ウェンディさんのクチコミ(44ページ)全2,269件

河童橋と云えば、河童橋越しの明神岳の風景で有名ですが、河童橋の上から眺める焼岳の遠景もかなりお勧めの場所です。
特に朝。
梓川の青い川面と朝日が当たる焼岳の姿。
秋の紅葉の時期は、そこに更にカラマツの黄色い焔が加わり、美しい景観を作り出していました。

上高地と云えば、河童橋が代名詞ですが、実際に足を運んでみて分かったのは、河童橋から眺めたのでは山に近すぎて穂高連峰の端すら見えないという事。
穂高連峰を遠景で広角に眺めたいならば、お勧めは、穂高橋の方。

名前からして【穂高橋】なので、きっと名付け親の方もそう思ったのでしょうね。

紅葉の時期の上高地と云えば、一般庶民では手がなかなか伸ばせない程に宿泊料金が高い観光地・・・ですが、ちょっとした裏技的宿泊方法で、紅葉真っ只中の上高地、梓川の畔で比較的庶民的な価格で宿泊することができます。

その方法とは、ハイカーズルーム（ドミトリー式）の利用。
上高地のホテルでドミがあるのは明神館と上高地アルペンホテルですが、コスパが良いのは上高地アルペンホテルの方。
上高地アルペンホテルで普通に1部屋予約すれば2名1室で1名様23000円以上かかるのですが、寝るだけと割り切ってハイカーズルーム宿泊であれば、料理長一押しの和会席夕食付で12960円、普通の和定食の夕食ならば9720円で宿泊できます。

ハイカーズルームとは、1部屋に12基程度の2段ベッドが入れられたドミトリー式の部屋で、室内には洗面所も付いています。
個々のベッドはある程度プライバシーが守られ、コンセント電源も3か所あり、大きなリュックの収納スペースや、ベッドの天井面には網棚式の小物置きもあり、オトナが一人で寝るにしても十分な広さが確保されていました。

浴衣やタオル等、宿泊に必要なモノは揃っているので、空室さえあれば山の帰りにフラッと立ち寄っても宿泊できそうな感じで、私には十分な宿泊場所でした。

お金がふんだんにあるならば1泊3万とか5万の部屋も悪くは無いですが、安く済んで美味しいものを食べられるのが一番うれしい！！という方にはお勧めできると思います。

車で上高地へとアクセスする場合、上高地の手前、沢渡（さわんど）にある駐車場に車を停め、沢渡ナショナルパークゲートからシャトルバスに乗り換えて行くというのが、一般的に良く知られている方法だと思う。
シャトルバスの始発はGWなどの繁忙期の週末ならば朝4：40、紅葉の時期だと4：40か5：40で、上高地までの往復割引で大人が2050円（片道1025円）だ。
上高地は朝・夕の空気が澄んでいる時の方が山も綺麗に見えるので、出来るだけ早い時間のバスで上高地入りしたいと考えるのはどの観光客も一緒で、朝一番のバスはかなり人気があり、それなりに早い時間からバス待ちで並ぶ必要がある。

でも、そのバスの待ち時間をゼロにする方法もある。

それは、タクシーの利用。
タクシーなんて乗ったら、高いでしょ♪という意見、
それは正しい。
でも、もし、タクシー代金がバス代と大差ないとしたら、どちらを選ぶ？

実は、沢渡駐車場から上高地までのタクシー代金は一律料金と決まっていて、片道4200円。
1人で利用したらお高い出費だが、オトナ4人で乗ったらどうなる？
大人4人の場合は一人片道1050円のタクシー代。
つまり、シャトルバスの運賃と殆ど変わらない金額（25円だけ高いけど）となる。

4人のグループで行けば間違いなく、タクシー利用が上高地での時間の有効利用にもお勧めだし、例え友人と二人の旅であっても、他に2人の観光客を見つけて相乗りしてしまえば4人利用。

早朝はタクシーの運転手さんも少しでも稼ぎたいので、「自分たちが二人だが、誰か他に2人の相乗りを見つけてくれれば乗車する」との意思を示せば、相乗り者を探しに行ってくれるそうだ。
特に上高地経由の穂高への登山を考えている方などは少しでも早く上高地INをしたいはずなので、バス代と全く変わらぬ料金で上高地へと行けるタクシーシェアは、有用なのではないかと思う。

上高地を愉しむために便利なのは時間を自由に使えるマイカーでの移動だが、春から秋の一般車に対する道路規制を行っているシーズンだけは、どうしても沢渡から先の部分は公の交通機関であるバスやタクシーに頼らざるを得ない。
私達もバスの始発である沢渡バスターミナルの沢渡駐車場に早朝に到着し、駐車場を確保したのだが、問題となったのはトイレ。

沢渡駐車場には張り紙があり、その紙には以下のように記してあった。
「夜間のバスターミナルのトイレは閉鎖します。バスの始発時間までお待ちください」

バスターミナルにはトイレがあることは事前に調べていたので、まさかそこが夜になると使えなくなるなんて想定外だった。
張り紙には続きがあり、
「道路を下ったところにも公衆トイレがあり、夜間でも使えます」と。

張り紙を見た私は目が点。
だって、夜に女性一人で真っ暗な道路を下って、トイレを探しに行け…というのか…と、ビックリ。

トイレには行きたいし、夜道を歩かねばならぬのか、どうすべきなのだろうか…張り紙の前で暫く悩んでいたのだが、トイレ問題は簡単に解決した。
張り紙には夜間閉鎖となっていたバスターミナルのトイレだが、朝の4時でもトイレ入口の鍵はかかっておらず、中も電気が点灯していて利用できる状態だった。

多分、「トイレ夜間閉鎖」の張り紙は上高地の閑散期用に作成された物なのだろうが、全く紛らわしい。
張り紙などのお知らせの類は、その時々に合った内容のものを掲示してほしいと思う。

お台場の夜景と云えば、車のヘッドランプが移りゆくレインボーブリッジが撮れる【お台場海浜公園】の砂浜が有名ですが、名が知られている割には人も少なく夜景撮影の穴場です。

車の軌跡を生かした写真など色々と撮影できますが、人が少ないという事は、何かあった時に助けてくれる人も殆どいないという事。
街灯も少ない暗がりで、人家や店も声の届くところにはありません。
50ｍほど離れた海岸沿いの道は夜間は殆ど通行人も有りません。

何かあった時に女性が一人で身を守れる場所…ではないと思います。

お台場海浜公園に夜景撮影に出かける時には複数人数で、女性の場合には信頼できる男性と一緒の方が心強いかもしれません。

ＪＲ安房鴨川駅前イオンの上階にあるコーヒハウス英國亭。
純喫茶風の佇まいで、お値段も鴨川価格として考えたら少し高めですが、コーヒーそのものはお勧めできるモノでした。

インドネシア産のマンデリン珈琲をいただきましたが、少し温度を落としたお湯で淹れた珈琲は酸味も少なく、コーヒーがあまり得意ではない同行者も美味しい!と飲んでいました。

個人的にはお勧めですが、若干残念だったのが器。
ケーキセットとしてオーダーしたのですが、ケーキのお皿とコーヒーカップのバランス（色味や模様の合わせ方）が微妙で、せっかく美味しいコーヒーなのに勿体ない気がします。

鴨川シーワールドの帰路の電車待ちの時間に利用した英国亭。
オトナな雰囲気のお店なので、電車に乗る前のホッと一息タイムにどうぞ。

鴨川シーワールドに訪れた時に、お昼に水族館を抜けだして安房鴨川駅まで戻り、ランチをしたのが駅前徒歩3分の磯料理・川京です。

磯料理・川京はご夫婦が営む小さなお店でしたが、磯料理の質は抜群。
私はご当地丼の【おらが丼】をお願いしました。
【おらが丼】とは鴨川地区の海鮮丼の総称で、各店舗が食堂ごとの個性を生かした【おらが丼】を提供していて、磯料理・川京の丼は【サザエおらが丼】。
【サザエおらが丼】はその名前の通り、１杯の丼に対してサザエ一匹が丸ごと使われていて、新鮮な肝も入った丼です。

ちらし寿司的な丼は比較的あちこちの食堂で食べられますが、サザエおらが丼が食べられるのは安房鴨川駅前の磯料理・川京だけ。

新鮮なサザエはコリコリとしていて食感も抜群でした。
サザエが丸ごと使われているなんて高いのでは…と思うかもしれませんが、そんなに高くは無く、サザエおらが丼：1100円。

サザエ好きの方にお勧めです。

鴨川シーワールドは、水族館フリークが選ぶ水族館2018☆第二位に輝いた水族館で、そのコンセプトは【生命（いのち）の輝きと、ふれあえる海】。
水族館と云うよりも海洋生物との出会いを楽しむ場所で、そんなに広くはない園内ですが、じっくり見て回ったら1日があっという間でした。

鴨川シーワールドでのシャチのパフォーマンスは日本一といわれていて、ダイナミックにシャチが活躍するショーは何回見ても楽しかったですが、オトナ女子旅に別にお勧めの海獣はベルーガ。

ベルーガはショータイムもあり水中パフォーマンスも楽しめましたが、個人的なお奨めはベルーガの素顔が眺められるショータイムの合間の時間。
自由にプールの中を泳ぎまわるベルーガの姿や、人間の子供に興味を持ってアクリルガラスにブニっと顔を押しつけてくる姿は癒しそのものでした。

ベルーガ水槽のあるマリンスタジアムは2018年の春に改修されたばかりで、最新の技術を用いたスタジアムは何処からでもベルーガの姿を眺められ、階段状のシートに腰を下ろしてゆっくりとベルーガを眺めるには最適な場所でした。


おまけとして、都内からのアクセスのお役立ち情報を入れておきます。
鴨川シ―ワールドへのお奨め交通手段は、JR東日本の周遊券【サンキューちばフリー切符】
　千葉県内発：3900円、東京都区内発4700円（大人）
　千葉県内発：1950円、東京都区内発2350円（子供）
　JR線、小湊鉄道線など2日間乗り放題
　利用期限：2018/9/1～2018/11/30
　千葉県外から鴨川への利用ならば、日帰りでも十分に元が取れます。
　2018年の夏に発売されたばかりの新しいタイプの周遊切符なのでまだあまり知られていませんが、東京都区内内から使える券種もあり都内からの日帰り旅にもお奨めです。

お台場で開催中の光の芸術【デジタルアート ミュージアム エプソン チームラボ ボーダレス】での昼食に、ホテル・グランド・ニッコウ・東京　台場のカフェ：ル・ブーケのアフタヌーン・ティを利用しました。

アフタヌーン・ティは1日10組限定で予約制ですが、2段プレート+サンドイッチで女性ならばランチとしては十分な量で、飲み物の種類も5種類あり飲み物のチェンジも可能。13：00-17：00でMAX5時間の利用ができます。
女子会としての利用も十分アリだと思います。

更に平日利用の場合には、OZや一休などの予約サイトから予約を入れると、カクテル1杯のサービス付となります。

お台場でのホテル・ランチ+ティータイムで2800円（サービス+税金込）は、かなりお得ではないでしょうか。

お台場で開催中の光の芸術【デジタルアート ミュージアム エプソン チームラボ ボーダレス】はTV、雑誌、ブログなどでその紹介を見ない日が無いほど大人気のイベント。

入場料が3200円/大人と高いのに、人気の作品はその作品室に入るまでに30分以上並ばなければならない…なんていう噂もあるちょっと敷居の高い場所でもあります。

更に光の作品数は40個以上あり、どれから見たらいいの～と行く前はかなり悩みました。
そこで、独断と偏見で選ぶ【チームラボ、オトナ旅で行きたいベスト3の作品】を紹介したいと思います。

【お勧め1位】ランプの森Forest of Lamps
〈呼応するランプの森〉との副題があるこの作品は、床・天井が鏡張りの部屋の天井から無数のランプがつりさげられている部屋。
ランプの色は幾色にも変化し、1回の入室時間制限である1分（短！）で見ることのできる色合いはせいぜい2色が限度で、できれば何度か入場し、時間を変えてランプの色合いの変化を楽しみたい部屋。
しかし、ランプの森はこのエキシュビションの中でも一番人気で、日中の時間帯は1分の入室のために30分並ぶのは当たり前。
でも、ランプの森が空いている時間もあり、それは開館直後の時間帯。
私も開館直後にランプの森へと行き、ほとんどゲストがいないランプの森の時間を愉しむことができた。
この開館直後の時間だが、当日の開館時間前の行列の状況によっては開館時間が繰り上がる場合も有るので、公式HPにある開館時間の30分前にはエントランスで待っている方が良いと思う。

【お勧め2位】光の彫刻空間：Light Shell & Light Vortex
少し奥まった場所にあるこの作品は、レーザー光線を多用した直線的な光の芸術。
スモークを燻らした暗黒の部屋の中で乱舞する光は、男性的な美しさ。
音楽に合わせて形を変える光は、モノクロバージョンからカラーバーションまで様々。
映画バイオハザード世界でのアリス役の女優ミラ・ジョヴォヴィッチ気分も味わえる。

【お勧め3位】クリスタルワールド Wonder through the Crystal World
クリスタルワールドは、第2位の光の彫刻とは正反対の女子受け間違いなしの作品で、天井から下げられた光の簾の色の変化を愉しむ作品。
まるで空の上で宝石箱をひっくり返してしまったかのようなキラキラ感はなかなか。
ここで、忘れてはいけないのは足元の鏡張りの中から浮かび上がる光景で、地の底から上昇してくる光の動きはなかなか他では味わえない。
更にスマホのアプリをダウンロードしておくと更に楽しめる特典もある。

【番外お勧め】グラフティネイチャー 山々と深い谷
運動の森にあるグラフティネイチャー 山々と深い谷は、一見すると子供の遊び場風だが実はオトナも童心に戻って遊べるエリアで、此処の特徴はお絵かき。
パターンの決まった下絵が準備されていて、そこにクレヨンで色を重ねていき、出来上がった絵を床面に投影するという単純な遊びだが、久々に手にするクレヨンは懐かしく、そして色を塗る作業は無心になれる。
また、実際に投影された自分の絵が会場内を縦横無尽に動き回る姿はなかなかのもの。
子供心忘れていないオトナならば楽しめる場所だ。

高麗（こま）神社はその昔に朝鮮半島にあった高句麗（こうくり）の王族由来の神社で、1300年前から日本に存在します。
神社の鳥居の前には将軍標とよばれる一対のモニュメント（魔除けの像、道祖神とも言われています）があり、それぞれに天下大将軍、地下女将軍と文字が彫られています。
将軍標の上部には人の顔をデフォルメしたモノが彫り込まれていますが、地下女将軍のお顔がユニークで、笑い顔でありながらも来るものを威嚇する強さを秘めた顔です。

地下女将軍と云えば、ダークな雰囲気を纏う妖艶な美女を想像してしまいますが、高麗神社の前に立つ将軍標のお顔は、ちょっと予想外てした。

将軍標は高麗駅と聖天院の前にもあり、日本国内でも高麗のように将軍標が密集して存在しているところは珍しいそうです。

参考までに：高麗（こま）の地名ですが、高麗（こうらい）と呼ばれた国の名前由来ではなく、高麗（こうらい）よりも前の時代に栄えた高句麗由来と云われています。

秋の彼岸花の最盛期の土日の巾着田では、日高市が無料駐車場と巾着田を結ぶシャトルバス（無料）を運航しています。
このシャトルバスは駐車場を利用しない電車旅の人も利用でき、巾着田から高麗神社を歩くところを一気にバスでワープすることができます。

歩いて巾着田から高麗神社まで行ったら30分程度かかるので、このシャトルバスは利用価値が大きいと思います。

高麗神社から高麗川駅までは、徒歩25分ほどで遠くも無く、そのままＪＲで川越まで行けば、埼玉の中の台湾“聖天宮”までの簡単アクセスできます。

巾着田と高麗神社、そして聖天宮を1日で巡る弾丸アジア旅。
巾着田のシャトルバスの運行日は、お勧めですよ♪

聖天院（しょうでんいん）があるのは、埼玉県日高市。
この地域はユニークなお顔の将軍標で知られた地で、1300年前に高句麗から亡命していた王族が小さいながらも国を構えていた地域です。
聖天院はその方々の菩提寺として建てられたお寺で、境内の一角には高句麗王若光の廟があります。

廟は質素で玉石をコンクリで固めた台座の上に祠があり、知らなければ素通りしてしまいそうでした。
高句麗王若光の廟を守るのは二匹の狛羊さん。
羊と云えばフワフワの可愛らしいイメージですが、こちらの羊さんは目つきが鋭く、番犬なら番羊の役割果たしていました。

坂戸市にある聖天宮は日本にある道鏡寺院の中でも最大級だと云われています。
民間信仰をから始まった道鏡信仰は、神話世界の神様たちを起源とする台湾や中国で発生した宗教で、その後利益は、商売繁盛、恋愛、合格祈願、呪詛…と多岐に及び、ある意味オールマイティな神様です。

お参りのやり方は日本の神社などとは異なり、独特の作法があり、おみくじを1つ引くにも前振りが結構長いです。
そして、そのおみくじ…。
けっこう当たっている気がします。
台湾式のおみくじは占いではなく、神様からの生活に対するアドバイス。
こんなことに注意を払えば、運気は悪い方には行かないでしょう…のような感じで読み解きます。

また、お宮本体もかなり見所があり、ガラスと陶器で作られた屋根飾りと石柱には龍が5000頭も彫られていて、豪華絢爛。
また、その龍の爪も良く見かける3本爪ではなく5本爪。

お宮のキラキラ加減は日光東照宮も顔負けで、コスプレーヤーさん達にも人気のお宮と云う事でした。

写真を撮りたい場合のお勧めは午前中。
午後はお宮の正面が逆光となります。

連休の中日(2018/9/23:日曜日)に高麗の巾着田へと行きました。
一番の花の見頃時期とあり混雑は想定していましたが、始発電車で家を出て朝7時前には巾着田には到着したものの、早朝にも関わらずそこはどこの有名行楽地かと思うような人の数で、その人気度の高さに驚かされました。
また、巾着田の上流・下流の中間地点にある屋台店（曼珠沙華まつりの会場）も朝7時半には営業が始っていてコーヒーの香りや美味しそうな料理の香が漂い、9時前には人気店の前には長蛇の列が出来ていました。

で、肝心の曼珠沙華の開花状況は…というと上流部分のゲート付近は終わりかけの花がみられ、残念な部分も有りましたが、下流部分はちょうど一番の見ごろ。
上流・下流も一緒に楽しめたのは見頃となって3・4日目である9/21・9/22だったのではないかと思います。

そして日高市の道路も大渋滞で、巾着田の脇の駐車場はあっという間に満車で臨時駐車場（高麗神社と日高市役所）を利用した方もシャトルバス(9/22-9/24期間限定運行で運賃無料）に乗れるまでに1、2便を待たなければならない状態でしたので、自家用車でアクセスされる方は時間的余裕をかなり大目に取るほうがよいですね。

私が巾着田に滞在したのは午前9時まででしたが、9時頃には園内の散策路は吃驚するような人の数でした。
ですので、彼岸花を落ち着いた環境で見たい場合には、少しでも人の少ない朝7時前がお勧めです。

2018年の入場料は300円です。
早朝は入場料金が必要ないとの情報もネット上にはありますが、少なくとも最盛期の時期は朝の7時前でも入場料金は必要でした。

デス・バレーのストーブ・パイプ・ウェルズはただの荒野。
しかし、その大地には真っ白いサラサラの砂からできた砂丘；Mesquite Flat Sand Dunes；
一般的にはSand Dunesと呼ばれる砂丘がある。

荒野の中に突然現れる砂丘はちょっと不思議な光景で、観光バスも立ち寄る観光スポットとなっている。

砂丘には駐車場も有り車を停めて砂丘へと歩いてアクセスできるが、美しい砂紋が見える丘陵地帯までは駐車場から片道20分以上は歩かなければならない。

私は真夏の昼頃に訪れたので、あまりの日光の暑さと砂の熱さに丘陵地帯まで行くのはギブアップ。
夏に砂丘の奥まで行きたい場合は、日中ではなく涼しい朝がお勧めだ。

また、砂丘と云うとサンダルで歩きたくなるが、夏はサンダルは絶対にNG。
サンダルでは、暑く焼けた砂が素足を火傷させてしまう。
真夏に行く場合こそ、スニーカーとソックスが必須となる。

デスバレー国立公園のエントランスチケットは、デスバレーのビジターセンターかStovepipe Wells村の自動販売機で買わなければならない。
多くの旅人は通り道にあるStovepipe Wells村に立ち寄るので、そこでエントランスチケットを買う場合が多いのだが、自販機の場合は無人なのでデスバレーの地図は手に入らない。

でも、安心して。
エントランスチケットを持ち、ビジターセンターでStovepipe Wells村の自動販売機で買ったと言えば、公園地図を貰うことができる。
私達はあらかじめインターネット（公式HPにPDF地図あり）から地図をダウンロードしていったので必要なかったが、ドライブする時に詳細な地図はある方が便利だ。

そして、ビジターセンター自体だが此処は地図以外に目的が無くとも立ち寄るのがお勧めの場所。
デスバレーの地質的な成り立ち等を映像を使って分かりやすく説明してあり、何故あのような海面下85ｍの大地が生まれたのかよくわかる。

世界最悪のゴルフコースの名はDevil’s Golf Course。
そこにはグリーンも無ければホールもない。
有るのは塩と砂が作り上げたボコボコの大地だけで、とてもゴルフをするようには見えない場所だ。

それもその筈。
Devil’s Golf Courseがあるのは、塩砂漠のど真ん中。
ユーモアのセンスのある誰かさんが、人が歩くのもままならないこの大地につけた名前が“Devil’s Golf Course”で、こんな荒れた土地でゴルフのゲームができるのは悪魔くらいしかいない…という意味らしい。

しかし、そんな不毛な土地、Devil’s Golf Courseは観光客がひっきりなしに訪れる場所でもある。
ゴルフも出来ないような荒れた土地に何故、観光客が集まるのか。

それは、一見不毛の土地に見えるこの場所に大地が作り出す不思議があるから。

その不思議は【クリスタルの蕾】。
Devil’s Golf Courseがあるのはデス・バレーのど真ん中。
デス・バレーの乾燥空気が大地に含まれるミネラルを再結晶させ、それがまるで地面から生えるクリスタルの蕾の様に見えるというものだ。
出来たての【クリスタルの蕾】は半透明で、本当にガラス細工のように見えるという事だが、崩れていないソレを見つけるのは並大抵の努力では難しいとのことだった。

Devil’s Golf Courseの中にひっそりと宿る【クリスタルの蕾】。
私も探したが、見つけだす事は出来なかった。

デス・バレーの高台にある展望台：ザブリスキーポイントは朝の景色がお勧めの場所です。
此処の岩は太古の時代の岩がいまだ砂にならず残った地質的にも珍しい岩で、その岩が一番美しく見えるのが、朝日の当たった直後です。

ザブリスキーポイントにある岩山は元々がマーブル模様の魅力的な岩たちですが、その岩に朝の長波の光が当たると、金色（こんじき）に輝きだします。
岩が輝く時間帯はほんの2分位と短く、その後はただの白っぽい岩山になってしまいます。

デス・バレーの中心にあるファーニス・クリークに宿泊するならば、朝のザブリスキーポイントの絶景はマスト。
ちょっとだけ早起きをして、此処でしか見られない金色の岩の光景を味わってみてください。