ナツメロ大王さんのクチコミ(426ページ)全9,711件

奈良国立博物館のすぐ向かいにあり、東大寺参道からもほど近い場所にあります。観光地としてはそれほど有名ではないのですが、氷の神様を祀っているということで、ユニークな神社です。JR奈良駅や近鉄奈良駅から市内循環バスに乗ると、この神社のすぐ前にバス停（氷室神社国立博物館バス停）があるのでアクセスは非常に便利です。

興福寺の南に広がる猿沢の池は奈良時代に作られた人口池です。それほど水深のあるわけでもはいこの池は市民の憩いの場にもなっています。また、池の向うに広がる興福寺の伽藍を楽しむ観光客も次から次への訪れています。

奈良時代より藤原氏の氏寺として栄えた名刹で、戦火や火災に遭うもその都度再建されてきたようです。東金堂など室町時代の建築であっても奈良平安の時代の様式を踏襲していますし、興味深いです。また、日本にある国宝仏像の実に１７％は興福寺にあるそうで、日本仏教美術の中心地といっても良いでしょう。

奈良にある国立博物館らしく仏像展示では他に類を見ない充実した博物館です。特に明治１８９４年に片山東熊の設計により建設されたなら仏像館は左右対象の西洋建築で重要文化財に指定されています。ただ、残念ながら改修工事の真っ最中で２０１６年４月まで見学はできません。新館は通常通り見学可能です。

興福寺の寺宝の仏像を多数展示しています。良く知られた阿修羅像をはじめ八部衆や十大弟子像など国宝や重要文化財が館内一杯にあふれており、「国宝館」の名にふさわしい見ごたえ十分な博物館です。県庁前のバス停からも近いのですし、時間をとって見学されることをお勧めします。

聖武天皇が奈良時代に建立したのち、火災などもあり現在の建物は室町時代の建築とか。普通であれば鎌倉以降の建築は東大寺南大門のように豪壮な面が出るのでしょうが、ここは穏やかで静謐さを感じさせる奈良平安の時代の様式を踏襲しているなど、とても興味深い建物です。

京都の東寺の塔に次いで、日本で二番目に高い古塔で高さ５０ｍあります。奈良の街はこれより高い建築は禁止されているそうで、高層ビルも見当たりません。懐の深い軒と、わずかにそりあがった軒先のバランスが良く、五重塔の傑作の一つで国宝にも指定されています。

日本最大の八角円堂として知られ、西国三十三か所観音霊場の一つだとか。国宝の観音菩薩像を本尊とするとのことですが、ご開扉は限られた時期のみとのこと。建物は大きいですが、唐破風の部分が他の部位と調和していないようで、美しさという点では法隆寺の夢殿や興福寺の北円堂に軍配があがるかと。

興福寺は中金堂の再建工事中に伴っていくつか通り抜けができなかったり、立ち入りが出来ない場所があります。この北円堂もその一つで、仮囲いの外から遠く眺めるだけでしたが、それでも優美な姿を楽しむことができました。

近鉄奈良駅から徒歩５分ほど、興福寺の五重塔に比べると地味で、しかも一段低いところにあるため気づかず通り過ぎてしまう人が多いです。よくよく調べてみると１２世紀に建てられた国宝建築とのこと。忘れずに訪れたい興福寺の見所の一つといって良いでしょう。

東大寺の参道に入る手前にある、土産物や飲食店が集まった施設です。駐車場を囲むように奈良の伝統料理が楽しめる飲食店やお土産物屋さんが集まっており、疲れた際には歩き回らずに一か所で食事をお土産物選びができるので重宝します。

大仏殿から二月堂方面に向かって登っていく丁度途中にあります。梵鐘も鐘楼もともに見ごたえがあり、足を止めて見学する価値は十分にありますが、なぜか知名度はそれほど高くないのかそのまま過ぎてしまう人が多く少し残念な気がします。

東大寺ゆかりの数多くの仏像が展示されています。特に月光菩薩・日光菩薩は類まれな美しい仏さまで、訪れる者を虜にしています。日本の仏教美術のレベルの高さを知ることができる数多くの国宝美術の宝庫です。大仏殿への参道西側にあります。

東大寺大仏殿の正面にある中門。観光客はここを左手に折れて、回廊の先にある券売所で拝観料を支払ったのちに大仏殿まで行くことが出来ます。中門を右手に回ってしまうと大仏殿観光後の出口になるので、左手にお回りください。

興福寺と並び奈良の観光地を代表する寺院です。広大な面積があり、緑の公園の中に堂宇が点在する巨大寺院であり、日本はもちろんのこと海外からの観光客も多数訪れています。大仏殿の他にも二月堂・三月堂にも足を延ばすことを考えて時間には余裕をもって訪れることをお勧めします。

奈良のシンボルとも言える大仏殿は、いつも内外の観光客で大変な賑わいを見せています。奈良の大仏様こと１５ｍの像高を誇る廬舎那仏をご安置しています。奈良時代に聖武天皇の発願により創建されましたが、その後幾度か戦火に遭い消失。今の建物は江戸時代のものとのこと。

東大寺大仏殿から東側、小高い丘の中腹に、丁度二月堂と並んで建っているお堂です。８世紀に建てられたお堂で、東大寺で最も古いとか。手前は鎌倉時代、後方は奈良時代という二つの時代の建築を巧に調和させています。堂内には国宝１０体の仏像がご安置されています。

東大寺の、鎌倉時代に建てられた正門です。武士が国のかじ取りを担うようになった鎌倉時代の社会を反映するように、豪壮で華美な装飾を配した２５ｍの高さの建築です。高さ８ｍの国宝仁王像が東西に一体づつ配されています。

大仏殿より東、小高い丘の中腹に位置する二月堂は十一面観音を本尊としているお堂です。大仏還眼の年以降続いている３月の「お水取り」の行事はＴＶのニュースで報道されるなどして良く知られています。これが行われるのが、ここ二月堂です。

東大寺の南大門をくぐってすぐ右手にあり、奈良公園の鹿もやってきます。ここは入場料無料で見学可能なエリアにあり、東大寺をバックに記念撮影をする旅行者も多く訪れています。ここを過ぎたところからは左手に入って大仏殿、右手を進む二月堂方面へ向かう道に分かれます。