ぷーちゃんさんのクチコミ(66ページ)全14,870件

熱海ビーチラインから伊豆山神社周辺にかけて湯量の豊富な伊豆山温泉があります。日本三大古泉の走り湯を使用しています。閉鎖や休館中のホテルがありますが、数軒の宿泊施設が営業しています。現在閉鎖されていますが、創業1801年の宿に伊能忠敬測量隊が泊まりました。にぎやかな熱海市街地に対して、静かで落ち着いた温泉地です。観光スポットの走り湯や関八州総鎮護伊豆山神社がある地域です。

市道の伊豆山神社前バス停そばの駐車場に車を停めて参拝しました。190段ほどの石段を上がったところに木造本殿があります。関八州総鎮護伊豆山神社です。境内は伊豆山の子恋の森の一部で、約40000坪の広さです。本宮はさらに山を上った先にあります。古くから伊豆御宮、伊豆大権現、走湯大権現などと称され、略して伊豆山、走湯山と呼ばれてきました。平安時代後期に山岳修験霊場として顕密神道の道場でした。源頼朝と北条政子が篤く信仰していました。強運守護、福徳和合、縁結びの神として信仰されています。境内におみくじがハート型に結んであるこころむすびがあります。190段でも辛かったですが、熱海ビーチラインそばの境外社の走湯神社まで歩く人もいました。

来宮駅から歩いて5分ほどで鳥居に着きます。熱海駅から約20分です。車で訪れ、境内にある駐車場へ行こうとしましたが、満車で来宮駅前の駐車場に停めました。赤い鳥居を見ていたら宮司さんと婚礼の人たちがやってきて、改めて鳥居から本殿へ進んでいきました。熱海郷の地主の神で、来宮大明神と称し、来福や縁起の神として古くから信仰されてきました。祭神は日本武尊、五十猛命、大己貴命です。境内は山の斜面に沿って高くなります。銅板葺き屋根、赤い柱や梁の本殿は石段の先にあります。本殿の左奥に樹齢2100年を超える御神木大楠があり、本殿と同じくらい参拝する人が並んでいました。国指定天然記念物です。鳥居のそばと参集殿の屋上にカフェがあり、若い人たちが利用していました。婚礼の雅楽の音色を聞きながらゆっくり境内を歩きました。本殿前の砂利の上に落ち葉で作ったハートがフォトスポットのようで、カップルが設置された台に携帯を置き写真を撮っていました。若者が多く訪れる神社です。

網代駅周辺の温泉地です。網代漁港のそばに干物屋があるひもの銀座や市民のための小山海浜公園がある地域です。ひなびた温泉地で、宿泊施設は少ないです。網代駅前で電車から降りた観光客が宿泊施設の送迎バスを待っていました。自分たちは山側に建つホテルに宿泊しました。泊まったホテルの温泉は入るだけで肌がつるつるして気持ちよかったです。昼間散策したにぎやかな熱海と比べると、落ち着いた温泉地でほっとしました。

網代駅前のタクシー待機場所の隣にあります。訪れた午後、スタッフは外出中でしたが、置いてあるパンフレットをもらいました。網代・多賀周辺の観光地図や飲食店などのマップや熱海の観光施設のパンフレットもありました。狭い場所に数多くのパンフレットが整然と並べてあり、容易に目的のパンフレットを選ぶことができました。

熱海観光で網代温泉の松風苑に泊まりました。幕末から明治にかけて活躍した日本赤十字社創始者で初代社長の佐野常民伯爵の別荘があった場所で、日本赤十字社の保養所でした。そのため客室は多少古かったですが、館内の清掃は行き届いていました。スタッフの挨拶や対応も温かく気持ちよく泊まることができました。西館と東館の間の斜面に自然を生かした広い庭園があります。ツバキ、桜、しだれ桜、柑橘など様々な樹木があり、苔が生えている場所もありました。草地広場の周りにヤシの木があり、ベンチに座って木々を眺めほっとしました。金目鯛姿煮の付いた夕食を予約しました。部屋食で元気のいいスタッフが配膳をしてくれました。料理は薄味で、金目鯛姿煮は甘口のさっぱりとした味付けでした。普段から薄味の自分たちにちょうどいい味と量でした。西館の角部屋で隣が空室だったので静かでのんびりできました。温泉は打たせ湯のある温めの浴槽とやや熱めの浴槽とその中間の温度の露天風呂があります。夜中の30分間の清掃以外、いつでも入浴できたのがよかったです。緑に囲まれた静かな温泉宿でした。

熱海サンビーチ脇の熱海市営東駐車場と国道135号線の間にあります。貫一お宮の像の隣りの緑地帯に金色夜叉の碑と松があります。金色夜叉で有名になった熱海のシンボルです。名場面が迫力ある像になっていました。松は二代目で、初代の松は昭和初期まで羽衣の松と呼ばれていましたが、金色夜叉に因んでお宮の松と呼ばれるようになりました。大事に手入れされているのがわかる松です。隣に初代松の幹が切って保存されています。訪れた春休み平日午後、見に来る人がぽつぽつといました。熱海駅前の商店街の喧騒から離れた静かな場所でした。

熱海駅前にある商店街です。駅前に２つの商店街があります。仲見世通りは入口にあまり目立たない看板があります。隣の平和通り商店街と比べて、アーケードが低いのでとても明るい商店街です。土産物屋、飲食店などが入っています。やや短い通りで、仲見世らしく落ち着いた雰囲気の店が多いです。通りの中央にベンチや椅子が置いてあり、座って食べている人や休憩している人がいました。自然光の明るさが特徴の商店街です。

熱海駅前の広場にある足湯です。屋根が付いていて雨でも入れます。9時から16時まで利用できます。徳川家康が熱海の湯に入ってから400年を記念して熱海温泉組合が設計施工し熱海市に2003年に寄贈したのが始まりです。現在の足湯は2014年に造られました。茶色がかったぬるい湯でした。スタッフがいて、腰掛の濡れた部分を拭いていました。徳川家康以降、将軍へ献上湯が江戸に運ばれたことがあり徳川家とつながりがある熱海です。

熱海散策をした時に通りました。熱海駅を出ると右前に平和通り商店街のアーケードがあります。駅前にアーケードがある商店街が2つあります。平和通り名店街入口と看板がアーケードにあるので分かりやすいです。飲食店、スイーツ店、土産物屋、干物屋、ホテルなどがあります。通りの中央にベンチがところどころにあり、テイクアウトの食べ物を座って食べている人や休んでいる人がいました。春休みの平日昼は人気の海鮮料理店やテイクアウト店に行列ができていました。若者が多く、広い通りは混んでいました。自分たちは比較的待ちの組が少ないこばやしで海鮮丼と焼き金目鯛の茶漬けとサザエの壺焼きを食べました。どれも美味しかったです。

熱海七湯の一つです。熱海観光地を巡る湯～遊～バスの咲見バス停近くから山側へ行く道路を上がった右の中銀ライフケアの駐車場入口にあります。隣はシーズンホテルです。野中山の麓のこの辺りを野中といい、一帯に泥の中に湯が噴いていたそうです。江戸時代までは湧き出る所が浅く、あまり入浴に利用されてなかったと説明板に記されています。かなり熱い湯気が噴いていました。勢いある湯気が特徴です。

糸川の御成橋から河口に向かって川の両側に遊歩道があります。海と市街地を結ぶ、歩いて楽しめる散策ルートとして整備されました。川を枝が覆うようなあたみ桜があり、1月から２月にかけて糸川桜まつりが行われる場所です。坪内逍遥の歌碑や水が川に流れているマンボウと亀の小さなオブジェなどがあります。ドラゴンが欄干になっている橋の両側にガス灯が建つ見どころの多い遊歩道です。桜の新緑がきれいで、ドラゴンの翼の欄干が印象的でした。

熱海七湯の一つ大湯間歇泉の西側、糸川に架かる赤い観音橋を渡ると誓欣院です。1589年開山の浄土宗寺院です。木造瓦屋根の本堂は1778年に再建されました。芝増上寺との関係が深く葵の御紋が瓦にあります。本堂前に白い仏舎利泰安殿が建っていて、国内でも少ない仏舎利を泰安しているのが特徴です。境内にアジサイやドウダンツツジなどが植えられています。観光客でにぎわう熱海の喧騒から離れた静かな境内です。

銀座通りの坂を上がっていった先の保育園の向かいにあります。徳川家康が湯治に来たことがあり、以来八代将軍吉宗や十代将軍家治の時代に大湯が度々献上されたそうです。明治に温泉療法が行われました。蒸気が多く噴出した時代もありましたが、休止し現在は人工的に当時の様子を伝えるために湯を噴出していると説明板に記されていました。訪れた時、噴出していなかったので、どこから出るのかわかりませんでしたが、オールコック滞在記念碑や市街電話創始の地碑などを見ていたら、噴出が始まりました。後ろの建物に影響がないように造られた岩石から湯気を出して湯が噴出しました。近くの湯前神社に参拝した後に通るとまだ噴出していました。

古屋旅館正面入口の坂の向かいに七湯の一つ清左衛門の湯があります。昔、農民の清左衛門が馬を走らせてこの湯壺に落ちて焼け死んだことから名付けられたと説明板に記されています。溶岩で覆ったところから熱い湯気が出ていました。今も90度の湯が湧き出る源泉だと熱海市のサイトに載っていました。七湯は現在枯れていてオブジェとして残っているところもありますが、ここの湯気はかなり熱かったです。狭い道路にあるので見つけにくいですが、古屋旅館が目印です。

銀座通りに面したニューフジヤホテルの車寄せにあります。背の高いナツメヤシが２本育っています。樹高15ｍで、ホテルと比べて高さがよく分かりました。原産地は乾燥地帯ですが、熱海の温暖な気候で育ち続けた日本最大と思われるナツメヤシだと説明板に記されていました。静岡県指定天然記念物です。

国道135号線上りの熱海商工会議所そばの信号から銀座通りにある商店街です。平日午前9時台と午後１時台に通りました。狭い歩道の上に雨除けの軒があります。車道の上にアーチ看板とカモメのオブジェが付いているアーチがあり海岸に向かう商店街らしさが伝わりました。飲食店、酒屋、薬屋、干物屋、カバン屋、銀行など、地元住民のための商店街です。観光客に人気の飲食店もあり、昼は行列ができていました。

熱海サンビーチと親水公園の間にあるムーンテラスへ降りる階段にあります。1857年、まぐろ網利権をめぐり網元と漁民の間で争いがありました。重税に苦しむ漁民のために網元の家の釜鳴屋平七が代官に直訴して、島流しの刑に処せられました。八丈島へ向かう途中、衰弱し伊豆大島で亡くなりました。30年に渡る対立の後、漁民に有利に解決しました。平七を称える夫婦の銅像です。平七の三男鶴吉が店を興し、干物の老舗釜鶴になりました。像を見た後に釜鶴本店で干物を買いました。

熱海駅から海岸への斜面にホテルが建ち並んでいます。最近若者に人気が出てきていると知っていましたが、春休みの平日、若い人たちを中心に多くの観光客でにぎわっていました。午前9時過ぎに熱海市に着いて、散策しているとホテルから帰る客を見送る光景をいくつかのホテルで見かけました。熱海駅前に足湯があり、中心地に七湯のモニュメントがあるなど温泉の街熱海を実感しました。

熱海サンビーチ沿いにある熱海市営東駐車場脇にジャカランダ遊歩道があります。熱海市とポルトガルのカスカイス市が友好都市となったのを記念して贈られたジャカランダが植えられています。ジャカランダは青い花が咲きます。草地にジャカランダが植えられていて、ベンチがあり葉が茂れば落ち着く場所になると思います。声をかけてくれた清掃している方が枝を切り落としたから今年の花は咲かないと教えてくれました。葉が残っていない枝だけのジャカランダでした。