猫探しさんのクチコミ(45ページ)全1,868件

　屋根に錫を使っているので錫門と呼ばれているとのことです．正門と違って江戸時代からあった門で，島津家当主のみが通行を許されていた門だそうです．ここを潜ると直ぐ目の前に御殿が現れるので，絶好の撮影スポットだと思います．色のせいか，江戸時代からある割には，比較的新しい門に見えました．

　以前はこの門が仙巌園の入口で，島津家当主だけが通ることのできる門だったようですが，今は別に入場券を購入して入る入口ができたので，正門自体は仙巌園の片隅の方に追いやられているような感じでした．島津家の家紋が入った立派な門ですが，建てられたのは明治時代ということで，比較的新しい施設とのことでした．

　仙巌園の中にある建物の一つで，江戸時代の島津家の別邸として使われていた建物ですが，現在の御殿は明治時代に改築されたものだそうです．島津の殿様が使用していただけあって，桜島の景観は抜群で，館内の方が説明がてらに写真も撮ってくれました．料金は別途300円かかりましたが，せっかく仙巌園まで来たのなら，是非中に入って殿様気分を味わって欲しい施設です．

　仙巌園の中にある施設の一つで，仙巌園の案内図の01番がこれになります．残念ながら石組みの土台しか残っていないので，説明文がなければ何の施設だったのか全く判らないと思います．そのせいか，訪れる人は多いですが，皆さん足早に去って行きました．

　鹿児島を代表する観光地の一つで，とても混雑していました．仙巌園の庭園と尚古集成館施設の入場ができる共通券が1000円でしたが，値段としてはマァマァかなというところです．別に御殿に入るには300円必要でした．庭園は素晴らしいです．桜島がすぐ前に見え，借景としても申し分ありません．島津家所縁の各種施設跡も見学できるので，歴史の勉強にも良いところだと思います．

　仙巌園に隣接する博物館で，島津斉彬が始めた集成館事業に因んで，薩摩切子や薩摩焼などが展示されています．産業遺産などは，江戸末期の薩摩藩がいかに海外の先進的技術を導入するのに積極的だったかが良く判る展示物で，一度は見ておくべき物だと思いますが，全てが撮影禁止というのもどうなのかなと思いました．

　指宿市考古博物館というのが正式な名称のようです．生憎の雨天だったせいか，殆ど訪れている人はいませんでした．古代遺跡や篤姫に関する資料の展示が主ですが，私が訪問したときには，せごどんのTV放送があったせいか，施設の一部を利用して，せごどん館として展示していました．比較的ゆっくり見学できる施設なので，時間があれば訪れるのに良い場所だと思います．

　九州の世界産業遺産の一つで，明治時代の港湾施設です．当時は石炭の積出のため造られた施設だったようで，石積みの埠頭や浮き桟橋等の施設が，ほぼ当時のままの姿で残っています．埠頭からの景色もとても良いので，天気が良ければのんびりと散策されるのも良いと思います．

　指宿市にある建物です．薩摩時代の美術品などが好きな人には良い場所だと思います．また庭も綺麗なので，庭園を散策するにも良い場所だと思います．ただ，入館料が1500円なので，これはチョット高いのではないかと思いました．年間パスポートだと3000円なので，その半額を一度に払うことになります．内部にはお土産屋やレストランも併設されているので，ゆっくりと時間を過ごすことも可能です．

　鹿児島のシンボル的存在の山で，鹿児島市内からであればほぼどこからでも見渡すことができます．活火山であるだけに，常に煙が出ているので，絶好の被写体としても人気があります．特に仙巌園や城山からの眺望は素晴らしく，インスタグラムにも適した場所だと思いました．フェリーで渡ればより雄大な姿を見られますが，頂上への登山は禁止されています．

　桜島を一望できる展望所です．山道をかなり上がった場所にあるので，歩いて行くのは至難の業です．北岳の4合目に当たるそうで，活火山である桜島へはここまでしか行けません．展望所からは眼前に桜島が迫り，山肌の荒々しさが，改めて活火山であることを思い出させます．天気が良ければ桜島以外の場所も見渡せるので，お勧めの観光地です．

　桜島を個人で訪問する際に利用しました．タクシー等もありますが，湯の平展望台まで行こうとすると結構高く付くので，一人で利用する場合にはやはりバスが良いと思います．お得な一日乗車券を購入すると500円で，途中下車もできます．一周は約1時間で，バスは30分間隔くらいでありました．休日だったせいか，バスは満員で，もう少し空いていればより良かったです．

　甲突川五石橋の中の一つで，かつて甲突川に架かっていた石橋郡を石橋記念公園に移築したものです．４連アーチ式の石橋で，石橋記念公園に移築された石橋の中では一番有名ではないかと思います．元々1847年に架けられて，橋の長さは55mだそうです．名工岩永三五郎によるもので，江戸時代にこれだけの橋を架けられたのかと思うと，当時の技術力の高さに驚かされます．

　熊本地震で大きな被害を受けたため，まだ立ち入り禁止の場所が多く，完全な修繕には暫く時間がかかると思いますが，熊本を代表する施設ですので，一日も早く完全復旧して，観光客が自由に見学できるようになることを祈念しています．日本の他のお城と比べても，その重厚さは特筆すべきお城だと思います．

　祇園之洲公園の中の石橋記念公園内にある石橋の一つです．名工岩永三五郎が施工した石橋の一つで，元は別の場所にあったものを平成11年に移築したものだそうです．祇園之洲公園内の石橋としては，高麗橋ほど有名ではなく，甲突川が余り綺麗ではないのが残念です．

　祇園之洲公園の一角にあります．今では海が埋め立てられてしまって海岸沿いではなくなってしまっていますが，薩英戦争の頃はここがまさに沿岸防衛の最先端だったのだろうと思います．特に歴史的な遺構が残っているという訳ではなく，説明の看板がなければそのまま通り過ぎてしまうような場所ですが，それでも歴史的には非常に貴重な場所なので，幕末の歴史が好きな人にはたまらない場所だと思います．

　薩英戦争の舞台となった地で，現在では一体を整備して鹿児島市を代表する公園になっています．薩英戦争時の英国船の動きや薩摩側の対応が判るような看板も設置されており，とても勉強になりました．高麗橋など，他の見所もあり，時間があれば是非訪れて欲しい場所です．

　祇園之洲公園の片隅に建っています．若い頃に石橋作りを学び，アーチ式の石橋を作らせたら右に出るものはいないと呼ばれるほどの名人になったそうです．祇園之洲公園では，自らが作った高麗橋を見守るような感じで建っています．

　薩摩半島の最南端に位置する山で，その形から薩摩富士とも呼ばれています．指宿のシンボル的存在で，どこから見ても綺麗な三角形の山の姿は特徴的です．生憎の雨模様で，景色は今一つでしたが，雨に浮かぶ開聞岳も神秘的で，また別の意味で特徴がありました．

　仙巌園のすぐ隣りにある建物です．お土産等も勿論売っていますが，この施設のウリは，薩摩切子の製造工程を見学することができる点で，ガラスを作る工程と，できたガラスをカットして，光沢を付ける工程に分かれていました．見学は基本的に無料で，薩摩切子が徐々に完成して行く様子はとても勉強になりました．