たいきさんのクチコミ(247ページ)全5,039件

賢島旅行は何もしないというコンセプトでしたが、
　もちろんおいしいものは食べに行きます。
　ホテルや旅館の夕食は基本的に高いので、
　我が家ではたいてい夕食はつけません。
　とはいえ、レストランでもディナーとなると
　割高なお店が多いので、自然と昼と夜と同価格で出してくれる
　お店か、夜しか営業しないお店に足が向きます。
　
　さて、前回の経験から、三重県は意外なほど
　鰻が安くておいしい土地だと感じましたので、
　今回も人気の鰻やさんを探しました。

　志摩市の中心地、鵜方駅から５分も歩けば
　このお店があります。
　駅をはさんでちょうど反対側にある日本料理鯛さんも
　有名なようで、今後も賢島に出かけるなら
　このあたりで食事することになるでしょうか？

　お店は自宅と一体型になっていますが、
　大きなお宅です。
　なかなか繁盛してらっしゃるようです。
　店の内外に香ばしい香りが漂っています。

　備長炭で焼き上げ、秘伝のタレにつける。
　王道を行く方式ですが、価格がかなり安めです。
　二切れ１１００円からあるのですが、
　二切れといってもかなり大きなもので、
　妻はおなか一杯になっていました。

　私は３切れの１４００円を選びました。
　追加でハーフサイズの蒲焼８００円を選択しましたが、
　その必要が無いほど大きな蒲焼だったので、
　贅沢な食事内容になりました。

　たれがやや甘目ということを除けば
　すばらしいＣＰと味です。
　山椒もたっぷりかけていただきました。
　三重県のうなぎは今のところ外れにあたったことがありません。

２０１１年の掉尾を飾るべく、思い切ってこちらのホテルに
　食事つきのプランで宿泊してきました。
　昨年ベーカリーを訪れた際、その洗練された雰囲気と
　接客レベルの高さに憧れを抱いたホテルです。
　ホテルのほうは実に満足の行くものでした。
　古い建物ではありますが、手入れが行き届いていて、
　ゆったりと過ごすことができました。

　しかし、最大の期待を抱いていたはずのレストランでは
　満足できたとは言いがたい気分でした。
　価格のことは度外視するつもりで食事つきプランにし、
　高いのは宿泊代なんだと言い聞かせていたので、
　総合評価にＣＰの低さは含まれていません。

　料理の味にはそれなりに満足いっています。
　さすがは私をフレンチの世界に導いてくださった
　あの方のお墨付きだけのことはあります。
　ただ、現在のグランシェフはもちろん違う方ですよね。

　しかし今回の問題点はやはり大箱過ぎるところです。
　どんなに優れたシェフだったとしてもあれだけの数の料理を
　心をこめて作れるはずがありません。

　以前外から様子を伺ったとき、こんなにも客席があるとは
　気づきませんでした。
　データで現れてくるのも結婚式などのときのことだと思っていました。
　それをフルに開放し、さらに宿泊客以外まで入れてしまうとは…。

　その結果、引き起こされるサービスの低下。
　我が家は最初から時間がかかることを予想し、
　それなりの準備を予めしていたのでそれほど気にはなりませんでしたが、
　「40分たっても前菜しか来ていない」ということでクレームをつけている
　お客さんもいらっしゃいました。
　ちなみにその結果さらに混乱が深まってゆくのですが…。
　どう見ても経験不足の若いギャルソンが料理を落とす、食器を落とす。
　　
　それに、閉口したのは料理が冷めてしまった状態で出てくることです。
　「熱いのでお気をつけください」の紋切り型のコメントが添えられるので
　余計にがっかりでした。
　これは翌朝の朝食、和定食の白ごはんでも起きていたことなので、
　もはやサービスの低下は決定的でしょう。　
　厳しく統括できる人材がいないか、
　それくらい構わんと考えてしまっているのか。
　
　おごりとは考えたくないですし、ホテル全体を見ていると
　そういった感じはないので、現場の方々も苦しい思いをされているのではないでしょうか？
　事業の拡大は質の低下を招く…
　こういったハイレベルのお店ですら例外ではないというのが
　よくわかりました。

　ホテルは素晴らしいので、いずれ再訪したいと思っていますが、
　次回以降は素泊まりになることでしょう。
　

トロッコ電車で黒部峡谷を走りにけ、車窓の景色を楽しもうと思って楽しみにしていたのですが、やはり紅葉の時期は列車の込み具合を含め、大変な旅になります。たしかに、きれいな景色が堪能できますが、帰りの列車の席の確保、待ち時間をどうつぶすかを最初から計算しておく必要があります。

これは好みの問題かもしれませんが、
　和歌山の中華そばは、全般的に評判先行だと思います。
　一番有名なこちらのお店でもちょっと驚くほど
　全体が大味でした。

　知名度は全国区なだけに、我が家だけではなく、
　これが食べたくて和歌山に来ている人もいるでしょう。
　和歌山といえば、農業立県のイメージなので、
　おいしい素材がいくらでもあって、
　ほかにはない、おいしいラーメンが出来そうですから、
　どうしても期待のハードルが上がってしまいます。

　私のジャッジはジャンルの問題だと考えました。
　中華そばというジャンルの限界だと考えれば
　この店を不当に貶めることもないでしょうか。

　期待が高かった分、がっかりしたのを
　はっきりと覚えています。

続いては「うだつの町並み」です。

もっと規模の小さい、単なる観光施設だと思っていたのですが、
　ちゃんと生きている古い町並みを眺めているという感じです。
　観光というより旅先でこういった商店街に立ち寄ったという感じでしょうか。

　味噌田楽を食べさせてくれるお店あり、
　町屋を改装した工芸品を販売するお店あり、と
　町歩きを楽しむことが出来ます。

　そしてフィニッシュはこちらです。
　町屋を改装したカフェというのは今やそれだけでは
　売りにならないほどですが、
　内装も調度品も古くて味があります。

　それとは対照的にコーヒーの味は
　最先端レベルの本格的な味です。
　お湯は熱くなく、ゆっくりと手でドリップされています。

　さらにはチーズケーキの味も独特で、
　好き好きだとは思いますが、
　甘さ控えめ、風味が豊かで
　実においしかったです。

　観光施設の飲食店にはとかくマイナスイメージが付きまといますが、
　こちらはありがたいことに
　本物志向です。

その名のとおり、大歩危峡の真ん中あたりに位置する
　温泉旅館です。
　楽天トラベルでの口コミ点数が非常に高くなっています。
　
　事前の調べの段階で、食べログと同じく
　こういった点数や使用者のレビューを参考にするわけですが、
　どうやらＣＰとおもてなしのこころに優れた
　アットホームなホテルということでした。

　果たして、それはまさしくその通りでした。
　ホテル全体が活気に満ちていて、
　とにかくつたなくもお客様に喜んでいただこう、
　そんな空気にあふれていました。

　それは食事にも現れていました。
　今回いただいた夕食では、極み豚を使用した鍋と
　山菜の釜飯を食卓の上で仕上げてゆくのが
　なんともおいしかったですね。

　あとは妻が飲んだ地酒の飲み比べセットなども
　安くておいしくて満足度の高い食事でした。

金比羅さんはご利益もあり、森林浴効果もあり、
　素晴らしいヒーリングスポットだと思うのですが、
　なんといっても１０００段を超える階段を
　ひたすら上って行くという過酷な場所でもあります。

　奥社までいくなんていわなくても
　途中の旭社まででもかなりの運動量です。
　そんな参拝者の疲れを癒してくれるのが
　こちらなのです。

　資生堂パーラーのレストランと
　カフェがあり、店内の席とテラスの席と
　選ぶことができます。

　疲れたときは何でもおいしいと思えますが、
　気持ちの面の疲れを本当に癒してくれる効果があるのは
　おいしいものだけですね。
　そういう意味では大木のすぐ近くのテラス席の心地よさと、
　一定以上のレベルのカッフェ、スイーツが
　本当に救いとなりました。
　

セルフうどん店は世の中に数々あれど
　ある程度以上のレベルのものを出してくれるお店といえば
　ずいぶんと数が限られてきます。

　香川がうどん県といっているのは
　そのうどん屋さんの数の多さだけではもちろんなく、　
　裾野のレベルまでが高いという点にあるのでしょう。

　学食スタイルで人件費を極力抑えているとはいえ、
　この価格で麺、出汁ともにこのレベルを達成するには
　かなりの努力が必要でしょうね。

　こちらではかけうどんにちくわ天をいただきました。
　こういった学食スタイルのお店が高松には多いようですが、
　コストを抑え、ハイレベルなうどんが安く食べられるようになっているのが
　うれしいです。　

　ただ、ちょっと郊外に足を伸ばすと
　もっと安くておいしいうどんが食べられるのが
　香川のすごさですね。

安く泊まりたい方には良いホテルです。
サービスがよいホテルに思いました。特にベッドが広くてよかったです。
瓦町は飲食店もおおいし、高松駅周辺にこだわらないのでしたらお勧めな駅です。
　琴電を使うなら瓦町が中心ですから。

この島の人たちが夜になるとみんな集まってきているんじゃないかというほど
　このお店は大盛況で、かなり待つことになりました。
　そりゃ大阪では考えられないほどの待ち時間です。
　でもガーデンレストランであるこの店では、
　庭をみたり、散歩してきたりと、待つことは
　それほど気になりません。

　隣のテーブルの地元の人がいろいろ分けてくれたり、
　近所の犬が大挙して集まってきたり…。

　さて、料理の方は、この店の名物
　巨大なえびフライはずせません。
　味はともかく、とても素敵なお店でした。　

ガイドブックには必ずのっているお店。
　我が家もたぶんにもれず竹富島初日に行って見ましたが、
　なんとお休み。（売り切れだったのかもしれませんが）

　翌日は探りを入れつつ開店時間を少し過ぎて
　いってみると、なんと行列が。
　たるりやといい、ここといい、行列するほどおいしいのかと思いきや…

　八重山そばそのものがそうなのかわかりませんが、
　大味でぼんやりした味。
　この店のオリジナルだというピィヤーシをかけて
　味を調えます。これで大丈夫。
　もしかしたらこれもセールスプロモーション？

　クーラーがなく、とても暑かったですが、
　まあ、でも南の島に来ているわけですから
　多少汗をかいても想定内ですね。

　ピィヤーシ買って帰りました。

吉田牧場の吉田さんは、これまでに私がお会いすることができた中で
最上位にランキングされるほどの、立志伝中の人物です。
　その生み出している本物のチーズが認められ、
名だたる料理人との人脈たるや、ここに書ききれないほどです。

　著書も何冊もあり、その影響力は徐々に一般の人々にまで
広がりつつあります。こういった世の中ですから、
何かを世の中に発信しやすくはなっていますが、
この方はそれがなくても名を残すことができる、そんなレベルの方です。

　私は昔から体質的にチーズがダメで、少しでも食べると
翌日頭が痛かったりするのですが、輸入物のきちんとつくられた
チーズは大丈夫だということがわかっています。
そして、吉田牧場さんのチーズも同じです。

　ここまで至るまでにどれほどの努力をされたのか。
ぜひとも一冊でも著書をお読みいただきたいです。
そしてそこに留まることなく、現代の日本の様々な問題点について
危機感を共有できる人が一人でも増えてくれればいい、
そう痛切に願っています。

　私ももっともっと学び、少しでもそのお役に立てるようになりたいです。

　今回いただいたチーズはカマンベール、カチョカバロ、マジャクリの三種類です。

エルグレコの受胎告知、モネの睡蓮等、有名な作品があります。
特にグレコには引き付けられました。今思えば今年トレドに行ったのも
この影響を受けていたのかもしれません。
　地方の美術館の中ではかなりハイレベルだと思います。

３つの建物からなる旅館で、一番古いエレベーターがない棟に泊まりました。部屋まで階段を上る必要があります。お部屋はゆったりとした８畳の和室です。
　露天風呂は竹林に囲まれた立地でとても雰囲気がよく、とてもリラックスできました。

小雨の降る中、山門受付に来ました。雨は上がり、どうやら入山可能ですが、
山内はかなり滑りやすくなっていて、私のウォーキングシューズは
ギリギリ審査合格というレベルでした。

　あこがれの投入れ堂目指して予想以上の悪路を
夢中で登っていきました。子供時代を思い出しつつも
当時とは違って体は重く、すぐに息が切れてしまうのですが、
休憩に休憩を重ね、どうにか登り切りました。

　すごいものを見た、というよりは、やりとげた達成感につつまれ、
下山しました。あきらかに帰りの方が危険で、最後まで緊張していました。
　

こちらのペンションのウリは料理と大きなジャグジーです。
ジャグジーはまだ明るいうちに利用したのですが、
森の中の清浄な空気と遥かに佇む大山が美しかったです。

　夕食はフレンチの家庭料理といった風情です。
朝食にも自家製のパンがついていて、ほっとする味でした。

　夜は何度か星を見ようとチャレンジしてみましたが、
今回の旅行はどうにも天気に恵まれませんでした。

　大山にはこういったペンションがいくつもあるようですが、
こちらを選んで正解でした。

ふらふらになりながら投入れ堂を後にし、
ここ、三朝温泉にやってきました。チェックインと同時に
温泉へ直行です。

　人心地着いた後、街をぶらぶらして楽しみました。食事なしだったので何か買わなきゃと探したのですが、コインランドリーの隣のスーパーで意外なほどお得なお造りを見つけました。

　食事抜きだと考えられない安さで宿泊できます。

一畑電鉄にのりたくてあえて電車で行きました。神社巡りで欠かすことが出来ない場所が、ここ出雲大社。

　毎年10月になると全国各地にいらっしゃる神様が一同に集まる事でも有名です。なので、島根県では10月を神無月ではなく神在月と呼ぶそうです。
　ただ、他に見どころがそれほどないので時間を持て余すかもしれません。

その中でもこちらの日和庵さんはお迎えに来てもらわなければ
とても行き着くことができないような立地で、
関門海峡はおろか、門司の町まで一望できてしまいます。
　
　関門海峡花火大会の前日にお邪魔したんですが、
翌日のディナーは当然ながら予約でいっぱいだとか。

　幕末、明治初期を彷彿とさせる店内は、海峡の借景と合わせて
気分を高揚させてくれます。
　
　ただ、大箱ということもあり、料理の方はいわゆるパーティー式の
大量生産っぽいものが多かったですね。
　
　せっかく一流の条件を半分満たしているのですから、
料理の質の向上にも本腰を入れていただけばなおよいと考えます。
　ただ、デートには最適でしょうね。　

下関の唐戸市場と言えば活気があるということで有名でしたが、
　想像以上の賑わいでした。
　このあとがフレンチのフルコースが控えているので
　見るだけにしようと決めていたのに、
　どのお店もこれでもか、と新鮮な海鮮やお寿司を並べ、
　一貫から食べることができます。

　どうにも我慢ができず、ふぐと本マグロを一貫ずつ食べてしまいました。
　おいしいのは言うまでもありませんが、
　リーズナブルで活気あふれるこの雰囲気だけでも
　高評価に値すると思います。
　
　下関はバスの乗り放題チケットを発行しているので、
　車なしでも案外不自由しません。
　これは意外でした。