ぷーちゃんさんのクチコミ(76ページ)全14,870件

池上本門寺と周辺の寺院を巡った際に寄りました。南から車で池上本門寺駐車場へ行くのに使う道です。本町稲荷神社脇から曲がっている長い坂道で経蔵の後ろに出ます。今回は坂下から見ました。高台に建つ池上本門寺へ向かうため境内をえぐるような道路で、江戸時代からある坂道です。訪れた平日午前、車が時々通っていました。

池上本門寺と周辺の寺院を巡った際に通りました。今回は池上本門寺の西の平地に建つ南之院から池上本門寺の多宝塔へ向かう時に上がりました。石段下に説明柱が立っていますが、字がかすれて読めませんでした。日蓮聖人が入滅した池上宗仲の屋敷を、寄進し大坊となった本行寺が坂下にあります。大坊が坂名の由来です。大堂から本行寺へ行き来する人が通る石段です。

西馬込駅から第二京浜を南へ進み、本門寺入口交差点を左折して、池上梅園沿いに南へ歩くと日蓮宗實相寺に着きます。1550年に馬喰町に建立され、1923年に日等聖人が隠棲した妙玄庵と合併して現在地に移りました。池上本門寺関係の寺院と異なるところは、境内に説明板がいくつかあることです。鳥獣魚虫萬霊供養塚、天目松、水琴窟などにそれぞれ説明板があります。浄行菩薩が安置されています。木造銅板葺屋根の本堂前にしだれ桜があります。しばらく本堂でのコンサートなどは行われていませんが、コンサートやイベントに積極的な寺です。コロナ感染が減り、寺子屋のイベントなどが再開されることを望みます。

池上本門寺の西側に造られている車坂近くに建つ、1393年ごろに開創された寺です。瓦屋根の木造の山門、山門から続く瓦屋根の木造塀、山門をくぐったところに建つ瓦屋根の木造本堂など、時代劇に出てくるような趣が感じられました。境内の手入れされた松と梅が印象的でした。

江戸時代の奥絵師・狩野家の菩提寺だった池上本門寺には、90基ほどの墓所が点在しています。中でも狩野家の供養を担った南之院の墓地には狩野探幽をはじめとする11の墓がまとまって残っています。探幽の墓は2基あり、背面に墓誌が刻まれた笠付碑形墓と、瓢箪型をした瓢形墓が並んで建っています。瓢箪型の墓は昭和11年に改葬された分骨墓で、本来の墓は笠付碑形墓だとのことです。墓の場所は多宝塔に西側、妙法堂の裏あたりになります。他の墓に比べ高さがある墓石と瓢箪型の墓石が目印です。

池上梅園から400mほど、池上本門寺の西側に建つ日蓮宗の寺です。日蓮聖人の高弟・日朗上人の弟子だった日尊上人が1318年に草庵を造ったことが始まりとされる寺です。かつて寺に池があったことから、境内にある石の祠に水の神である弁財天が祀られています。こじんまりした寺ですが、木造の堂々とした山門や花頭窓が施された本堂など落ち着きが感じられる寺です。境内に咲いていた満開の白梅と紅梅が印象的でした。

池上本門寺周辺には本門寺を囲むようにしていくつもの日蓮宗の寺が存在します。この寺もその一つで、十六世日遠聖人によって麻布に開創され、1952年に現在の本門寺の西側に移転してきました。帝釈天が祀られていて、麻布にあったころは縁日の市が建つほど賑わったそうです。現在は白梅が咲く静かな寺です。

池上本門寺周辺には本門寺を囲むようにしていくつもの日蓮宗の寺が存在します。この寺もその一つで、貴船坂沿いの小路を入った住宅地に建っています。鎌倉時代創建の歴史ある寺で、日蓮聖人の高弟の一人・日持聖人の庵室として開創されました。江戸時代は徳川御三家の一つ・一橋家の大奥所の祈願所でもありました。現在、境内にはタイサンボクや白梅が植えられ、本堂には唐破風や花頭窓が備えられ、寺らしさが感じられる静かで落ち着く寺です。

第二京浜の池上本門寺入口交差点を本門寺方向に進んだところに造られている、まっすぐで急な坂道です。かつて本門寺の鬼門除けとして置かれていた貴船明神があったことから名付けられた坂道です。坂の両側にはマンションや住宅が建ち並んでいます。坂の途中の小路を入った住宅地には、日蓮聖人の高弟だった僧侶の庵室だった、梅が美しい東之院や安立院が建っています。

大きく堂々とした仁王像が安置された仁王門の先、池上本門寺の寺域の中心近くに建つ祖師堂です。昭和になってから再建された新しい御堂で、堂内には日蓮聖人や第2世日朗聖人、第3世日輪聖人の像が安置されています。天井には龍が描かれていましたが、わかりづらく感じました。鉄筋コンクリート造りですが、本瓦葺で240坪の堂々とした御堂です。

日蓮聖人が亡くなった際の荼毘所に建つ、高さ18mほどの赤い大きな建造物です。1830年に建立された重要文化財に指定されている宝塔で、屋根の下には色鮮やかな装飾がなされています。内部を見ることはできませんでしたが、御会式が行われる10月12日と13日の午前中のみ開錠されるようです。池上本門寺を象徴する建造物の一つだと思います。多宝塔の左側にある墓地には、狩野探幽を始め江戸時代の奥絵師だった狩野家の墓所があります。

池上本門寺の寺域の中央付近に建つ大堂の左側、鐘楼と経蔵の間に建つ寺宝が展示されている建物です。平成になって建てられた建物で、訪れた時は江戸時代に菩提寺としていた奥絵師・狩野家が描いた絵画や、墓所から見つかった出土品、狩野家が使用していたと思われる副葬品などが展示されていました。開館は土日祝日のみです。

池上本門寺の大堂と本殿の間にある坂道です。かつて紅葉の美しい場所だったことから名がつけられたと思いますが、現在はどこにでもある普通の坂道です。坂を下りた正面には墓地が拡がり、左に行くと本門寺公園や美しい庭園の松涛園があり、右に行くと関東で最も古い、重要文化財の五重塔が建っています。

1608年建立の重要文化財に指定されている、高さ30mほどの五重塔です。徳川秀忠の武運と病気治癒を祈願して建てられたもので、池上本門寺を象徴する建造物の一つで、赤茶色の美しい塔です。一層、二層は本瓦葺屋根で、三層から上は銅板瓦葺屋根になっています。一層の屋根の下には十二支が彫られていて、きれいに彩られています。関東で最も古い五重塔とのことですが、塔全体きれいに塗られているため古さは感じられませんでした。

池上本門寺の墓地に眠っています。戦後、プロレスの人気を盛り上げ空手チョップで一世を風靡した人物で、墓には胸像と力道山之碑と刻まれた大きな石、簡単な略歴が書かれている碑が建っています。墓は五重塔から本門寺公園に行く途中にあり、案内板も立っているのでわかりやすいと思います。

池上梅園を訪れた際に再訪した、日蓮宗の大本山です。日蓮聖人が亡くなられた地に建つ、広大な寺域を持つ寺で、寺域には寺の入口に建つ風格ある黒い総門や、聖人が亡くなられた地に建つ大坊本行寺、荼毘所に建つ大きな多宝塔、徳川秀忠が建立・寄進し重要文化財に指定されている五重塔、大きな仁王像が祀られている仁王門の他、鐘楼堂や経蔵、霊宝殿など見どころが多い寺です。墓地内にはプロレスの礎を築いた力道山や、江戸画壇の頂点を極めた奥絵師・狩野家の人々も眠っています。

王子駅北口から5分ほどのところに造られた、桜が美しい公園です。幕末は大砲鋳造の用地で、1904年に醸造試験所が創設され、その後、公園として整備されました。公園隣には醸造試験所の酒類試験工場だった、赤煉瓦造りの工場が残っています。空襲で一部被災したものの、当時の姿を留めていることから重要文化財に指定されています。敷地内には醸造試験所設立に尽力し、醸造技術の発達に功績を残した矢部博士の像や、幕末末期の錐台（砲身の穴開け機）の一部も残っています。桜の時期に訪れるのがおすすめです。

王子稲荷神社で開かれていた凧市に行った際に立ち寄りました。王子駅北口から3分ほどの高台に建つ神社です。1322年、当時の領主・豊島氏が熊野権現を勧請して建立した神社で、徳川家康が祈願所とし、歴代将軍からも篤く信仰されていた歴史があります。吉宗が寄進した桜の名所・飛鳥山も近く、豊かな実りと無事を祈って、花笠を付けて踊る王子田楽でも知られています。最近は新たにガラス張りの神輿宮殿が完成し、中には神社創建700年を記念した立派な御輿が飾られています。

王子駅北口から6分ほど、王子稲荷神社の横に造られているとても急な坂道です。王子稲荷から名が付いた坂道で、江戸時代には日光御成道や中山道にもつながっていて、多くの参拝者が利用していたそうです。古く歴史ある坂道ですが、現在は電動自転車でも上るのが大変な坂道です。

王子駅北口から7分ほどのところに造られた緑豊かな庭園です。王子村の名主だった畑野家が、屋敷内に滝を開き茶を栽培し、一般の人が利用できる施設を造ったことが始まりの庭園です。幾度となく所有者が変わり、現在は北区の庭園になっています。庭園内はきれいに整地され、池や橋、滝などが設置されていますが、池はよどみ、老朽化のため橋は一部通行禁止、滝も男滝以外は枯れてしまっていました。王子稲荷で行われた凧市の時に訪れましたが、凧市の帰りに散策するために入園する人も見られました。危険個所も目立ちもう少し手を加えてもよいかと思いました。