mireinaさんのクチコミ(84ページ)全2,062件

空襲の被害が比較的少なかったことなどから戦前のビルが多く残されている北浜エリアにあって、小振りなビルながら蔦に囲まれた特異な外観で一際目立つビルです。
1921年に私邸として建てられたものだそうですが、現在は喫茶店として使われている部分もあり、結果として中を見ることも可能です。

旧大谷仏教会館の外壁の一部をファサード保存した又一ビルディングは、空襲の被害が比較的少なかったためなどで戦前のレトロビルが数多く残る北浜地区から少し離れますが、本町近くの御堂筋沿いに建ち、美しい外壁が並木通りに良く映えています。

本町一丁目、本町橋のたもとにある喫茶店です。自家焙煎の美味しい珈琲のほか、デザートに食べた自家製シュークリームは、硬めのシューに伝統的なカスタードクリームを詰めたもの以外にもコーヒー味のクリームを詰めたものもあります。ゆったりした椅子に座り、タバコを吸いながら、美味しい珈琲やシュークリームが味わえる伝統的なスタイルの喫茶店です。

コンペイトウミュージアムは八尾市の食品工業団地の中にある金平糖専門のミュージアムです。食品工場の入口を改装したような小規模なスペースですが、地味な工場が立ち並ぶ工場団地にあるので一際目立ちます。
予約により金平糖製造なども体験出来るとのことでした。

地元では生玉（いくたま）さんの通称で親しまれている生國魂神社（いくくにたまじんじゃ）は、大阪府大阪市天王寺区にある神社。この境内には沢山の境内社に混じって、浮世草子作者として有名な作家「井原西鶴」の像があります。『好色一代男』など有名作品の舞台になったのかと思いきや、無名時代の西鶴が「万句興行」と呼ばれる俳句の会を生國魂神社で開催し文学界への本格デビューを果たしたことに因むそうです。

新井ビルは、空襲の被害が比較的少なかったことから、戦前の建築物が多く残る北浜地区にあるレトロビル。大正12年（1923年）の竣工当時は、澤野ビルヂングと称しホテルとして使われていたとのこと。客船の丸窓のような飾りが外壁を取り囲み、角地に建つので小規模ながら人目を引くビルの一つでした。

新井ビル（旧報徳銀行大阪支店）は、空襲の被害が比較的少なかったことから戦前のビルが数多く残る北浜地区にあって、重厚すぎて面白みに欠けることの多い銀行のビルだったとは思えないほど、可愛らしいと言うか、洒落たビルです。周囲が立ち並んでいるため正面からしか見ることができませんが万人にオススメの建物です。

この界隈は、空襲の被害が比較的少なかったことから、戦前に建てられたビルが数多く残る地区です。中でも高麗橋野村ビルディングは野村財閥が建てた一際大きなビルディングです。手入れも行き届き築90年近いとは思えないほど美しいモダンビルです。

茨木市の山間部、秋の紅葉で有名な大門寺の北に、「車作」と言う珍しい地名を持つ地区があります。
この辺りは、高所を結ぶ権内水路 (深山水路)の灌漑効果からか急斜面の高い所まで集落が発達し、特徴的な景観を持つ地域とも言えます。
「車作」の地名の由来は、「この地で産出された良質の欅材で天智天皇の御所車を作ったことから来ている」とかで、珍しいだけでなく古都に通じる由緒ある地名のようです。

茨木市の山間部にある大門寺は真言宗仁和寺の末寺で、本尊は平安時代の開成皇子の作とされる聖如意輪観世音菩薩座像で、四天王立像と共に国の重要文化財の指定を受けています。ただし、秘仏で見ることはできません。しかし、秋には紅葉ですばらしい景色を見せてくれます。その割には人出も少なくゆっくりと散策できることがこのお寺の大きな魅力です。

下調べして訪れる方にこのクチコミは必要ありませんが、世界遺産の宇治上神社と、すぐそばの宇治神社は違う神社です。歴史的には一体の神社だったようですが、世界遺産見学が目当ての方には大きな違いです。
どちらも小さな神社で、訪問時は七五三の参拝者で混雑していたので、私達は宇治神社を見て離れるところでした。帰路の途中で宇治神社と宇治上神社が別物と気が付き戻りましたが、皆さんも気をつけてください。

宇治神社の手水舎の水口はウサギです。
龍やカエルや亀が一般的なのに「何故ウサギか？」と尋ねると次の様な回答でした。
「宇治と“うさぎ”はゆかりがあるんですよ。

昔々、道に迷われた神様を一匹のウサギが振り返りながらピョンピョンと正しい道へ案内したと伝わる「見返りウサギ」の伝説は宇治のもので、かつては菟道（うじ）とも書かれたとのことでした。

ＪＲ宇治駅前から平等院にかけて続く宇治橋通り商店街にある丸五薬局は、昭和初期の近代建築です。初めて見たときには看板建築かと思ったのですが、解説板によると当時としては珍しいコンクリート建築とのことでした。建築当時は丸五百貨店として使われたとのことで七本アーチのモダンな外観がとても印象的でした。

駅前、観光案内所、駐車場周辺には何の掲示もありませんでしたが、宇治の平等院の「鳳凰堂」は現在工事中で外観すら楽しむことは出来ません。平等院自体へは通常と変わらない入場料を払って入場出来ますが、全ての中心にある鳳凰堂が工事中では庭園や池の光景だけを楽しむことも儘なりません。修学旅行以来、数十年ぶりに再訪したのですが残念です。春には終わるようですが、微妙なので、必ずオフィシャルサイトで確認されることをお勧めします。

十三重石塔は宇治川中洲の宇治公園内にある重要文化財にも指定されている日本最大の石塔です。平等院側から進み、喜撰橋（きせんばし）を利用して宇治川を渡ると、真っ赤な橋の欄干などを通じて大きな石塔が垣間見える光景は趣深くお勧めです。

シーズンには大混雑する三年坂、前に歩くことも儘ならないほどの大混雑。通り沿いには魅力的なお店がたくさん並んでいますが、どこも手狭で落ち着ける場所は少ないのが難点です。そんな中、青龍苑の庭園は広く、土産や食事処も落ち着いた雰囲気で楽しむことが出来ます。更に、庭園部分への入場は無料と言うのも助かりました。

二年坂には色々なお店や食物屋さんがありますが、石畳の坂道を登り詰めた所にある「総本家ゆどうふ奥丹（清水店）」の軒先の椅子に座って食べた豆腐饅頭やシャーベットが安い割りに美味しく、また、タバコも吸えてコスパ最高でした。

中之島の大阪市役所周辺は夜のライトアップが綺麗です。御堂筋から見える大阪市役所や日本銀行のライトアップはもとより、市役所横のライトアップされた並木通りを行くとレンガが美しい近代建築の公会堂もライトアップされていました。

文の里商店街は大阪市営地下鉄御堂筋線昭和町駅から徒歩一分、南北に伸びるアーケードに沿って７０軒ほどのお店が続いています。全体に昭和レトロな下町を感じさせる雰囲気で、八百屋さんや魚屋さんが通りまで商品を広げています。

源ケ橋温泉は生野区の林寺にある現役の風呂屋（銭湯）。風呂屋の建造物としては初めて国の登録有形文化財に登録されるほど味わい深い昭和12年（1937年）の建築です。開業当初は建物の２階部分にダンスホールやビリヤード場があったとのこと。