もう説明するまでもないくらいの名所ですが、2023年8月に訪問したのを機に口コミを書いてみます。
まず、想像以上にデ...
続きを読むカいです。日本の主要な寺院を想像したまま行くと境内の広さと必要な移動距離に愕然とします。ある程度体力を残した状態で行くのがおすすめです。
ただ、その名声にたがわずやはり建物は美しく、そして構造や内部の造りも本当に興味深い… 私はガイドを付けず『地球の歩き方』とにらめっこしながら建物や壁画を観賞しましたが、金銭的に余裕があるのであればガイド(本当にいろいろな言語に対応した人がいる!)付きのプランで訪問することをお勧めします。時たま日本語ガイドが観光客に壁画の説明をしている場面に出くわしましたが、みんな流暢で笑いも取りながら興味深い話をしていて、かつ写真撮影のリクエストにもサッと応えているようで、正直うらやましかったです(笑)
また、中央祠堂と呼ばれる最上部には階段(ほぼハシゴ)で登れるようになっているのですが、ここの入場制限が思いのほか厳しいです。子供や妊婦、老人、心臓病患者は基本的にNG、加えて服装が不適切だと判断されると容赦なく祠堂の入口で弾かれ登らされてもらえません。私はTシャツ+薄手の長ズボン姿だったので何の問題もなく入れてもらえましたが、ノースリーブやタンクトップ姿だったせいで登頂を認められず、残念そうに中央祠堂を見上げている日本人観光客の姿をたびたびお見かけしました。またこれとは別に最上階層がまるまる入場不可になる「仏教の日」が月4回ほどあるそうなので、これにも注意して訪問しましょう。
アンコールワット単体の入場チケットは存在せず、アンコール遺跡群をまとめて見て回れる共通チケット(1日券・3日券・7日券)を購入することになります。私は$62の3日券を購入しました。正直カンボジアというかシェムリアップの物価水準と比べたらかなり攻めた価格設定ですが、それでも価値はあると思います。
あと、さすが高額な入場料を遺跡の復元作業のみならず場内施設のアップデートに充当しているおかげか、場内のトイレはめちゃくちゃ綺麗でダイキン製の強力なハンドドライヤーが備わっているくらいには先進的でした。
(ちなみに場内のトイレは『地球の歩き方』には有料だと書かれていますが、共通チケットの保有者なら無料で利用できるようです。ご参考までに。)
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投稿日:2024/05/12