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ウェンディさんのクチコミ(98ページ)全2,269件

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  • お猿さんたちが示すものは、“人生”らしいが、彫刻のみからそれを読み解くのは難しい。

    投稿日 2014年10月30日

    日光東照宮 日光

    総合評価:4.0

    日光東照宮で有名な、三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)は、実は、8枚の彫刻から作られた物語の一葉に過ぎない。
    8枚の彫刻は、誕生から、次世代への世代交代までの人生を表すと云われているが、説明を読まずに彫刻だけ見ると、なかなか製作者が意図したように(もしかしたら人生説は後世の人間の後付け解説の可能性も)読み解くのは難しい。

    解説を知ったうえで、自分なりの考えで読み解く猿の物語。
    シンプルな色彩のお猿さんたちの物語を考えていると、あっという間に時間が過ぎてしまう場所だ。

    旅行時期
    2014年10月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    4.0
    日光東照宮、有料区域に入場後すぐ
    人混みの少なさ:
    4.0
    有名なので、多くの見物客
    見ごたえ:
    4.0
    8枚のパネルは面白い

  • お猿さんは、馬の守り神 / 彩色の少ないその素朴さが、和の美しさ

    投稿日 2014年10月28日

    日光東照宮 日光

    総合評価:4.0

    日光東照宮の三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)は、誰もが知る日光のお猿さん。
    でも、其の猿が彫られているのが、馬のお家である…と云う事は、あまり知られていない。

    三猿が彫られているのは、神厩舎(しんきゅうしゃ)と云われている神馬の馬屋。
    その昔は、馬と共に猿を飼っていたそうだが、東照宮が建立されたころには、猿の彫刻を厩舎に施すことで、馬を病気から守る魔よけとする…システムになったらしい。

    この神厩舎は豪華絢爛な東照宮の中では唯一の質素な素木造りで、漆等での装飾は無い。
    しかし、その素朴な色彩こそが和の美しさである…と云う気もする。

    旅行時期
    2014年10月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    4.0
    日光東照宮内 有料エリア
    人混みの少なさ:
    3.0
    三猿の前には多くの観光客
    見ごたえ:
    4.0
    8枚の猿の絵は見ごたえあり

  • 東照宮は、事前学習をしておく方が楽しめる/パワースポット巡りや謎解き巡り…

    投稿日 2014年10月28日

    日光東照宮 日光

    総合評価:4.5

    日光東照宮は、見どころが沢山な場所。
    ただ、ぽうっと歩いていると、せっかくの見所を見逃してしまう可能性が高い。
    勿論、東照宮の案内ガイドを頼むという方法もあるが、それはお金に余裕がある方々のやり方であり、なかなか個人旅行の庶民には真似ができない。
    最近のガイドブックはかなり丁寧に解説してあり、それを熟読すれば事前学習の知識としては十分だと思う。

    また、東照宮のその他の楽しみ方としても、いくつか考えられる。
    例えば、パワースポットとしての東照宮を楽しむ旅…東照宮には様々な神獣や神様の彫刻や絵があり、それぞれに謂れがあり、パワースポット的な場所も多い。二荒山神社や輪王寺と絡めてパワースポット巡りも女性には楽しいかもしれない。

    ちょっとマイナーな楽しみ方としては、謎解き巡り…なんていうのもある。
    日光東照宮の立地や建てられた歴史的背景、そして天海上人は何者だったのか…童謡に込められた日光の秘密…などなど、世界遺産としての東照宮以外にも、楽しみ方は沢山ありそうだ。

    旅行時期
    2014年10月
    利用した際の同行者
    友人
    アクセス:
    5.0
    日光駅(東武・JR)から歩いて約30分
    人混みの少なさ:
    4.0
    朝早くても、大勢の観光客。
    バリアフリー:
    3.0
    石段が多く、車いすでは難しい。
    見ごたえ:
    4.5
    事前学習をすれば、様々な楽しみ方ができ、面白い。

  • 東京発ローカル線でお安く行く日光One Day Tripは、東武線快速がお財布に優しい

    投稿日 2014年10月28日

    東武日光駅 日光

    総合評価:4.0

    2014年10月の情報です。
    秋の日光へと足を伸ばしました。
    東京から日光へ行くための手段としては自家用車・電車・バス等がありますが、日光駅周辺の観光を日帰りで…とする時のお勧めは、ローカル線である東武線。
    浅草始発の東武線快速電車を利用すれば、約2時間で、世界遺産日光へと行くことが出来ます。
    勿論、日光行の電車には特急もありますが、ローカル線との価格差は約2倍。
    でも、その所要時間は30分程度しか変わらないので、お勧めはローカル線の快速電車利用です。

    10月の日帰り旅では、日曜日の始発の快速電車を利用しました。
    浅草発が、朝6:20。
    浅草駅での乗車率は80%程度でしたが、次の停車駅(北千住駅)では100%超えで、座席に座れない乗客の方もいらしたので、日光まで行く場合には多少早起きしてでも、浅草からの乗車がお勧めです。

    そして、日光からの帰りの快速は、発車時間の30分前に駅に東武日光駅につき、電車が来たらすぐに席を取る方が良さそうです。
    私たちも、混むだろうことは予想していいましたが、発車15分前には全ての座席がほぼ満席状態になったのには驚きました。
    電車は出発時刻の約30分前位に入線してくるので、30分前行動が基本となります。

    快速電車を利用すれば、朝8:30〜夕方17:00まで、約8時間の日光の滞在時間となり、東照宮周辺の寺社巡りには十分な時間です。
    快速の乗車賃は浅草−東武日光で、1360円/片道でした。

    旅行時期
    2014年10月
    施設の快適度:
    4.0
    2時間の電車旅。6両編成の車両にはトイレもアリ。

  • 8月のCloud Factory;モンテベルデ自然保護区は、ナウシカの世界

    投稿日 2014年10月09日

    モンテベルデ自然保護区 モンテベルデ自然保護区周辺

    総合評価:5.0

    2014年8月に家族でコスタリカを旅し、モンテベルデ自然保護区へと行きました。
    雨季の自然保護区は、基本的には乾季と殆ど変らないのですが、今年の8月は、散策路の内、外周を廻る散策路(Sendero Pantano、Sendero Chomogo、Sendero El Rio)が立ち入り禁止となっていました。

    ガイドブック等では、モンテベルデ自然保護区は鳥や蘭の花で有名となっていますが、8月にココを訪れて感動したのは、昆虫たちと着生する苔の美しさ。

    翅が透き通る蝶や、瑠璃色に輝く甲虫、そしてゾウムシたち…。
    様々な小さな虫たちがモンテベルデの小宇宙の中で、息づいていました。

    そして、木々が纏う苔。
    淡い緑色から深い碧色までの幾種もの苔が熱帯雲霧森の木々の樹皮に着生し、さらにその苔を揺りかごとして、二次的な着生植物が繁茂する世界が広がっていました。

    森の中はしっとりとした空気に満たされ、その中にいるだけで体が浄化されるような空間がモンテベルデにはありました。

    日本からのツアーだと、ほんの2時間程度滞在するだけで終わりになってしまうことの多いモンテベルデ自然保護区。
    出来れば、丸1日、ゆったりと滞在したい場所です。

    旅行時期
    2014年08月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    観光の所要時間
    1日
    アクセス:
    3.0
    路線バスは1日5本。歩いた場合はサンタエレーナ村から1時間以上。
    コストパフォーマンス:
    4.0
    安くはないが、環境保護税と思えば高くはない。
    景観:
    5.0
    まさに王蟲の森
    人混みの少なさ:
    5.0
    雨季の8月は人も少なく、ゆっくりと自然を堪能できる

  • 路線バスは1日5本

    投稿日 2014年10月09日

    モンテベルデ自然保護区周辺

    総合評価:4.0

    2014年8月にモンテベルデ自然保護区を訪れた際の路線バスの情報です。

    サンタエレーナ村−モンテべルデ自然保護区間の路線バスは1日5本でした。
    バス停はありますが、ここのバス停を使わなくても乗り降りすることが出来ます。

    乗り降りの方法は簡単。
    バスが通過する時間帯に路線の脇に立ち、運転手に分かる様に手を挙げればバスは停まってくれます。
    停留所外で降りる時は、バスに乗る時にホテル名等を告げれば、その近くで降ろしてくれます。
    運賃は、片道600コロン。
    米ドルやカードは使えないので現地通貨を乗車前に準備しておかなくてはなりません。

    (バスの運行時間:写真参照)

    旅行時期
    2014年08月

  • 樹木は遺跡を抱き、遺跡は揺りかごとなる

    投稿日 2013年04月18日

    アンコールワット シェムリアップ

    総合評価:5.0

    カンボジアの遺跡は樹木と共存している。
    しかし、共存共栄ではない。
    木々は根の力で遺跡が崩れるのを防いでいる。
    遺跡は鳥の糞の中に潜む種の為に、小さな根を張る場所を提供している。
    しかし、遺跡は所詮人間が作ったもの。
    いつかは大地に還る。
    その時、大きくなった木は地面へと根を下ろし、この地をジャングルへと変える。
    木は遺跡を守るが、栄えさせてはくれない。
    でも、それが自然の理だ。


    1997年にアンコールワットを案内してくれた年老いたガイドさんの言葉です。

    樹木の根が守る遺跡と、種が根付く場所を提供する遺跡。
    彼らの関係は未来永劫には続かない。でも、それが、自然というもの。



    遺跡と木々の声に耳を傾けながら遺跡見学も良いものです。

    旅行時期
    1997年01月
    利用した際の同行者
    友人
    観光の所要時間
    2日以上

  • 勤労トラベラーの二者択一~雨季・乾季のどちらのシーズンを選ぶ?~コスタリカへの旅

    投稿日 2014年09月27日

    サンホセ

    総合評価:5.0

    コスタリカへの前に集めた情報と実際に旅をして得られた情報を、雨季・乾季別にまとめてみました。

    【雨季の旅】
    ・雨季と云うと1日中雨のイメージだが、雨が降るのは15時~夕方の2時間位が多い。
     8日間の旅でカサが必要な雨は3日間で、あとは霧雨程度。
     天気は予想以上に良かった。
    ・雨季はジャングルの木々も元気で、鬱蒼と植物が繁茂する密林を見ることが出来るが、 逆に葉が繁茂している故に、小型の鳥類は見つけるのが難しい。
    特にケツァールは尾羽の短い時期でもあり、見ることは難しい。
    ・観光客の数は少なく、国立公園や保護区の中はゆっくりと散策できる。
     マヌエル・アントニオの現地ガイドの方は、乾季のピーク時はヒトが多すぎて、動物も昆虫もトレック道の傍には出てこないため、雨季の方がお勧めだと言っていた。
     ホテルも空いているので閑散期割引で宿泊できるところが多い。
    ・日本からの航空券の代金
     お盆と年末を比較する場合だが、お盆の時期は16万~35万円位、年末は25万円~35万円位で、チケットの種類にもよるが、お盆:雨季の方が安かった。
    ・ジャングルの中の蚊等の刺す虫。
     雨季の旅での一番の心配は刺す虫だったが、現地購入の虫よけスプレーの効果もあり、殆ど虫には刺されなかった。
    ・コルコバード(カーニョ島沖)で鯨を見たいならば、雨季の8月が親子鯨の姿が見られるのでお勧め。
    ・トルトゥゲーロでの亀の産卵を見たい場合も産卵期は雨季。
    ・気温
    海岸部(コルコバードやマヌエル・アントニオ)の日中の気温は体感で30℃~33℃位だが、朝・晩は涼しい風が吹き、気持ちよく過ごせる。
     関東地方の夜も蒸し暑い夏よりもコスタリカの方が過ごしやすい。
     モンテベルデの雨季は半袖でも過ごせるが、朝晩は長袖が必要。
    ・一般道の状況
     雨季には、一般道が雨季の大雨で冠水し通行止めになる可能性もある。
     個人で旅する場合は、最悪の事態を想定したバックアップのプランが必要。


    【乾季の旅】
    ・意外なことに快晴の日と云うのは少ないそうだ。(マヌエル・アントニオのガイドによる)。
    ・ジャングルの川の水量も減り、木々の葉は元気がなくなるが、実はそこがポイント。
     小さな鳥を探すには鬱蒼と繁る木々の葉は邪魔なので、鳥を目的でジャングルに行くならば乾季がお勧め。
    ・ホテル代金は、乾季は高値で、特に年末は最低宿泊日数を設定している宿も多い。
     また、人気の宿は1年前に予約しないと半年前ではもう満室…と云う場合もある。
    ・気温は、乾季が若干、寒い。
     特に標高の高いモンテベルデでは、薄手の防寒具がある方が良い。
    ・長靴の必要性
     乾季の旅の場合は長靴が不要と思われるが、コルコバードへ行く場合は長靴必須。
    ・国外からの観光客の数は、乾季>>>雨季となる。
     特に野生動物などは人が多いと森の奥からは出てこなくなるので、朝一番に自然の中に足を踏み入れるのがよいかもしれない。

    コスタリカの旅、一般的なベストシーズンは、ケツァールの尾羽が長くなる乾季の1月中旬以降だと思われがちですが、コスタリカで何をしたいか如何により、旅のシーズンは変わってきます。

    私のコスタリカ旅の目的は【野生動物や昆虫にたくさん出会い、鬱蒼とした木々の生い茂るジャングルを味わう】であったため、雨季を旅のシーズンとして選びました。
    また、雨季の航空運賃の安さも家族旅行には魅力的でもありました…。


    ~実際に雨季を旅してみて感じたこと~
    現地の虫よけ剤さえ塗布すれば蚊に刺される心配は殆ど必要なく、レンジャーステーションで野性的な日々を過ごしたコルコバード、バク等の野生動物に出会えた森、鳥人間となり・王蟲の森を歩いたモンテベルデのジャングル、イギリス海岸の岩畳が紅に染まる夕陽、カーニョ島での親子鯨のランデヴー等、日本を飛び立つ前に考えていた以上のワイルドなコスタリカの自然を味わうことができました。

    そして、ジャングルでの雨。
    一度大雨が降り始めると、ジャングルのトレックはあっという間に水が足首よりも上まで上がり、どこが道だか分からなくなります。そして、木々もシェルターの役割を果たさず、樹に落ちた雨粒は滝の様に頭の上へ降り注ぎ、下着までびっしょりに濡れてしまいました。

    雨季に旅したコスタリカは、様々な経験が出来た旅となりました。
    雨季だからって、楽しめない…と考えるのは少し違うかもしれません。
    雨季には雨季なりの楽しみ方があり、そして、乾季には乾季の楽しみ方がありそうです。


    どちらの時期を選ぶかは目的により様々なので、コスタリカを旅先に選ぶ場合は、いつもの旅以上にじっくりと目的とシーズンを考えて、旅の時期の選択と宿泊施設の早めの予約がお勧め♪です。

    旅行時期
    2014年08月

  • 旅物価は…安くはない/コスタリカ

    投稿日 2014年10月02日

    モンテベルデ自然保護区周辺

    総合評価:4.0

    2014年夏に旅したコスタリカの物価に対する情報です。

    旅の前に調べた情報では、コスタリカの物価は日本の7割程度とありましたが、実際に旅をした感覚では、7割と云うのは実生活における物価の事だろう…という感じでした。

    特に物価高を感じたのは食事関係の出費です。
    町角で行っているお持ち帰り用のスライスピザが5米ドル。
    ミネラルウォーターは2L200円程度(スーパー)。
    殆ど日本の物価と変わらない気がします。
    レストランも都市部や観光地では、日本と殆ど変らない、もしくはチップの分、若干高めにつくかもしれません。
    一番旅物価の高さを感じたのは、モンテベルデです。
    モンテベルデのレストランでは、ハンバーガーのプレート(軽食程度の量)が13米ドル位で、高いな~と感じました。

    また、観光地間の移動の交通費もそんなに安くはありません。
    ミニバスと呼ばれる観光地を結ぶシャトルバスは、1日1便で4時間位の移動であれば一人50米ドル程度です。

    各観光地で開催されているアクティビティも平均的な中米価格から見たら、こんなにするの…!と驚く様な金額設定です。(国立公園や保護区内での物価が高いのは環境保護資金確保のためで、此処は仕方がないの部分でもありますが…)

    そんな旅物価の高いコスタリカで、節約できる部分は食費です。
    特に朝食などは、スーパーでパンや果物を調達してきて、あとはコーヒーでもあればお部屋のテラスで海や森を見ながら優雅に朝食が出来ます。
    ただ、注意したいのがコスタリカのホテルには、ポットは備品として置いていないのが普通であるという事。
    日本から海外対応の湯沸しポットを持っていく方が、節約すべき部分では節約ができ、出費にメリハリのある旅になるかもしれません。

    旅行時期
    2014年08月

  • ターザン気分で空中滑空!&吊り橋ウォーク/Selvatura Park

    投稿日 2014年09月25日

    セルバトゥーラ パーク モンテベルデ自然保護区周辺

    総合評価:5.0

    2014年8月に家族でコスタリカを旅し、モンテベルデでは熱帯雲霧林を楽しみました。
    モンテベルデには自然保護区以外にも様々なアクティビティがありますが、お奨めなのが、Selvatura Park(セルバトゥーラ パーク)での森林滑空と吊り橋ウォーク。
    (Selvatura Park以外にも同じような施設にSkywalkもあります)

    Selvatura Parkについては日本語のガイドブックには記述がないので、少しだけ紹介します。

    【行き方】
    Selvatura Parkへはサンタエレーナ村からタクシーでも行けますが、無料の送迎バスが1日に4本あります。
    各ホテルごとにピックアップ時間が決められているので、その時間にホテルの前の道路で待っていて、バスが来たら手を挙げれば止まってくれます。
    ただし乗車は予約者優先なので、送迎シャトルを希望する場合は、あらかじめ予約をしておく方が安心です。

    【アクティビティ】
    アクティビティの種類は大きく分けて2種類あります。
    Zip Line CanopyとTree Top Walkways。

    Zip Line Canopy(空中滑空):大人45米ドル、子供30米ドル
    基本は予約制ですが、私達は到着してから申し込みました。
    木々の間に渡したケーブルに滑車を付けて滑り降りるアクティビティでスリル感と景色の良さは最高です。
    ケーブルの数は15本。
    怖くない…と云えば嘘になりますが、慣れて来れば景色を楽しむ余裕もできます。
    途中にターザン・スイングと云われる超巨大ブランコもあり、大人も子供も楽しめます。

    写真は、滑空しながら撮影することはよほどのバランス感覚がないと難しいです。
    オプションでカメラ(動画)付ヘルメットを借りるという方もあるので、Zip Line Canopyでの滑空中の写真が欲しい方は、OP利用が良いかもしれません。


    Tree Top Walkways(吊り橋ウォーク):大人子供同額30米ドル
    熱帯雲霧林の中に掛けられた地上30mの吊り橋で、
    その吊り橋を渡り、木々の上から眺めるジャングルの様子を楽しみます。
    大きなシダが円形に葉を茂らす様子や、不思議な木の実、苔の生えた大きな樹に着生する蘭など、地上に居ては絶対に見ることのできない景色が目の前に広がります。
    吊り橋の数は全部で8本(Skywalkは7本)あり、吊り橋の高さは12m~60m。
    吊り橋は殆ど揺れないので全く怖くはありません。

    その他、蝶園、爬虫類園等の施設があり、私達は朝8時過ぎに到着してから約7時間、午後3時の送迎バスの時間まで、たっぷり遊びました。
    帰路の送迎バスは、ホテルでも、サンタエレーナ村でも好きなところで降ろしてくれます。

    往路のバスのピックアップタイムの詳細は、写真にて。
    帰路のバスがSelvatura Parkを出発するのは、11:00、13:30、15:00、16:00です。

    Selvatura Parkのホームページ(予約も此処から可能):http://www.selvatura.com/

    旅行時期
    2014年08月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    観光の所要時間
    1日
    アクセス:
    4.0
    サンタエレーナ村からシャトルバス20分
    景観:
    5.0
    木々の間を滑りぬけるZip Line Canopyの景色は絶景!
    人混みの少なさ:
    4.0
    そんなに混んでいなく楽しめた

  • 地元野菜目当てならば、開店と同時に行くべし!/たてしな自由農園 (原村店)

    投稿日 2014年09月27日

    たてしな自由農園 原村店 富士見

    総合評価:4.0

    八ヶ岳ハイキングの帰りに立ち寄った【たてしな自由農園 (原村店)】。
    此処は、高速のインターからも10分と近く、山歩きをした後に、お土産を買ったり、小休止をするのに、オススメな場所です。

    農作物やお土産物直売所とレストランの二つの建物で構成されていて、お買い物も食事も楽しめます。
    11時前に立ち寄りましたが、農作物直売所は県内外のナンバーの車で大賑わい。
    お目当ての新鮮な地元野菜は、もう空になっている陳列棚も見られ、お昼頃には完売しそうな勢いでした。
    それでも、キュウリ、ネギ、小松菜、キノコ…と地元野菜を沢山と、信州名産のおやきを購入することが出来ました。

    そして、ここでのお目当てはレストラン棟にある高原ソフトクリーム。
    牛乳の濃厚な風味がガツンとくるソフトクリームは我が家のお気に入りです。

    お野菜を目当てでここを訪れる場合は、早めの時間の方が良さそうです。

    旅行時期
    2014年09月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    アクセス:
    4.5
    美濃戸登山口からは車で10分弱。
    お買い得度:
    5.0
    地元の新鮮野菜が安い!
    品揃え:
    4.0
    野菜だけでなく、加工品も沢山。

  • 敷地内にミニ・トレックのあるホテル〜モンターニャ・モンテベルデ〜

    投稿日 2014年09月23日

    Hotel de Montaña Monteverde モンテベルデ自然保護区周辺

    総合評価:4.5

    2014年8月にコスタリカを家族で旅し、モンテベルデ地区(正確に表現するならばサンタエレーナ村)には2泊しました。
    宿泊先は、ホテル・モンターニャ・モンテベルデ【Montana Monteverde】です。


    【立地】
    モンテベルデ自然保護区のゲートであるサンタエレーナ村の中心地(インフォメーション)から徒歩30分(登り坂の途中)にあります。
    ホテルから歩いて5分圏内(下り方向)には、おばあちゃんが店番をする小さなパン屋さんが1件あります。
    10分圏内にはレストランが3件程(下り方向)、小規模なスーパー(日用品+果物レベル)が1件あります。
    上り方向は10分歩いても、お店は殆どありません。
    ホテル棟は高台に建ち、天気が良い日の夕方には、熱帯雲霧林の更に向こう側の景色までが見えました。

    【設備】
    ホテル棟はQベッドが2台と広いベランダがついています。
    浴槽はありましたが、お湯の貯蓄量があまり多くないので、大人数が使うとお湯が途中で切れてしまいます。
    入浴の際はお湯の配分を考える必要があります。
    室内に冷蔵庫もありました。
    エアコン完備ですが、雨季の夏場ですら、冷房は必要ありませんでした。
    朝晩は寒くて、長袖を着用していたほどです。
    室内は広く、スーツケースを広げるスペースは十分にあります。

    【食事】
    朝食付きでした。
    朝食は、フルーツのほかに主食をパンケーキ、豆ごはん、フレンチトーストから選ぶことが出来ます。また、卵も焼き方を指定して焼いてもらえます。
    朝食時は、テラス席からはハチドリの姿も楽しめます。
    夕食もレストランで食べることが出来ますが、かなりの観光地価格です。
    ただ、モンテベルデ地区では、どこのレストランへ行っても、日本以上の外食料金となるので、街灯もない夜道を遠くまで出歩くよりは、ホテルで食事をする方が安心してのんびり過ごせるかもしれません。
    アルコールの好きな方には朗報です。
    毎日15:00~17:00までHappy Hourを実施していて、食前酒が割引料金となります。
    折角なので私も利用しましたが、モヒートで5米ドルでした。
    レストランのテラスや部屋のテラスで飲むことが可能です。

    【その他の情報】
    敷地内に小さな森があり、ミニ・トレックを楽しむことが可能です。
    歩くならば、朝陽が昇った直後の時間帯がお勧めで、森に棲む小動物との遭遇の可能性もあります。
    ホテルの通称名はモンターニャ(Montana)。
    シャトルバスで、降りる場所を言う時は、Hotel Montana, Por favor (オテル モンターニャ ポル ファヴォール)で通じます。

    旅行時期
    2014年08月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    家族旅行
    1人1泊予算
    5,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    3.5
    まあ、こんなものという感じ(写真参照)
    サービス:
    4.0
    スタッフは英語も堪能。
    バスルーム:
    3.5
    大きめの浴槽だが、お湯切れ注意!
    ロケーション:
    5.0
    サンタエレーナ村の中心からは徒歩30分。ベランダからの見晴らしがよい。
    客室:
    4.5
    広く、スーツケースを広げるスペースも十分にある

  • 2014年の曼珠沙華、開花状況【権現堂桜堤】

    投稿日 2014年09月23日

    さって曼珠沙華まつり 幸手・久喜・栗橋

    総合評価:5.0

    2014年9月23日に曼珠沙華を見に権現堂へと足を運びました。

    【開花状況】
    ・駐車場側の斜面…満開で見頃
    ・堤の上の遊歩道…見頃は過ぎているものもチラホラ
    ・中川側の斜面…七分咲きで、次の週末位が満開かも。

    【駐車場】無料
    P1(第1駐車場)は午前10時でも空きがあり、駐車可能な状態。

    【その他の情報】
    環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されているフジバカマが花の時期を迎えている。
    JA農産物直売所;さくらファームは10時の段階で、かなりの大盛況。
    地元産のお野菜が沢山おかれていたのだが、あっという間に無くなっていった。

    【幸手駅からの道順】
    幸手市のホームページに道案内がある。
    幸手駅の駅前にある交番は、権現堂までの道を尋ねる人で大盛況だった。
    道案内はお巡りさんの仕事の一つではあるが、交番から人がはみ出るほど並ぶ状況は普通ではない。
    ホームページを見れば行き方情報はあるので、行く前にチェックを忘れずに!

    幸手駅から権現堂への地図:http://www.satte-k.com/map.pdf

    旅行時期
    2014年09月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    幸手駅から徒歩30分。結構距離があるので年配の方は、本数は少ないがバスまたはタクシーお奨め。
    人混みの少なさ:
    3.5
    桜の時期ほどは混まない
    雰囲気:
    4.0
    妖気すら感じられる一面の曼珠沙華

  • 旅人の味方~Mini Bus~

    投稿日 2014年09月20日

    マヌエル・アントニオ国立公園周辺

    総合評価:4.0

    2014年8月に家族3人でコスタリカを旅しました。

    コスタリカの物価は日本の約7割と云われていますが、観光産業が国を支えている国ですので、観光関連の費用は安くはなく、観光客にとっては国内移動の費用負担がそれなりに必要となってくる国です。
    コスタリカ国内に散らばる観光地間の移動は、専用車を手配しての移動が一番楽なのですが、全ての移動を専用車を利用するとなると、費用がかなり高くついてしまいます。
    また、各地を結ぶ地元の人用の路線バスはありますが、あまり本数も多くなく、安全面から見ても路線バスの利用はあまりお勧めできないようです。

    しかし、この国にも旅人の味方となる交通機関が存在します。
    その交通機関とは、8人乗り程度のワゴン車で通称Mini Busと呼ばれている定期ツーリストバス(シャトルバス)。
    このMini Busは、運行区間は定められていますが、A地点からB地点へと移動する場合、A地点の指定のホテルまで迎えに来てくれて、B地点の指定のホテルで降ろしてくれます。
    便数は1日1便、多くても2便と少ないですが、確実に目的地まで運んでくれるので、一人旅の女性でも安心して利用できます。

    私達3人も、マヌエル・アントニオからモンテ・ヴェルデへの移動にInterbus社のMini Busを利用しました。
    料金は一人49米ドル。
    運賃が物凄く安いわけではありませんが、ホテル前まで迎えに来てくれて、荷物を乗せたらそのまま目的地へと運んでくれるので安心感がありました。
    運転手さんは、基本スペイン語ですが英語もOKでした。

    マヌエル・アントニオ~モンテ・ベルデまでは、途中トイレ休憩(15分間)が1回入って、約4時間半。
    最初は私達3人だけでしたが、途中からアメリカ人の女性たちも乗り込んできました。
    オフシーズンと云う事もあり、車の中が込み合わなかったのでありがたかったです。

    参考ホームページ
    【定期ツーリストバス:通称Mini Bus】
    Inter Bus:https://www.interbusonline.com/home/home.asp#
    Gray Line:http://www.graylinecostarica.com/

    【貸し切り可能なMini Bus】もあります。
    Private Transfers:http://www.anywherecostarica.com/transportation/privates

    Private Transfers…任意の時間にホテルに迎えに来てくれる貸切のMini Busです。
    グループ旅の場合は、区間によっては定期ツーリストバス×人数分よりも安価となる場合があるので、調べる価値はあります。

    旅行時期
    2014年08月

  • 女性に人気の山小屋☆その理由は…【硫黄岳山荘】

    投稿日 2014年09月18日

    硫黄岳山荘 茅野

    総合評価:4.0

    2014年9月に八ヶ岳を歩き、硫黄岳山荘で一泊。
    硫黄岳山荘はお客さんの割合は女性が圧倒的に多い山小屋。
    いくら山ガールが多くなったからって、ココまで多いのは不思議…と思い調査を開始。

    ここに女性に宿泊者が多い理由…その理由は、硫黄岳山荘が女性好みの施設であること。

    まずは、トイレ。
    八ヶ岳の小屋では水洗トイレが比較的普及しているが、此処のお手洗いはウォッシュレット付。勿論、便座もあったかい。夜に座った途端にヒヤリとして飛び上がることもない。

    そして、洗面所。
    電気も明るく、清潔。
    女性によっては、朝のマスカラはご飯よりも大事…だという方もいるだろう。
    化粧をする時に明るいライトがある鏡の付いた洗面所は魅力的だ。

    最後に、私が感心したのは集合部屋での布団の敷き方。
    グループ客以外は、見知らぬ男女が隣り合わせにならないように布団の位置をスタッフが指示していく。
    うら若き女性にとって(うら若き男性にとっても)隣の布団が見知らぬ異性…と云うのは、ちょっとだけ気になる部分。
    そんなところにも配慮してあるのは嬉しい。

    また、温水シャワーも15分500円で利用できる。
    夏場の登山には便利だと思う。

    朝陽も夕陽も楽しめる硫黄岳山荘。
    なかなかお勧めだ。

    旅行時期
    2014年09月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    家族旅行
    1人1泊予算
    10,000円未満
    アクセス:
    3.0
    山小屋にアクセスって…麓から最短で5時間かな。
    コストパフォーマンス:
    4.0
    素泊まり7000円 朝・夕食付9000円
    客室:
    4.0
    清掃も行き届いている
    接客対応:
    5.0
    スタッフの方は感じがよい!☆☆☆☆☆
    風呂:
    5.0
    洗面所とトイレは女性好み

  • 硫黄岳~横岳ルートは、ロック・クライミングの名所!

    投稿日 2014年09月18日

    硫黄岳 茅野

    総合評価:4.0

    2014年9月の情報です。
    美濃戸口から南沢経由で赤岳へと登り、横岳へと歩き、硫黄岳へと抜けました。

    横岳はゴツゴツとした稜線を持つ岩山で、ココを抜けるとホットしてしまいますが、硫黄岳までの道すがら、ちょっと面白いポイントがあります。

    それは、大同心、小同心と云われる長野県側の岩。
    この岩たちは、岩登りの練習場として有名で、夏場には多くのクライマーたちが練習しています。
    本当に高い岩山でのクライミングの練習風景を間近に見れる場所は、そう多くはありません。
    横岳の難所を過ぎてからも、ちょっと岩山に目を凝らしてみてください。

    旅行時期
    2014年09月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    アクセス:
    3.0
    最短で登山口からは4時間〜5時間
    景観:
    5.0
    晴れていれば、赤岳、横岳、阿弥陀岳の嶺が広がる
    人混みの少なさ:
    3.0
    赤岳ほどは混んでいない

  • 赤岳~横岳の稜線はエキサイティング!体力に余裕がある時間帯に歩こう。

    投稿日 2014年09月18日

    赤岳天望荘 茅野

    総合評価:5.0

    2014年9月に八ヶ岳を歩きました。
    登山ルートは、美濃戸口から南沢経由で赤岳へと登り、横岳へと抜ける登山道を歩きました。

    赤岳から横岳への道は稜線の尾根道で見晴らしもよく、最高の景色を楽しめます。
    でも、それは天気が良かった場合の話。

    此処の山道はクサリや梯子を用いる岩登りが多くあり、強風時や雨天時にはちょっと危険度が増しそうな感じです。

    山の天候は急変することが多いので、赤岳~横岳を歩くプランを組む時は、体力の温存との兼ね合いも重要です。

    旅行時期
    2014年09月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    アクセス:
    4.0
    赤岳までは、どんなに頑張っても5時間かな。
    景観:
    5.0
    晴れていれば最高の景色。
    人混みの少なさ:
    2.0
    真冬以外は混んでると思う。

  • 【毎日あるぺん号】は毎日運航ではない!?

    投稿日 2014年09月15日

    茅野

    総合評価:3.0

    八ヶ岳を美濃渡口から歩く場合、関東からの交通手段として便利なバスは、【毎日あるぺん号】という名の登山バス。
    【毎日あるぺん号】は、東京都の竹橋駅や八王子駅等を深夜に出発し、早朝に美濃渡口に到着する。(夕方発深夜着、八ヶ岳山荘の仮眠室利用のコースもアリ)

    毎日…という冠がつくので、毎日運航しているのかと思いきや、9月は朝着プランの設定日は6日間だけ。
    毎日…というのは、毎日旅行が企画し毎日新聞社の本社前から出発するから…らしい。

    企画旅行の名前なら構わないが、バスの名前だと紛らわしい…と思う。

    2014年版 登山バスのコース案内
    http://www.maitabi.jp/bus/2014bus/2014bus.pdf

    旅行時期
    2014年09月
    コストパフォーマンス:
    4.0
    片道5200円なので一人ならば自家用車で高速を使うよりも安い
    乗り場へのアクセス:
    4.0
    出発場所は竹橋、八王子、秋葉原など

  • 100円硬貨を多めに準備しよう!/山小屋トイレ

    投稿日 2014年09月17日

    赤岳頂上山荘 茅野

    総合評価:3.5

    昔々、山のトイレと云えばボットン式で、その類まれなる香りが遠くに居てもその存在を主張する場所でした。
    しかし、近年の山ブームに伴い、山トイレも様変わりしています。
    水洗でトイレットペーパー付は当たり前。
    場所によっては温水便座でウィッシュレット付…なんて山小屋トイレもあります。
    勿論、あの独特な匂いもなく快適に利用可能です。

    しかし、この清潔で快適な環境を保つ為には、人手やエネルギーが消費されています。
    だから、八ヶ岳の山小屋のトイレは宿泊者以外の方は利用料1回100円。
    海外の様にコインを入れなければ、トイレのドアが開かないシステムではなく、100円回収箱に利用者がコインを入れるシステムで、ズルをしようと思えばできてしまうかもしれない環境です。

    でも、みんなが利用するトイレ。
    山の環境の負荷にならない様に工夫され、メンテナンスされています。
    八ヶ岳へ行く時は、100円硬貨を多めに準備して行きましょう!

    旅行時期
    2014年09月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    家族旅行
    1人1泊予算
    10,000円未満

  • 楽園ならではの宿に滞在するのはいかが?

    投稿日 2014年09月13日

    サンホセ

    総合評価:4.5

    旅に出る場合、宿泊施設として考えられるのは、ホテル(ホステル)、民宿、キャンプ…と様々な選択肢があるが、コスタリカへ旅する場合は、選択肢としてユニークなものがある。
    ユニークな宿泊先…それは、国立公園内のレンジャー・ステーション。

    コスタリカはエコツーリズムの国。
    国立公園の管理を行っている公園管理人(レンジャー)の仕事場さえも、観光客に提供し、自然と一体となった空間を売りにしている。

    今回のコスタリカ旅の目的は、原始の森へ行き、密林の空気の色・匂い・味・重さ…全てを五感で味わい、ジャングルに巣喰う生き物たちと出会うこと。
    旅の目的の達成のためには、レンジャー・ステーション宿泊と云う選択肢はピッタリだった。

    しかし、ガイドブックには記載のない“レンジャー・ステーション”。
    日本を発つ前に分かっていたことは、レンジャーの基地であるレンジャー・ステーションは観光客の宿泊施設ではなく、あくまでも公園管理人であるレンジャーたちの作業場であるという云う情報のみ。
    現地に到着するまでは、かなりドキドキだった。

    レンジャー・ステーションは、ジャングルの中に建てられた掘立小屋で、屈強なレンジャーのオトコ共が寝泊まりをしている。
    夜になれば、蜘蛛が巣を編む天上から吊り下げられた裸電球に、光に引寄せられた虫が集まり、梁にはその虫を狙う爬虫類たちの影がゆらりと揺らめく…。
    一歩、外に出れば、闇夜の密林には赤や黄色に光る森の住人達の目の輝き…。
    そんな場所を想像してコスタリカへと旅立った。

    コスタリカは日本の反対側で、想像以上に遠かった。
    成田を発って2日後に、ようやくコルコバード国立公園のシレナ・レンジャー・ステーションへ向かうことが出来た。
    しかし、ココへ辿り着くのも、かなり難度の高い旅であった。
    アクセスには陸路は無く近隣の村で漁船をチャーターするのだが、チャーター船がワニが生息する川の真ん中で故障する…という想定外のアクシデント。
    レンジャー・ステーションに行くだけでも、かなりのアドベンチャーとなった。

    そして、到着したシレナ・レンジャー・ステーションは、秘境・コルコバード国立公園の密林の中に存在していた。
    予想よりはしっかりとした木造の建物で、正面には大きなテラスもあり、建物の周りには、ヒトを警戒しない野生の生き物たちが、ひっきりなしにやって来た。
    生き物の楽園!という枕詞そのままの土地だった。

    目の前の木々の枝には、ホエザルやクモザルがぶら下がり、中庭へ目をやれば大きなバジリスクが日光浴をしていた。
    シレナ・レンジャー・ステーション…そこは、野生生物の楽園の中に浮かぶ小さな島のような存在だった。
    レンジャー・ステーションには3日間滞在し、朝・夕は野生生物を探しにジャングル・トレックに出かけた。
    夢を喰らうバク、軍隊アリ…等の様々な密林に棲む生き物に出会った。

    日中の暑い時間帯は、動物たちは森の中で寝ているので、人間も休憩時間。
    レンジャー・ステーションのテラスにゴロンと寝ころび、空を見上げると、青く澄んだ空に浮かんでいたのは、コンドルが翼を広げた形の雲。
    雲までが野生生物の形だなんて…と、笑いがこみあげてきた。
    小さな木の葉を掲げ持つハキリアリが行列を作る横で、昼寝をする。
    ジャングルを吹き抜ける心地よい風が頬を撫でる。
    密林のど真ん中で過ごす最高に贅沢な時間だった。

    行くのも大変、滞在中も多少の不便はあるが、原始の森の真ん中で最高に贅沢な瞬を過ごせる場所。

    それが、レンジャー・ステーションだ。

    3日間滞在したシレナ・レンジャーステーションの詳細情報:http://4travel.jp/os_hotel_tips_each-11301810.html

    旅行時期
    2014年08月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    家族旅行
    1人1泊予算
    10,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    3.0
    この施設で、こんなに$$$$$・・・。でも、その金額以上の価値はある。
    サービス:
    3.0
    食事の提供はある処・ないところ様々
    バスルーム:
    1.5
    共同の水のシャワー(蛇口)が何個かある。あるだけありがたい。
    ロケーション:
    5.0
    レンジャーステーションはジャングルの中にある。豪華ホテルでの滞在とは一味異なる最高に贅沢な空間。
    客室:
    2.0
    薄暗い二段ベッドの部屋、またはテントのどちらか。

ウェンディさん

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34国・地域渡航

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ウェンディさんにとって旅行とは

遺跡・自然・ヒトの営みが好き。
一度に何か国も訪れる旅よりも、一か国にじっくり腰を落ち着け歴史や自然と対話するスタイルが好み。

Baker Street 221bの彼に恋い焦がれ、初海外は英国London。
1か月の滞在で身についたモノは、英語力よりも度胸♪

旅が好きと思えるようになったのは姓が変わってから。
子供が生まれたって、娘と一緒にできる範囲で旅を楽しんできた。

子連れ旅行、大賛成! 子供と一緒に旅を楽しもう!が私もモットー。
旅のスタイルは、時と共に変化する…これからは、そんな変化も楽しみたい。

幼いころから一緒に旅をした娘も、親離れ真っ最中。

旅の変換期の足音が聞こえている。
どんな出会いが旅先で私を待ち受けているのか。

ドキドキの一人旅、再始動の時、来たる。

自分を客観的にみた第一印象

Es mejor saber, que no.【知らないよりは、知っている方が良い】【どんな経験も最終的には自分の糧となる】と考えている楽天的ネコ型人間。

大好きな場所

アジア、中東、欧州、アフリカ、北米…好きなところはいっぱい。
でも、一番好きなのは中南米。

大好きな理由

なんでだろう…?
もしかしたら前世はAndina?

行ってみたい場所

一番行きたい場所は、ベネズエラのギアナ高地。
ロライマ山トレックに挑戦したい・・・と長年思い続け、2019年3月についにその願いを叶えてきました。
その時の記憶をゆっくりと旅行記として綴っています。

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