2024/06/17 - 2024/06/17
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【二十四節気・芒種(ぼうしゅ):天下の副将軍・水戸光圀公ゆかりの「なんじゃもんじゃの木」とは何じゃ?】
産経新聞に今週は【二十四節気・芒種(ぼうしゅ):6月5日~20日、稲など実に針状の芒(のぎ)がある穀物の種をまく時期】であると小さく載っていた。
また、この言葉には期間としての意味もあり、この日から、次の節気の夏至(げし:2024年6月21日が1年のうちで最も昼の時間が長い)前日まで。
春の小旅行はこれで六回目になる。
昨春も3月下旬以来、千葉の北総(ほくそう:主に千葉県北部地域)を走り、各地を見物している。
2024年6月17日、今にも雨が降りそうな曇天のなか、圏央道を走って訪れた。
元々は香取・佐原を目的に走ったのだが、何となく方向を変え、利根水郷ライン(とねすいごうライン)の国道356号線に沿って走った。
走るうちに、そういえばこの国道から見える、香取郡神崎町(こうざきまち)の黒い森が前々から、気になっていた。
遠目に、「神崎森(こうざきもり)」と称する深い森が小高い丘の上に見えてきた。
それでこの日は神崎神社のなんじゃもんじゃの木(大クスノキ)を見学に訪れることにした。
写真は神崎町神崎神社:水戸光圀公ゆかりの<なんじゃもんじゃの木>=(大クスノキ)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【神崎森(こうざきもり)】
千葉県教育委員会HPの説明を引用すると、
*県指定天然記念物
*指定日:昭和10年(1935年)8月23日
*所在地(所有者):
香取郡神崎町神崎本宿1944(神崎神社)
*概要:
神崎(こうざき)は、利根川南岸に位置する河岸の物資集積地として発達してきた町であるが、利根川の堤防から神崎の街を眺めると、そこにはうっそうと木々が茂った森がひときわ目立つ。この森が神崎森(こうざきもり)である。
北総台地から離れて独立した台地にあり、神崎神社の社叢林(鎮守の森)として大切に守られてきた。
神崎森(こうざきもり)は全体として常緑広葉樹林が優占する。スダジイやアカガシが主体となるスダジイ林が大部分を占めているが、一部タブノキ林の要素も見られる。スダジイ林の林床には、ホソバカナワラビ、リョウメンシダなどが多く、湿ったスダジイ林の特徴がよくあらわれている。
タブノキ林はやや湿った斜面部で発達しており、高木層にはタブノキが優占し、シロダモが混在する。亜高木層では、スダジイ林にと共通するヒサカキ、スダジイなどが多く、低木層でもヤツデ、アオキとともにスダジイが多くみられる。また、北向き斜面では、巨大なムクノキ、ケヤキといった落葉広葉樹が多く見られ、北総台地の特徴をよくあらわしている。
なお、「神崎森にある神崎神社社殿右側には国指定天然記念物の「神崎の大クス」が位置している」。
写真は令和6年度ぐるぐるかとりスタンプラリー・・・神崎神社の本殿傍に沢山置かれていた冊子をスキャンしたものである。 -
千葉県教育委員会HPの説明にあるように、この森に囲まれた神崎神社は、この地方によく聞く、天下の副将軍・水戸光圀公ゆかりの大クスノキがあるのだ。
神崎町のシンボルでもある「大クスノキ」があって、<なんじゃもんじゃの木>と云う妙な別称でも知られている。
「大クスノキ」は1926年(大正15年)10月2日に既に国指定天然記念物に指定されたもので、昔から、世に知られて存在であったようだ。
私自身は各地にある巨木を好んでみる面があるが、利根川筋の小さな町にこれほどのものがあるとは、全く知らなかった。
写真は千葉県香取郡神崎町(こうざきまち)にある神崎神社のMap(令和6年度ぐるぐるかとりスタンプラリー) -
さて、Wiki参考を引用すると、
その昔、この地方には「神崎荘(こうざきのしょう)」というものがあった。
下総国香取郡(しもうさのくにかとりぐん)、現在の千葉県香取郡神崎町にあった*荘園であり、平安時代末に神崎神社の社領が寄進され立荘したとされ、中世の香取海に突出した岬島状の神崎森(こうざきもり)を中心とする下総台地から利根川河畔域を荘園域としていた。
*日本の荘園とは、古代・中世に存在し、権門が国家から領有支配が認められ収入を得た農地とその周辺の山野を含む土地を指す。
写真は令和6年度ぐるぐるかとりスタンプラリー -
・・・・・
利根川を航行する船頭たちの目印として唄われた神崎森の事は神崎町HPが詳しい。それによれば、
神崎町の北端、利根川をのぞむひょうたん形の小高い「神崎森(こうざきもり)」の台上に建つ神崎神社は、白鳳時代(645年の大化改新から平城京遷都までの約 60年間)に大沼浦二ツ塚(現在の茨城県)よりこの地に遷座(せんざ:移転)したもので、御祭神は航空、交通、産業守護の神として信仰されている天鳥船命(あめのとりふねのみこと)である。
7000坪(2万3千平方メートル)に及ぶ境内に、神崎町のシンボルとなっている通称「なんじゃもんじゃ」の木がある。
また、「ここはこうざき森の下、舵をよくとれ船頭どのよ、主(ぬし)の心と神崎森は、なんじゃもんじゃで気が知れぬ」と江戸時代、利根川を航行する船頭たちの目印として唄われた神崎森(こうざきもり)には、ヤブニッケイ、タブノキ、スダジイ、ヤブツバキ、シダなど、学術上でも貴重な原生林が生い茂り、県北を代表する社叢(しゃそう:鎮守の森)となっている。
(参考:神崎町HP抜粋、編集・追記)
・・・・・
参考写真:神崎の森の遠景と神崎の町並み -
国道356号線を走ると、突然、目の前にこの鳥居が見えてきた。
その先に広めの駐車場とトイレがあったから、神崎神社の社域に入ったと思った。
写真は神崎町神崎神社:神崎神宿の八坂神社と鳥居 -
写真は神崎町神崎神社:神崎神宿の八坂神社の説明版
-
広めの駐車場とトイレがあり、右手に神社への白い道が作られている。
尚、実際の神崎神社の鳥居や参道は国道356号線に面した所にあるようだが、今日は流れでこの道を通った。
写真は神崎町神崎神社:駐車場とトイレ、白い参拝道 -
私は下の駐車場に車を停めて、徒歩で白い道を登って来たが、このような車道が作られているので、平日なら車で上がり、境内に駐車も可能だ。
写真の中央ほどに神社の参拝用の道に入る階段がある。
写真は神崎町神崎神社:車道 -
イチオシ
車道をそのまま徒歩で上がると、境内に至り、立派な神社が見えて来た。
【神崎神社(こうざきじんじゃ)】
住所:千葉県香取郡神崎町本宿1994(神崎神社)
アクセス:圏央道神崎ICから約6分、JR成田線下総神崎駅から徒歩約20分
駐車場:有(無料)
・・・・・
<神崎森(こうざきもり)と神崎神社のなんじゃもんじゃの木>
神崎森は県の天然記念物に指定されており、神崎神社の創祀(そうし)は、白雉(はくち)2年(651年)とも白鳳(はくほう)2年(673年)とも伝えられている。江戸時代には徳川家より代々御朱印二十石を賜ったと云う。
立派な本殿と灯籠、狛犬このなんじゃもんじゃの木=大クスは神崎神社社殿の右わきにある。周囲は県指定天然記念物「神崎森(こうざきもり)」に囲まれている。
主幹は明治40年(1907年)12月の社殿火災のときに焼失したため、地上から7mほどのところで切断されているが、その根本からでた5本の幹が親木をとり巻き、大きなものは樹高約25mになっている。
クスノキはクスノキ科の高木で、日本では自生せず、大陸から移入されたと考えられる。成長が早く、樟脳の材料とされることでもわかるとおり、防虫成分を含むことから、虫害に強く、各地の社寺で大木が見られる。
この木は古くからナンジャモンジャとして有名である。
水戸光圀(みつくに)が延宝2年(1674年)にこの神社を訪れたとき、「この木は何というもんじゃろうか」と自問自答したことによると云われているが、実際にナンジャモンジャという名が広がったのは、文化・文政(江戸時代後期の文化文政時代 は 1804年~1830年)頃の庶民の旅ブームにのってのことである。
(参考:千葉県教育委員会HP、編集・追記)
・・・・・
写真は神崎町神崎神社:山頂の境内と予想以上に立派な神崎神社が<なんじゃもんじゃの木>をバックに立つ。神崎神社:天下の副将軍・水戸光圀公ゆかりの「なんじゃもんじゃの木」を見る。 by jijidarumaさん神崎神社 寺・神社・教会
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下の駐車場から上がると、白い車道の中央ほどに神社に上る階段、参拝用の道がある。
更に、この階段を上がると境内である。
写真は神崎町神崎神社:神社に上る、参拝用の道と階段 -
写真は写真は神崎町神崎神社:階段を上がった境内の右手に手水舎(ちょうずや、てみずや)が、形通りにある。
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写真は神崎町神崎神社:社殿前の狛犬
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写真は神崎町神崎神社:狛犬前に立つ大木・・・こちらも大クスノキか?
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写真は神崎町神崎神社:県指定有形文化財である神崎神社所有の古文書一式についての説明版
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高々と立つ、立派な<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)に比べると、80歳の翁は足腰が衰えたようで、姿勢が悪い(苦笑)。
写真は神崎町神崎神社:立派な本殿に灯籠、狛犬が並ぶ。 -
写真は神崎町神崎神社:社殿に御挨拶
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茨城や千葉北部には天下の副将軍・水戸光圀公(黄門さま)が本堂を改築寄進したとか、お手植えされたと云われている記念樹などが多い。
写真は神崎町神崎神社:水戸光圀公ゆかりの<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ) -
イチオシ
<神崎の大クスと植物学者の牧野富太郎>
大正時代に植物学者の牧野富太郎によって、この木が植物学的にクスノキであることが確認され、1926年に国の天然記念物として指定された。
主幹は根回りが約13m、目通幹囲8.5mだが、1907年12月に社殿を焼いた火災により一部焼失しており、現在は高さ7mのところで切断されている。
一方で、その根元からは数本の支幹が主幹を中心として南北に並んで生育しており、そのうち5本は樹高20mを超えていて、高いものでは25mに達する。
(参考:Wiki抜粋、編集・追記)
・・・・・
写真は神崎町神崎神社:水戸光圀公ゆかりの<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)・・・全体像が撮れない! -
水戸光圀公ゆかりの<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)の前に、国指定天然記念物である旨を書いた説明版(文化庁、県、及び町の教育委員会)がある。
写真は神崎町神崎神社:古色然とした<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)の説明版 -
写真は神崎町神崎神社:こちらは神崎神社と神崎森についての説明版(環境庁・千葉県)
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写真は神崎町神崎神社:<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)の側面から写す
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写真は神崎町神崎神社:<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)の右側面から写すと、数本の支幹が主幹を中心として南北に並んで生育している様子が分かる。
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写真は神崎町神崎神社:<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)の右側面から写す
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写真は神崎町神崎神社:<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)の裏手から写す。
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写真は神崎町神崎神社:<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)の裏手から写す。
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写真は神崎町神崎神社:<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)の左側面から写したが、穴が大きく空いてしまっている。
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写真は神崎町神崎神社:<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)の左側面から写す。
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イチオシ
写真は神崎町神崎神社:社殿と共に<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)を撮った。
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写真は神崎町神崎神社:社殿左側から<なんじゃもんじゃの木>=(神崎の大クスノキ)を撮った。
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写真は神崎町神崎神社:社殿まえにも大木が並ぶ。
近くに世に知られた香取神宮(かとりじんぐう)もある。
神崎神社の神域はそれに比べてみれば、誠に小さいし、参詣する人も多分、格段に違うのであろう。
しかし、小さな(と言っても7000坪もあるが)神域を歩いてみると、何やら気分もすこぶる良い。
またの機会は秋だろうか!
(2024年6月30日Wiki/Hp参考、編集・追記)
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この旅行記へのコメント (2)
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- pedaruさん 2024/07/05 06:53:06
- なんじゃもんじゃの木
- jijidarumaさん おはようございます。
神社にどうどうと生い茂る大木、見ているだけでパワーももらえるきがしますね。特に表紙の写真は大木の姿を見事にとらえています。
なかなか、大木は大きすぎて、思うように写真に撮れません。
なんじゃもんじゃの木はいろんな種類があるそうで、私が知っているのは御徒町の公園にあるものです。真っ白な花をつける時期に見ています。
神崎町は以前訪れたことがありますが、こんな立派な神社があるとは知りませんでした。酒造会社をおとずれて酒粕と清酒を購入しました。
また機会があったら神社をおとずれなんじゃもんじゃの木を見て、もんじゃ焼きなど食べたいですね。
蒙古襲来ならぬ猛暑襲来です。お体大切に。
pedaru
- jijidarumaさん からの返信 2024/07/05 19:26:40
- Re: なんじゃもんじゃの木
- pedaruさん、
今晩は。いつもありがとうございます。
なんじゃもんじゃの木の写真、恐縮です。
黄門さまの謂れがあるので、黄門ファンの私はしっかり
撮らねばと・・・^^。
友人たちに送る暑中見舞いの手紙の巻頭を飾るには、気分の
良い写真かなと思います。
ご立派な立ち姿を撮るべく、正面、横から、裏手からとしっかり
写しましたから、アラも目に着きます。
樹齢が古いだけに、火災により一部焼失とか、1本の木ではなく、
何やらみんなで支え合っている大木に少々驚きながら、
これまた良しと納得したものです。
なんじゃもんじゃの木の花は知りませんでした。
機会があれば、また見てみたいものです。
蛇足ですが、欧州、中でもドイツでは、日本的な古木や巨木を
【神木】としてとらえているようには思いませんが、ドイツ人
がゲルマンの時代から【菩提樹】や【樫の木】にその精神性を
見ていたように思います。
以前、此処でも書いた【枯れ死した『Goethe Eicheゲーテの樫の木』
とブーヘンヴァルト強制収容所】の樫の木を思い出します。
それではまた。
jijidaruma
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