RAINDANCEさんのクチコミ(22ページ)全1,748件

アメリカ独立戦争で、イギリスの将軍コーンウォリス卿がヨークタウンの戦いで降伏した際に奪取した大砲が、ジョージワシントン大統領によりサヴァンナを防衛するチャタム砲兵隊へ贈られました。その大砲を修復したものらしい。小さいけれどアメリカ独立の歴史を感じられる一つのモニュメントです。

「ルーテル教会」、サヴァンナ市街、テルフェアアカデミーとオーウェントーマスハウスの中間あたり、ライト・スクエアに面して建つ教会です。1843年にドイツのザルツブルグ系移民によって建設された教会で、南北戦争中は北軍が占領し野戦病院に使われたそうです。ドイツらしい直線的なデザイン、シンプルで美しい建物です。

アメリカ東部・中部をメインにチェーン展開されているレストラン＆ベーカリーです。結構な人気で、朝食どきに訪れると２０分ほど待たされました。レストランというだけあって、I-HOPやWaffle Houseなどとは違ってかなり開放的な空間です。まずはお決まりのコーヒー。例の薄いヤツ...アメリカのこういう店ではコーヒーはもはやお茶がわりで、脂っこい食事の合間に飲んでおかわりします。...が、コーヒーはWaffle Houseよりは上質かも。妻はオムレツメニューの「ジ・エブリシング」をチョイス。角切りハムにマッシュルーム、トマト、オニオン、グリーンペッパー、チーズが入ったオムレツ。パンケーキがついてます。私はクラシックメニューのひとつである「ファビュラス・ファイブ」、目玉焼き一つにソーセージとトースト、そしてこちらもパンケーキ付。アメリカの朝食はやはりパンケーキが欠かせません。美味しくかつ満腹になりました。レストラン＆ベーカリーなので、パンやケーキなども持ち帰りできます。

福島県の中通り、天栄村の二岐山のふもとの二俣川の谷の斜面に建てられた、5つの源泉に5つの湯をもつ秘湯の温泉宿です。建物設備は少々年季が入ってそうですが、館内はきれいで居心地は良かったです。全ての温泉が自然湧出の源泉かけ流しで24時間入浴可能で泉質は良かったです。特に、足元から源泉が湧き出る自噴巌風呂が貸切で入れたのは最高でした。夕食は料金からするともう少しひねりが欲しかったところですが、会津坂下の馬刺しが付いていたのは良かったです。

天気は悪かったのですが、ダム湖百選に選定されている「羽鳥湖（羽鳥貯水池）」および「羽鳥ダム」を眺めてみました。羽鳥ダムは、アースダム（土を盛ってせき止めたダム）としては全国屈指の規模で、湖の外周は約16km、周囲にはスキー場やゴルフ場、キャンプ場などのレジャースポットが点在します。

羽鳥湖の南にあるこじんまりとした道の駅です。小さいながらも天栄名物のヤーコンや天栄村の酒蔵の日本酒など多彩な名産品が売られていました。羽鳥湖のほとりにあるわけではなく、少し離れた高原エリアにありますので、湖は望めませんでした。

羽鳥湖の西側の丘、3月にはまだ残雪。その丘の上に「ブリティッシュ・ヒルズ」があります。ブリティッシュ・ヒルズは、とある外語学校が設立した、”パスポートのいらない英国”を謳う中世の英国を再現した文化施設です。英国の文化・語学研修に主眼を置くとみられますが、ホテルやティールームやパブの利用もウエルカムな施設のようです。マナーハウスと周辺の建物群もあわせて、建築様式からインテリアまでかなり本格的でした。いくつかあるゲストハウスは、12～18世紀にかけて建てられた英国の民家を再現したものらしい。このブリティッシュ・ヒルズを訪れた最大の目的はクラフトハウスの「アスコット・ティールーム」で、本格的なアフタヌーン・ティーのセットをいただきました。なお、事前の調査によると、ブリティッシュ・ヒルズは英国なので英語しか使えないという情報がありましたが、全然そんなことはありませんでした。むしろ英語は全く使わず肩透かし。曜日や来訪目的などによるのかもしれませんが。

文化8年（1811年）の創業の「寿々乃井酒造」に到着。日本酒「寿月」の銘柄で知られる酒蔵です。中に入ると女将さん（と思しき方）が明るく迎えてくれました。長年その生産量のほとんどが天栄村の中だけで飲まれ、同じ福島県内でさえ最近までその名を知る人は多くはなかったという、地元から深く愛され受け継がれてきた酒ということです。お茶と漬物を出していただき、昨今の日本酒事情などを伺います。先述の全国新酒鑑評会における金賞については、やはりプレッシャーがかかり小さな酒蔵にとっては大変なのだそうです。先に訪れた岩瀬湯本温泉の旅館でこちらの日本酒をいただきましたが、大変気に入りましたので寿月と普通酒（辛口）を買って帰りました。プレッシャーに負けず、ぜひ今後も頑張って欲しいです。

道の駅 天栄から少し丘に登ったところにあります。天栄村の歴史と文化を紹介する施設です（入場は無料）。旧石器時代の発掘物、奈良・平安時代の古印、鎌倉時代から安土桃山時代に作られたとされる供養塔、江戸時代に栄えた白河街道の「牧之内宿」など、会津と中通りを結ぶ古くからの要衝だった天栄の歴史を学べました。

こじんまりとした道の駅です。が、隣で敷地と建物の増築工事中。2023年5月27日にリニューアルオープンとのことなので、この口コミをアップする頃にはもうオープンしているはずです。天栄の名産であるヤーコンや地元の和菓子、2021年度全国新酒鑑評会において17銘柄で金賞を受賞し「9連覇」を達成した福島の日本酒のうち天栄村の二つの酒蔵の日本酒も販売しています。天栄のお土産ならここでしょう。

天栄村の東端にある競走馬のトレーニングセンターです。ＪＲＡの競馬ファンならほぼ誰でも知っている競走馬の調教施設ではないでしょうか。ノーザンファーム生産馬に出資している人でないと見学することはできません。したがって、出資してない私たちは駐車場から調教コースを眺めるだけにしました。でも、どんなところか一目見たかっただけなのでそれで充分です。名馬アーモンドアイもここで調整され、休み明けでも圧倒的な強さを発揮しました。

ジェプソン・センターのすぐ近くに建つ「テルフェア・アカデミー」は、イギリスの建築家ウィリアム・ジェイによって、1819年に建てられたリージェンシー様式の邸宅です。1819年にジェームズ・ライト知事の公邸である旧植民地総督邸の敷地内に建設された、”ロイヤリスト”（占領しているイギリス王側の人のこと。対して後に独立したアメリカ側の人は”パトリオット”と呼ばれた）アレクサンダー・テルフェアの邸宅です。1875年、アレクサンダーの妹メアリー(家族の財産の相続人であり、最後にテルフェアの名前を冠した)は、家とその家具をジョージア歴史協会に遺贈し、博物館としてオープンしたそうです。ジョージア歴史協会が雇ったドイツ生まれの芸術家カール・ブラントがニューヨークやサヴァンナの建築家と協力し、新しいアートコレクションを収容するためテルフェア家を改造して博物館としたそうです。1886年に南部で最も古い公立美術館であるとともに、女性によって設立された米国で最初の美術館だったらしい。「バード・ガール」がこのギャラリーの目玉展示とも言える彫刻です。元々、サヴァンナ郊外のボナベンチャー墓地に置かれていたのですが、プライバシーと保存のためにテルフェア博物館に移されたそうです。ピューリッツァー賞候補だったアメリカの作家ジョン・ベレントが1994年に出版した、「善悪の園の真夜中」というノンフィクション小説の表紙を飾ったことで有名になり、墓地に置いておくと色々と問題が生じたためここに移されたそうです。小説はクリント・イーストウッド監督で「真夜中のサバナ」として映画化されました。

幸区の西部、最寄り駅はJR新川崎駅（といっても1km近く歩く）になる「夢見ヶ崎動物公園」、住宅街に浮かぶ加瀬山の山頂にあり、隣接して公園や古墳もあります。「夢見ヶ崎」という地名は、室町時代の武将で江戸の街を作ったとされる太田道灌の見た夢に出てきたから…という言い伝えがあります。こんなところに動物園があるとは周囲からはなかなか気づきません。レッサーパンダやフンボルトペンギンにワオキツネザルなど、無料なのにかなりの種類の動物を見ることができます。園児の散歩コースにもなっていたり、地域の憩いの場所になっています。

JR川崎駅から南武線でひと駅、”尻手（しって）”駅から徒歩圏の市場です。正式名称は「川崎市地方卸売市場南部市場」といい、地元の方からは「南部市場」と呼ばれています。いくつかの商店が入っており、新鮮な魚や加工品がたくさん売られてます。が、ここに来た目的は市場での買い物ではなく食堂です。「水喜（みずき）」は土曜日なら朝早くから開いている魚料理の食堂。（日曜は休み）新鮮な具材を使った美味い刺身定食やフライ定食が朝からガッツリいけますよ。

銀柳街の南側に続くのが「チネ・チッタ」通り。その名の通り映画館「チネ・チッタ」があります。昭和の初めに川崎映画街があった場所に出来た「ラ・チッタ・デッラ」、このエリアに映画館・ショップ・レストランなどが集まっています。映画を見るときは大体ここでした。近くのアゼリア地下街のチケットショップで映画の割引チケットが買えます。

川崎駅東口の商店街「銀柳街」は、”花とステンドグラスのある街”と謳う国内最大級のステンドグラスが施されたアーケードです。第二次大戦の空襲被害を受けた川崎市街地で、地元の人たちによって植えられた柳にちなみ現在の名称となったとのこと。北へ続く「銀座街」を含めて、きれいにリノベートされた歩きやすい賑やかなアーケードで、ディープな川崎でノスタルジックな…みたいな期待で行くと肩透かしを食らいます。

佐藤惣之助は、代々川崎宿砂子の本陣職を務め明治維新後は雑貨商にだった佐藤家に生まれ、俳人・劇作家・詩人・歌謡曲作家として活躍したそうです。区内には佐藤惣之助の詩碑が3箇所に置かれているそうなのですが、佐藤本陣跡の向かい･川崎信用金庫前に昭和54年(1979年)に生誕の地に建てられた記念碑がこちらとのこと。郷土川崎をこよなく愛したという佐藤惣之助、川崎も彼を忘れることは無い様です。

旧東海道に面して入口を構える曹洞宗の寺です。鎌倉時代の僧が開山し、川崎宿で最も古い寺らしい。境内には、川崎に土着した大阪の牢人だった波多野伝右衛門の墓や、かつて宿場の賑わいを支えた飯盛女（遊女）の供養塔（川崎宿貸座敷組合が建立）があります。

山北駅前にある「山北鉄道公園」です。昭和19年（1944年）の製造で、山陽線、東海道線、御殿場線で活躍し、昭和43年に引退したD52形蒸気機関車が置いてあります。機関車の隅々まで見れますよ。山北駅前には「さくらの湯」もあり。

岩瀬湯本温泉の2軒宿のうちの一つです。里山の趣溢れる藁ぶき屋根の古民家の宿です。とはいっても、居住空間は古民家の趣をスポイルすることなくセンス良くリノベートされていて居心地は良いです。貸切の温泉は少し鉄分を感じる良質な源泉かけ流し、客室数を抑えているので混雑することもありません。そして料理が最高でした。夕食も朝食も内容もボリュームも申し分なし。料金も手ごろで、フレンドリーなスタッフの対応を含めて大大満足のステイでした。