ウェンディさんのクチコミ(45ページ)全2,269件

デスバレーの最深部にあるBAD WATER（バッドウォーター）。
そこは、昔は深い海の底であった場所で、太古の地球の海の成分が塩の結晶となり、一面を覆い尽くしているところです。
塩は六角形の結晶を作り、乾季のウユニ塩湖の風景とも似ている部分がありますが、違いは、結晶の縁を彩るアースカラー。
バッドウォーターは湖の上ではなく、地面の上にあり、その結晶を縁取るのは土の茶色です。

そんなバッドウォーターの景色ですが、夕方と朝で全く異なる色合いの景色となります。
特に夕方は、夕陽の茜色が塩原に映り込み、どことなくピンク色の景色となります。

私もそんな景色を見たくて夕方（というか夜7時前に行きましたが）、暑くて暑くて…。
駐車場から絶景ポイントまでの距離が20分以上の歩行で、50℃以上ある気温にクラクラとしながら歩きました。
50℃の空気の中はまるでオーブンに放り込まれてグリル肉になった気分でした。

夏の夕方のバッドウォーターは身体が弱い方には厳しい場所で、太陽の熱で蒸し焼きになる覚悟が必要ですし、体調が少しでも変だと思ったら絶景ポイントに到達していなくとも、すぐに引き返す勇気も必要となる場所でした

そんなMid Summer のバッドウォーターですが、個人的にはやはり、朝よりも夕方の景色をお勧めしたいです。（体力に自信のある方限定ですが…）
確かに非常に暑くて、歩くには厳しい環境となりますが、真夏の時期だからこその赤く焼ける一面の塩砂漠の景色を見ることができます。

（バッドウォーターにはに朝も行きましたが、朝は青と白のコントラストが美しい風景でした）

2018年8月にモーテル 6 フレズノ - ブラックストーン サウスに宿泊した際の口コミです。

モーテル6はアメリカ各地にあるチェーンモーテルで、レンタカー旅には便利な宿泊施設です。
場所によっては評判が良いところも多いのですが、モーテル 6 フレズノ - ブラックストーン サウスに関しては万人にお勧めとは言い切れない宿泊施設でした。

お勧めできない理由の一つは、宿泊している方の客層です。
カリフォルニア州という場所柄ヒスパニック系が多いのは分かっていましたが、明らかに柄の悪い方の姿が敷地内にチラホラ見え、すぐ傍にあるガソリンスタンドを利用した時にはお金をせびりに来るチンピラ的な方に絡まれました。
男性の方ならば気にしないかもしれませんが、女性旅や家族旅の方にはお勧めできない宿です。

また、宿泊施設としての質もイマイチです。
モーテルにはICEボックスがあるのが一般的ですが、モーテル 6 フレズノ - ブラックストーン サウスにはICEボックスはあるものの宿泊人数に対して氷の製造量が足りなく、チェックインした夕方から翌朝まで4回往復しても、やっと容器１杯の氷を入手できただけでした。
また、室内に冷蔵庫・電子レンジはなく、不便でした。
同ホテルを次回に利用するかと聞かれたら、多分、利用はしないでしょう。
もう少し高くても、治安が良く室内設備が整っているモーテルを選ぶと思います。

しかし宿泊料金がフレズノ市内で7000円台というのは二つ星の中でもかなり魅力的な料金設定で、ただ泊まれれば良いという方にはお勧めです。
モーテルの隣には大型スーパーマーケットがあり、GSも車で3分のところにあります。

夏のデスバレーははっきり言えば観光シーズンではありません。
暑さの耐久レースに行くようなモノです。

それでも、夏のデスバレーに行ってみたい…と思うならば、それは素敵な経験になると思います。
そんなアナタに、真夏に行くデスバレー観光の極意を伝えます。

【その1：観光は欲張らない】
真夏のデスバレーは朝の気温が30℃、日中は50℃以上、夕方でも45℃の気温が続く灼熱地獄です。
見たい場所は沢山あるとは思いますが、ここは思い切って行きたい場所にランク付けをし、取捨選択を。
真夏の場合は観光に使える時間は、夕方18時－20時、朝6時－10時だけで、日中は基本的には屋内の涼しい場所（ホテルなど）で、リゾートを満喫しましょう。

【その2：宿はケチらない】
別口コミでデスバレーの4件の宿について言及していますが、真夏に宿泊するならばFurnace Creekの2件の宿でしょう。
安いからって遠くの宿を選ぶと、デスバレーでの観光時間が極端に短くなり、最終的に後悔することになります。

【その3：車には冷えた飲み物と非常用水4Ｌを準備】
冷えた飲み物は人間の熱中症対策の為ですが、非常用の水4Ｌは車のオーバーヒート用。
（冷えた水のがぶ飲みは注意！お腹を壊します）
大手のレンタカー屋さんの車は整備もしっかりとしてあるので故障の心配は少ないとは思いますが、真夏のデスバレーの砂漠の中で車が故障して立ち往生したら、それは、もう生死にかかわる重大事故となってしまいます。
そんな時に自分で行う応急処置用に水は必要です

細かな注意事項は、まだまだありますが、上記3つを頭に入れてプランニングすれば、真夏でもデスバレーの絶景を愉しめますよ♪

真夏のデスバレーでの宿泊にThe Inn at Death Valleyを利用しました。
スタッフもフレンドリー、部屋は快適で、リゾートスタイルのプールも有り、のんびり過ごすには良いホテルでした。
勿論、立地もベストで、真夏のデスバレー観光ならばストーブパイプやパナミントスプリングスは宿泊場所の候補としては論外だと思います。

そんなお勧めの宿The Inn at Death Valleyですが、1つ不満点がありました。
それは、アメリカ用のSIMを使っていたのに、ホテル建物内では電波を受信しないという点。
ホテルには無料のWifiはありスピードも速かったので代用は出来ましたが、ホテルWifiの利用は各部屋2名までという制限があり、我が家は3人だったので1人がアウト。

リゾートホテルを名乗るならば、宿泊人数分のWifiは準備してほしいですね。

2018年8月にマンモスレイクスを訪れた時の情報です。
マンモスレイクス・ウェルカムセンタ―（一般的にはビジターセンターと呼ばれる施設です）にトレッキング情報を調べに出向きました。
ウェルカムセンターは土産物販売のスペースも有り、少ないスタッフでやりくりをしているためにカウンターが長蛇の列。

レッズ・メドウ・トレイルのキャンプ許可証が欲しい人、トレッキング情報が欲しいひと、買い物をしたい人が入り乱れ、私たちも列に並びましたが、カウンターに辿り着くまで20分以上待ちました。

キャンプのパーミットが取得できる場所はウェルカムセンターだけです（アクティビティセンターでは申請で来きません）ので、マンモスレイクスでのキャンプを計画している方は、混みだす前の朝早めの時間に申請に訪れた方が良さそうです。

2018年8月にインヨー国定公園のマンモスレイクスへと行き、デビルズ・ポスト・パイルのトレイルを歩いてきました。

このトレイルは日本語での情報が非常に少なく、また現地の公式HPも分かりにくい構成で、シャトルバスに乗る必要があるとは理解出来たものの、その乗り場が何処にあるのか分からずに、ビジターセンター（マンモスレイクスではウェルカムセンターの名前で呼ばれています）前からの乗車だと勝手に思っていました。

しかし、現地に行き、私の思い込みは間違っていたことが判明。
デビルス・ポスト・パイル行のシャトルバスが出るのはマンモスレイクスの町中から車で20分の場所にあるマンモスレイクス・スキー場にあるアクティビティーセンター前の専用バス停から。
バスのチケットもアクティビティーセンター（1日乗車券：大人8ドル）でしか買うことができないとのことでした。

カリフォルニア州にあるデスバレー。　
そこはアメリカでも最も土地が低い場所で、バッドウォーターと呼ばれる場所の標高は海抜マイナス86ｍで、海面よりも30階建てビル1棟分の高さ掘り下げたところに大地が存在する場所だ。

また、デスバレーは自然が作り出した美しい自然の造形でも世界的にも有名なエリアなのだが、夏に訪れる際のネックとなるのが、暑さ。
海抜マイナス86ｍということは平地よりも気温が10℃以上高いことを意味し、私達が訪れた8月は最低気温が30℃で最高気温が50℃という、「暑い」を通り越して「熱い」世界。
だから、気温の高すぎる日中は観光に不向きな時間帯で、デスバレー観光は夕方、早朝から午前10時までに制限されてしまう。

そんな状況下で、デスバレー国立公園内の何処の宿を選ぶか。
それが私たちにとっては大問題だった。

と云うのも、デスバレー国立公園内にはお手頃価格帯から高級ホテルまで4つの宿があり、お手頃価格帯（150～200ドル）の2つがあるのはデスバレーの中心から離れた場所であるPanamint SpringsとStovepipe Wells。
この2カ所の宿からデスバレーの見所が集まるFurnace Creekまでの所要時間は、それぞれ1.5時間と1時間とかなり遠い。
他の2つのホテルがあるのは、デスバレーの中心地であるFurnace Creekで観光に便利な立地なのだが、こちらはちょっと値が張り、一泊が350～500ドルと強気の値段設定だ。

宿泊料金は安いに越したことはないが、夏のデスバレーの場合は安さより優先しなければならないのは、時間。
暑さ故にデスバレーの観光時間が夕方と朝に制限されてしまう事は前述したが、宿泊料金だけで遠い宿を選んでしまうと、観光スポットの往復だけで1日2時間以上ロスし、夕方と朝の二日に分けて観光しようとすると、ロスの時間は更に倍となり、運転する方の負担が大きくなる（睡眠時間も減ることになる）

という訳で、夏にデスバレーを訪れるならば宿はFurnace CreekにあるFurnace Creek Resortの宿がお勧め。
宿のタイプにはRanch とInnがあり、少しだけ安いのが（50～100ドル安価）なのはRanchタイプだが、こちらはかなり早い時期から予約で空室無し表示となる日にちが多い。

私達は旅の3日前に予約したのでRanchには空きが無くInnでの利用だった。

で、Furnace Creekの宿を利用して、どうだったかって？？？
結論から言えば、値段だけで遠くの宿を取らなくて大正解。
朝日を見るポイントまでも車で5分のThe Inn at Death Valleyは、観光にはとても便利な宿で、早朝の観光の後もチェックアウトの時間まで、のんびりとした時間を過ごせた。

2018年8月にUS－395号線（パノラマ街道）をドライブした時の口コミです。
この年は本来ならばヨセミテN.P.へと行くはずでしたが、山火事によりヨセミテビレッジが期間未定の閉鎖に見舞われ、急きょ旅を再アレンジし、新しく選んだ旅先がカリフォルニア州のInyo National Forest：インヨ国立森林公園。

インヨ国立森林公園は日本では殆ど名も知られていない地域だと思いますが、実はここはフォトジェニックなスポットが多い穴場。
自然が作り出す不思議な造形を堪能できる場所です。

今回の旅では2日間の日程で廻ったので、全てのスポットを巡ったわけではなく、私達が訪れたのはアラバマヒルズ、デビルズポストパイル、レインボーフォールズ、モノレイクの4か所。
アラバマヒルズ：風が作り出した美しい岩のアーチ
デビルズポストパイル：巨人族が作ったかのような規則正しい巨大な石の柱
レインボーフォールズ：日中の時間ならば虹がかかる美しい滝
モノレイク：Tufaが地球外惑星の姿を作り出すアルカリ湖
4つのポイントとも其々に全く違った絶景で、想像していた以上に楽しめました。

上記の4カ所以外にもパトリアーチ・グローブにある世界最古の樹齢を持つ4800年のメトシェラの森もかなり面白そうな感じで、インヨ国立森林公園だけで4日間を費やしても良かったかな…とも思える場所でした。

アメリカ・カリフォルニア州のUS395の沿線にINYO(インヨー)国立森林公園と呼ばれるエリアがあります。
公園のエリアの範囲は広く南北300km位あるのですが、その中のお勧めスポットの1つがマンモスレイクスにあるDevils Postpile National Monument（デビルズ・ポスト・パイル）。

デビルズ・ポスト・パイルを簡単に説明すれば「玄武岩の柱状節理地形」なのですが、高さ18ｍの六角形の柱が立ち並ぶ屏風の様な絶景と、亀の甲羅のような石の断面が並ぶ崖の上はなかなか面白い場所でした。

行き方は、Reds Meadow（レッズ・メドウ） シャトルバスに乗り、6番バス停で下車し、徒歩15分。
有名なレインボー滝と合わせて歩く場合のハイキングの所要時間は3時間弱です。
6番バス停→デビルズ・ポスト・パイル→レインボー滝→10番バス停で歩くことができます。

かつては巨人族が作った石の柱とか、悪魔が建てた神殿とか言われたこともあるデビルズ・ポスト・パイルの断崖。
なかなか見応えがあると思います。

マンモスレイクスのReds Meadow（レッズ・メドウ）トレイルを歩いてきました。

レインボーフォールは日中の日の高い時間帯ならば滝に虹がかかる景色が見られる場所で、その時間帯は10時－14時と言われています（夏時間の場合は11時－15時）。
タイミングが良ければ二重の虹でありダブルレインボーが見れる滝です。
滝へ行くための最寄シャトルバスのバス停は10番バス停ですが、バス停から滝までは歩いて30－40分程度かかります。

私は6番バスで降りて、そこからデビルス・ポスト・パイルまで歩き（15分）、更に1時間歩いてレインボー滝まで行きました。
道はアップダウンが殆どないので歩きやすく、6番バス停でバスを降りてから10番バス停に乗るまでの所要時間（デビルズ・ポスト・パイル、レインボー滝での滞在時間含む）はかなりゆっくり目に歩いても3時間弱でした。

デビルズポストパイルから滝までの道は日差しを遮るものが少ない炎天下の道なので、真夏の一番暑い時間帯は歩くのは辛いかもしれません。
朝8時台は気温が摂氏10℃台なので長袖を着て歩いてちょうどよい、歩きやすい気温でした。

2018年8月に宿泊した際の口コミです。

宿代はこのエリアの相場にしては少し高めですが、その分、ロケーションは良く、高台からは湖の夕景が見えました。

客室内は清掃も行き届き、部屋も広く床面積も十分にあり、スーツケースを広げても快適な広さ。
客室内には電子レンジもあり、宿の隣のマーケットではレンジでチン！の食品も売っていたので、軽めの夕食であれば簡単に部屋の中で済ませることも可能です。
冷蔵庫も有りました。

Wi-Fiは無料で、通信環境も良くストレスフリー。
洗面台は浴室側とリビングに2つあり、家族利用の時もバラバラで使えて便利でした。
シャンプーリンス等はあります。
1階にアイスボックスが有り、供給量も室数に対して十分に確保されていました。

唯一の難点は2階の部屋の場合、荷物を階段で運ばなければならない所。
1階の部屋を希望する場合は予約時に伝える方が良さそうです。

湖のほとりに白亜の神殿の様な石灰岩の脊柱が立つモノ・レイク（モノ湖）。
そこはまるで地球ではない、他の惑星の光景…と言われたら信じてしまうような場所です。

湖の周辺は何処を見ても不思議な光景だらけですが、その中でもモノ湖の見所はBlack PointとSouth Tufaと呼ばれるスポットで、South TufaはMono Lake Tufa State Natural Reserveとして保護のための寄付金（入場料）が必要なエリアです。

もし、2か所のスポットの内どちらかしか訪れる時間がないのならば敷地面積も広いSouth Tufaがお勧めで、時間帯は選べるならば夕焼けの時間帯が絶景です。

夕方のSouth Tufaは、空もモノ湖の湖面も夕焼けの茜色に染まり、そびえ立つ石灰岩のTufaもほんのり色づき、フォトジェニックな光景になります。
South Tufaはゆっくり歩いても１周１時間で歩けます。

駐車場から湖のほとりまでは徒歩10分ほど。
全てではありませんが舗装された道もあるので、車いすやベビーカーでも湖までアクセス可能です。

アメリカ　Lee Viningにある湖のモノ湖。
モノ湖は流れ入る川も流れ出る川もない閉じた湖で、湖の生態系が非常に特殊です。
その湖水はかなり強いアルカリ性で普通の生物は生息できなく、モノ湖の水の中で生きていられるのは世界中でも２種類の生き物だけです。

モノ湖ビジターセンターでは、モノ湖がどうしてアルカリ湖となったのか、地球離れした景観をもつ湖になったのかを湖の歴史的背景だけでなく、生態系に関してもかなり詳細に解説していて、その内容は子供も大人も十分に楽しめます。

まるで他の惑星の景色を見ているかのようなモノ湖。
実際にモノ湖の水際を訪れる前にビジターセンターに立ち寄り、少しだけでも知識を仕入れてからモノ湖の絶景を見に行く方がより深く、全てを理解できると思います。

オリエント スター ホテルは神学校であったムハンマド・アミル・ハン・メドレセを改築して宿泊施設として提供しているホテルです。
私もヒヴァでの宿泊先を決める時に候補の一つに入れたのですが、施設内容と宿泊価格が折り合わないように感じ、宿泊はしませんでした。

実際に2018年の5月にメドレセとしてのホテルを日中と夜の2回に分けて見学しましたが、個人的な意見としては、敢てここに宿泊する必要はないかな…というものです。

ゲストの宿泊の為の小部屋は、昔の神学校時代の学生の寄宿部屋をそのまま利用していて、どの部屋も中庭に面した入口となっています。
ここはメドレセなので宿泊者以外の観光客も中庭には出入り自由で、宿泊している部屋の扉を開けると、宿泊している部屋の様子が中庭から丸見えとなってしまいます。
これでは昼間にちょっと休憩をしにホテルの部屋に戻っても落ち着けないような気がします。

旅の土産話のネタとしてのオリエント スター ホテル宿泊ならば良いかもしれませんが、宿泊場所に静かな環境を求める方向けではないですね。

ここ1年で政治も公務員もクリーンになったと言われるウズベキスタンですが、公務員の怠惰な体質は1年やそこらで改善されるわけはないことをこの旅で実感しました。

事の発端はヒヴァの両替所。
公営の両替所の営業時間は17時までということで、この日トルクメニスタンから入国したばかりの私たちは営業終了10分前に公営両替所に滑り込みました。
ところが、どうしたことかもう両替所の中では店じまいの真っ最中で、スタッフのお姉さんたちは帰り支度を始めていました。
時計を指して「まだ終了時間ではないでしょ！」と態度で訴えても彼女達は「Tomorrow 10 o’clock」と言うばかりで、私たちを追い出してしまいました。

現地通貨であるウズベキスタン通貨が手に入らなくては食事もできない私達は困り果ててしまいましたが、ここで救世主となってくれたのがホテル アジア ヒヴァ。
このホテル内にある両替所は17時半頃でも営業をしていて、快く米ドルからウズベキスタン・スムへの換金を引き受けてくれました。

さすが、ウズベキスタンに全国チェーンを持つ大手ホテルですね。

ヨセミテ国立公園の裏側にあるモノレイク（モノ湖）は、フォトジェニックな湖として写真を撮る方に有名な湖です。

確かにモノ湖の光景は世界中の他の地域では目にすることの出来ない特殊な光景で、洞窟の中でもないのに、鍾乳石のような石灰岩タワーの作る不思議な光景が湖岸に広がる土地です。
私自身も不思議な風景が見ることの出来る湖という認識で訪れましたが、現地で色々と情報収集をし、モノ湖に纏わる悲しい歴史を知りました。
（ビジターセンターに詳しい展示があります）

モノ湖の絶景とは、水中で数十万年かけて積み上げられてきた石灰岩が作る白亜の宮殿。
世界中で此処にしかないモノ湖の絶景を作ったのは自然ですが、それは人間が手を出さなければ、絶対に私たちが地上で目にすることは無かった幻の絶景です。
そして、現在、美しいモノ湖の絶景は、地上の風によりどんどん風化しています。

ロサンゼル市もまさか、自分たちが無計画に始めたことがこの様な事を引き起こすことになるとは…と予想できなかったのかもしれませんが、美しい景色の中に隠された歴史の秘話を知ってしまうと、人間の驕り、愚かさを悲しく思ってしまう場所でした。

ホイットニー山はアメリカ本土で最高峰であり、そのトレイルヘッドはLone Pineの町の郊外にあります。
郊外と言っても車で行けば30分、ちょっとした山道ですが、比較的簡単に辿り着けます。

勿論、ホイットニー山の登山には事前申請したパーミット（登山許可証）が必要で、そこへ行ったから登れるわけであないですが、日帰りのデイ・ハイキングには許可証は必要なく、駐車場さえ空いていれば、シェラネバダ山脈の懐でのハイキングが楽しめます。

参考情報として、パーミット（登山許可証）について。
ホイットニー山のパーミットは毎年3月に申請で、1日に入山できる人数は限られていて希望者が多い場合には抽選となります。

ホイットニー山の登山を計画する場合には早めのプランニングが重要で、半年前にはある程度旅の骨子を固めておく必要があります。

アメリカ、カリフォルニアの小さな田舎町Lone Pine。
そこにはインスタグラマーの聖地と言われる地があります（私も行くまで聖地とは知らなかったです）。

その場所は不思議な形をした岩が一面を占める原野で、その場所だけ見たらまるで火星の上に降り立ってしまったかとも思ってしまう程。
その火星の大地はアラバマヒルズと呼ばれ、その中でも有名なのはメビウス・アーチ。
終わりのない環；メビウスの環に似た形のアーチ形の岩です。

私がメビウス・アーチを訪れたのは朝9時頃でしたが、日没や日の出の時にはとても幻想的な雰囲気になるとのことでした。

メビウス・アーチがあるのは、Lone Pineの町からホイットニー山側に10分ほど車を走らせた場所。
舗装道路が切れた後、砂利道を5分ほど走らせたところにあるMobius Arch Loop Trailの中です。

Lone Pineの町からすぐ近くですので、訪れる場合には、Movie Roadにある小さな看板【Mobius Arch Loop Trailhead】を見逃さないでくださいね。
因みに、ホイットニー山とのコラボが美しいのは太陽光線の関係上、午前中だけ。
午後はシエラネバダ山脈は陰になります。

7月中旬に発生した火事のヨセミテ国立公園及び周囲の観光地への影響について、現地からのリポートです。

8/4にカリフォルニア、フレズノ空港からinしました。
旅の目的はヨセミテでしたが、世界的なニュースでも知られているように、山火事Ferguson Fireがヨセミテのビレッジまでせまり、現在、ヨスミテやヨセミテに続く道路の多くは閉鎖され、ヨセミテに近づくことはできません。
また、火の手はヨセミテN.P.のエリア内にも及んでいて、シリアスな状況です。
道路は唯一、tioga road だけが通じていますが、ヨセミテの核心部には近付けません。

周辺の観光地へも火事の影響は及び、シェラネバダ山脈を挟んだ地域でも、煙の害がおよんでいます。
またマンモスレイクスでもlion fireが発生していますが、こちらは終息にむかっています。

ヨセミテ以外の地区での観光は基本的には通常どおり行われてます。
ただ、煙で空中に粒子が舞い、クリアな景色はどこへ行っても望めません。

ヨセミテN.P.の再開はしばらくは難しいかもと言うのが、レンジャーの意見でした。

★8/11現地追加情報★
8/14にヨセミテビレッジのreopeningがアナウンスされました。
しかし、一番使いやすい道路HWY140：El Portal RoadやWawona Road、そして観光の目玉であるGlacier Point Road付近はまだ延焼が続いいているため通行止めが続く模様です。
ヨセミテビレッジは火事が起きて以来何回も再開が延期されているので、今回こそは本当になると良いですね。

アラバマヒルズ、そこは西部劇の撮影のロケ地として有名な場所で、日本で名の知られた映画もいくつか撮影されていて、映画ファンにはたまらなく面白い処らしいです。
私は残念ながら西部劇には詳しくなく、へぇ～位でしたが、景観としてはダイナミックな場所でした。

参考までに撮影された映画は、代表的なもので↓があります。
西武開拓使；How the West Was Won (1962)
ネバダ・スミス； Nevada Smith (1966)
荒野の用心棒2（別邦名：シノーラ）； Joe Kidd (1972)
荒野の用心棒2はたしかイーストウッドさんでしたよね。

個人的なアラバマヒルズのお勧めはメビウス・アーチ・ループ・トレイルの奇岩たち。
コチラはインスタグラマーにも人気の場所とのことでした。