ぷーちゃんさんのクチコミ(48ページ)全14,870件

有松駅から２分ほどで古い町並みに出ます。尾張藩により東海道に開かれた町で、東海道を往来する旅人の土産物として絞り染めが考案されて発展しました。東海道約800ｍに沿って間口の広い絞商の主屋が多く建ち並び、絞り染めに関わる人々の住む町家が混在しています。新しい住宅もありますが、木造二階建、切妻屋根の平入の建物が多く残っています。国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれ、文化庁から日本遺跡に認定されました。特徴ある建物に説明板が立っていて分かりやすかったです。訪れた平日は静かで落ち着いた町の印象でした。東海道だけあって車が通るので、建物を見ながらぼんやり歩いていると危なかったです。

名古屋を訪れた際、徳川園新出来から名鉄バスセンターまで利用しました。停留所が道路の中央にあったり、バス専用道路が設置されていたり、バスが最も右側の車線を走ったり、不思議な光景を多々見ました。バスの運転手も運転がとても丁寧で、バスが停まったり動き始めたりする際には、必ず停まりますや動きますの指示を出したり、降車時にはありがとうございましたの一言を伝えたりと、乗車していてとても気持ち良く感じました。

名鉄百貨店メンズ館の3，4階に造られている名鉄バスの発着所です。名古屋市内や愛知県内を走るバスの他、近県や関西、北陸、東北、九州などに向かう高速バスの発着所になっています。広々とした空間ですが、排気ガスの流れが少し気になりました。名鉄バスには徳川園に行った帰りに利用しましたが、運転手の停まります、動きます、ありがとうございましたの挨拶が心地よく、初めて利用した名鉄バスに好印象を持ちました。

名古屋駅中央コンコースの太閤口側に建つ、2.5mほどの時計塔です。銀色をした宇宙船のような土台は下が広く、上に行くにしたがって細くなり、塔の頂上に4つの時計が設置されています。地元の人たちの待ち合わせ場所になっているようです。銀の時計塔と反対側の桜通口側には、高さ5mほどの金の時計塔も設置されています。

名古屋駅中央コンコースの桜通口側に建つ、5mほどの金色の時計塔です。塔の4方向に時計が設置され、JR GATE TOWERの文字が飾られています。地元の人たちの待ち合わせ場所になっているようですが、土日はとても混み合い、待ち合わせることができないこともあるようです。平日に立ち寄ったため、それほど混雑はしていませんでした。

名古屋駅地下にある飲食店街です。街内にはひつまぶしや味噌煮込みうどん、味噌カツ、きしめん、名古屋コーチンなど名古屋めしの店やカフェ、麺店、寿司屋、ファストフードなどの店が40店舗ほど並んでいます。味噌煮込みうどんの店を利用したところ、スープの色が濃く喉が渇くのではと気にしながら食しましたが、喉が渇くこともなく癖になる味付けで、うどんもとても腰があり美味しく味わうことができました。

尾張藩主・徳川光友が自らの隠居所として1695年に建てた邸宅兼庭園で、現在は名古屋市が運営する池泉回遊式庭園として公開されています。1900年に建てられたケヤキ造りの門をくぐった先にあり、池の周囲は紅葉や緑豊かな木々に囲まれています。4月から6月にかけて牡丹や花菖蒲、睡蓮も咲き、牡丹は大きな花をつけることで知られています。訪れた時は葉だけでしたが、担当している方が熱心に世話をしていました。池には中国風の橋が架かり、大きな飛石が配置されています。高低差がある樹林の中には滝も流れ落ちています。同じ敷地内にある徳川美術館の開館が10時なので、9時半に開園する庭園を散策した後に美術館を訪れるのもよいかと思います。

名古屋駅の太閤通口を出るとすぐエスカレーターがありエスカ地下街に行けます。和菓子店や土産物店があり、名古屋駅を出発する前に土産物を買うことができます。ドアラストアがあるので中日ドラゴンズファンの方はのぞいてみてはいかがでしょうか。特徴はいわゆる名古屋めしの店が揃っていることです。支店を持つ有名店が入っていて、一つの名古屋めしを提供する店が複数あり選べるのが嬉しいです。人気店は行列ができていました。

名古屋駅桜通口を出ると円柱型の2棟の高層ビルが建っています。これがJRセントラルタワーズで、駅から見て右のビルの15～52階はホテルが、左のビルの19～50階がオフィスになっています。JR名古屋タカシマヤが地下2～11階に、ハンズが5～11階に入っています。12・13階はレストラン街になっています。名古屋名物の料理、和食、洋食、中華、カフェなどの有名店が入っています。カジュアルな店から高級店まであり、様々な場面で利用できるレストラン街です。特徴は15階に愛知県旅券センターがあることです。仕事や観光のビルです。

うわさに聞いていたナナちゃん人形を見ました。名鉄バスセンターから1階に下りるとありました。首が長くスッと立っていて、服と同じ柄の靴を履いていました。さわやかで明るい色彩の柄は可愛かったのですが、よく見るとユーモラスなドクロがあったので驚きました。観光客には珍しいナナちゃん人形ですが、地元の人たちは気にも留めずに通り過ぎていました。

徳川園新出来バス停から数分歩いたところにある徳川美術館の館内から続けて見学できます。尾張藩初代藩主徳川義直が父家康の蔵書約3000点を中心に創設した尾張藩御文庫の蔵書を受け継いでいます。名古屋市に譲渡され、徳川美術館と共に見学できます。企画展「極める！江戸の鑑定」が公開されていました。古書や美術工芸品などに偽物が出てきて、江戸時代に時代、作者、品質などを鑑定する作業が求められました。書や刀や茶道具などと鑑定書が展示されています。鑑定書は折紙というもので、値段まで書いてあるものもありました。刀剣は本阿弥家が、刀装具は後藤家が、書蹟の古筆家、絵師の狩野家・住吉家、茶道の各宗匠などに鑑定されたものがあります。美術品の真価を示す折紙に興味を持ちました。

徳川園新出来バス停から数分歩いたところにある広い敷地内にあります。尾張徳川家19代徳川義親の寄贈により1935年に開館した私設美術館です。徳川御三家の筆頭62万石の大大名尾張徳川家に伝えられた大名道具や徳川家康の遺品などを保存し展示しています。展示室を見学する前に、ロビーでガイドさんに徳川美術館について簡単な説明がありました。徳川美術館設立についてと各展示室で特に見てほしい品の紹介をしてくれました。説明後に個人的に聞きたいことがあったので質問すると喜んで教えてくれました。名古屋城二之丸御殿にあった茶室の復元、広間の復元、能舞台の復元など展示室内に建物が復元され、テーマごとに豪華で貴重な展示品が並んでいます。本館展示室で特別展「よそおいの美学」が公開されていました。藩主の伝統的装束や狩衣などや姫の豪華な打掛や化粧道具などが展示してあります。姫の切った爪を集める蒔絵の容器には驚きました。展示品の種類の多さと保存状態のよさに魅せられました。

徳川園へ行くためにJRゲートタワー1階にあるバスターミナルへ行きました。基幹２番のバスは7・8時台は本数が多く、空いているバスに乗りました。後乗り前降りで一律210円でした。バスターミナルで他の路線バスを見ると前乗り後降りでした。道路の中央をバスが通り、バス停も道路の中央にあります。バス専用車線は色が付いています。他県で乗った路面電車と車線やバス停が似ていると思いました。

有松駅から２分ほどで古い町並みに出ます。町並みの西端に建つ曹洞宗寺院です。創立は1592～1595年と言われ、現在地に1755年に移りました。花頭窓がある本堂の瓦屋根はきれいでした。東海道に面した山門は一間薬医門で明治以降の再建です。幕末の狂歌師、梅屋鶴壽の歌碑が東海道に面した植え込みの中にありました。幼稚園を併設していて、丁度降園時で迎えの保護者たちが次々と境内に入って行きました。

有松駅から５分ほど歩いた東海道の古い町並みにあります。昭和初期に建てられた商家建築です。旧神谷半太郎家の建物で、現在は日本料理店が主屋で営業をしていて、庭園を眺めながら食事ができます。奥の蔵をベーカリーが利用しています。ベーカリーで買い物をしたかったのですが、訪れた日は休業日でした。古い建物を残しながら活用して、町並みの保存に努めていることがわかりました。

有松駅から２分ほどで東海道に出ます。有松の古い町並みを東へ進むと観光案内所を兼ねた会館があります。１階入り口に有松絞りの歴史や型などがパネルで展示されていて、ハンカチ、ネクタイ、スカーフ、エプロン、シャツから反物着物まで絞りが販売されています。２階は有料見学所で映像で絞りの説明が学べ、伝統工芸士による実演を見学できます。事前予約するとハンカチや手拭いなどの絞り体験ができます。見学した後、1階でハンカチとシャツを購入しました。

有松駅から線路に沿って西側に10分ほど歩くと石造鳥居があります。木々が生い茂った小山に89段の石段があり上がっていくと板塀で囲まれた社殿があります。菅原道真を祀っており、麓の古い町並みに建つ祇園寺に神廟がありましたが、18世紀に現在地に奉遷し、1824年に八つ棟造りの社殿が建立されました。境内に6つの末社があり、囲いの前にウソの像が奉納されています。ウソは災いや悪事を嘘にしてくれると言われ、ついてしまった嘘や災いが真や幸運に変える縁起物として祀っているそうです。訪れた日は暑く、長い石段を上がるのがきつかったです。趣ある社殿の瓦屋根から草が生えていたのが印象的です。ぽつぽつ訪れる人がいる静かな境内でした。

東岡崎駅から10分ほど歩いた菅生川（乙川）に架かる橋です。県道483号線を通しています。現在の橋は1965年に全長112ｍほどの鉄筋コンクリート製です。1645年に建築され、近年は御影石で造られましたが、乙川花火大会で落下する事故が起こり建て替えられました。ライトアップが行われていますが、夏季は節電で一時中止しているようです。親柱は御影石当時の親柱です。歩いた時は乙川の水量は少なく、護岸工事を近くの川岸で行っていました。交通量の多い橋です。

康生町バス停・殿橋バス停から6分、東岡崎駅から15分ほどの岡崎公園内の岡崎城の隣に建っています。徳川家康が岡崎城内で誕生した朝に、金の龍が城楼上に現れ昇天した伝説があります。祭神は徳川家康と本多忠勝です。薄すみれ色の柱の社殿です。鳥居横に神馬の銅像があります。社殿が新しいためか、岡崎公園近くの菅生神社の方が歴史の重さを感じました。

名鉄バス殿橋バス停から3分ほどのところに建つ菅生神社は、110年に日本武尊により創建された岡崎最古の神社です。1518年に社殿が造営され、徳川家康が25才の時、厄除け開運を祈願し、松平から徳川に改名したことから立志解明の神社として信仰されていると説明板に記されています。境内は乙川に面していて、両側にマンションが建っています。木造瓦屋根の社殿と1982年に再建された開運稲荷大明神の赤い社殿が建っています。社殿の横にある明神型石鳥居は1638年に岡崎城主本多忠利が本殿を修復した際に寄進したものです。歴代の岡崎城主が城内鎮守の守護神として信仰した祈願所です。現代は厄除け、開運などを祈願する人たちが訪れています。