エロシさんのクチコミ(125ページ)全6,830件

東大寺の西側エリアは観光客は殆ど訪れないエリアです。その大仏殿の西側近くに指図堂があります。指図堂は大仏殿の設計図（指図）を収めるお堂として造られました。
お堂の扉は閉じられており、内部は拝観することは出来ませんが、お堂の左手に一際目立つ賓頭盧尊者像が置かれています。お顔が特徴的で怖い感じもしますが、見物です。

東大寺の大仏殿の西側にあるお堂です。755年の創建で、現在の建物は1732年に再建されたもので大仏殿ほど古くはありません。一見二重建てに見えますが、裳階があり一重。火灯窓が特徴的です。
そして、戒壇堂の見所は安置されている広目天、多聞天、増長天、持国天の四天王像。いずれも塑像で全てが国宝に指定されています。拝観料は大仏殿と比較すると入館する前はちょっとお高いと思いましたが、四天王像の迫力を見ると納得でした。

東大寺を訪れると最初に出会う建築物が南大門。高さ25mもある超巨大な木造の門で、柱も太い。門の下から見上げると内部は大きな吹き抜けになっており、兎も角その大きさは圧巻です。そして見逃せないのが左右に置かれている阿吽の金剛力士像。運慶・快慶によって作られた像は門自体もされことながら、その力強さ、迫力は凄いと言う言葉に尽きます。
普段は観光客で人があふれるほどの込みようですが、早朝行くと観光客はチラホラしかいないのでお薦めです。

京都御苑にある9つの御門の一つ。京都御苑の北側、今出川通りに面した所にある唯一の御門です。今出川御門の北には同志社大学、同志社女子大学があり、更に正面の道を北上すると相国寺があることから、とても京都御苑と行き来する学生等が多いです。
御門自体は他の御門と変わりません。

奈良東大寺の参道から5分程西に行った所に氷室神社があります。氷室と言う名前が示すように氷の神様を祀ることで有名な神社です。氷がお供えされると言う話を聞いていたのですが、私が行った時にはタイミングが悪かったのか、氷は全くありませんでした。ちょっとくらい涼めるのかと思いましたが敵わず。境内には拝殿、舞殿がある古い神社にしか見えませんでした。

日本に4つある国立博物館の一つ。奈良公園の一角、興福寺の東に隣接する所に奈良国立博物館はあります。秋に開催される正倉院展が有名ですが、常設展も見る物が沢山あります。今回訪れた夏は特別展「糸のみほとけ」が開催されていましたが、そちらは見ず520円で見られる常設展示をみました。国立博物館だけあり、多くの国宝や重文があり特に仏像が多くあります。片山東熊設計の本館は建物自体が重要文化財に指定されており、見物です。
奈良を訪れたら是非お薦めです。

奈良には奈良町等古い町並みが残っていますが、今井町の町並みには江戸時代の姿がそのまま残されており、多くの町家が現役で現在でも人が住まわれています。これまで重要伝統的歴史建造物群保存地区に指定されている町には幾つか訪れたことがありますが、ここまで見事に残っている所は初めてです。また、余り観光地化されていないのか（夏だったからか）人も多くなく見て回り易かったです。
ただ、住宅を見学するときは事前に連絡を入れなければならないことを知らず、見学したかった住宅が外からの見学だけとなった所もあったので、注意してください。

古い町並みが残る奈良今井町の北東部、北尊坊通り沿いにある屋号を「新堂屋」と称する商家の町家です。今井町の他の町家より見た目が古く、二階の剥げかけた漆喰、虫籠窓、屋根の上には煙出しがあり、一味違った感じがします。山尾家住宅は明治天皇の今井行幸の際に木戸孝允、三条実美も宿泊したそうです。　

古い町並みが残る奈良今井町の中町筋中央部辺りに音村家と旧米谷家が隣り合い並んで建っています。旧米谷家は無料で公開されており、予約無しでも気軽に入れます。中にはボランティアガイドの方が居られ建物の説明を親切にしてくれました。
その説明で初めて気づいたのが、この住宅の縁側は今年の夏前に放映されていたサントリー伊右衛門のCM（ドリフターズ版）の撮影現場だったこと。セットでの撮影だと思っていたのですが、ここで撮影されていたとは思いもしませんでした。
ガイドさんからは撮影秘話も教えて頂けました。

古い町並みが残る奈良今井町の中町筋中央部辺りに音村家と旧米谷家が隣り合い並んで建っています。音村家は屋号を「細九」と称し、金物屋を営んでいました。建物は江戸時代中期に建てられた瓦葺、切妻造りで、一階は格子窓、二階は白漆喰の壁が美しく、重要文化財に指定されています。
音村家の前から中町筋を西側に見通す町並みは観光パンフレット等に載る景色が見られます。

古い町並みが残る奈良今井町の北部、北尊坊通り沿いに屋号を「壷八」と称した旧上田家住宅があります。近くに上田家住宅もあり、同じく屋号に「壺」が付くので分家かもしれません。建物は瓦葺の切妻造りで内部は非公開となっているため外観だけの見学となります。
住宅名が上田家、丸田家、吉村家とあることから持ち主の変遷があるものと思われます。

古い町並みが残る奈良今井町の中央北部、大工町筋の角に屋号を「壷屋」と称したした上田家住宅があります。江戸時代中期に建てられた瓦葺き入母屋造りの住宅は2階建てですが、2階部の軒は極端に低いのが特徴。また今井町の町家の殆どは南北に向いていますが、この住宅は珍しい西向きに建てられており、他の町家と雰囲気が異なります。
予約をすれば内部も見学できます。

今井町の南東部、春日神社から今西家の裏手に復元された環濠があります。今井町は元々江戸時代には環濠集落でこの様な環濠が町の周りに張り巡らされていました。今回、真夏の最盛期に行ったのでとても暑かったのですが、復元された環濠にはトンボが飛ぶ懐かしい風景が見られ、涼しい気分になりました。

古い町並みが残る奈良今井町の中央部、本町筋沿いにある再生した大型町家が一般公開されています。それが今井まちや館です。今井町の町家の殆どは現在も住宅として使用されており、有料で公開している所が多いですが、ここは予約も要らず、無料で見学することができます。帳台構え、猿落とし、あげ戸など町家の技法が良く見られます。
ボランティアガイドの人が、猿落としを実演？してくれる等親切で分かり易かったです。

古い町並みが残る奈良今井町の最西部、本町筋沿いに今西家住宅があります。見学の予約もせず当日、町内についてから電話連絡してみたところ快く見学を受け付けてくれました。中に入れて貰うと広い土間があり、説明によるとここで裁きが行われていたとのこと。今西家の名の由来は今井町の西を護る家と言うことらしく、お酒とは関係ないそうです。
外側から見ても、中側から見ても立派な造りで是非、予約して見学することをお薦めします。

橿原神宮の境内南側に大きな池があります。これが池田池です。万葉の時代に造られたため池で1.5万坪の広さがあるそうです。池の周囲には遊歩道が整備されており、訪れた早朝には、市民のランニングコースとなっていました。また池を望む様にベンチや東屋があり、橿原神宮散策で疲れたときに池の鳥を見ながら一服できる場所です。

古い町並みが残る奈良今井町の南西部にある豊田家住宅の西隣に紙半豊田記念館があります。今井町の古い町並みの中ではちょっと異色の資料館。入館料は300円と安いですが、中では豊田家が集めた陶磁器、書、絵画が展示されています。紙半と言う名が付いていますが、屋号で紙は展示されていません。
そして、ここで一番目立つのでは敷地に植えられたカイヅカイブキです。樹齢250年の巨木は通りを歩いていても、すぐわかるほど特徴的な形をしています。今井町を代表する名木です。

古い町並みが残る奈良今井町の南西部、御堂筋沿い、称念寺の近くにある「紙八」と呼ばれる旧材木商の住宅です。瓦葺、入母屋造の住宅で、高い軒の2階は出桁造り、2階漆喰壁には丸に木の家紋が付けられた重厚な造り。今井町の古い住宅でも1，2を競う立派さです。
ガイドが同伴しないと見学できませんが、今井町の古い住宅では見学をお薦めする住宅の一つです。

古い町並みが残る奈良今井町の南西部、御堂筋沿いにある本願寺派の寺院です。門前には特徴的な太鼓楼があり川越の時の鐘の様な存在です。他に山門、明治天皇駐蹕之処之碑、本土があります。残念ながら重要文化財の本堂は修理中で、修理の隙間から内部をチラ見することしかできません。保存のためには仕方ないです。

東叡山寛永寺の清水観音堂の舞台の前にある弧を描く枝をもつ松の木が月の松です。歌川広重の浮世絵「上野清水堂不忍ノ池」に描かれた松の木ですが、現在の月の松は復元されたもの。それ故、浮世絵通りですが、無理くり枝を円めた感じが否めません。
昔の月の松も同じ様に人の手で円められていたのでしょうか？