GATさんのクチコミ(4ページ)全251件

旧市街南側高台にそびえる城塞、料金大人１人３ユーロ。
城塞からは青いアドリア海、赤屋根の旧市街が眺められます。
風がありますが、日陰がなく陽射しが最強です！
城塞内には、小さな博物館と図書室、掃除が行き届いたトイレもあります。
なお城壁ウォークは、城塞外の東側に入口があり別料金大人1人２ユーロの現金払いです。
城壁は残念ながら一周出来ませんのでそのつもりで...。

ブドヴァ・バスステーションから海岸沿いの旧市街まで、ゆっくり歩いて45分ほど。
ドゥブロヴニクやコトル同様、城壁に囲まれていますが、こじんまりした小さな旧市街です。
旧市街内には4つの教会と城塞、城壁ウォークと見所もあり、雰囲気の良い細い小道もたくさん。
夏場の日中は、観光客の皆さんはビーチで日光浴しているので、のんびり街歩き出来ます。
但し、城壁に囲まれているので風が吹抜けず暑いです。
土産物屋、レストラン、CAFEもあり、旧市街と城塞、城壁を散歩し、CAFEで休憩して約2時間半の観光でした。

幹線道路から脇道に入り絶景ポイントの教会まで車で約12分。
最初はアスファルト舗装の快適道路ですが、最後の3分は道が細くなり未舗装の道路になります。
山の中腹に建つサヴァ教会は1988年完成の新しい教会でイベント時以外は入口の扉は固く閉まっています。
しかしここから見下ろすスベティ・ステファン島の風景はまさに絶景です！
但し、売店・トイレはありません、また途中にスーパー等もないので飲料水持参で訪れましょう。

ブドヴァからスベティ・ステファン行きのバスは、旧市街近くの時計塔発のローカルバスで行けると某地球の〇き方には記載がありますが、ブドヴァのバスターミナルからバールへ向かう長距離バスもスベティ・ステファンのバス停（幹線道路沿いでローカルバスのバス停とは別の場所）に停まります。
運転手にスベティ・ステファンで降りると言った方が無難でしょう。
本数は少ないですが、コトルからの日帰り観光の際はタイムロスも少ないです。
但し、夏のバカンスシーズンは渋滞が激しいので朝一番の移動がオススメ！

コトルは、アドリア海沿岸の交通の要衝なので発着するバスは、ポドゴリッァ、ブドヴァ、ティヴァット、ヘルツェグ・ノヴィ、ツェティニェ等、各方面本数も多く運航会社も複数社あり運賃も非常に安いです。
バスも大型バスからミニバスまで、ピカピカのバスから雨漏りするバスまで...。

参考までに、コトル～ブドヴァ　1人4ユーロで最速35分。しかし夏のバカンスシーズンは交通の要衝だけあり大渋滞で1時間30分かかりました！
なお、ブドヴァへ向かうバスはトンネルを抜けると、反対方向のティヴァットの空港とバスターミナルを経由してブドヴァへ向かいます。

コトル旧市街南門から徒歩5分に位置するバスターミナルで、近郊のブドヴァ、ティヴァット日帰り観光の際に利用しました。
モンテネグロ屈指の観光地ですがバスターミナルは非常にコンパクト。
しかし売店、CAFE、トイレ、荷物預かり場等ひと通りあります。
また、時刻表も貼りだされていて自分の目で確認出来て安心。
注意することは夏場は渋滞がひどく、時間通りにバスが発着しません...。30分遅れなんて当たり前です！
なお、バカンス客が寝ている朝8時過ぎまでは時間通りバスが運行されてています。

コトル旧市街観光の中心地、1166年に建てられたローマ・カトリック教会。
1667年の地震で塔が損壊し1979年の地震でも被災し復旧工事が完了したのは2009年なので新しい教会と思うかもしれませんが歴史ある教会です。
入場料金は3ユーロの現金払い。内部は意外とシンプルですが2階は数々の宝物が展示されています。
旧市街内、一番の観光スポットで大聖堂前の広場も広くないので、バカンスシーズンのクルーズ船入港中は混雑します。

旧市街北側スヴェタ二コラ広場に位置する大きめな教会。
向かいの1195年完成の歴史あるルカ教会と比べると1909年完成と歴史は浅いですが、重厚な作りで2つの尖塔があり存在感はあります。
セルビア正教の教会なので内部はギラギラの装飾と色彩鮮やかなイコンがたくさん...。
広めの教会内部、入場無料、写真撮影可能なのでクルーズ船入港中はツアー客が大勢訪れて騒々しいです。
静かな時間に訪れたいなら朝または夕方以降でしょう。

旧市街北側スヴェタ・二コラ広場に位置する小さな教会。
向かいの聖二コラ教会が目立ちますが、この小さな教会は1195年完成と歴史を感じさせる外観、そしてコトルを襲った2度の大地震にも倒壊せずに耐えた頑丈な作り。
内部はセルビア正教のイコンが飾られていますがシンプルな感じがします。
そして、ここも開館時間は不定期です。まあモンテネグロの十戒を知っていれば諦めがつくでしょう。
モンテネグロの十戒はhttps://4travel.jp/overseas/area/europe/montenegro/kotor_rm/tips/14201508/で確認を！

時計塔のあるオルジャ広場北の階段を上がったコトル旧市街を囲む城壁の北西に位置する塔。
塔と言いますが、実際は円形の広場になっています。
塔からの眺めはそれ程でもないです。どちらかというと旧市街外側のスクルダ川に架かる橋から見る塔と背景の山々の眺めの方がオススメです。
なお、塔から南門までの城壁上は歩けますが、通路は狭く雨の日は水はけが悪いです。
ドゥブロヴニクの城壁と比べてはいけません。

北門から旧市街に入るとすぐ右手に建つ1221年完成のロマネスク様式のカトリック教会で東側の鐘楼は1771年に建てられたそうです。
内部はとてもシンプルで煌びやかな装飾等は一切ありませんが青銅製の扉のレリーフには当時の生活場面が計24枚描かれており一見の価値あり。
閉館時は、この扉が閉まっているので目立ちますが、開館時はスルーしてしまう可能性があるので注意して下さい。
なお、適当な国モンテネグロなので開館時間は不定期です。通りがかった時、扉が開いていたら迷わず中へ！

旧市街内にあり観光に便利と選んだホテルでしたが大失敗!!
コトルの町は、こじんまりしているので旧市街外のホテルでも移動には不便を感じないと思います。そして旧市街内の夜間はberからの音楽が騒々しいです。

雨の中旧市街の細い道を歩き無事チェックイン。
最上階のトリプルルーム４０１号室へ。最近リフォームされた感じで室内は綺麗でしたが、しばらく休憩していると大雨の影響で、壁から雨漏りが始まり床一面水溜りが...。
レセプションに言うと急ぎ空き部屋の３０１号室へ移動することに。
移動した３０１号室は、シングルルームに無理やりもう一つベットを詰め込んだ激狭部屋でカバンを広げるスペースも無いぐらい...。
クーラーは使用できますが異音がすごく壊れる一歩手前の状態。
コンセントは複数ありますが２箇所は壊れて使用出来ず...。
ハンガーも壊れかけの錆びた鋼製でまともなのは2個のみ。
トイレ・シャワールームをのぞくと便器は綺麗に掃除されていましたが、シャワースペースの床は赤カビが発生してヌルヌル状態...。速攻で捨てる靴下で床を擦って掃除させてもらいました!!
あと、シャワースペースには仕切りがないので、トイレと洗面台がびしょ濡れになります。

レセプションは昼でも無人の時間が多いです。
何とか従業員をつかまえて、翌朝の朝食は朝早いのでランチパックを６時にとお願いするとOKの返事。しかし翌朝レセプションに行くと誰もいない...。１Fの厨房にいた調理員(英語イマイチ)に聞くと「聞いてないよ」って一言
何とか交渉して１５分後に受取りに行くと１人分だけ用意されていました...。

最終日の朝食は８時オープンと聞いていたのですが８時に席に着くと食事が出るまで３０分待ち...。美味しく頂きましたがウエイターが「チップ！チップ！」としつこくウンザリ。

結論から言うと、４０１号室雨漏り注意！３０１号室は激狭い！エレベーターなしの通路も狭い！ウエイターのチップ野郎に注意！朝食の時間は３０分は遅れる！
家族で泊まるホテルではない！1人旅でもゲストハウスの方が快適？でしょう。
因みにモンテネグロの十戒はhttps://4travel.jp/overseas/area/europe/montenegro/kotor_rm/tips/14201508/で確認を！

コトル近郊、ティヴァットのリゾート地ポルト・モンテネグロ(旧海軍基地の跡地)から徒歩5分に位置する旧ユーゴスラビア時代の潜水艦をメインに展示している博物館。
旧ユーゴ国産建造艦で1968年に就役したヘロイ級の1番艦ヘロイ、排水量705トン、全長50.4ｍ、最大速力20kt、乗員28名、魚雷発射管4門。
2005年に退役し陸揚げ整備後、2013年からこの博物館で展示されています。
潜水艦の見学は毎正時で料金は1人5ユーロで美人ガイド付きで艦内へ、艦首の魚雷発射管から発令所、機械室そして寝室、便所まで制限区画なしで隅々まで見学できます。
入口付近以外は、ほぼ現役当時のままで狭い！窮屈！薄暗い！と潜水艦の艦内生活が体験出来ます。
広島県呉市にも日本の退役潜水艦あきしおが展示されていますが、内部の見学は限定されているので、こちらの方が内容はすごく充実しています。

ヘルツェグ・ノヴィ旧市街内の一番高い場所にある1539年建設のトルコ支配時代の要塞で、トルコ語で「血の塔」と呼ばれ刑務所として利用されていました。
入口は旧市街内から階段を上っていく要塞南口と幹線道路沿いから下っていく要塞北口の2カ所で入口で料金を支払います。1人2ユーロの現金払いのみ。
要塞からは旧市街とボカ・コトルスカ湾が一望でき美しい景色が堪能できますが、内部の見学は一切なしで説明の案内板等皆無です。展示されている大砲も、もう少し展示方法を考えたら？と思います。
そして1966年以降、コンサート等に利用するため円形劇場が設置され歴史的価値を下げているように感じます。

観光客が集まる二コラ・ジュルコヴィッチ広場から、静かな旧市街地区へ向かう際に通り抜ける時計塔と一体の城門。
中世の城塞都市時代から唯一残る城門ですが、数年前に周辺の建物を含めて補修工事が行われ歴史を感じないぐらい綺麗になっています。
西のドゥブロヴニクや東のコトルの城門と比べると重厚感がありません...。

旧市街は南北約800m、東西約400ｍと狭くドゥブロヴニクやコトルから来ると物足りないと思います。メイン通りは階段の道で路地裏の小道はありません。
バスステーションから下り坂を歩いて7分、観光案内所がある二コラ・ジュルコヴィッチ広場に到着。城門を通り抜けるとそこはヘルツェグ・ノヴィ旧市街の中心地ベラビスタ広場です。広場には1911年完成の聖大天使ミハエル教会が建っています。
山側に階段を登っていくと幹線道路からも見えるトルコ支配時代のカンリクラ城塞、海側に下っていくと2つの教会があり、さらに南西側にフォルテ・マーレ、南端にシダテラと呼ばれる城塞があります。
ゆっくり観光しても1時間半あれば十分見て周れます。またツアー客も皆無で個人旅行者も少なく、旧市街内は普通に地元の方が生活している感じで、とても静かでひっそりしています。

15世紀、地元漁師がぺラスト沖の岩礁に聖母マリアのイコンが漂着しているのを発見し、岩礁を聖地とすべく岩や石を積んで完成させた人工島に教会が17世紀に完成。
教会内には岩礁で見つかったといわれるマリアのイコンが飾られています。さらに奥の博物館へ進むには2ユーロが必要です。
博物館内は、船の絵画や船乗りたちが使用した武器や日用品が展示されています。
アクセス方法はぺラストからのボート往復1人5ユーロで島に20分程度滞在できます。島に到着したらボートは次のお客を求めて港に戻るので船名と船長の顔を覚えておきましょう。
ぺラスト西側の港からが最短距離ですが、中心にある聖ニコラス教会前や東側の港からボートに乗ると美しいぺラストの街並みが眺められます。
またシーズン中はコトルからのツアーボートが人工島に頻繁に来航するので朝一番か昼食の時間に訪れるのがオススメです。

ぺラスト中心付近に立地するお手頃な中級ホテル。
海沿いの道路は一般車両乗入れ禁止なので、街の東西の出入り口から徒歩でホテルへ。
アスファルト舗装・階段なしなのでスーツケース転がしながらの移動も問題ありません。
スタッフの対応はとても良かったですが、皆さんポドゴリッア等ほかの町出身でシーズン中の稼ぎ時のみここで働いているので周辺のことは詳しくありません...。
部屋にケトルがありませんでしたがタンブラーを持ってレセプションに行くと直ぐに調理室でお湯を注いで渡してくれました。
部屋は天井が高く掃除が行き届き清潔ですが、クーラーは送風は動きますが冷房はリモコンでモードチェンジしても作動せず。夏のこの時期にクーラーなしは少し厳しい！
しかも山側の部屋だったので風の通りが悪く、窓を開けると当然虫がたくさん侵入してきます。
シャワーの水圧・排水は良好でしたが洗面台の排水が悪いかったです。
朝食はビッフェ方式で目玉焼きとコーヒー類は着席後注文。美味しくいただきました。
free Wi-Fiあり速度も問題なし。

旧ユーゴの国々は約20年前まで同じ国だったとは思えないほど国民性が違います。
観光立国いつも自分が一番と思っている国クロアチアから入国すると、怠け者の国モンテネグロにびっくり！
そんなモンテネグロの十戒を知れば楽しく（諦めて？）旅が続けられます。

モンテネグロ十戒
１　人は疲れて生まれてくる。そして休むために生きるのだ。
２　自分自身の如く、自分のベットを愛しなさい。
３　夜によく眠れるよう、日中はよく休みなさい。
４　働くべからず。仕事は自分自身を死に追いやる。
５　誰かが休もうとしているのを見かけたら、手伝ってあげましょう。
６　決して一生懸命仕事しない。他人に与えられる仕事は分け与えてあげなさい。
７　木陰は救いである。休息を取って死んだ者はいない。
８　仕事は人を病気にする。若くして死んではならない。
９　仕事の意欲に駆られたらまずは座る、そして待つ、じっと待つ。そのうち意欲は消え失せるでしょう。
１０　飲み食いする者を見かけたらその輪に加わる。働いている者を見かけたら遠ざかる。彼らの邪魔をしてはならない。

因みに土産物屋で日本語訳（訳が少し変ですが...）のモンテネグロの十戒のポストカードが売っていますよ。

今回の旅で最大の問題はクロアチアからモンテネグロの国境越えでした。
滞在した空港近くの港町ツァヴタットから国境越えのバスはなく、ドゥブロヴニクのバスターミナルまで行くのは時間のロス、しかも事前に予約してもバスに必ず乗車出来る訳でもなく...。しかもバカンスシーズンで大渋滞に巻き込まれる可能性大！コトルまで5時間かかったという記事も散見。
と言う事でSOBEに宿泊した際にタクシーをお願いしようと決定。
ネットで旅行会社経由で国境越えのタクシーを手配すると約3万円！とかありえない金額でしたが、個人旅行で現地手配70～110ユーロの記事を見つけひとまず安心。
実際にSOBEのオーナーに手配してもらい、ツァヴタットから国境を越えコトルの手前ぺラストまで利用して２人で１００ユーロでした。

当日は8時30分過ぎに出発すると国境300m手前で渋滞が始まりましたがドライバーが出入国審査官に電話し反対車線の車両の有無を確認後、300m逆走！
クロアチアの出国審査手前の駐車場で降車し徒歩で車両レーンの出国審査に割り込み（ドライバーも同行）、出国スタンプをもらう。
ゲートを抜けたらモンテネグロ側のタクシーが待機しているのでドライバー同士の雑談後、乗り込み出発。２分ぐらいでモンテネグロの入国審査場に到着し、窓からパスポート渡してスタンプをもらい無事入国でした。
精算はクロアチア側のタクシーに一括支払いでした。
モンテネグロ側は道路事情が悪く道路幅も狭く運転マナーも悪い...。
ヘルツェグノヴィ周辺で多少渋滞しましたがぺラストには9時45分に無事到着。
なおクロアチアのドライバー談では9時を過ぎると国境は渋滞するとの事です。
タクシーで国境越えの際は8時30分頃には国境付近に到着するよう計画しましょう。