2023/08/20 - 2023/08/22
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jijidarumaさん
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【七十二候・蒙霧升降(ふかいきり まいおりる):志賀高原の今(2023年)昔(1971年)には隔世(かくせい)の感を禁じ得ない。】
(つまり、随分と時間が経ったものだ。志賀高原もこんなに変わってしまった・・・といった感慨を述べた)
産経新聞に、今週は【七十二候・蒙霧升降(ふかいきり まいおりる)・・・森や水辺で白い霧がまとわりつくように立ちこめる、8月18日~22日)】と小さく載っていた。
志賀高原の旅も本編で5つ目になる。
先に掲載したのは以下の4編、
20230913:七十二候・蒙霧升降(ふかいきり まいおりる):志賀高原に残る伝説・大沼池の大蛇と黒姫の物語
20230923:七十二候・蒙霧升降(ふかいきり まいおりる):かつて華やかな時代もあった志賀高原歴史記念館(旧志賀高原ホテル)の見学
20231001:七十二候・蒙霧升降(ふかいきり まいおりる):志賀高原で母の思い出につながる山母子(やまははこ)の花を見つけた!
20231007:七十二候・蒙霧升降(ふかいきり まいおりる):志賀高原の自然環境が育んだ偉大な銀メダリストと1998年長野オリンピックの大成功
本編は志賀高原の今(2023年)・・・娘と孫娘は志賀高原ゴールデンライン(ゴンドラ)に乗る・・・昔(1971年)・・・1歳半の長女と共に志賀高原のリフトに乗り、山道や湿原を歩いた家族旅行・・・には隔世(かくせい)の感を禁じ得ない。
写真はこちらは娘が撮った志賀高原ゴールデンライン(ゴンドラ)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月22日は旅の最終日。
この日は昼まで娘達がロープウエイ(ゴンドラ)に乗るというので、高所恐怖症の私は辞退して、その間、老夫婦で蓮池傍の山の駅や大蛇神社、志賀高原総合会館98の様々な施設を見学して待つことにしました。
待っている間に52年前の家族旅行が思い出されて、帰宅してからセピア色となったアルバムを見た。
写真は宿泊先の白樺荘を出る。 -
写真は(蓮池広場から)宿泊先の白樺荘・・・編集上、適当なものを載せた。
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この日の高原の大空には飛行機雲がたなびいている。
写真は志賀高原(蓮池広場)の看板前で。 -
観光地志賀高原の看板は皆きれいだ。
昔はこのような看板は見ていない。
写真は山の駅傍にある蓮池の看板 -
志賀高原山の駅には広い駐車場があり、地域の中心であるのがわかる。
今は流行りの山の駅にはバスやロープウエイ(ゴンドラ)の発着所、レストラン、お土産所などがある。
写真は志賀高原山の駅:今は流行りの道の駅、海の駅、そしてここには山の駅が。 -
山の駅には山ノ内大膳軒がある。
この日はお休みで、名物のラーメンを食べたかったが当てが外れた。
写真は志賀高原山の駅:山ノ内大膳軒前で
<山ノ内大膳軒(ラーメン専門店)>
〒381-0401長野県下高井郡山ノ内町平穏7148
営業時間:
[日・月・水・木]11:00~18:00
[金・土・祝前日]11:00~21:00
定休日:火曜日 -
新しいロープウエイ(ゴンドラ)ができて、こちらは今は廃線になった。
ただ、山の駅でもたいへん眺望が良い場所だから、ちょっとしたテラスと古いゴンドラが左右に置かれて、観光客用の休憩所になっていた。
写真は志賀高原山の駅:テラスから東館山(ひがしだてやま)を正面に見る。 -
写真は志賀高原山の駅:動かぬ!「やまびこ号」そばで私共はソフトクリームを楽しむ。
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写真は志賀高原山の駅:動かぬ!「こだま号」そばで娘達もソフトクリームを。
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写真は志賀高原山の駅:高所恐怖症の私はロープウエイ(ゴンドラ)乗ったつもりで。
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写真は志賀高原山の駅:大きくなった高2の孫娘。
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写真は志賀高原山の駅:切符売り場にある志賀高原ゴールデンライン(ゴンドラ)Map。
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写真は志賀高原山の駅:頂いた志賀高原ゴールデンライン(ゴンドラ)冊子のスキャン。
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なるほど、こんな風にゴンドラの線が繋がって出来ているのか!
観光客や冬季のスキー客には実に便利なものになっている。
52年前には、ヒュッテ前の「高天が原リフト」に乗って、東館山(ひがしだてやま:2,030m)を目指した。東館山の展望を楽しみ、高山植物園を見学した後、「東館山空中ケーブル」で志賀高原最初の温泉である「発哺(ほっぽ)温泉」に降り、そこでまた「志賀高原ロープウエイ」で、志賀高原の池巡りの起点になっていた蓮池(はすいけ)まで行った。
写真は志賀高原山の駅:頂いた志賀高原ゴールデンライン(ゴンドラ)冊子のスキャン。 -
娘達は志賀高原ゴールデンライン(志賀高原リゾートゴンドラ)の切符売り場で往復切符を購入する。
写真は志賀高原山の駅:志賀高原ゴールデンラインの切符売り場 -
係りの小父さんがゴンドラのドアを抑えて、写真を撮らせてくれた。
写真は志賀高原山の駅:娘たちは志賀高原ゴールデンライン(ゴンドラ)の乗車 -
写真は志賀高原山の駅:ゴンドラには娘たち二人だけが乗車した。
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娘たち二人だけが一つのゴンドラに乗車し、次のゴンドラにも客が乗って、あっという間に谷に向かって前進する。
3つのゴンドラが一緒のグループで進むシステムのようだ。
写真は志賀高原山の駅:娘たち二人だけが乗車したゴンドラを写す。 -
写真は志賀高原山の駅:志賀高原ゴールデンライン(ゴンドラ)は空中に浮かんだ。
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イチオシ
志賀高原ゴールデンライン(志賀高原リゾートゴンドラ)はブナ平(別のゴンドラの乗り場がある)に向かって怖い下降をする。
娘たちは怖くないらしい(私共も若い頃はそうだったが・・・)。
写真は志賀高原山の駅:こちらは娘が撮った志賀高原ゴールデンライン(志賀高原リゾートゴンドラ)、下方にブナ平、上方に東館山(ひがしだてやま:当時の冊子で2,030m=>今の冊子は1,994mとなっているが)が見える。 -
写真は志賀高原山の駅:志賀高原ゴールデンライン(ゴンドラ)・・・ブナ平に到着の様子だが余裕の孫娘!
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イチオシ
写真は志賀高原山:志賀高原ゴールデンライン(ゴンドラ)・東館山展望台2000mで、孫娘も気分良く!
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東館山展望台2000mで孫娘はケルンを積む。
この後、娘たちは東館山高山植物園に向かい、園内を回遊。
私共が別編で書いた「山母子の花」もここで見たと言う。
ただ、此処の山母子の花は群生はしていなかったようだ。
写真は志賀高原山:東館山展望台2000mで孫娘はケルンを積む。 -
志賀高原総合会館98のコンサートホール前に、志賀高原ゴンドラ1機 が置かれていた。カレッジコンサートが始まる前にゴンドラに乗った気分で、一枚娘に撮ってもらった。
写真は志賀高原山の駅:志賀高原ゴンドラに乗った気分て。 -
待ち合わせていた山の駅の「山ノ内大膳軒」はこの日お休みで、名物ラーメンを食べられなかったが、その代わり「山のキッチン」の美味いカツサンドが食べられた。
写真は志賀高原山の駅:レストラン「山のキッチン」のカツサンド -
<志賀高原 山の駅 レストラン「山のキッチン」>
〒381-0401長野県下高井郡山ノ内町平穏7148
10:00~16:00
日曜営業
写真は志賀高原山の駅:レストラン「山のキッチン」のカツサンドは美味い。 -
最終日は昼まで娘達がロープウエイ(ゴンドラ)に乗るというので、高所恐怖症の私は辞退して、その間、老夫婦で蓮池傍の山の駅や大蛇神社、志賀高原総合会館98の様々な施設を見学して待つことにしました。
待っている間に、52年前の家族旅行が思い出された。・・・と先に書いた。
【セピア色の思い出:1971.07.22.~24.長野・志賀高原に1歳半の長女と共に家族旅行をした。】
その「池巡り」の参考に以下のMapを掲載した。
写真は志賀高原の冊子:紅葉のシーズンMap -
【志賀高原の今(2023年)昔(1971年)には隔世(かくせい)の感を禁じ得ない】
<セピア色の思い出:1971.07.22.~24.長野・志賀高原に1歳半の長女と共に家族旅行をした>
私共が初めて志賀高原を訪れたのは、1971年(昭和46年)7月22日~24日、1歳半の長女と共に家族旅行した時でした。
写真は長野の善光寺に参詣して、鳩ポッポにエサをやりました。
(アルバム写真を上下半分毎にスキャン)善光寺(長野県長野市) 寺・神社・教会
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志賀高原の高天が原には、社員の保養施設として、「XXX ヒュッテ」という宿泊施設が設けられていて、四季に応じて利用する事が出来ました。
入社4年目だった1971年の夏、7月22日に長野の善光寺に参詣後、志賀高原にバスで上がり、高天が原にあった「XXX ヒュッテ」に2泊し、志賀高原ルートを楽しんだのです。
写真は長野の善光寺に参詣して、鳩ポッポにエサをやりました。 -
イチオシ
車も免許も無い私共は、専ら高原リフトやロープウエイ、ケーブルカーなどを利用して巡りました。1歳半の娘はもう抱っこするには重く、負ぶい紐(おぶいひも)で背負ってリフトに乗り、山道や湿原を歩いたものです。
中でも蓮池でボートに乗った写真が残っていますが、現在の写真の様にスイレンが咲く蓮池ではなかったのです。その事だけでも誠に隔世の感があります。
(つまり、随分と時間が経ち、志賀高原もこんなに変わってしまったという思い)
写真は長野の善光寺で娘がパパと一緒に鳩ポッポにエサをやって喜んでいた(一部を今のカメラで拡大して撮った) -
<7月22日(木)曇り>
横浜駅=>上野駅06:50発 =>(信越本線、妙高1号グリーン車!)長野駅10:17着。車で善光寺に行き、参詣する。(長野電鉄)13:20発 =>湯田中14:00着 =>(バス)高天が原(たかまがはら) 徒歩3分 =>XXX ヒュッテ着。
写真は東館山(ひがしだてやま:2,030m)行きの「高天が原リフト」に、パパが娘を負ぶい紐(おぶいひも)で背負って(左上)乗った。 -
*朝は4時に起きて、食事をし、リュックを背負って上野駅に向かった。娘を4時半頃にパパが起こしたが、「まだ眠いから起きないよ」とパパは怒られた。
もう途中の事は覚えていないが、善光寺では娘がパパと一緒に鳩ポッポにエサをやって喜んでいた。
写真は殆どが白黒で、最終頁に漸くカラーが出てくる。
写真はセピア色の思い出:1971.07.22.~24.長野・志賀高原に家族旅行発哺温泉 温泉
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<7月23日(金)幾分晴れ間が出て>
この日はヒュッテを出て、目の前にある「高天が原リフト」に乗って、東館山(ひがしだてやま:2,030m)を目指した。
写真は当社のヒュッテ前で娘を背に、さて出発です。 -
当時、写真のように当社の右隣にA銀行、その右にB銀行のロッジが並んでいた。当社のメインバンクとサブメインが仲良く並んでいたのが、思えば興味深い。
総合商社の興亡・再編、銀行の統廃合・合併等で、現在は勿論、その姿はない。
近くに建設が進む建物や施設が見える。
写真は「高天が原リフト」に乗る前に写した娘と家内 -
東館山(ひがしだてやま:2,030m)行きの「高天が原リフト」に、パパが娘を負ぶい紐(おぶいひも)で背負って乗った。
リフトは幸い山の斜面からあまり高くない(冬季のスキー場のリフトだった所為か?)。
7月も半ばを過ぎているが、まだ夏休みの観光客も少なく、リフトに乗る人も前後に見えない。
美しい御花畑を眺めながら頂上に向かいます。
写真は「高天が原リフト」に乗る娘とパパの珍妙な格好! -
当時は東館山(ひがしだてやま:2,030m)行きの「高天が原リフト」に乗り、直接向かった。東館山の展望を楽しみ、高山植物園を見学した後、「東館山空中ケーブル」で志賀高原最初の温泉である「発哺(ほっぽ)温泉」に降り、そこでまた「志賀高原ロープウエイ」で蓮池(はすいけ)まで行った。
今は志賀高原山の駅(旧ロープウエイの駅舎をリノベーションした)にあるリゾートセンター横の「志賀高原リゾートゴンドラ」を出発し、ゴンドラ3本(志賀高原リゾートゴンドラ=>ブナ平ゴンドラ=>東館山ゴンドラリフト)を乗り継ぎ30分程度(途中2カ所、約5分の徒歩移動あり)で東館山山頂駅に到着する。
これを称して「天空の小旅行」と呼んでいる。その山頂駅を出ると直ぐに植物園になる。志賀高原山の駅に戻るには、この逆にゴンドラに乗って帰るわけだ。
写真は東館山の展望を楽しみ、高山植物園を見学した後、空中ケーブルで「発哺(ほっぽ)温泉」に降りた。 -
<東館山高山植物園>
(開園機関と時間:6/17~11/5、 9:00~15:50 、入園無料)
東館山(ひがしだてやま)高山植物園は日本最大級の高山植物園と云われ、広さは約10万m2(東京ドームの約2倍)、標高2,000mの志賀高原に自生する約500種類以上の貴重な高山植物を見ることができる。
初夏に観られるニッコウキスゲの約5万m2の大群落は見事なものだと云う。
写真は志賀高原:東館山高山植物園で家内と娘 -
尚、追記すれば、東舘山には数多くのスキー場のゲレンデ・リフトが造られており、志賀高原におけるスキーエリアの中央部をなしている。
日本での冬季オリンピック開催は最初が1972年札幌オリンピック、次が1998年長野オリンピックでしたが、長野ではアルペンスキー男女大回転競技が「東館山スキー場」で行われたのです。
写真は東館山高山植物園から「発哺(ほっぽ)温泉」に向かう。 -
写真は「発哺(ほっぽ)温泉」でイー顔の娘
-
「発哺(ほっぽ)から、「志賀高原ロープウエイ」で蓮池(はすいけ)まで行った。いくぶん晴れてきて、ここから志賀高原に点在する池巡りに出かける。
今から20万年前ごろ、志賀山などの火山活動により周囲の川が堰き止められ、志賀湖と呼ばれる湖(堰き止め湖・・・志賀高原最大の湖だったと思われるが、現在は消失湖)ができた。火山活動はなおも続き、湖がほぼ埋め尽くされた結果、現在の志賀高原の大部分が湿地帯になり、埋め残った所に沼や池がある。この一帯には1000種類以上の動物や植物が存在していると云う。(Wiki引用・追記)
写真はセピア色の思い出:志賀高原の蓮池で娘とボートに乗った。蓮池(長野県山ノ内町) 自然・景勝地
-
志賀高原の蓮池にはボートが浮かび、湖畔に今とは違った小さなホテルなどが建っているのが見える。
写真はセピア色の思い出:志賀高原の蓮池で娘を抱いて。 -
現在の志賀高原の蓮池にはボートは無く、池は蓮やスイレンの小さな花や蒲(がま)の穂、水生植物などで覆われていた。トンボも飛んでいた。
湖畔に昔とは違って立派な、現代風のホテルが建っていて、様変わりである。
写真は志賀高原山の駅:現在の蓮池 -
皆で手漕ぎボートに乗った蓮池(はすいけ:標高1,480m)は志賀高原の中央に位置し、周辺の景観に恵まれ、たいへん人気があるスポットになっている。
左に一の瀬・高天が原・奥志賀方面と、右の木戸池・横手山方面の道が分岐する所にある。池の形は南北に細長く、南端にホテル、北端にロープウエイやバスの発着所の建物(今で言うと山の駅)がある。
写真は志賀高原山の駅:ハイキングコース案内板前で -
当時も今も、蓮池を一周できる遊歩道(今年の冊子には15分で周回できるとMapにあったが、もっと長いように思えた)があり、当時の蓮池には行楽客用の手漕ぎボートがあり、今は勿論ボートは無く、池は蓮やスイレンの小さな花や蒲(がま)の穂、水生植物などで覆われていた。トンボも飛んでいた。
写真はセピア色の思い出:志賀高原の蓮池で娘と手漕ぎボートに乗り、信州大学の自然教育園(左下)を訪れた。 -
写真は志賀高原の蓮池で娘と手漕ぎボートに乗った。
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写真は志賀高原の蓮池で娘と手漕ぎボートに乗った。
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<池巡り>は蓮池=>下の小池=>信州大学自然教育園=>長池=>上の小池=>三角池=>田ノ原湿原=>木戸池と巡る。
今でいう「森林セラピー・自然探勝コース」である。このコースは志賀高原の自然が集約されたルートと云われ、コース沿いに幾つもの湿原と湖沼が点在するので、春から秋にかけての景観は十分に満足することだろう。
コースの概略は全長約5km、所要時間は約2時間、標高差約160mである。
下の小池(したのこいけ):
小池というだけに小さな池で、信大自然教育園や長池、上の小池も近くにある。
水は無色透明で、付近一帯は湿原化している。
(面積:0.15ha 、標高:1,560m)
写真はセピア色の思い出:長池(ながいけ)・長池湿原 -
イチオシ
この日、小雨も降った。
濡れた長池湿原には、名も知らぬ草花が緑の湿原の中に可憐な姿を見せていた。
<長池(ながいけ)・長池湿原>
長池は自然探勝コース沿いにあり、志賀高原に点在する池の1つである。
長池に流入する河川はなく、その名の通り志賀山溶岩の間に細長い形をした池で、雪解け水や雨水、地下水が溜まったものだ。
志賀高原では70余あると云う池や沼の中で、3番目に大きい池だそうだ。
傍には長池湿原、上の小池、下の小池がある。
(周囲:0.8km 、面積:1.9ha 、標高 :1,580m)
写真はセピア色の思い出:長池(ながいけ)でパパが背負った娘・・・殆ど人に会わないから、こんな格好でもOK! -
長池広場で小休止。
歩くとお腹もすく、ヒュッテの小母さんに作って頂いたオニギリをみんなで食べた。
写真はセピア色の思い出:長池(ながいけ)・長池湿原 -
イチオシ
写真はセピア色の思い出:長池広場でオニギリを食べた娘は元気モリモリ。
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<信州大学自然教育園>
蓮池から凡そ15分の距離にある「信州大学志賀自然教育園」は志賀高原に位置する信州大学教育学部の野外研究施設である。縄文時代から厳しい風雪に耐えながら、今日の姿に進化した悠久の森の自然を観察することができる。
周囲は3.5kmにわたる遊歩道が整備されていて、長池周辺などをぐるりと巡ることができ、貴重な高山植物や花が楽しめるほか、資料館では志賀高原の動物たちのはく製や成り立ちなどをパネルなどの展示で見られる。
開園:4月下旬~11月上旬、不定休。 時間:9:00~17:30
ただ、この園内を一巡りすると2~3時間の時間が必要となる。
時間に余裕のない池巡りなので、この日の見学はロックガーデンと資料館だけに止めた。
資料館の親切な小父さんにお茶を頂き、のどが渇いていただけに実に美味しかった。
写真はセピア色の思い出:信州大学教育学部付属志賀自然教育園 -
上の小池(うえのこいけ):
上の小池は国道292号線を挟んで北側にある下の小池と対比した名称だろう。近くに下の小池、三角池や長池などがある。(標高:1,570m)
三角池(みすまいけ):
三角池は「田の原湿原」の近くに位置し、その名の通り、上から見ると正三角形の形をした池である。池の水源は西にある志賀山からの湧水が流れ込んでいて、志賀高原で最も透明度が高く、水は青みがかって見える。水質はph4.4と酸性を示し、水中生物は少ない。 (面積:0.01? 、標高 :1,630m)
写真はセピア色の思い出:信州大学志賀自然教育園信州大学志賀自然教育園 公園・植物園
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<木戸池(きどいけ)・田ノ原湿原(たのはらしつげん)>
木戸池・田ノ原湿原ともに旧志賀湖の湖底の一部だったと云われている。
蓮池から田ノ原湿原を経由して木戸池(堰止湖)に至る散策路「遊歩道勝コース」が私共のように小さな子供連れでも楽しめるように良く整備されている。
写真はセピア色の思い出:木戸池(きどいけ)・田ノ原湿原(たのはらしつげん)志賀高原木戸池スキー場 スキー場
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田ノ原湿原は日本の重要湿原群500に選ばれた、志賀高原にある湿原群のひとつであり、木道が整備されているため、季節問わず植物観察や散策を楽しめる。
写真は傘を被ってクマササと白樺が美しい田ノ原湿原を行くパパと娘。 -
尚、湖畔にある一軒宿「木戸池温泉ホテル」は田の原湿原から徒歩10分。
木戸池では手漕ぎボートを楽しむことができる。
(堰止湖、周囲:0.4km 、面積:2ha 、標高 :1,620m)
木戸池から「XXX ヒュッテ」までの写真や記録が無いが、多分バスで高天が原に戻ったのだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
写真は志賀高原:ハイキング最終地・木戸池に到着し、木戸池畔で喜ぶ娘と家内。 -
<7月24日(土)雨のち晴れ>
バスでXXX ヒュッテ・高天が原を出るときは土砂降りの雨で往生したが、
志賀草津道路(長野県山ノ内町=>群馬県草津町・・・国道292号、尚冬場は積
雪で通行禁止となる)で渋峠・国道最高地点(標高2,172m)、*白根火山(標高2,102m)・湯釜(ゆがま)を経由して草津に至るまでに、そんな雨もすっかり晴れた。
バスに長々と乗って、白根火山に向かうが乗り物酔いで家内は幾分気分が悪くなった。娘も疲れたのかバスの中で哺乳瓶をくわえてグッスリだ。
写真はセピア色の思い出:左上から時計回りに白根山・草津Map、バスの中で目覚めた娘は背伸びして、小雨が降る湯釜で、発哺(ほっぽ)で買ったお気に入りの鈴を付けた娘。白根山 自然・景勝地
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白根火山に着き、休憩所で休んでから小雨が降る中、徒歩10分にある湯釜見物に出た。ガスも立ちこめて湯釜の周辺が見えず、最終日にしてはちょっと残念な観光になってしまった。
*白根火山は正式には草津白根山(くさつ しらねさん:標高2,102m))と称し、群馬県吾妻郡草津町に所在する活火山(度々噴火警報が出される)である。
湯釜は直径約300m、水深約30m、水温約18℃の火口湖で、世界でも有数の酸性度が高い湖と云われ、湖水は白濁した青緑色を呈する。
写真は渋峠経由で白根山に到着、白根山(2,160m)の小雨が降る湯釜に。 -
写真はセピア色の思い出:左上から時計回り:発哺(ほっぽ)で買ったお気に入りの鈴を付けた娘、小雨が降る湯釜で、哺乳瓶をくわえてグッスリと熟睡の娘、白根山の休憩所で。
-
イチオシ
写真はセピア色の思い出:発哺(ほっぽ)で買ったお気に入りの鈴を付けた娘。
長野原草津口駅 駅
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草津から長野原駅(草津口)までバス、それから上野駅、横浜と帰途についた。
小さな子供連れの2泊3日の旅行は初めてであったが、特にトラブルも無く、皆が満足した旅になった。
高天が原「XXX ヒュッテ」にまた行ってみたいと思っていたが、その機会が来ないうちに1974年1月、ドイツに駐在員として派遣されて、いつしか52年の月日が経ってしまった。
思えば、志賀高原は我が家にとって、娘たち(長女のXXX大学の混声合唱団、次女のYYY大学の交響楽団という)の夏季合宿地であり、先に述べたように長女宅の孫娘の合宿地となり、親子孫の三代で縁ができた。
誠に志賀高原の今(2023年8月)昔(1971年7月)には隔世(かくせい)の感を禁じ得ない(つまり、随分と時間が経ったものだ。志賀高原もこんなに変わってしまった・・・といった感慨を述べた)。
・・・・・・・・・・・・
(2023年10月13日、Wiki・HP参考、編集・追記、
80歳(傘寿)の誕生日に纏めた)
写真はセピア色の思い出:長野原駅から上野駅の車中で
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青梅
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七十二候・蟷螂生(とうろう うまる):アジサイの名所「潮来・二本松寺のアジサイの杜」を訪ねた。
2023/06/07~
潮来
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七十二候・蒙霧升降(ふかいきり まいおりる):志賀高原に残る伝説・大沼池の大蛇と黒姫の物語
2023/08/20~
湯田中渋温泉郷・志賀高原
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七十二候・蒙霧升降(ふかいきり まいおりる):かつて華やかな時代もあった志賀高原歴史記念館(旧志賀高原ホテル...
2023/08/20~
湯田中渋温泉郷・志賀高原
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七十二候・蒙霧升降(ふかいきり まいおりる):志賀高原で母の思い出につながる山母子(やまははこ)の花を見つけ...
2023/08/20~
湯田中渋温泉郷・志賀高原
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七十二候・蒙霧升降(ふかいきり まいおりる):志賀高原の今(2023年)昔(1971年)には隔世(かくせい)...
2023/08/20~
湯田中渋温泉郷・志賀高原
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七十二候・蒙霧升降(ふかいきり まいおりる):志賀高原の自然環境が育んだ偉大な銀メダリストと1998年長野オ...
2023/08/20~
湯田中渋温泉郷・志賀高原
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成田にある麻賀多神社(まかたじんじゃ:台方の大宮と船形にある奥宮)を孫娘と初詣に訪れた。(2024年の初詣)
2024/01/02~
成田
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七十二候・菜虫化蝶(なむしちょうとなる):酒々井町の「甲子(きのえね)酒蔵・飯沼本家」を再訪す。
2024/03/17~
佐倉・四街道
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七十二候・雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす):宗吾・甚兵衛そばを食べ、公津の乙姫紅枝垂れ桜を見る。
2024/03/31~
成田
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七十二候・玄鳥至(つばめきたる):今年も無情な春、山武の長光寺・妙宣寺の枝垂れ桜の満開の姿にいつ会えるだろう...
2024/04/04~
八街・富里
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二十四節気・清明(せいめい):古代の玉作(たまつくり)の遺跡にも大ぶりな山桜が咲く。
2024/04/08~
成田
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二十四節気・芒種(ぼうしゅ):天下の副将軍・水戸光圀公ゆかりの「なんじゃもんじゃの木」とは何じゃ?
2024/06/17~
香取・佐原
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