walkingmanさんのクチコミ(31ページ)全1,392件

安産にご利益があるとされる中山寺は西国三十三ヶ所の第24番札所でもあります。
阪急中山観音駅のすぐ前にあり、境内内の階段の横にはエスカレーター設置と、足の悪い方にもやさしいつくりです。まだ建てられて新しい五重塔は青色。あまり見かけない配色でこれもいいかなあと思いました。
境内横の墓地から先に進むと奥の院に参れますがこちらは完全な山道。元気な高齢者がトレッキングを楽しんでおられました。

正式名称は仏歯寺。
入場料を払い中に入ると仏殿があって一応寺院の形式は整えられていますが、観光目的で建てられた観音像だという感じはいなめません。
エレベーターで観音様の胸元まであがると窓がある。高い位置だから景色に期待したのですが、方角が悪いのか魅力的な眺めではない。
『館内撮影OKです。SNS、インスタにアップしてね』と貼り紙があって、客を呼び込みたい様子。宗教施設なのにこのような貼り紙があることが僕的にはNG。内部には興味をひかれるものがなかった。外から観音像を眺めるだけで十分に思います。

2010年にスペインから運ばれてきたオリーブの大樹がしっかり根をはっています。
10年前の写真がパネルになっていたのと見比べると、植えられた当時よりもさらに枝が広がっています。幹は太く複雑にからみあった姿はたくましい。僕がたずねた時はすでに実が摘み取られたあとでしたが、周囲にはたくさんの実が落ちていました。樹齢千年でもまだ実をつけるなんて凄い。

干潮の時間帯に訪れました。
朝の8時30分だったせいか観光客は少なめで、犬の散歩をする人もちらほら見られました。砂州をつたって島まで行ってみましたが、砂浜とはいえ足元は意外としっかりしていて歩きやすい。天気もよくて青空をバックに砂州でつながった景色が映えました。
でもなぜここが恋人たちの聖地なのだろうかがわからない。島と島がつながるから？。

小豆島では大手の醬油メーカー。醤油製造の行程の解説、麹室の様子、昔の醬油作りに使われた道具やジオラマでの紹介、製品を詰めた樽や瓶などがされています。
記念館は工場の一角にありプンと醤油のいい香りがただよいます。そばに売店があります。
醤油の圧搾工場の見学がコロナの影響で中止されていたのは残念。

小豆島の東側、福田の町にある神社。特に特徴があるわけではないですが、境内はそれなりに広く立派です。
ここにきたのは豊島美術館を設計した西沢立衛氏が製作したアート作品が目当てでした。2枚の大きな鉄板とそこに生えていた樹木との融合というのでしょうか、共生というのでしょうか、波打つ鉄板がハンモックのようにも見えました。で、作品タイトルは葺田パヴィリオン。パヴィリオンねえ…現代アートは易しく難解です。

小豆島には大阪城の石垣の石を切り出した場所がいくつかありますが、ここもそのひとつ。436号線を福田から草壁方面にむかっているとこの案内板があり国道を離れて散策路へと誘導されますが、八人石へはそのまま国道を歩き階段を降りた方が近いし歩きやすいです。
間近にすると八人石はとても大きいです。案内板にある刻印をさがすのも子供には楽しいかも。

ベーグル専門店。3種ほど買ってみましたがどれも弾力があっておいしく、具材もたっぷり練りこまれていて満足できるものでした。自家製酵母とかこだわって作ってらっしゃる様子。
前の人が30個ほども買っておられて驚いたのですが、冷凍保存できるということ。原材料表示のシールに解凍の仕方まで書いてあって親切だなあと思いました。
元町の高架下にあり、たしかこのあたりは耐震工事の関係で立ち退きになるというニュースを聞いたので、今後どうなるのか心配です。

神戸を代表する神社。南北朝時代に南朝を支えた楠木正成がご祭神です。
勝ち目がないと知りながら後醍醐天皇の命にしたがい足利尊氏と戦って自刃した楠木正成、いかにも日本人が好きそうな人物であります。権力者にはむかった側なのに今も神として祀られているのだから人徳があったのでしょう。あやかりたいものだと思いお参りしました。神殿自体はコンクリート製で、ちょっと情趣は感じませんでした。

羅漢寺という名前があらわすように、大きくはない庭にぎっしりと集められた五百羅漢像が見所です。その造形は手足などがのびることなく、鉛筆のような細長い形。それらがまっすぐ並ぶ様子を見て色鉛筆の多色セットを連想しました。彫刻の具合は稚拙ながら、かえって素朴で味があります。表情も個性的、一体一体見ていくと楽しいです。

旧市街にある大きなお寺。実質同一体の住吉神社とあわせると、かなり大きな敷地を有していて、かつては栄えたのであろうと想像されました。
その広い敷地に建物が点在するかたちなので、すっきりした印象を受けます。本堂はじめ立派な建物がありますが、中でも色鮮やかな多宝塔が目につきました。

西国三十三観音霊場の第26番札所。12世紀に建てられたという三重塔が国宝に指定されています。
本堂からだと三重塔は見下ろす感じになって屋根の美しさがよくわかる。周囲の木々もマッチして素敵な構図です。
重要文化財の本堂の他、重文級の仏像をいくつかお持ちのようで、宝物館に行けば拝見できるのかと思ったのですが、予約がないと入れないとのことでした。
車でないとアクセスが不便なのがネック。

沿線に大きな町も観光地もないローカル鉄道。この立地で経営が成り立つのが不思議なほど。でも日中1時間毎に列車があって、頑張っていると思います。
解せないのは一日フリー切符の取り扱い。粟生駅から法華口駅の区間を最初に乗車した際に車内で買ったのですが、渡されたのは切符ではなくて引換証。有人の販売駅が北条町駅だけのようで引換証を渡されたのですが、なぜ二度手間をかけて北条町駅で引換証を切符に交換しなければならないのか、意味がわかりません。車内で料金を払っているので、その場で切符を渡せば済むことだと思うのですが。北条町駅を利用しない人は、切符を手にする機会はないですし。

古墳が点在する町、古市にあるベーカリー。
埴輪を型どったパンがあると聞きたずねたのですが売り切れ。遅い時間に行ったからしょうがないか。前方後円墳食パンというのもあるそうですが、こちらも売り切れ。仕方なく普通のパンを買って帰りました。際物をだしているパン屋さんなので味は期待していなかったですが、普通においしかったです。

近鉄土師ノ里駅のそばにある古墳。
駅の目の前に鍋塚古墳本体とは別のこんもりした小山があって、陪塚というものだそうで、従者の墓や副葬品を納めたものだそうです。こちらには登れます。登ったからといって、特になにもありませんが。
写真の正面の建物が陪塚から見た土師ノ里駅。階段を降りたらホームです。

古くからの道路は道が不自然に曲がっていて、古墳を潰してしまわないように配慮がされているのですが、その古墳の上を高速道路が通過しています。高速で車を走らせるためには急カーブは造れず、新しい道路を造成する際には配慮されなかったのでしょう。高架の高さも低くて窮屈。その立地ゆえ管理が行き届かないのか、はげ山に雑草が生えているようなビジュアルで、気の毒な古墳であります。

近鉄土師ノ里駅を降りて改札を出たら目の前が古墳って、シチュエーションに驚きます。でもその斜めむかいにも古墳があって。地元に人には古墳なんて珍しくもないのでしょう。
で、その古墳ですが、近寄れないので周囲から見てるだけ。こんもりと木が植わっているだけで少し歩いて見る位置を変えてもビジュアルは同じ。歴史的には重要なのでしょうが、観光向きではないですねえ。

長さ425mと仁徳天皇陵に次ぐ大きな古墳ということで、きちっと管理されています。拝礼所が設けられ近くには宮内庁の事務所もありました。拝礼所といっても土地の高さが古墳と同じなので、その形がわかるわけでもなく、こんもりとした森が見えるだけです。
ところで、応神天皇って、何をした人？。

吉野といえば葛が有名。葛うどんは麺にも葛粉が含まれているそうで、一般的な麺よりもつるりとした食感。出汁も葛粉でとろみを少々。あんかけのようなどろりとしたものではなく少しとろみをつけて麺にからみやすいかなあという程度で食べやすい。関西風の出汁でおいしくいただきました。

吉野の山にいだかれた静かな佇まいの寺院です。金峯山寺あたりは店もあってそれなりににぎやかですが、ここは少し離れていてとても静かな地です。
水盤に浮かべるように花が美しく飾られていて心遣いを感じました。境内の裏手には後醍醐天皇の陵墓があります。