ヨーロッパとアジアを繋ぐボスポラス大橋は，1973年に英国とフランスによって架けられたそうです．観光バスに乗れば橋を渡れますが，個人で行く場合にはメトロビュスに乗るのが一番手頃で安価だと思います．バスは止まること無く橋の上を走りすぎますが（観光バスでも停車はできないと思います），窓側にいれば，写真を撮ることは可能です．
　また，ボスポラス海峡クルーズを利用すれば，橋の下をくぐることができますが，あくまでも「下」なので，景色はもう一つです．カバタシュ駅からルメリヒサル行きの路線バスに乗れば，途中でボスポラス海峡を見下ろせる場所を通過するので，その周辺で下りてみるのも一つの方法かも知れません．

　アジア側のボスポラス海峡の入口にあります．サラジャック埠頭から乙女の搭行きのフェリーが出ていますが，そこまで行くには，ユスキュダル埠頭からドルムシュを使うのが良いと思います．小さな場所ですが，観光客は多く，いつも混雑しているようでした．元々娘を愛する王様が娘を守るために幽閉したという伝説がある搭だけに，若いカップルが多く訪れる場所になっています．

　イスタンブールが開発される以前からあった街で，トルコの中でも非常に長い歴史を持つ場所の一つです．ビザンチン時代には沢山教会が建てられていたそうで，今でもあちことに教会があり，モスクと教会が混在する，トルコでもかなり異質な感じがする場所です．街の周囲にはレトロなトラムが走り，近代的なショッピングモールもありました．歴史と現代が混在するような不思議な雰囲気がある場所です．トラムはカドキョイの周囲を回っているので，トラムに乗るために来ても良いところだと思います．

　アジア側にあります．旧市街から行く場合は，トラムのエミノニュ駅で降りて，ユスキュダル埠頭行きのフェリーに乗ると，ユスキュダル埠頭から歩いて行けます．ただ，伝統的な木造家屋のある場所は丘の上の方なので，かなりの急坂を歩く必要があります．観光客らしき人は殆どいませんでした．周囲にはアルメニア教会などもあるので，時間があればブラブラしても良いと思います．

入場料：無料

　イスタンブールのチェンベルリタシュ駅（トラム）のすぐ前にあります．元々はかつてのコンスタンティノープルが都になったことを記念して，コンスタンティヌスI世が建てたものだそうで，イスタンブールで最も古いモニュメントだそうです．この搭を目当てに来る人は少なく，せいぜい待ち合わせ場所くらいの利用だと思いますが，一応解説も付いているので，トラムの待ち合わせ時間にでも見学すると良いと思います．

入場料：25リラ（カメラ込み）

　入場料金は15リラくらいで，カメラを持ち込むと別途10リラくらい必要でした．先史時代～近代までの展示がありますが，メインはメフメト2世のコンスタンチノープル攻防戦やアタチュルク時代のものになっています．
　博物館自体はオスマンベイ駅とタクシム駅の間にありますが，入口はオスマンベイ駅の方になります．
　コンスタンチノープル攻防戦で使われた金角湾の鎖が見られるのが良かったです．軍楽隊の演奏は，終わっていました．

　イェニ・ジャーミィに隣接したバザールで，大勢の人でごった返しています．トルコのツアーの場合，殆どがグランド・バザールに行くと思いますが，興味深いという点では，エジプシャン・バザールの方が行ってみる価値があると思います．
　土産物も売っていますが，目に付くのは香辛料，ドライフルーツ，ナッツです．値段も良心的で，多くのお店で価格も表示されているため，観光客にも買いやすいと思います（全くまけてくれない店もあるので，値札通りで購入しても，それ程損はないと思います）．
　お店にも寄りますが，ドライフルーツを購入したら，きちんと真空パックにしてくれたお店もありました．

入場料：無料

　ガラタ橋の方から見ると，後ろにエジプシャンバザールがあり，モスク周辺の広場はエミノニュ駅前の広場になっているので，常に大勢の人が行き交っています．活気には溢れていますが，落ち着いた感じは全くなく，殆どの人が通り過ぎるだけのようでした．また，モスクは工事中のようで，大きなカバーが掛けられていました．買い物にも便利な場所なので，買い物がてらに見るのも良いと思います．

見学：無料

　ローマ帝国時代の歴史遺産です．現在ではアタテュルク通りをまたいで建っているので，水道橋の真下は道路の真ん中になっており，歩いて行くことはできません．また，橋の上に登るのも禁止されているので，直ぐ隣りにある公園から見るしかありません．
　車の往来が激しいため，風情は余り感じられませんが，これだけの建築物がまだ残っている事実は，ある意味凄いことだと思います．T1アクサライ駅から徒歩10分くらいです．

入場料：無料

　他の主要なモスク同様入場料は無料です．ガラタ搭から見たときに目に付くモスクの一つですが，丘の上にあるので，一番目立つモスクではないかと思います．ミマール・スィナンが1557年に建てたモスクで，規模から言うとブルーモスク以上だと思いますが，定番の観光地に入っていないせいか訪れる人は地元の方か個人観光客ばかりでした．
　モスク自体は壮大で，中庭からだと両端がカメラに収まらない程でした．また，モスクから眺める金角湾もとても綺麗で，一見の価値があると思いました．
　近くにメトロの駅が無いので，行くのは大変かも知れません．私はグランドバザールとイスタンブール大学の間通りを歩いて行きました．

　魚市場というよりは，どちらかと言うとシーフードレストランの方が有名ではないかと思いました．魚以外にも，果物，野菜，乾物などのお店も沢山あり，イメージしていた魚市場とは少し違いました．
　シーフードレストランは沢山あり，殆どのお店でビールも飲むことができるようでした．値段は旧市街周辺の観光客が集まるレストランよりは少し安目のようでした．
　歩き疲れて，チョット休みたい場合には良い場所だと思います．

　タクスィム広場から徒歩圏内にあります．新市街では一番大きな繁華街だと思います．通りにはレトロなトラムも走っていて，観光客も多く利用していました．近くには魚市場やジェザーイル通りなどの観光地もあるので，ブラブラするには良いところだと思います．キリスト教の教会もありました．基本的に歩行者天国になっているようで，車は殆ど走っていませんでした．

　新市街の中心となる駅で，M2の地下鉄の他，カバタシュに行く地下ケーブル，T2路線があります．駅の地下はかなり広く，一部には動く歩道もありますが，端から端まで歩くのは大変でした．移動の中心地ですが，タクスィム駅自体はこれと言って見るべき物も無いので，あくまでも移動の手段として使うときの起点と考えれば良いと思います．周辺にはホテルも多いので，便利です．

・入場料：25リラ

　カラキョイ地区にある石造りの搭で，エレベーターで上まで上がることができます．搭の外観は昔の雰囲気ですが，内部はすっかり現代的で，名古屋城のようにエレベーターやお土産屋が付いています．それでも，上に上がるとイスタンブールの旧市街が一望でき，金角湾の位置や形も良く判るので，かつてのイスタンブール攻防戦を想像するには良い場所です．
　エレベーターは一機しかないので，エレベーターに乗るまでに30分ほど行列を作りましたが，それなりの価値はあると思います．また，上の階にはレストランも併設されているので，市街地を眺めながら食事するにも良いと思います．