RiEさんのクチコミ(14ページ)全1,104件

男鹿地方の典型的な曲家民家の中で、来訪神として練り歩くナマハゲ行事を実際に体験することができる施設です。
実演時間は約20分程度、1回の公演には人数制限はあるものの1日複数回行われているので、時間が無い人は予約した方が良いかもしれません。
まず最初にスタッフからナマハゲが家に入る流れ、足踏みの回数や意味の説明があった後に上演が始まりますが、迫力ある演技に身がすくみそうになりました。
荒荒しい奇声を上げ、畳を強く踏みしめながら家の中を縦横無尽に歩き回る姿に、大人でもフリーズする人がいたのでなまはげ体験してみる価値はあると思います。

なまはげ文化について詳しく知ることができる施設です。
【なまはげ勢ぞろい】のホールでは、男鹿市内各地で実際に使われていた150枚を超えるナマハゲ面が並べられていて、なまはげ＝赤か青の鬼面と思っていましたが地域によって随分異なります。
面長だったり、角が異様に長かったり、面の色も多種多様で面白く見応えがありますが、ナマハゲの衣装であるケデは基本的に男鹿で採れた稲わらを使用した同じスタイルで編まれており、こちらは統一されているようでした。

秋田市から男鹿半島に向かう途中にある国道101号線沿いに建つ観光案内所です。
土産物販売も行っている観光案内所でカフェも有り、駐車場が広いからドライブの休憩に丁度いいです。
こちらでは【男鹿半島プレミアムパスポート】を販売していて、入手すると男鹿半島のかなりお得に入館できます。
2日間有効で下記の6施設に入場できる上に、加盟店28施設で土産や食事に使える500円割引券がついてくるのでおススメです。
・男鹿水族館GAO
・寒風山回転展望台
・なまはげ館
・男鹿真山伝承館
・入道埼灯台
・五風なまはげ太鼓
2023年も第7弾として、100円値上がりの1枚1100円で同じ内容のチケット販売が2023.4.22から販売するそうです。

2023年春に東山動物園に移動してしまいましたが、ホッキョクグマのフブキに逢いたくて訪れたところ、動物との距離が近くて見どころも多く満足度が高かったです。
男鹿水族館はそのままチケット購入するよりも、男鹿総合観光案内所など指定施設でしか購入できない【男鹿半島プレミアムパスポート】を入手するとかなりお得に入館できます。
1枚1000円(発売期間は2022.4.23-2023.3月中旬)で2日間有効の超お得なサービスがギュっと詰まっていて、男鹿水族館GAO・寒風山回転展望台・なまはげ館・男鹿真山伝承館・入道埼灯台・五風なまはげ太鼓の6施設への入館と、加盟店28施設で土産や食事に使える500円割引券がついて1000円は驚きです。
ちなみに2023年も第7弾として、1枚1100円で同じ内容のチケット販売が2023.4.22から下記の施設で販売するそうで、少し寄り道になっても入手する価値はあると思います。
【男鹿半島プレミアムパスポート】販売施設
・男鹿総合観光案内所
・男鹿駅前観光案内所
・男鹿温泉交流会館五風
・男鹿ふっと観光案内所
・道の駅おがオガーレ

江戸時代後期に質屋・古着商を開き、明治初期に呉服・太物(綿織物・麻織物)卸商を創業して、1982年まで商売が営なんでいた建物を靴を脱いで見学できます。
江戸時代後期の町家の伝統的な建築様式を残しており、玄関から蔵前土間に続く通り土間が江戸時代の商家の特徴を表しているそうで、そこから再現された昭和初期の店先が覗けるようになっていました。
見学は10-15分もあれば十分ですが、向かいにある土蔵では歴代の竿灯祭りポスターが展示してあり、どの年も竿灯祭りへの熱意に満ちていて興味深かったです。

秋田の民俗芸能について細かく知ることができる施設で、スタッフに手伝ってもらいながら竿燈で竿燈演技体験したり、太鼓でドンみたいにゲーム感覚でリズムに合わせて本はやしの練習ができます。
1階は担ぎ手役の人形が腰に差した手拭いだけで竿燈を掲げてバランスを取る様子を間近で見ることができますし、2階では秋田絵県内各地の祭りの装束や動作の意味が展示されていて面白いですが、あまりに人形がリアルすぎて今にも動き出しそうで…特に2階見学中はずっと1人だったため少し怖かったです。

赤れんが郷土館の入場料に含まれているので見学後に、廊下で繋がっている隣接の建物へ向かうと、2階と3階には秋田市生まれの木版画家：勝平得之氏の作品が展示されています(撮影禁止)。
素朴で優しい作風からは秋田の暮らしや、秋田の厳しくも美しい風景が伝わってくるので、コンパクトな美術館ですが見応えがありました。

旧秋田銀行本店として使用されていた1912年建築の建物を秋田市が修復して公開しており、当時の贅沢な内装や高い技術を鑑賞することができます。
赤れんが郷土館と併設されている勝平得之記念館の見学だけでも可能ですが、近くにある民俗芸能伝承館と旧金子家住宅も組み込まれた3館共通券（大人1人：260円）の購入がお得です。
バロック様式を取り入れられ上品な雰囲気が楽しめますし、館内でもっとも贅沢な装飾が施されている旧貴賓室の壁紙は柿渋染クロスに1個ずつ月桂冠が手書きされていていました。

8月19日から2泊しました。
駐車場は立体駐車場（車高制限のある車用に数台分の路面駐車場有）で、駐車代はチェックイン時に宿泊日数分を先払いします。
客室は中型スーツケースを2個床に広げると足場がなくなってしまいますが、壁付けの長テーブルがあるので使い勝手が良く、入口通路（左手に洗面・右手にトイレとシャワールーム）との間はスライドドアで仕切れるようになっていました。
アメニティはエレベーター前に集約されており、客室には大きめの冷蔵庫・ティッシュBOX・ドライヤー・ハンドソープ・大型ボトルのシャンプー＆コンディショナー＆ボディソープ・目覚まし時計・LANケーブル・メッシュスリッパ・消臭剤・上下別のパジャマが置いてあります。
大浴場（男性用）は広めで露天・内湯・サウナがあり、内湯は中通温泉の赤味がかった透明なお湯でやや匂いがありました。
ここの夜鳴きソバは定番のそばだけじゃなく、麺無しの豆腐入りスープも選べるようになっていて、炭水化物を食べる習慣がない人も楽しめますし、蓋をつけてもらえたので自室に持ち帰って食べることができました。

商家などの町並みが続く外町(商人町)にあり、安藤家は享保から角館に地主として住んでいた頃に始めた副業として味噌・醤油の醸造をはじめたそうです。
1883年に再建後から当時の姿をそのまま残す、安藤醸造 本店の象徴ともいえるレンガ造蔵座敷内部が無料公開されていて、予約不要で見学出来ます。
この煉瓦造りの蔵は東北地方で最古らしく、現在でも冠婚葬祭場面で重要な役割を果たしているのが分かりました。
上がることは出来ないものの、入口から続くミセ・オエ・台所の造りをした町家造りの名残も同時に鑑賞できます。

佐竹北家に仕えた家柄の家系で、母屋は角館に現存する6軒の武家屋敷の中では最古にあたり、唯一現在も直系の子孫家族が母屋に住み続けているため公開されているのは一部です。
最初にスタッフから5分程度の説明があって、その後は自由見学出来ました。
縁側ギリギリまで出て、下から見上げても頭頂部が見えない程大きな35ｍの石黒家のシンボル：杉の木は、道路からなら全容が見えるので入場前に先に見ておくと良いかもしれません。

他の武家屋敷とは比にならない施設の多さに驚きますが、敷地は3000坪を有す広大さです。
【秘蔵品5万点公開中】と武家屋敷通りに面した看板に書いてあるように展示品の数も桁違いのため、見学後の感想は武家屋敷を見に行ったというより博物館のようでした。
重要文化財指定されている母屋は、約200年前の建築のままに武家らしい威厳に満ちていましたが、青柳家の見学ルートでは秋田郷土館を除いて基本的に靴を脱がなくて良いので、混んでいるけどスムーズに周れます。
武器蔵では青柳家のルーツを伝える貴重な鎧や兜などの武具も展示されていて見応えがありますが、余裕を持って見学を始めないと全部観て周るには結構時間が掛かります。

樺細工・イタヤ細工などの角館の伝統的工芸品などを深く知ることが出来る有料施設で、一言で樺細工と言っても多くの種類があり、職人による製作実演も行われていました。
武家資料エリアでは、江戸時代の大半を支配した佐竹北家時代の資料を中心に、その家臣の家々に長く伝世してきた当世具足や陣羽織などをが並んでいるので、見比べながら鑑賞できます。

芦名氏が絶えた後は佐竹北家に仕えた家柄の岩橋家は、庭が公開されていて見学は無料ですが、障子が開けてあるので庭から宅内を鑑賞します。
屋敷は江戸時代末期に改造されて、屋根も茅葺きから木羽葺きに変えられているものの、角館の中級武士の屋敷として典型的な間取りを観ることが出来ました。

1891年に建てられた家屋は4室で構成されており、主屋は角館武家住宅の典型的な造りをいます。
入場料は大人1人：300円で、見学可能な武家屋敷は最初の間で由緒をレクチャーしてもらうか、案内に従って見学していくスタイルですが、河原田家は後者でした。
苔むした雨梅雨に濡露に濡れて美しく、室内には釘隠しには縁起のいいとされる蝙蝠や蝶が見られまますし、隣接する米蔵では歴代当主の肖像や、功績や河原田家に伝わる調度品などが展示されています。

小野田家は中級武士家柄で、もともと武術によって仕えていたため、かつては門を入った右側に道場があったそうです。
伝統的な庭園を見ることができ、特に地面が見えないくらい生い茂る笹に圧倒されました。
見学は無料ですが宅内には上がれないため、庭から家の中覗いて室内を鑑賞します。

霧雨のような細かい雨が降る真夏の午後に訪れましたが、風が吹くと一気に体の冷えを感じるような冷たい雨で、私たち以外1-2組しか観光している人は居ませんでした。
武家屋敷の黒板塀を乗り越えて、しっとり濡れたシダレザクラの葉が迫り出す眺めは風情がりあります。
角館武家屋敷を歩いているとは有料公開・無料公開だけじゃなくて、表札を見ると【非公開】と書いてあるので無断で立ち入らないようご注意を。

宿泊したHOTELに隣接していたので寄ってみましたが、ローソンが併設された広い駐車場がありますし、武家屋敷へも近いので便利な立地です。
2階ランチは14時営業までで間に合いませんでしたが、1階は土産物屋になっていて配るのにピッタリな手頃な大きさのいぶりがっこや稲庭うどんなども販売していて、通路幅が広く取ってあるから探しやすかったです。

TVや写真からイメージしていたのとは違い、たつこ像は意外と道路に近い位置に立っていて驚きましたが、スマホで撮るにはちょっと距離があるかもしれません。
隣に建つ漢槎宮(浮木神社)横から湖に降りれる階段があるので降りてみると、雨が降り続いているせいで湖面が上昇しており波打つ水がどんどん乗り上げてきたので、私はトレッキングシューズだったから平気でしたが、普通のスニーカーやサンダルだと厳しいため後に続いた人はUターンしていました。
たつこ姫のブロンズ像は清楚な美しさが感じられます。

田沢湖畔の潟尻に立つ白木造りの小さな社殿の神社で、たつこ像のすぐ近くにあります。
欄干付きの小さな橋を渡った先に建っているため社殿が湖に迫り出していて、この神社では流れついた浮木＝流木を祀っていることが由来だそうです。
雨で足元が滑りやすい状態だったので橋は渡らなかったのですが、社殿脇では魚の餌も販売していました。