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四国の覇者長宗我部元親で知られる、長宗我部家の本拠岡豊城。現在は建造物は残りませんが、いくつかの曲輪や立派な虎口が残るほか、石積みも復元されています。隣接する高知県立歴史民俗博物館には長宗我部家や岡豊城に関する資料の展示や、続日本100名城のスタンプも置かれています。アクセスは高知市内からバスとなりますが、本数が非常に少ないため、計画的な散策をおすすめします。

土佐を治めた長宗我部家の本拠地、岡豊城の一角にある博物館で、岡豊城に関する資料や、長宗我部家に関する資料なども展示されています。岡豊城の続日本100名城スタンプ設置場所でもありますので、城跡見学と併せて訪問をおすすめします。また博物館の2階入り口の付近には、長宗我部元親像もあります。なお、長宗我部元親像は高知市南部の長浜にもあり、そちらと比べるとポーズが異なり少し小ぶりになります。

高知城の麓、ひろめ市場からも近い場所に、関ヶ原の戦いの後に土佐に入った山内一豊の像があります。馬上で槍を持つ姿の銅像で、高知城内へ行く方のほとんどがとおる追手門近くにあるため、多くの方が撮影などをされているスポットです。大河ドラマの主人公にもなった人物でもありますので、高知城観光の際は外せないスポットです。

高知市の市街地、はりまや橋から見て北西にあるお城。ひろめ市場からも近い場所にあります。全国でも12しかない、現存天守の一つをもつお城で、御殿も残っていることが特徴です。功名が辻で知られる山内一豊によって現在の形にされた城です。掛川から移った一豊が、掛川城の天守とそっくりな城を造りましたが、その後失われた掛川城を平成に入って復元するに当たり、高知城の天守が参考になったという逸話は有名な話です。見る角度によってさまざまな表情がある画になる城で、特におすすめは、追手門付近から追手門と天守をセットで眺めることができる場所です。

高知市街地のはりまや橋に近い場所にあるホテル。様態としてはビジネスホテルですが、ロビーはデザインが少しおしゃれなカフェのような雰囲気で、海外のユースホステルにでも来たような印象でした。部屋は一般的なビジネスホテルの設備で、快適に過ごすことが出来ました。はりまや通りに出ればコンビニも近くにあり、便利な立地です。利用時は夏休み期間中でしたが、手ごろな年段で利用できることもあってか、2連泊予定でしたが1泊しか取れず、近年新しい建物もできたとの事で、よく利用されているようです。アクセスは、とさでんの路面電車で高知駅から1駅、蓮池町通が最寄となりますが、はりまや橋からも徒歩圏内です。

ひろめ市場にも出店している、かつおのたたきの名店で、複数ある店舗のうち今回は帯屋町店にお邪魔しました。カツオの漁獲量で連続して日本一になり、テレビ番組にも取り上げられるなど、非常に有名なお店だけあって、高知市内のどの店舗も予約で満席などということも日常的です。塩たたきをはじめとしたかつおのたたきは、注文が入ってから藁で焼くため、その香ばしさと適度なとろけ具合が他店にはない魅力です。少し値は張りますが、高知ではおすすめのお店です。

四国の覇者とも呼ばれる長宗我部元親。その拠点となる土佐・高知に、彼の銅像があります。高知市内から桂浜方面へ向かう途中、長浜というあたりにある小さな公園にあります。槍を持っている姿で、戦国武将の銅像の中でも、非常に凛々しく格好いい銅像です。四国の覇者らしく、銅像の足元には四国が描かれていて、非常に迫力があります。なお、元親の像はこのほかに、南国市の岡豊城に隣接した高知県立歴史民俗資料館にも存在します。今回は市内から、バスでアクセスしました。桂浜まで向かうS3系統であれば、公園の近くに停車しますが、本数があまり多くないため、今回は長浜行のS2系統に乗車し、終点の長浜で下車し、徒歩15分ほどでアクセスしました。駐車場もありますので、車でのアクセスも可能です。桂浜や高知城に比べると、人は少ない場所ですが、おすすめのかっこいい銅像です。

路面電車とともに観光に便利なとさでんのバス。今回は、長宗我部元親公初陣の像へ向かうために、桟橋通五丁目～長浜バス停間、岡豊城へ向かうため県庁前～学校分岐バス停間で利用しました。車内は地域の方が多く乗車されており、いずれも観光らしき利用者は私のみでした。前者の長浜方面は、桂浜方面へ向かうバスの経路でもありますが、乗車したバスは途中止まりであったため、その様相は強かったようです。長浜バス停はバスの転回場もあり、屋外ながら屋根つきのバス停となっています。後者の岡豊城へ向かう際に利用したバスは、本数が少なく復路は時間が合わなかったため、徒歩でのんびり後免駅へ向かいました。こちらの路線を利用される方は、本数・時間にはご注意ください。

高知の市街地を東西南北に走るとさでんの路面電車。今回は桟橋線の高知駅前～桟橋通五丁目間、後免線の後免町～はりまや橋間を利用しました。後免線は専用軌道の区間もあり、途中駅でこまめに乗客を拾いながら、のんびり走るイメージですが、桟橋線は車の通りも多い道路を走り、表情が異なる路線です。ただいずれもこまめに停留所があり、運賃も手ごろであることから、短距離でも便利に利用できました。後免線の後免町の停留所はコンビニと一体化しているユニークな停留所で、全国でも珍しい形態となっています。

香川県の多度津から窪川駅を結ぶ土讃線。今回は、岡山からの特急南風で高知まで、翌日に特急しまんとで高知～窪川間を利用しました。土讃線内の特急は岡山～高知間の南風、高松～高知・中村・宿毛間のしまんと、高知～中村・宿毛間のあしずりと定期列車としては3つの特急が走っていますが、多度津～高知までは早朝・深夜を除いて原則1時間に1本、高知～中村間は2～1時間に1本特急が走っています。県境を越える区間の場合は普通列車の本数も大きく減りますので特急利用が便利です。特急南風は夏休みということもあり岡山発車時点でかなりの乗車率でした。対してしまんとは、高知で下車した方が多く、その先の区間は半数以下の埋まり具合でした。しまんとについては区間利用の方も多く、高知以遠の区間には特急利用での移動が便利です。

岡山から高知までを結ぶ特急南風。そのうちの何往復かはアンパンマンラッピングの車両で運行されます。今回は高知での所用の時刻に合わせて、岡山11：05発 南風7号を利用したため、アンパンマンラッピングの車両でした。利用時は2000系気動車でしたが、近年一部列車が更新され、2700系へと変更となりました。2700系でもアンパンマンラッピング車両が導入されています。2000系気動車の車端部の座席は、壁が近く少し窮屈に感じる座席でした。高知まで2時間半ほどですが、快走といった走りごたえのある走りで、快適に到着できました。新幹線を利用した場合は乗り継ぎ割引も適用されお得です。

今回は、ANAのマイルを利用して、スターアライアンス特典航空券に引き換えし、北京13：50発　深圳（シンセン）航空　ZH9055便　大阪（関西）行を利用しました。予約段階では、ANAのサイトおよびコールセンターからは座席指定が前方、後方などのリクエストしかできず、リクエスト後しばらくして座席番号が通知されます。そこで、深セン航空の日本での代理店をしている、中国国際航空の日本支社コールセンターに電話をし、座席指定をお願いしたところすんなりと座席番号での指定が出来ました。当日北京でのチェックインも中国国際航空が行っていました。いくつかの便のチェックインがまとめて行われていたため、カウンターは非常に混雑していました。この便は沖留めがほとんどで、バスゲートでの搭乗となります。当日の使用機材は737-800 B-5671で、スカイインテリアを採用した737の中では比較的新しい機材ではありますが、以前の便でクーラーから水漏れがあったらしく、機体の壁と天井の隙間に、ペーパータオルが挟まれている場所がありました。たまに見かける光景ではありますが、事情を知らない人は不安に感じる光景ではないかと思います。北京の混雑もありましたが、特に遅れなく出発・到着しました。機内は大半が中国の方でした。客室乗務員の方は、男性女性とも非常に対応がよく、好印象でした。機内食も北京積みと思われますが、おいしくいただきました。

北京中心部の東にあるショッピングモールで、比較的規模の大きいモールです。無印良品や丸亀製麵など日本でも有名なお店も入っています。地下の飲食フロアは、日本のショッピングモールの飲食街にも近い印象で、入りやすく感じました。今回はモール内の丸亀製麵にトライしてみましたが、基本は日本の店舗に近いメニューでしたが、トッピングなどが日本にはないものもあり、ユニークでした。その他日本のショッピングモールでも定番のお店も入店していますので、観光の合間の箸休めにも最適です。

北京の空の玄関口北京首都空港。その発着数は世界でも有数で、周辺空域は上空待機も頻繁に起こるため、遅れなども発生します。近年は北京市の南に、北京大興国際空港が開港し、中国東方航空、中国南方航空を中心に移転するなど、分散化が図られていますが、混雑は依然続いています。今回は、上海虹橋～北京線の中国国際航空、および北京～関西線の深セン航空を利用しました。ともに第3ターミナルの利用ですが、第3ターミナルは南北に長くのび、鉄道やバスが発着する建物は、国際・国内すべてのチェックインカウンター、出発フロア、到着フロアに加え、国内線のゲートがあります。国際線のゲートは最も北の建物へターミナル間の列車で移動する必要があります。したがって、移動には時間がかかりますので余裕を持った到着をおすすめします。第3ターミナルには、制限エリアよりも前に飲食店、土産物店がありますが、制限エリア内にもあります。ただしいずれもそこまで種類は多くなく、規模の割には残念な点です。なお、他の中国の空港同様、機内持ち込みのリチウムイオンバッテリーは、手荷物検査場にて出力を確認されます。

北京首都空港エリアにあるホテル。空港の第一ターミナルから近く、徒歩でもアクセスできますが、交通量の多い信号をわたることになり、歩道もガタガタですので重いスーツケースを持っての移動はおすすめしません。なお第一ターミナルは第二ターミナルと連絡通路で繋がっています。ホテルは古びた感が随所にあり、特に水回りはそれを特に感じます。リネン類は特に問題なしでした。予約時に予約サイトを通じて西側の客室をリクエストしていましたが、見ていないようで、当日も同様にリクエストしましたが、英語がほぼ通じずリクエストどおりにはならずでした。利用時は中国国内の地方から来た合宿？のような方が多くみられました。価格、設備、立地を踏まえてももう宿泊しないと思われます。

今回は上海虹橋～北京のCA1502便を利用しました。上海虹橋定刻11：50発でしたが、朝の時点で天候の影響で2時間近く遅れが発表されていました。確かに前日北京の天候は荒れ気味だったようで、この便は国際線機材のA350を使用することから、国際線の遅れを引きずりやすい便でもあります。また、時間帯的に混雑空港である北京の空域規制を受けることもあるようで、遅れることが比較的多い便であるようには感じていました。予約に関してですが、今回は中国国際航空の中国版のウェブサイトを英語表示して直接購入しました。というのも、日本版のウェブサイトでは、この便はプレミアムエコノミーの座席が最安値と表示され、エコノミーがそもそも選択肢に表示されないようになっていたため、やむなく中国版サイトから購入するに至りました。予約がしっかり行えているか不安もありましたので、TRAVELSKY.comにおいてE-チケットの確認も行いました。当日は予約後に表示されたバーコードをカウンター見せるだけで、あっさりとチェックインができました。北京から遅れをもってやってきた使用機材は、A350 B-1085は先述の通り国際線機材であることもあり、個人用ディスプレイも大きく、快適に過ごすことが出来ました。この便では欧米系のCAの方も乗務しており、英語も問題なく使えました。客室乗務員の方々の対応は特に問題はなく。機内食はしいたけたっぷりの麺で、味付けはなかなかよかったのですが、その他の付け合せも含めて、特においしいとは思わないレベルの範囲です。利用便は山東省上空に差し掛かったあたりで、旋回して上空待機がありましたが、その後無事に着陸し、結局2時間遅れのまま到着となりました。ただし機材はこの後国際線で使用するようで、到着したのは第三ターミナルの最も北にある国際線ブロック。したがって、搭乗橋ではなく、搭乗橋の手前にある階段を下されて、バスに乗り換えて、国内線ブロックの建物に到着という手順となることから、さらに時間がかかることとなりました。国内線で国際線機材に乗ることができるお得便ではありますが、国際線機材の間合い運用の場合、遅れの影響を受けやすいことや北京での到着ゲートなど、時間的な注意は必要であると感じました。

国際線が中心の浦東空港に対し、国内線が中心となる虹橋空港。近年高速鉄道などが発着する上海虹橋駅が近くに完成し、高速鉄道との乗り換えも非常に便利になりました。羽田線など国際線は第一ターミナル、国内線は第二ターミナルからの出発となります。今回は中国国際航空にて北京へ移動するために利用しました。チェックインカウンターがあるエリアに入る前には鉄道駅などと同様に手荷物検査などがあります。今回チェックイン時には、カウンターで預けた荷物がＸ線で引っかかるという事象があり、カウンター裏手にある部屋で変圧器であることの確認を受けました。その他は問題なく手続きが完了しました。ターミナルは国内線にしてはさすがは広大で、多くの飲食店、土産物販売店、ファストフード店などが入っています。搭乗便は2時間近くの遅れでしたが、特に時間を持てあますことなく過ごすことが出来ました。

上海虹橋空港の国際線が主に発着する第一ターミナル近くにあるホテル。外観、内装ともに非常にきれいで、部屋の中も床、水回りに至っても良く清掃されており、気持ちよく利用できました。アメニティも不自由なく使うことができ、非常に高評価です。立地は地下鉄10号線の虹橋1号航站楼駅から近く、ターミナル内までは徒歩で少しかかるものの、ローソンなども入店していることから非常に便利です。また小規模な商店はホテル近辺にもあります。

上海地下鉄2号線、10号線が乗り入れる南京東路駅。利用時は、10号線で宿泊予定の虹橋1号航站楼駅までを利用しました。ヨーロッパ風の建物や、高層ビルが立ち並ぶ浦東地区など、上海を代表する風景が見られる外灘地区への最寄り駅となる駅です。観光にも便利な駅だけあって、コンコースは多くの人でにぎわっていました。また、利用時は夜21：00頃でしたが、駅から外灘地区へ向かう人波がすごく、電車も混雑していました。観光にも便利な駅です。

上海を代表する繁華街、豫園商城にある小龍包の名店。豫園商城の中心部にある池のほとりにお店があり、見た目にも立派な店構えをしています。訪問時はスーツケースを持参していましたが、1階の受け付けで、タグと引き換えにあずかって頂けました。特に予約はしていませんでしたが、夜遅めのピーク過ぎであったこともあり、少しの待ち時間で入店できました。小龍包をはじめとした点心は、様々な具材があり、訪問時は残念ながら上海蟹入りは品切れではありましたが、定番の小龍包やエビ入り小龍包などをおいしくいただくことができました。また偶然頼んだお茶が非常においしく、他では見つけられないものであったため、ぜひまた訪れたいお店となりました。