toroppeさんのクチコミ(26ページ)全1,354件

16年前にフリーマントルに宿泊した時食べたチリ・マッスルが忘れられなくて、今回パースから往路は船で、帰路は電車でフリーマントルに出かけました。

日曜日だったこともあり、愛すべき「カプチーノ通り」は以前と変わらず活気がありました。テラス席を設けるために、通り沿いの歩道が通常より広くなっているので、たくさんのテーブル、椅子が出せます。これだけ一箇所に集中してテラス席がある風景を他で見たことがありません。このラブリーな風景が、カプチーノ通りと呼ばれる所以です。

この店のチリ・マッスルはソースが最高 ! ! ほぼソースも完食しました。手が汚れるのでフィンガーボールもありますが、こんなもんでは指は綺麗にならないくらい、コテコテにソースまみれになります。ウエット・テッシュも大きなパックで持ってきてましたが、それでも綺麗にはならず、結局、トイレに洗いに行きました。白い服、ズボンは要注意です (ていうか着ていかないこと !!)

マッスルには、やはり白ワイン。オーストラリアの白ワインは、うまいし良く合います。今回は一番安いベニーズ・ワイン(お店のハウス・ワインです)にしましたが、十分でした。

ヴィール・シュニッツェル(子牛のカツレツ)もカリカリで美味しかったです。

オーストラリア周遊中に天気予報をみて、3日前に急遽ビーチサイドのバルコニー付きをネット予約しました。向かいに巨大なホテルなどができるまでは、おそらくビーチが見渡せる、お洒落なリゾートホテルだったのだろうな、と想像できましたが、今は隙間から少し海が見える程度。大通りを渡ってから下ってビーチまで歩くので、ビーチフロントではありません。ビーチサイドですのでお間違えなく。

部屋数の少ないこじんまりとしたホテルで、使用した102号室は、表通りのバルコニー(灰皿あり)と入口側にもテーブル、イスがあってくつろげました。3Fからは海がもう少し見えそうですが、エレベーターが2Fまでしかありません。

ツイン・ベッドルームは広々として快適でした。クローゼットにはセイフティーボックスもありました。ジェットバス付きのトイレ&バスルーム。

プールは小さめですが、ビーチに行く人が多いので、空いてます。ビーチタオルはフロントで貸してもらえます。ただし、水は冷たいので長時間泳ぐのは無理。夜はデッキチェアーに寝転んで、星空を眺めるのに良い場所です。これで1部屋1泊素泊まりで1万円ちょっとなのはお得でした。

朝食は品数は少ないですが、ジュース、フルーツ、ハム、チーズ、トーストがあれば、12.5$からすれば必要十分という感じです。ヨーグルトはないけど仕方ない。コーヒーもインスタントで、メーカーで作ってもらうと有料になります。

海沿いまで下れば、素敵なカフェがいくつもかあるので、朝食に3店行ってみました。オーガニックにこだわった店もあり、どこも美味しかったです。夕食は海沿いのイタリアン、タイ料理などに行きました。そちらも美味しかったです。スーパー、酒屋もあります。

白砂が続くビーチには公園もあり、透明度の高い海ですが、冷たくて長時間は無理でした。大きな有料プールもありますが、そちらも冷たくて無理でした。

木曜夜はマーケットが公園で開かれ、賑わいました。スカボロービーチはなんと言っても夕陽が綺麗で有名です。サンセット前から、ビーチ近くの小高い丘の上には多くの人が集まってきます。毎日眺めに行きました。

ローンセストンからクレイドルマウンテンへの移動はTassielink TRANSIT BUSをネットで予約しました。前後ローンセストンの同じホテルに宿泊したので、大きなキャスターバッグはローンセストンのホテルに預けて、着替えなどを入れたトートバッグとデイパックだけでクレイドルマウンテンに行き3泊しました。(前後どこかで前泊するなら、デベンポートの方が近いです)。クレイドルマウンテン国立公園内には宿泊施設は6件と少ないので、日程が決まったら早めの予約が必須です。

クレイドルマウンテンについてから、それが正解だと感じました。ホテルの送迎バスなどはありませんし、バス停からは少しではありますが、歩くことになります。現地の巡回バスは荷物室もないマイクロバスなので、大きなバッグがあると大変です。

国立公園に入るには、すべての人が入園料を払う必要があります。まずはバス停の前の建物「インフォメーション・センター」に入りましょう。公園内のパスは日帰りなら16.50$、2日以上いるのならホリデイパス30$を買いましょう。公園内の巡回シャトルバスのチケットも含まれます。チケットは毎乗車時に見せますので、無くさないように。夏のシーズンで混雑時は自家用車の園内への入場は制限される日もあるようですので、レンタカーの人は要注意。

フロント・ロビー、レストラン棟と寝泊まりするロッジは、割と離れていますので、ここでもキャスター付きの大きなバッグなどがあると不便かも。車の道路以外に川沿いの木道でショートカットの通路もあります。この通路にでは、よく可愛いワラビーを見かけました。近づいても逃げませんでした。ウォンバットもフロント外の道路などによくいました。

一番安いカテゴリーの部屋でしたが、内部は綺麗で広さも十分。お風呂はバスタブもありました。小さいながらバルコニーもあり、灰皿も置いてありました。周いの木立で景観はよくないですが、逆にプライベート感があります。夜は満点の星でした。また、ポッサムが突然椅子に飛び乗ってきて、人懐こかったです。

フリーWi-Fiは部屋にはなく、ロビーかバーレストランでしか入りません。朝食後、夕食前後は多くの人がスマホ三昧するので、なかなか繋がりません。チェックイン時にもらったペーパーには、「部屋にはTVもWi-Fiもありません。デジタル・デトックスを楽しみましょう。」と書いてありました。

ダフレイク1周トレイル、クレーターレイク経由でMarines Lookout(1,223m)までの軽登山、ロッジ周辺のショート・トラック、Dove Canyon Track 1周などなど、色々と変化に飛んだコースがあります。3日間ともお天気だったので、全部歩けました。

夕食はメインレストランだと本格的なディナーコースなので、バーレストランに行ってました(昼はテラス席が気持ちいいです)。西洋人はバーにあるビリヤードやゲームをしてから8時過ぎて食べる人が多いので、早めの時間はすいてました。一つの量が多いので我々世代にはちょっとヘビー。家内と二人で一人分をシェアーして調整しました。 (サラダ、スープ、パスタ、ガーリックトーストを各一つずつくらいの感じです。Pull Apart Bacon & Cheese Loaf はガーリックトーストの中にベイコンが入っていて、ビールにもよく合い劇ウマでした)。
日本人団体ツアーの人たちもバーレストランで食べていましたがコースでした。高齢者ばかりでしたので、みているとだいぶ残していたようです。
朝食ブッフェは、フレッシュジュースが濃厚で美味しく、パンも硬めのが多くて美味しかったです。

ロッジ棟が並ぶ間にランドリー棟があり、無料で洗濯機を使えます。洗剤はフロントで買うように書かれていましたが、ボディーシャンプーで代用できました。

レセプション棟の向かいを下った所にSTOREがあり、ホテルグッズや飲み物、お土産など販売されてます。部屋にもミニバーはありますが高いです。

知り合いのお勧めだったのでランチに行ってみました。

ドアを開けると予想していたよりかなり広い。平日の昼なのに満席で、しかも待っている人がいたので驚きました。あとオール女性陣で男は私だけ。我が家は二人だったので二人席が空いており、すぐに座れました。その後、二巡目で来る人はいなかったので、一巡目が終わる1時前頃に行くと、座れるし、料理も待たなくて良いのではないかと思いました。

ランチコースは、サラダ又はスープ、本日のパスタ、ドリンクで1,188円(税込)。ロッシランチは、これにパン(フォカッチャ又はフランスパン、デザートがついて1,518円。ピッツアランチは、サラダ又はスープ、ランチピッツア、ドリンクで1,408円。我が家は ロッシとピッツァランチにして、それぞれスープとサラダにして味見シェアしました。

スープはコーンスープでしたが、手作り感が少なく残念な感じ。サラダはシンプルで普通です。本日のパスタは3種チーズのミートソースでしたが、味にコクが足りない。ピッツアはナポリ風石焼となっていましたが、生地がイマイチ。デザートはケーキ、シャーベット、フルーツの3種盛りでしたが、どれも普通でした。別途で頼んだ3層チョコの濃厚ドームケーキは、まずまず美味しかったです。という事で、また食べたいと言うほどの感激はどれもありませんでした。味は好みなので他の方がどう感じるかはわかりません。

イタリアンで美味しい店は他にもあるのに、これほど人気があるのは、ボーリング場の下なので駐車場がかなり広いというのも大きいかと感じました。おばさま方は少しお洒落をして集まり、友達と食べるのが楽しみのようでしたので、それぞれが車で来てもとめやすいのでしょう。他の人気イタリアンは、駐車場が台数とめられませんから。

あとは、コースだとお得感があり、来るたびに違うパスタとかが食べられるのも良いのかもしれません。ピッツァを食べている人はありませんでした。

日本からのクルーズも含むツアーだと、日本人同士でつるむ事になるのが嫌だったので、ハワイの旅行社にメールでお願いして部屋をとってもらいました。船内のツアーデスクにも、日本人クルーがいます。

日本からのツアーの安い部類だと、窓なしの部屋になり、コロナ騒ぎのような事が起こると一番辛い目に合うパターンです。海外クルーズはおそらく生涯で一度の体験になるので、少し高くついても後方部の広いデッキ付きの部屋にしました。現地でのオプショナルツアーなどは、ノルウェージャンのホームページで自分で予約しました。

クルーズ船の旅というと、リタイア組の憧れ、というイメージが日本ではありますが、この船はかた苦しいところはなく、レストランもほとんどカジュアルな服装でOK。ショーもラスベガス並みの楽しさ。他にもイベントがたくさんあり、各島のオプショナルツアーも豊富で、毎日飽きることなく過ごせます。アメリカ人に人気なのもうなづけます。年配者よりも家族連れがものすごく多かったです。

アルコール以外は全て含まれているので(有料のレストランもあります)、ホノルルのホテルに連泊し、食事に行ったりショーを見たりするよりも、むしろ安くつくのではないかと思うくらい充実した毎日でした。チップも基本的には不要です。

旅程は、毎週土曜日にホノルル港ピア2より19:00出港ですが、15時30分から日本人対象の説明会があるので、それまでには乗船した方が良いです。12時から乗船でき、乗船手続きにも時間がかかるので14時までには行った方が良いですね。16時45分からは全員で避難訓練もあります。

オアフ島からマウイ島、ハワイ島、カウアイ島と2泊ずつ巡り、8日目の朝7:00にホノルルに戻ってきます。ツアーだと8時半頃からの下船になりますが、個人なら7時過ぎには下船できました。

下船時に金銭の精算は一切ない。乗船時にICカードを作る際にクレジット・カードで登録しているので、そちらから引き落としされる。ただし、夜中に精算の計算書は部屋のドアに入っているので、過払いなどないかの確認はしておく必要がある。

水を含めて飲み物は持ち込み禁止ということで、オプショナルツアーとかでも暑い中歩くし、普段も水分は水を一番よく取るため、事前にネット予約で2Lのボトルを12本部屋に届けてもらっていた。しかし、アロハ・カフェではソフトドリンクのマシーンで水も出るので、ペットボトルの容器か水筒があれば、買わなくても、ここで補給できると後でわかった。

オプショナルツアーも今回は毎日50$戻ってくるとはいえ、毎日参加したので、結構な出費であった。内容はそれぞれ満足行くものだったが、出費を抑えようと思えば、ツアーには参加せず、船外の建物から街中やショッピングセンターへの無料送迎バスなどを利用して、到着した島で散策したり、現地のツアーに参加すれば、内容はともかく安くはあげられる。

塩ラーメン（トッピング温玉）は、あっさり目のスープに細麺があいます。焼豚はペラペラで薄く好みのタイプ。
台湾まぜそばは、結構濃厚ですが、鰹節粉末が効いているので和風な味わい。それでも1人で完食はキツいので、２つを家内とシェアしつ丁度いいくらい。

天文館の表参道で照国神社寄りの方にあります。通りから二階へ階段を上がると入口。ドアの外からはオープンしているのかわかりづらく、初めてではちょっと入りにくい雰囲気でした。

ランチコースは、前菜盛り合わせ、パスタ、デザート、飲み物のAコース1,750円と、それにメインが加わるBコース(メインの素材によっては更に追加料金あり)2,850円の二種。

天文館にあるイタリアンのランチとしては、他より少し高めのお店になるかもしれません。その分、手数をかけてありツボにハマった味わいでした。

前菜盛り合わせのハムなどは手作りで、割とボリュウムもあります。パンは自家製かわかりませんが3種あり、グリッシーニも含めて美味しかったです。

カチョエペペ(黒胡椒と粉チーズのパスタ)は、グラナパダーノの味わいが良く、病みつきになる美味さでした。デザートのクリームブリュレも、日本では今まで食べた中で一番好きかも。

色々な質問にも丁寧に答えていただき、また機会があれば、夜にも行ってみたいお店となりました。

前を通る時に、以前から建物が古風な蕎麦屋として気になっていたので、夕飯時に通りかかり入ってみました。

中に入ると、何処かから移築した建物なのか ? 内部もいい感じでしたが、店員の女性の通り一遍な感じの挨拶で少しテンションが下がります。

蕎麦がメインの店と勝手に思っていただけに、メニューも見たら更にテンション下がりました。お腹もすいていたので、私はカツ丼セット(カツとじ丼、ミニ蕎麦、サラダ、漬物)、家内は天丼を単品で。

蕎麦は家で作っても、もう少し美味いやろー、のレベル。うどんの方がまだ良かったかもと後悔しました。カツとじどんは結構味が濃くて、ご飯はお茶碗3倍分くらいはあってボリュウムたっぷり。天丼もそんな感じでした。

値段からするとお得感はあるかもしれないので、ガッツリ食べたい人には良いのかもしれません。

藺牟田池から少しくだって世界一郷水車に立ち寄りました。日本一は他にあり、当然世界一ではないと思いますが、できた当初は日本一だったのかもしれません。ネーミングの由来は調べても謎でした。

最上部にある竜の口から水が流されて回ってます。ということはモーターで上に水あげてるのか ? そこまでして回す理由があるのか ? とか考えると謎は深まるばかりなので、黙って眺めましょう。

竜仙狭の薄汚れた案内図を見てから車で少し登り、夫婦竜橋横の駐車場へ。このあたりはロケーションもよく、竜仙館には流しそうめんや温泉があります。

鹿児島に引っ越して3年。道路の案内看板は見てましたが、初めて訪れました。と思っていたら結婚した当初(35年前くらい)に一度来たことがあるようです(全く記憶なし)。

鹿児島出身の家内からすれば、憩いの場だったようですが、まず漢字からして(イムタイケ)読めません。火山活動によりできたカルデラ池。池の湿地帯の「泥炭植物形成群落」は天然記念物に指定されていて、ラムサール条約により保護対象だそうです。

生態系保存資料館は休館日でした。遊歩道にいくつかお店もありましたが、今回は定休日だったことを差し引いても、いかにもさびれた感じが物悲しい。ボート乗場もお休みでしたが、白鳥、鴨の餌は代金を入れる箱があり、親子が餌をあげてました。

カルデラ湖の外輪山は登れる小山が6つあります。全部縦走すると5時間。次回はどこか登ってみたいと思いました。

武家屋敷跡の駐車場に車を置いたまま坂道を300mほど登って行きました。行ってみたら二の段に駐車場もあったので、車でも行けます。

ここと合わせて鶴城もあったようです。南東方向を眺めましたが、どの山か不明でした。途中にある戦没者慰霊の塔に石垣がありますが、これは城の石垣ではないようです。かなり昔の戦から全部まとめて、みたいな慰霊碑でした。

一番上にある展望あづま屋は、割と新しい感じです。その1階には釣鐘がありますが、打てないようにしてあります。釣鐘の説明板は古文書かと思えるほど判読が難しい(笑)。通称「ドン」呼ばれていた。時計がない時代に時刻を知らせた。くらいはわかりました。

釣鐘の先に進むと、フェリー乗り場の港方向が見えました。2階に登っても、それほど眺望は変わりません。この高さの山でも、昔は見晴らしは良かったでしょうから、港を守るには十分な城であったと想像できました。

フェリー乗場から近いですが、次第に道が狭くなるので要注意です。武家屋敷跡の看板から少し入った右側に駐車場があります。

綺麗な丸い石が特徴の石垣は、非常に保存状態がいいようです。中は民家として使われてますが、道路からは見えにくい構造になっています。

鹿児島は武家屋敷群「麓」が多いく、12ケ所のうち5ケ所は行けました。

綺麗な海で眺望もよく、キャンプ用のウッドデッキなどもあり里町からも近いのに、地元の建設会社の土地所有となり、利用者が昔と比べて激減したため、トイレ、水道、キャンプ場が使用禁止となっているのは非常に残念だと思いました。

海の家っぽい建物も廃屋になってましたし、シーカヤックも放置されたままでした。廃屋の裏側にまわると講之本神社があり、ここにもシーカヤックが放置されてました。

現在、地元選出の議員さんが、何とか取り返せないかと運動を始められたようです。

352号線から1車線の細い道を少し海側に入るとあります。対向車が来たら、すれ違いはかなり厳しいですので運任せ。

駐車場から眺めてもただの池なので、わざわざ来ることもないかもしれません。さらに海側に進んで浜辺に出ると、景観は良いですが、甑島の他の絶景を見た後だと、普通に海の風景くらいな感じ。ゴロゴロ石ばかりなので歩きにくいですし、「長目の浜」にいる感じは現場では分かりませんので、やはり田ノ尻展望台から眺めるのがお勧めです。

二日目は、まずは長目の浜展望所に向かう予定が、道路が工事中で海岸線は走れず、中甑の街中から迂回して田之尻展望所へ向かいました。上甑島では一番の見所なので、大きめの駐車場があり、トイレもあります。

ここから見える「長目の浜」は、日本三景「天橋立」より長く4Kmもあります。逆光にはなりますが、太陽が海面、ナマコ池に反射して、さらに美しい景観となりました。太陽が登り切る前でないと、斜めに陽が当たらないので、写真的には午前早めの時間がお勧めです。反対側は割と平凡な風景になります。

案内板には長崎半島、長島方面が示されていましたが、夏場は海から蒸気が上がるので遠くは見えません。

展望所から遊歩道を降って浜辺へ。少し高低差があるので、往復することを考えて行きましょう。途中は草ぼうぼうで蜘蛛の巣もあり、蚊に2箇所刺されました。

遊歩道を降ると、まずは田ノ尻浜にでます。下り切った所の分岐点を右にいくと、浜辺には打ち上げられたゴミが散乱していました。岩場は侵食で貫通しているものがありました。浜辺は砂ではなくゴロ石なので、4Km歩くのは厳しいと思いました。分岐点に戻って反対側に降ると、さっきの貫通岩の裏側でした。海水は透明感があり綺麗です。

このあと、なまこ池に向かいました。その先に長目の浜展望所がありますが、通行止めだとまただいぶ戻ることになるので、時間的な都合もあり行ってません。長目の浜は浜辺では繋がり感を感じることはできませんので、上から見下ろすのが良いと思います。

上甑島を拠点として2泊で下甑島も含めて観光スポットを見て回るスケジュールをたて、2日前に予約しましたが、コロナ禍で緊急事態宣言解除直前だったのであいてました。宿泊者も少なく、半数以上は工事関係者のようでした。

建物は以前のホテルを一部改修して名前、経営が変わったようです。島内では唯一温泉があるホテルなので、迷いなくコチラに決めました。フェリー乗場前で便利です。レンタカーもあるようです。外観はちょっとローマのコロッセオ風。入って右は温泉など、左が客室など。

Mini 7 Mart もホテル内にありますが、食べ物はカップ麺かお菓子くらいしかありません。ビールなどはフロントで販売しています。まともなスーパーは中甑の中心部にあるポップワンかAコープのみ。里町の漁港近くでは昔ながらのショッピングセンターかくえいがあります。

部屋は5階の端にあった和室6畳。二人で利用する場合の一番安いカテゴリーです。ビジネスホテルより少し高い程度かな。客室は全て海側ですし、まあ寝るだけなんで十分でした。布団は自分で敷きます。翌日の清掃無しのエコにしたので、翌日にはペットボトル2本がタオルなどと置いてありました。

トイレ&バスルームは狭いです。温泉があるのでバスは使ってませんけど。(アウトバスの部屋でも良かった)。クローゼットは扉付き。使い捨てスリッパ、部屋着はあります。Wi-Fiは今時珍しくありません。セイフティボックスはありません。

温泉は脱衣所は割と広めで、鍵付きロッカーはあります。給水機もありました。タオルは自室から持って行きます。中は洗い場が9箇所あり、割と広いです。露天風呂(眺望なし)、サウナもありました。お湯は割と熱目で気持ちいい。

フロント横の通路を外に向かうと、コインランドリーが2台あります。コインランドリー横から外に出ると喫煙所があり、椅子も置いてありました。

部屋のバルコニーは割と広めで、日の出が美しく見えました。窓を開けると涼しかったですが、網戸はありませんでした。朝食はロビーの向かいへ。7時過ぎに行ったら、工事関係者が多いせいか、もう大方の人は食べ終わりな感じでした。800円にしては十分な品揃えだと思います。卵焼きが売り切れてると言ったら、目玉焼きを作って持ってきてくれました。こういうサービスは嬉しい。パンはベーグルが質素な味わいで美味しかったな。

上甑島では他には民宿くらいしかありませんので、隣室の声が聞こえないような所となるとコチラしかありません。
下甑島にはコチラの系列「小さなホテル」がありますが、こちらも別旅館を改修した建物。場所も辺鄙な寂しい所ですし、コチラと比べるとかなりしょぼいです。旅館が数軒ありますが、外観からすると民宿より少しましな程度だと思います。なので予算が合うようならコチラをお勧めします。

コロナ禍で時短営業だったので、ホテルから近いコチラに歩いて行きました。7時少し前に入ってアルコールのオーダーがギリギリセーフ、8時までには食べ終わりました。時間に追われるとなんか焦ります。10月(2021年)からは通常営業に戻っているでしょうけどね。

特別なメニューはなかったですが、まずは野菜中心の現在地サラダ(M:玉ねぎがカリカリ食感で美味い)と牛タン(ビールが進む君)だけオーダーし、つまみながら〆の炭水化物を何にするか考え、家内は名物の鯛塩ラーメン、私はピリから麺に。

ラーメンは思ったほど魚臭さは感じません。魚出汁だけにワサビ油を入れても美味しかったですね。ピリから麺は麺はねじれ麺で、坦々麺ぽい感じで美味しかったです。

焼酎は島の醸造所のものもあり、鹿児島県人ながら初体験でしたが、まろやかで美味しかったです。

お店の半分はお土産スペースで、ちょっとお洒落な物もありました。テラス席もあって、このあたりでは異色なお洒落空間って感じでした。

我が家の他には年配のご夫婦1組だけ。島の人は基本的に外食はしない文化らしいので、観光客が戻らないとしんどいでしょうね。

橋の南側に駐車スペースがあるので、甑大明神を近くで眺める場合は、そこから橋を登って行きます。橋の北側にも小さな駐車スペースはありますが、そこから海岸にくだっても、潮が引いている時でなければ、鳥居の近くまで歩いて行くことはできません。なので、少し距離感は遠くなりますが、橋の上から眺めるのをお勧めします。

橋の中央部に甑大明神の展望スペースがあります。道路の反対側は東シナ海に沈む夕陽を眺めるのに良い場所です。サンセット前には西陽が鳥居に当たってより赤くなり、周辺の岩盤も少し赤みを帯びるので綺麗でした。

下甑島の絶景すぽっと巡ったあと、さらに北上して中甑島まで戻り、鹿の子大橋手前にあった「風の丘」へ。「かの子ふれあい広場公園」ではありません。公園の道路の向かい側で、橋のすぐ手前です。車は路肩の広い所にとめられます。

丘から眺めると、鹿の子大橋の外観が美しく、景観にマッチしているように感じました。わざわざ行くというほどのものではありませんが、通りすがりに時間があれば、少し丘を登ってみてください。時間はかかりません。

351号線から1車線の道を登りますが、他の1車線山道と比べると新しく整備された道のようで、もし対向車があっても、すれ違いしやすいと思います。

灯台の近くには、珍しく綺麗な説明板がありました。全体的に最近整備しなおした感じでした。灯台の前から眺めると
橋が一直線。なんて綺麗な景観なんだと感動しました。賽銭箱かドネーションボックスでも置いたら、みんな喜んで入れると思いますけどね。

展望台から遊歩道を下って行きました。途中に視界が開ける場所があり、そこからの甑大橋の景観は、湾曲部がよく見えて素晴らしい。遊歩道の先に見える岩場は平瀬崎ですが、帰りは登ることになるので海べりまでは行ってません。

展望所から351号線に戻り甑大橋を渡る時は、途中に駐車スペースがあるので、そこからも橋を眺めてみてください。トンネルの上には鳥ノ巣山展望所も見えます。橋の上でビデオを撮影している間に、車は一台も通りませんでした(笑)。