エロシさんのクチコミ(128ページ)全6,830件

彩色壁画の描かれた国宝に指定されている古墳です。現在、壁画は保存のためこの墳丘の石室内には保存されていませんが、以前訪れたときは墳丘内で保存されていました。その時の墳丘は壁画保存のためコンクリートの入口、空調装置が置かれ古墳と言うよりも何かの設備と言う外観でした。今回久々に訪れると、とてもスッキリし、綺麗に芝生が貼られた墳丘になっていました。自然のままの姿が一番です。

彩色壁画の描かれた古墳の複製壁画を展示する資料館です。施設は大きくありませんが、実物と同じ大きさの石室が展示され、極彩色の複製壁画を鑑賞することができる施設です。他にも海獣葡萄鏡などの模造の副葬品も見ることができます。
展示室にいる職員の方が親切で、壁画がどのように描かれていたのかとか、副葬品の特徴を時間を掛けて説明してくれます。そして料金も単館で250円と安いです。
高松塚古墳を見ても外観だけなので、この様な施設は嬉しいです。

古代の史跡が多く点在する飛鳥地方に設けられた国営の歴史公園です。高松塚周辺地区、キトラ古墳周辺地区、石舞台地区、祝戸地区、甘樫丘地区の5地区の公園からなり、史跡の保護と、景観の維持、自然豊かな観光客には見学し易い公園となっています。いずれの地区にも駐車場が完備されアクセスも便利です。
このような歴史恋園が整備されている所は流石奈良ならではですね。

鬼の俎は鬼の雪隠から少し離れた20m程上った竹林の山中に置かれています。古墳の石室の底石と言われていますが、この奇石だけみても加工した後が一部残るだけで石室の一部だった様には見えません。鬼の雪隠だけ見て行く人もいますが、俎と一緒に見てもらいたい奇石です。

欽明天皇陵から500m程東に歩いたところに鬼の俎と鬼の雪隠と呼ばれる奇石があります。周辺は畑が前に広がる小丘の斜面に雪隠、俎は雪隠から20m程上った山中に置かれており、車道からは歩いて行くしかないのは不便ですが、飛鳥の奇石巡りでは欠かせない史跡です。
元は一つに古墳の石室と底石と言われています。特に鬼の雪隠とは良いネーミングで、本当に鬼にトイレの様に見えてきます。

吉備姫王は欽明天皇の孫で皇極天皇、孝徳天皇の母です。その墓陵は欽明天皇陵の近くにあります、欽明天皇陵とは比較にならない程小さな墓です。吉備姫王墓は駐車場から少し細い道を上がり回り込む様に行かなければならず案内板がないと分かり辛い所にあります。
そして、ここを訪れるのは何を言っても猿石を見るためです。石柵の中に左右2体ずつの面白い顔をした石像は必見です。
飛鳥にある奇石になかでも好きな石像です。

欽明天皇陵の隣に吉備姫王墓がある。その墓の木々が茂るコンクリート柵の内側に去石はあります。飛鳥地方には多くの奇石像がありますが、この猿石もその一つ。
1m程の高さの4体の石像が置かれており、猿石とは言いますがその姿はどちらかというとペルシャ系の顔立ちで猿には見えません。
明日香観光のメインルートではないのか、あまり人も居らず駐車場もあり見学し易いです。

飛鳥駅から北東に10分程歩いた所に欽明天皇陵があります。最初の女帝として知られる推古天皇のの親である欽明天皇の陵は明日香村唯一の前方後円墳で濠に囲まれた森となっています。殆どの観光客は欽明天皇陵を目当てに来訪するのではなく、西隣にある吉備姫王墓の猿石を目当てに来た人がついでに見学する程度です。
拝所は白砂が綺麗に整備されており気高さを感じます。陵墓を見たことが無い人には見学しやすい陵です。

橿原神宮の南神門の前に広がる深田池。その深田池の片隅に長山稲荷社があります。宇迦能御魂神、豊宇気神、大宮能売神を祀る橿原神宮の末社ですが、橿原神宮が出来る前からこの地で地元の神様として祀られています。
参道には朱色の鳥居が数珠つなぎの並び、鎮守の森の緑の中にとても映え綺麗です。早朝言うと神職によるお参りが見られる他、地元の人がお参りする姿が見られます。
小さな稲荷社ですが綺麗な神社です。

奈良 橿原にある3つの古代から知られる神々が宿る神聖な山です。香具山（152m）・耳成山（140m）・畝傍山（199m）と何れも高い山ではありませんが、平野に独立した均整の取れた山で他の山とは違い気高く見えます。
橿原神宮の本殿の裏には畝傍山が御祭神のように見えます。
大和地方に行ったら見逃せないパワースポットです。

畝傍山の南東山麓に鎮座する神武天皇を祭神とする広大な神社です。創建は明治23年と古くはありません。奈良の明治神宮と言った感じです。
早朝の6時過ぎに行くと、広大な参道、境内には観光客は殆どおらず、夏にも関わらず緑の木々から涼しい風が通りとても高貴で、清々しい気持ちになります。昼間は多分大勢の人になると思われるのでこの様な感じはしないのではないでしょうか。
早朝行くことをお薦めします。

原宿駅から徒歩5分程の所にある浮世絵専門の美術館です。以前より訪れてみたいと思っていたのですが、中々機会がなく今回「没後160年歌川広重」特別展で初めて訪問しました。表参道から原宿の繁華街に少し入った所にある小さな美術館で展示室は地上1,2階と地下にあります。空いているかと思ったのですが。意外と混んでました。しかし並ばなければ見られないという程ではなく、じっくりと鑑賞することができます。
今回の展示では切手にもなっている「月と雁」「東海道五十三次 蒲原」など広重の名品を堪能することができました。

東急百貨店本店裏の高級住宅街にある自然豊かな公園です。名前の通り鍋島と関係があり、鍋島家が茶園を松濤園と名付けたことに由来します。
公園には水車のある大きな池があり、この池のいたる所から湧水が湧き出ているのが見られます。そのため池の水は都会にある公園にしては澄んでおり、正に都会のオアシスと言える公園です。ベンチに腰掛け読書する人や、虫取りをする子供の姿が微笑ましく見えます。

東急百貨店本店裏の高級住宅街 松濤。都会の中にありながら都会の喧騒を全く感じさせない街に高級レストラン シェ松尾・松濤レストランがあります。蔦の葉が絡まる洋館は戦前からの建物で、とても落ち着いた雰囲気の中でフレンチを味わうことができます。全5品のランチコースは見栄えはそれほどでもないですが、手の込んだ繊細な味は値段相応の価値があります。中にはで頂くデザートは早い秋空の中とても気持ちが良いです。
皇太子殿下、首相も訪れる一軒家レストランはとても満足できるレストランで、ちょっと偉くなったような気分になります。

橿原神宮前駅の東側駅前にあるホテルです。橿原神宮、明日香に近く、コンビニ、飲食店も近くにあり、地下駐車場無料（満車のときは隣の市営駐車場を無料で使えます）など観光に便利なホテルです。ホテルですが洋室だけではなく和室もあり、和室では大浴場の温泉に浸かった後くつろぐことが出来る所が良いです。
名前は最近変わった様ですがTHE KASHIHARAと変わりましたが中身は旧ロイヤルホテルと何も変わっていない様に思います。

橿原市を通る国道24号線の光山橋北詰交差点近くにあるハンバーグのファミリーレストラン店です。橿原で気軽に食べられるレストランを探していたところ全国チェーンのびっくりドンキーがあったので入店。夜7時頃に行くと店内は家族連れの客が多く殆ど満席。チェーン店なのでチーズバーグディッシュを食べましたがチェーン店ですので味はどこの店でも同じそれなりの味です。
旅行中に安く上げるには気軽に入れる店で良いですが、やっぱり地元の美味しいお店の方が良いですね。

JR山崎駅前を下り右手に行った所に離宮八幡宮はあります。平安時代に創建された由緒ある八幡宮で、実は石清水八幡宮の本宮。つまり石清水八幡宮は分祀となります。山崎は名水湧水の地として知られるので、なるほどとうなずけます。でもこちらが離宮なんですよね。
境内は意外と広く、惣門、東門、拝殿、本殿、摂社などもあり立派です。でも私以外は誰一人観光客はいませんでした。結構見所あると思うんですけど。

JR山崎駅前を出た左手、ロータリーの東側に妙喜庵はあります。妙喜庵は茶人の千利休が作ったとされる茶室「待庵」が唯一現存していることで有名です。通常は非公開となっており中を見学することはできないので、入口の門からちらりと中を覗くことしかできません。外観だけをみると立札が立っていなければただの古い平屋の住宅と言った風体です。
待庵を見学したければ事前に往復はがきで申し込んでおかないと見学できないので、事前日時を調整する必要がありますので注意が必要です。

アサヒビール大山崎山荘美術館の2階北側（山側）のテラスに出ると北側庭園の最奥に白い三角屋根の物見塔が見えます。この塔が栖霞楼です。テラスに説明版はありますが、北側の庭園には入ることは出来ないので近くでは見学できず、唯一2階テラスからしか見られません。
モダンな洋風建築の塔屋に見えますが、大正期に建てられた大山崎山荘では一番最初に建てられた建物と聞き少し驚きでした。中には入れなくても良いので近寄って見学出来るようになるといいのですが。

天下分け目の決戦を「天王山」と呼びます。その語源となった地が豊臣秀吉と明智光秀が戦った山崎にある天王山。
JR山崎駅から線路を渡った先から上り坂になります。270mと低い山ではありますが、意外と傾斜があり、山頂からの眺めは良くありませんが、山崎城の痕跡が見られます。
歴史ある地であり、上りがいのある低山です。