RON3さんのクチコミ(110ページ)全4,333件

『見沼田んぼ』といえば、埼玉県南東部の広大な田園地帯を指しています。
『見沼』は古代から存在していた沼ですが、1727年からの徳川幕府による農業政策で『見沼田んぼ』という田園地帯に生まれ変わりました。

ところが、現在はほとんどの田んぼはなくなり、代わりに野菜畑や、造園業者による植木の育成畑になっています。
この４travelのこのページの地図で記された場所も、今回写真に収めてきました。残念ながら、一面畑が続くのみです。

今でもかつての自然を保存しているところがあります。「見沼自然公園」では、野鳥や水鳥が集まる池や、雑木林があって、昔からの景色が残されています。

「見沼自然公園」の近くに「見沼くらしっく館」という、茅葺き屋根の伝統的農家が保存されています。そこでは昔の農家の生活を知ることができます。

さらに、この夏に『TOKYOオリンピック2020』でもサッカーの試合が開催された「埼玉スタジアム2002」も、「見沼田んぼ」の地域に入っているのですよ!

17世紀に造営された社殿は、本殿と拝殿とを幣殿でつなぐ複合社殿ということで、有形文化的建造物として埼玉県に指定されています。
境内の杉の木も同様に樹齢300年を超えています。うっそうとした林の中の神社の境内は、鎮守の森の神社と言うよりも、厳粛なパワースポットのような雰囲気を漂わせています。

この一帯の地名は『見沼』と言いますが、『神沼』として古代から存在していた沼でした。
そして1727年からの徳川幕府による農業用水と新田開発政策によって、『見沼田んぼ』として開発されたわけです。
それと時を同じくして、この神社の社殿が造営されました。もともとこの地は「女神」が守ってくれていたと考えられていて、大宮の武蔵一宮氷川神社が「男神」なのに対して、「氷川女體神社」という名になったそうです。
煩悩の塊である私なんかは､『女體』の言葉に、何やらその由来にいろいろ勘ぐっていましたが、全くそのような由来は含まれていませんでした。

この地域一帯は『見沼田んぼ』と呼ばれる田園地帯です。昔のこの地域の農家の住宅を移設して、家具や農具などの姿を再現しています。なんか、心からホッとします。

内部を展示、公開するだけでなく、昔の生活感が感じられるようにと、古民家を利用して、いろいろな展示やイベントを季節ごとに開催しています。

例えば、七夕飾りや、昔の風習に則った盆飾り、十五夜のお供えなどを実際に展示して、現代の人に見てわかるようにしています。実際の展示を見て、なるほどと納得。

他にも、『竹と糸でぶんぶん回る独楽作り』体験（小学生のみ）や、『竹の水鉄砲作り』体験のイベントを開催したりもしています。全て無料ですが、事前予約が必要で、今はコロナの感染予防のために、人数も5人までとかなり制限しています。
残念ながらこの日はいずれも参加できませんでした。

今回は、『見沼田んぼ』をテーマに周辺を散策していて、この公園も改めてその良さを実感しました。

大きな池には大きな鯉が泳いでいて、睡蓮の花が咲き、水鳥がスイスイと水の上を進みます。
周囲の林には多くの野鳥が飛来し、夏の熱い日差しを和らげてくれて、その中をウォーキングする人がいます。
広場には、簡易テントを持ってきて、コロナに辟易した気持ちを和らげようと涼んでいたり、アウトドア気分を味わっています。

この景色は、もともと埼玉県南東部の『見沼田んぼ』と呼ばれる地域の原風景なんですね。
『見沼』は、もともと沼地が多かったんです。さらに今から300年前、徳川幕府の収入源の拡大を目的とした大きな政策で、農業用水路の整備を行って、農業の促進を図ったんですね。それによって、『見沼田んぼ』にサギや各種野鳥が集まったんですね。

記念館の中にはシラサギの剥製が数羽と、いろいろな写真と解説パネルが並ぶだけで、博物館と呼ぶには寂しい展示内容です。でも、今回はじっくり読んで自分の中でいくつかわかったことが･･･

もともとは、今から300年前の徳川幕府の収入源の拡大を目的とした大きな政策が関係していたんですね。
埼玉県南東部の『見沼』はもともと沼地が多かったんですが、利根川水系から農業用水路の整備を行って、農業の促進を図ったんですね。その『見沼田んぼ』にサギや各種野鳥が集まったんですね。
徳川家慶が日光参詣の途中に野田のさぎ山に立ち寄った大きな絵（の写真）が展示されていました。
なるほど、そういうつながりがあったんですね！

先日も「TOKYO オリンピック2020」のサッカーの試合でも使われた「埼玉スタジアム2002」ですが、実はスタジアムの外は、試合やイベントなどでスタジアムが使われていない時は、「埼玉スタジアム2002公園」として、解放されています。
サッカーコートやフットサルコートなどは有料ですが、それ以外は、駐車場も含めて無料開放されています。
ただし現在は、大がかりな工事中なので、正門前駐車場や北駐車場は閉鎖されています。東駐車場は入れました。

サッカーコートでは、少年サッカーの練習中でした。
木陰にあるベンチや飲料の自動販売機があるコーナーでは、3×3のバスケットができるようなバスケットポールが立っていて、若い男の子達が遊んでいました。
スタジアムの外周を、植物に囲まれてジョギングできるコースもあるし、とても居心地の良い公園です。

住んでいる町の間近に、こんなお祭りがあるのを30年近く知りませんでした。

毎年5月24日に五穀豊穣、天下泰平、無病息災を祈願するお祭り。（この2年間はコロナの為に実施されていません）
初めに前の蛇を降ろして、それを手本に新しい約10mの蛇を作ります。
出来上がった蛇の頭を櫓の上に置き、蛇の胴を大欅の幹に巻き付けます。

思わず手を合わせて、コロナの感染が少しでも早く終息するように、祈ってしまいました。

1629年から163年間、伊奈氏による治水事業や新田開発の拠点だった赤山城があった場所です。伊奈氏の、江戸幕府の基礎財政に対する多大な貢献の度合いは、単なる田舎城のレベルではなく、幕府の国家プロジェクトともいえるものだった。

赤山陣屋は、赤山城の本丸を中心とした中央部分を差していて、今ではほとんど城趾らしき面影はありません。内濠と外濠の窪みが一部残されている程度です。
敷地内にいくつかの民家があり、野菜畑や植木の育成をしている造園業に代わっている土地が多い。

歴史と文化の1つとして、残せる範囲で保存しているのだろう。
ハイキングコースの1つとして、残すのも悪くないかもしれない。

狭い路地をくねくねと曲がって、迷いながらたどり着きました。
敷地も狭い公園です。駐車スペースもありません。

こんこんと水が湧いている雰囲気はありました。水の中には鯉がたくさん泳いでいました。
ぐるりと回ると、小さな藤棚があって、その下にテーブルと椅子がありました。唯一気分的にホットできたポイントでした。

公園に車を寄せて止めておいたら、前の家の住人女性が何も言わずジ～ッと見ていたので、早々に公園から離れました。
公園の注意書きに「駐車場はありません。付近に駐めないでください。車では来ないでください」と書いてあったからでした。

『富士講』は江戸時代から盛んになった民間宗教のような物です。通常は、自然石を山のように積んで、富士山に見立てて、神社の境内にあるのを想像していました。行ってみると、石山はありませんでした。

小谷三志は、江戸時代に鳩ヶ谷で生まれてから『富士講』の教理を実践し、改革して、『不二道』の中興の祖となった人。

その方のお墓は、旧鳩ヶ谷市の地蔵院の墓地に埋葬されています。自然石が2つ重ねてあるだけの地味な墓石です。
死に臨んで弟子達に「立派な墓を建ててくれるな」との遺言に沿ったものになっている。

（我が身もそういう風でありたいなと、つくづく思う今日この頃です･･･）

たどり着くのにかなり迷いました。駐車場がなく、周囲の道が狭くて、車を駐めておくのに苦労しました。
「新郷貝塚公園」の中で、こんもりした丘が全て貝塚という、非常に大きな貝塚です。
縄文時代後期から晩期のものらしい。現在はこんもりとした林が茂る丘のような感じです。解説板以外は「貝塚」らしいモニュメントもありません。

公園としては、水飲み場とベンチとトイレがあります。3人くらいのおじいさん達がずっとベンチに座って井戸端会議をしているだけでした。

300年以上の歴史がある神社。元は氷川神社で、明治時代に九社が合併して「九重神社」に。
境内のご神木は、樹齢500年といわれているスダジイです。

とてもへんぴな場所にあって、さほど大きくもないのに、非常に人気がある理由は、御朱印です。月ごとに、季節ごとにデザインが変わり、右左2面を使ってカラフルな図案で、今回だけでも4種類のデザインが用意されていて、書いていただくのに、ひとつひとつ時間がかかるため、境内で待っている人がいるわけです。1種類800円です。

私は、待つ間に隣の密蔵院をお参りしてきました。こちらは550年の歴史がある真言宗のお寺で、安行桜の花で有名です。

550年前の1469年に中興された真言宗智山派のお寺です。
山門の足もとに「四国八十八カ所第一番お砂踏」と記された踏み石があります。そこから本堂の前まで88枚の踏み石が並べられています。それを踏んでいくことで、四国八十八カ所を巡ったことになるそうです。
本堂の前には弘法大師像と中興した僧の立像が立っています。
どれほど、弘法大師のことを尊敬して、このお寺が建って､守られてきたのかが伝わってきます。

本堂裏の「十六羅漢像」のひとつひとつのお顔がかなりリアルな表情をしていたのが、とても印象的でした。

埼玉県の「花と緑の振興センター」の隣りにある、もみじ専門の植木屋さんです。
8月に訪れたので、さすがに紅葉はしていませんが、いろいろな種類のもみじがあるのに驚きました。近づいて観察すると、葉が初めて見る細長い形をしてものもありました。

また秋に是非訪れたいです。

1496年創建の古いお寺。いまだに山門が茅葺きで、とても雰囲気があります。
境内は芝生が張られて、綺麗に掃き清められていました。
その脇にまだちょっとだけ残っていた紫色の藤の花が、華やかさを感じさせてくれました。
「安行（あんぎょう）」が植木の町になった始祖とも言える吉田権之丞の墓もあります。
今でも、その末裔が植木屋さんを続けているそうです。

1546年創建された曹洞宗のお寺です。長い歴史があるだけあって、参道の樹木、裏の森、墓地内にある「スダジイの大木に包まれた石造りのお地蔵様」など、見所がたくさんあります。
春に咲く白木蓮や安行桜、秋のもみじなどは、その見事さゆえに川口市が「保存樹木」に指定しています。

裏には「弁財天」があるのですが、ここは「狛犬」ならぬ「狛蛇」で、金運、開運という評判です。

810年～824年に、弘法大師が国家鎮護のために創建したお寺です。

観音堂には、西国、坂東、秩父の百観音像が安置されています。ここでお参りすれば、その百カ所の観音霊場をお参りしたのと同じ御利益があるそうです。そういうことであれば、しっかりお参りしなくちゃね。

境内に立派な三重塔が立っています。三代将軍家光の長女千代姫が奉建したというからビックリ!　
高さ23mで、埼玉県下で最も高い木造建造物らしいです。『心柱』が使われていて、地震に強い構造を取り入れています。

でも、一体なぜこんなへんぴな場所に、「弘法大師創建」「千代姫奉建」といった由緒あるお寺が建てられたんだろう?　

だいぶ前にもこの公園に来たことがありました。ごく普通の公園です。ブランコ、滑り台、鉄棒、ベンチ、水飲み場、トイレがあるだけです。「観音様」はありません。
今回やっと、名前の由来がわかりました(^^)/

この公園の裏の高台に「西福寺」というお寺があります。昔、弘法大師が国家鎮護のために創建した由緒あるお寺です。その観音堂には、西国、坂東、秩父の百観音像が安置されていることから、『百観音のお寺』と呼ばれています。

そんな『百観音のお寺』のお膝元に作った公園ということで、「百観音公園」というわけです。ありがたい名前ですね(^_^)

桜並木、花菖蒲園、紫陽花など四季折々の花を楽しめます。
野鳥観察ができる「バードサンクチュアリ」もあります。
キャンプ場、バーベキュー場、ドッグラン、釣りができるのは知っていました。
ほかに、「オニバス池」や「スポーツクライミング」施設もできていたなんて、知りませんでした。

そんな楽しみでなくても、広い空間で、木陰の芝生の上で、簡易テントを張ったり、レジャーシートを広げて横になったり、しているだけでも、素敵な時間を過ごせます。
今回はコーヒーと大福を持ってピクニックをしました(^o^)
新型コロナの緊急事態宣言が続く中、ここでは広い空間と流れる風もあることだし、感染の心配はしないで、のんびりした時間を過ごせました。

コロッケ、メンチ、串カツ、チキンカツと、合計43個購入しに車で出かけました。
土曜日の午後2時半頃でしたが、4，5人が並んでいました。みな注文してからできあがるまでしばらく待っています。
私はいつも混んでいるし、そこで新型コロナに感染するのも怖いしと思って、朝のうちに電話して、注文しておきました。だから、私の番になると、すぐにショッピングバッグに入れてくれて、瞬く間に持ち帰れました。電話しておいて良かった!

コロッケ３０円、２０個で６００円。
メンチ５０円、１０個で５００円。
串カツ６０円、１０個で６００円。
チキンカツ１１０円、３枚で３３０円。
これだけ買っても、合計２０３０円と破格の安さです。

いつでも混んでいて、並ぶわけですよね。