walkingmanさんのクチコミ(11ページ)全1,392件

徳川家康が生まれた城。
大河ドラマの影響か、それなりに賑わっていました。復元された天守閣の内部は展示施設、コンクリート建築で外からの見た目だけ城郭風にしたものです。
残念なことに展示品は薄っぺらい。家康関連の見せるものが少ないのかもしれません。岡崎の伝統産業を紹介する展示とか、なんだかスペースを埋めるために知恵を絞ったという感じの展示が多いです。城自体もコンクリートだし。

NHKの朝ドラだった純情きらりに出演されていた方の手形がはめ込まれた碑が、岡崎城周辺のの散策コースに点在しています。
純情きらりというのが何なのか知らなくて調べたら2006年に放送されたドラマだとわかりました。(〇〇役)とあったので映画ドラマ関連の何かだろうと思ってはいたのですが、20年近く前のドラマだったのですね。これだけちゃんとしたものを作ってしまったら、撤去しにくいだろうなあ。

松平家(徳川家)ともゆかりのある神社だそうです。
鳥居の先に蓮の池があり、池に架かる太鼓橋を渡ると(実際には歩行禁止でしたが)朱塗りの楼門。鳥居から池越しの楼門の光景はいいですね。
決して大きくはないのだけれど、素敵な神社です。

東岡崎駅の観光案内所の方にすすめられたのが岡崎城、八丁味噌工場と大樹寺でした。
大樹寺は徳川家康が桶狭間の戦いで敗れて逃げ込んだという寺で、岡崎ではメインの観光スポットという位置づけなのでしょう。
宝物室には徳川慶喜をのぞく14人の将軍の位牌が展示されていました。位牌といっても我々が想像するものとは違い、身長と同じ大きさだそうで大きいです。とはいえ江戸時代の穂とですからほとんどが150cm代です。歴代将軍がそろうなか、慶喜の位牌がない理由が気になりました。

岡崎城の天守閣の隣にある神社なので、城を訪れた人はほぼ皆さん立ち寄られているようでした。これといった特徴は見つかりませんでした。

乙川にかかる歩行者専用の橋。桜の城の橋とあるとおり、河川敷に桜が植えられているので、春にはきれいなんだろうなあと想像します。
橋はゆるやかな傾斜がついていて、床がウッドデッキ調で素敵、道幅が広くてとても開放感がある場所です。ちょっと休憩できるスペースも設けられていて良い空間です。
橋に続く道もおしゃれに設計されていて、散策がたのしい地区です。

豊川稲荷の境内裏手にあるキツネ像がたくさん奉納されている場所です。
キツネは大きさも表情も様々。よく見ると寄進者の名前が各キツネ像に彫られていています。
中央の大きな塚に「岩に登らないでください」と4ヶ国語で書いてありました。外国の人は写真スポットだと思い登っちゃうんでしょうね。さすがに日本人はしないと期待したいところです(でも、インスタ映えとかいってやっちゃうのかな)。

本堂の脇の立て看板に「妙厳寺(豊川稲荷)」と書いてあるのを見るまで、ここがお寺だとは知りませんでした。稲荷社の総本社である伏見稲荷は神社だし、現に本堂の前に大きな鳥居が立ってたし。神社と勘違いしている人も多いのでは。同時刻に参拝していた人はパンパンと手を打ってお祈りしてました。
本堂とそこへいざなう参道は広くて立派、三大稲荷のひとつとされるのも納得です。

JR豊川駅の隣駅に三河一宮があると知り立ち寄ってみました。ちなみに、駅名はストレートに三河一宮です。交通系ICは範囲外なので、あらかじめ切符を買ってください。
神社は交通量の多い道路に面していますが奥に進むとさすが一宮という規模で、静かに気持ちよく参拝できました。
日本一大きいというさざれ石がありました。こちらのものは手で触れてもOKなので、たくさんご利益をいただいて帰りましょう。

「手筒花火発祥の地」だそうで大きな看板がでていました。
お祭りのときのものでしょうか、1mほどもある火の粉の噴き出す筒をかかえた若い衆の写真が掲げられていました。迫力があります。神社の御朱印や絵馬も手筒花火の絵柄でした。
神社自体はごく普通の佇まいです。

吉田城のそばにあある神社。「あくみかんべしんめいしゃ」と読みます。
鬼祭が有名らしく、祭りの様子をうつした写真が飾られていました。悪さをする鬼と天狗が戦い、敗れた鬼が痰切飴と粉を撒きながら退散するというちょっとユニークな神事です。境内の中央にある伊勢神宮遥拝所は立派です。

NHK朝ドラ撮影現場、花のステージエールとありました。ちょっとした写真が撮れるよう整備されていましたが、これという特徴はなく、朝ドラを見ない私にはなんのこっちゃです。建物も特徴もないごく普通の緑地をテレビのロケに使用したからといって観光名所にしようというのは無理があるのでは。
調べたら2020年と比較的新しいドラマなのですね。でも、3年前のドラマを思い出してやってくる人がいるのかなあ。そろそろ撤去したら。

かつての吉田城の敷地を公園にしたもの。
天守閣はなく、建物は復元された櫓くらいで、グラウンドやテニスコートなどのスポーツ施設と芝生や木々の緑地公園がメインです。観光客があえていくような場所には思いませんでした。石垣と堀はわりと残っています。が、本丸跡付近で石垣の工事中でした。

吉田城の近くにある建物。正面から見た姿はいかにも戦前の建物という立ち姿、シンメトリーでのびやかです。
階段ドームに取り付けられている鷲の彫刻がいい。レプリカが地面に置いてあり細部まで観察することができます。威嚇するような羽根を広げた姿とがっしりした爪が力強いです。
訪問時間の関係か、中には入れませんでした。

まず目についたのは本堂の屋根。鬼瓦の大きなこと。三河は石見、淡路と並ぶ瓦の産地だけあって立派です。
その本堂には大日如来像が納められているそうですが拝顔できず。むしろ隣の地蔵堂の方が朱塗りの建物で目立っていました。願いがかなうお地蔵様だそうです。

仁徳天皇陵を眺めるならここと聞いて訪ねてみました。
でもね、、たしかに古墳は見えるものの、前方後円墳の形はわかりません。古墳の形状を確認するには建物が低すぎるし、また、遠すぎるようです。ビル街の先に緑の小山が見えるだけで、古墳感には乏しいです。
まあ、無料だし、堺東駅からも近いので、時間があれば立ち寄ってもいいかなとは思います。

福沢諭吉の生涯をわかりやすく展示しています。
学問のすすめの原本もありました。ちょっといきった写真とか、家庭を大切にしたエピソードとかの、公人福沢諭吉というかたいイメージだけではない人となりがわかりました。
特定の人物をテーマにした博物館はややもして退屈になりがちですが、こちらは面白く拝見することができました。

豊後を統治した黒田家(官兵衛)に関するパネル解説が主な内容。大河ドラマが放映された際に作られた展示館のように思います。
入場無料というか、係員すらいませんでした。勝手に入場してみていいようです。放送当時は観光施設として機能したのでしょうが、いまとなってはわびしいですね。

竹であまれた工芸品を展示する博物館。
かごやざるといった生活に密着した道具もありますが、完全に芸術作品に昇華された工芸品がすばらしいです。技術もさることながら、そのデザインを考えた想像力に感服しました。
入館の際「このマークのものは撮影禁止です」と言われたので、特に重要な作品が撮影禁止かと思ったら、ほとんどの作品が禁止でした。作品はともかく、四つ目編、ござ目編といった編み方の種類を紹介したコーナーまで撮影禁止なのは残念です。

現代アートの作家の作品を飾る美術館。草間彌生、村上隆、杉本博司などの作品を見ることができます。建物自体も隈研吾氏の設計なので芸術作品といえなくもないです。
作品数は全部あわせても50点ほど。少ないのでかえってその作品を真剣に見るというか集中してしまいました。好きな人はたまらないが、興味がない人はおそらく10分程で見終わってしまう。1700円という入場料が高く感じるのではないかな。