小谷三志の墓

『富士講』は江戸時代から盛んになった民間宗教のような物です。通常は、自然石を山のように積んで、富士山に見立てて、神社の境内...  続きを読むにあるのを想像していました。行ってみると、石山はありませんでした。

小谷三志は、江戸時代に鳩ヶ谷で生まれてから『富士講』の教理を実践し、改革して、『不二道』の中興の祖となった人。

その方のお墓は、旧鳩ヶ谷市の地蔵院の墓地に埋葬されています。自然石が2つ重ねてあるだけの地味な墓石です。
死に臨んで弟子達に「立派な墓を建ててくれるな」との遺言に沿ったものになっている。

（我が身もそういう風でありたいなと、つくづく思う今日この頃です･･･）




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投稿日:2021/08/04

富士山信仰の指導者であった小谷三志の墓及び旧居跡が、川口の鳩ケ谷宿にあります。
江戸時代の富士山信仰のあるべき姿を模索...  続きを読むしていた小谷三志は、あらたな不二道の考え方に基づき、富士講について指導して行きました。その間、二宮尊徳とも協同し、普及に努めました。その業績が認められ、官位を与えられましたが、立派な墓は不要と言い残したことから、小谷三志の墓石は無く、単なる石を２個、重ねただけの墓所です。
小谷三志の墓所は、鳩ケ谷宿の日光御成街道の地蔵院の中にありますが、たまたま、その墓所に赴く際、小谷三志の旧居跡の標石柱を、街道沿いで見つけました。
墓石柱と解説板のみの簡素なものでした。
小谷三志の墓所も、旧居跡の標石柱も、後の門弟等が建てたものでしょうが、それらの簡素な造りから、小谷三志の人となりが偲ばれる感じがしています。
訪れて良かった場所です。   閉じる

投稿日:2021/01/11