ぷーちゃんさんのクチコミ(50ページ)全14,870件

大須観音から上前津駅まで大須商店街を歩きました。いくつかの通りの商店街をまとめて大須商店街と呼びます。その中の大須観音通、万松寺通、新天地通、東仁王門通を歩きました。各通りそれぞれ特徴があり、大須観音近くの大須観音通に土産物屋、可愛い雑貨店、多国籍レストランなどがあり、万松寺通に免税店、ドラッグストア、若い人向きの服飾店などやスーパーがあります。どの通りも飲食店が多いです。アーケードの明るさや飾りなども通りよって異なりました。地元の人たちの買物と国内外の観光客向けの商品を扱う店があり、見るだけでも面白かったです。

熱田神宮正門を入った左にある木造鳥居の先に建っています。尾張国造の乎止與命を祀っています。熱田の地主神で知恵の文殊様とも呼ばれ、命名や学業成就の神として篤く信仰されています。大国主社と事代主社がそばに建っています。本宮ほど参る人はいませんでしたが、熱心に祈る人が後を絶ちませんでした。

熱田神宮西門から境内に入り進んだ先にあります。1966年に開館した校倉造のような建物です。皇室や将軍、藩主、篤志家などから寄進された資料が6000点ほど収蔵されています。毎月展示を入れ替えながら書状、能面、近代画家による絵画、工芸品などを公開しています。重要文化財の室町時代の弓や錦包挿鞋が印象に残りました。江戸時代ぐらいまでの美術品が見られると予想したのですが、横山大観や藤田嗣治の絵が展示されていたのは意外でした。

地下鉄熱田神宮西駅２番出口から伏見通りを数分歩いた西門のすぐそばに建っています。菅原道真を祀る銅板葺屋根木造社殿は小さく板塀で囲われていてよく見えませんでした。学芸の神として篤く信仰されていて、塀に祈願する多くの絵馬が奉納されていました。外天神とも呼ばれています。西門前に観光バスが駐車するスペースがあり、国内外の観光客が多く通る場所でざわざわした雰囲気の場所にあります。

熱田神宮南門近くに建つ、708年に鎮座した、本宮と同じご祭神が祀られている神社です。信長や秀吉、家康にも崇拝されていた神社で、拝殿正面には白い布が掛けられていて神殿が見えないようになっていました。石段の上からの写真撮影が禁じられていたり、警備の方が目を光らせていたりと、大切に見守られている神社です。

地下鉄・熱田神宮西駅2番出口からすぐ、伏見通りの歩道沿いにひっそりと建っています。江戸時代、東海道や佐屋街道に面していたことから、旅行安全の神として信仰されていました。南門近くに建つ、知恵の文殊様と呼ばれる大きな上知我麻神社と比べるとかなり小さな神社ですが、広々とした道路が多い名古屋の交通安全を今でも見守っているように感じました。

地下鉄熱田神宮西駅２番出口から伏見通りを数分歩いて西門から熱田神宮境内に入りました。113年に日本武尊の神剣を宮簀媛命がこの地に祀ったのが熱田神宮の始まりです。約６万坪の境内に2009年に造営された社殿、別宮八剣宮、摂社や末社が建ち、宝物館や食事処などがあります。樹齢1000年越えの大楠をはじめとする大木が多く、緑豊かな境内です。巨大な佐久間燈籠や信長塀など見どころが多いです。参拝した日は暑かったですが、木陰は涼しく厳かな雰囲気の境内でした。

名古屋に滞在中、数回利用しました。バスターミナルが名古屋駅前のJRゲートタワー1階にあり、20路線ほどが発着しています。基本的に前乗り、後降りで、料金は210円均一です。ICカードもほとんど利用できます。乗車していて珍しく感じたのは、一部バス専用道路があること、バス停が道路の真ん中にあること、数車線ある道路の右側路線をバスが走ることです。詳しいことはわかりませんが、かつて走っていた市電の線路上を利用して走っているのかもしれません。

地下鉄栄駅A4出口に造られている公園のような近代的な建造物です。地下にはイベントなどが行われる銀河の広場が、地上には緑の大地と名付けられた芝生公園が、最上階には広々とした大きなガラスの屋根に水が流れる水の宇宙船と名付けられた施設が造られています。1階からガラスの屋根を見上げたところ、光でゆらゆら揺れていたので不思議に思い最上階まで上がってみました。大きなガラス屋根に水が流れる姿を見て、シンガポールにあるマリナベイサンズのプールを思い出しました。

観光客にとってはほとんど縁のない場所ですが、名古屋城を訪れた際に特徴ある外観を眺めてきました。建物中央にそびえる時計塔と塔の上に載るシャチ、タイル張りの建物の側面など、日本らしさと西洋らしさが感じられる建造物です。昭和8年に建てられ、重要文化財に指定されているとのことですが、隣に建つ愛知県庁本庁舎とともに趣が感じられました。

名古屋能楽堂近くの草地に建つ加藤清正像のそばに置かれています。矢穴とは大きな石を切り取るために彫られた穴のことで、ノミとセットウで矢穴を彫り、ヤという道具を差し込み叩き割る方法で、現在も用いられているとのことです。展示されている石は知多半島の篠島で見つかった矢穴が残る石です。現代用いられている石割の方法が、400年前にも用いられていたことに驚きました。

徳川家康によって名古屋城の築城を命じられた加藤清正の像が2体建っています。名古屋能楽堂近くの草地に建つ清正像は、とても大きく堂々とした武士の姿で椅子に腰かけています。熊本城に建つ清正像も堂々としていましたが、それよりも一回り大きな像です。もう一体は表二之門から東門に向かう途中の石垣横に建っています。天守の石垣普請を割り当てられた清正が、大きな石の上で音頭をとっている石曳きの像と名付けられた像です。どちらも清正らしさが感じられる像です。

徳川家康が豊臣方への備えとして築城した、金のシャチホコで知られる城です。名古屋のシンボルとして多くの破風がある美しい城ですが、現在、天守閣に上がれず内部の見学はできません。家康の命によって尾張藩主の住まいとして建てられた本丸御殿が、5年ほど前に復元完成し見学可能になりました。金箔をふんだんに使用したきらびやかな上洛殿や武者隠し、対面所など豪華な部屋を見ることができました。築城当時から残る重要文化財に指定されている表二之門や東南隅櫓、典型的な城郭庭園の二之丸庭園なども見ることができました。

大須観音から200mほど、大須観音通り商店街の北側に建つ総見寺山門前に造られている噴水広場です。ロータリーのようなところに造られている小さな広場で、噴水以外には椅子とテーブルが置かれているだけです。日除けになる物もなく、ちょっとした休憩はできますが、あまり利用する気持ちにはなりませんでした。

大須観音から200mほど、大須観音通り商店街の北側に建つ臨済宗の寺です。1573年に父・信長の菩提を弔うために、織田信雄が伊勢国から清州に移し、その後現在の地に再び移建した歴史があります。仁王像が守る山門は閉まっていて境内に入ることはできませんでしたが、山門の扉には織田家の家紋が描かれ、山門前には織田信長由緒地と刻まれた石柱が立っていました。山門のすき間から境内を眺めたところ、本堂は二層の瓦屋根で破風が造られていて風格が感じられました。

あるサイトで、名古屋と言えば名古屋城と大須観音でしょという口コミを見て、名古屋を訪れた際に立ち寄りました。地下鉄舞鶴線大須観音駅2番出口から3分ほどのところに建つ、日本三大観音の一つです。大きな堂々とした仁王門、大きな提灯が掛けられた朱色の本堂とその両側に建つ普門殿と紫雲殿は、三大観音にふさわしい姿をしていました。本堂内では読経が響き渡り、境内に建つ鐘楼付近に数百羽の鳩が集まっていたのが印象的でした。

大須観音境内の植え込みの中に碑と説明板が立っています。説明板によると、大須の住民だった森田五郎さんが八雲琴をもとに菊琴と名付けられた小型の二弦琴を作り上げ、それが大正琴の原型になったとのことです。碑は森田さんを偲び、その功績を称えるために建てられたそうです。大正琴の歴史を知ることができる碑です。

大須観音の商店街側の小路に造られているからくり時計です。名古屋の経済や文化を活性化させた尾張七代藩主・徳川宗春をイメージしたからくり時計で、1日5回、大須を練り歩く宗春公や、宗春公が愛した花魁・春日野、山車から現れる浦島太郎などの演技を見ることができます。大須の人は見慣れているせいか、見ている人はわずかでした。

東仁王門通りのふれあい広場中央に造られた巨大招き猫です。路上ライブや待ち合わせで多くの人が行き交う通りに建っています。高い台座の上に載っているため本体には触れることはできませんが、柱に描かれたレリーフに触れるとご利益があると言われているそうです。観音とともに大須のシンボル的存在の招き猫です。

名古屋市内を6つの路線が走っていて、観光で訪れた際には市バスや名鉄バスと共に、とても便利な移動手段です。1日券ならぬ地下鉄全線24時間券があり、24時間使用できる乗り放題券です。24時間以内に改札を通り乗車すれば、降車する際に24時間過ぎていても使用できる、とても便利な切符です。初めて利用した24時間券でしたが、全国に広まってほしいと感じました。