azuraさんのクチコミ(86ページ)全5,089件

車寄せなので、元は建物の玄関前に
くっついていたのでしょうが
現在は、入鹿池を背に西洋風の東屋
『ガゼボ』の様に建っています。

色も青系で、池とのコントラストも
大変よく、又軒下に彫られた彫刻が
とても綺麗です。

公園風に整えられた周囲と調和して
大変美しい景観になっています。

静岡県の焼津から移築された別荘です。
主は、西園寺公望氏。
公家の出で、伊藤博文内閣では
文部大臣などをされ、伊藤博文氏が
病気療養中は総理代行を
その後自身でも、第12・14代内閣総理
大臣をされた方でもあります。

坐漁荘と名付られたこの別荘は
欄間や天井など、至るところに竹を
用いてつくられ、竹の特色を其々に
生かしていました。

又、二階から観る焼津の海が絶景の
場所に建っていたそうですが
現在は明治村に隣接する入鹿池が
その代わりをしています。

唐津駅から一番近いビジネスホテル
だと思います。（徒歩5分）

ちょっと古めですが、お掃除は行き
届いていますし、スーツケースも
広げられる広さでした。

ユニットバスは、温かいお湯の出も充分
でした。

無料の朝食は、手作りパンが数種類と
おにぎりとお味噌汁です。
おにぎりは、出来たものが並んでいて
そこから取るのかと思っていたら
おひつをイメージした形状のマシーンで
そこにあるおにぎりをトングで取ると
次のおにぎりが下から出来上がってくる
仕組でした。
中々面白く、何個も取りたくなる衝動に
かられましたが、子どもちゃうんやから！
と自分に言い聞かせて我慢しました。^^

トッピングを選べ、焼き海苔も自分で
巻いて頂きました。

武雄温泉駅前に引かれ選んだホテル
ですが、9月にリニューアル仕立てで
武雄温泉を引いた大浴場も完備と
なりました。
お部屋ももちろん綺麗でした。

フロントの方は親切で、色々相談にも
乗っていただけ助かりました。

出発時、電車の発車まで5分でしたが
流石の駅近、間に合う事が出来ました。

2017年12月23日にオープンしたという
施設です。
逆さ富士をイメージした木の香り漂う
斬新なオフジェが目を引きます。

館内は、富士登山が擬似体験できる作り
最上階のテラスからは富士山が望め
下りはVTRなどを上手く取入れ
ただ読ませるだけの展示ではなく
中々楽しめました。

明治村の小高い場所に移された
幸田露伴が東京 隅田川近くで10年程
住んだ家だそうです。

露伴は、ヤドカリという考え方で
度々引越したそうです。
なので、自宅を『カタツムリの家』と
読んでいたそうです。

蝸牛庵は二階建ての和のお宅です。
いたる所に『粋』を感じる造りで
素敵なお宅でした。

アメリカへの移民が制限されると
次に募集されたのが、南米への移民。
ブラジルに移民された方が二万五千人も
いらっしゃったそうです。

ブラジルでは、慣れないコーヒー栽培を
しながら、土地を切り開き、家までも
自分達で建てなければならなかった
そうです。。
入植者の中には大工さんもおられた様で
その方の手が入っているそうです。
何事も自分でしなければならない...
当時の方の苦労に頭が下がります。

二階建ての建物、外観は明るいですが
内部は意外と暗いです。
ベランダなど、現地の風土に合わせた
建て方も良いですね。
外側にある階段は後付けで、本来は一階
裏手にある土間の入口を使い、土間からの
内階段で二階へ上がっていたそうです。

日本人牧師により、現地の日系人の為に
建てられた教会だった建物です。
確かに屋根の上に十字架がとても似合い
そうです。
その後、日本人の集会所として使われ
更に新聞社の倉庫へとなっていった
そうです。

内部には、ハワイへ移民として行った
日本人たちの様子がパネル表示して
あります。

明るい室内で、ここでも陽気なハワイの
気質を伺えます。

幕末 欧米列強5ヶ国と結ばれた通商条約
の改定条約により、開港に出入する
外国船のために燈台や航路標識を設ける
ことが取り決められ、東京湾には
観音崎、野島崎、城ヶ島、品川の4ヶ所に
燈台を取り付ける事になったそうです。

燈台建設にはイギリス・フランスから
技術者を招いたそうですが、東京湾の
燈台はフランス人技術者の手によって
建設されたそうです。

他3ヶ所の燈台はなくなった為、西洋式
の最古の燈台として、重要文化財の指定
を受けています。

どっしりとしたフォルムではありますが
意外と小型です。現在よりは暗い夜で
あったろう東京湾には、ここから放つ
灯りでも充分な役割だったのかも
しれませんね。

武士の嗜みであった武道は
明治維新を向かえ西洋から入ってきた
体操にその座を奪われたそうです。

明治15年創始の剣道が、高校・大学の
運動部として普及すると、次第に学校
体育としても取入れられる様になった
そうです。

無声堂は、金沢の第四高等学校に建て
られた、柔道・剣道・弓道三つの道場を
兼ね備えた大きな洋風建築物だそうです。
派手さのない和の建物だと思いましたが
洋小屋組の建物で、途中の柱を抜く事で
広い空間を作っているのだとか。。

又、柔道場では床の弾力を増す為床下に
スプリングを入れ、剣道場は音の反響を
良くするため床下に共鳴用の溝を掘って
あるそうです。

現在でも、道場の床はピカピカです。

日本赤十字病院といえば、田原坂西南
戦争資料館で、西南戦争の際敵味方の
区別無く、負傷兵を手当した博愛社が
日本赤十字病院の始りとみたぞ！と。。

ジュネーブ条約に加盟、皇室から
御領地の一部と建設資金10万円が下賜
され、この建物が建てられたそうです。
設計は赤坂離宮と同じ片山東熊。

窓が沢山取り付けられ、廊下を挟んで
病室という作り、お布団を干すにも
室温を調節するにも丁度良いのかな
などと思いながら見学しました。
明るく清潔な病棟なのも良いなと
思いました。

看護師さんの制服や、当時の医療機器
なども展示されていました。

シアトルは、日本からの航路が開いた
ことにより、移民先として明治末期から
大正期にかけて最盛期だったとか。。

漁業と林業で町を形成しようとしていた
シアトルで、山を切り開き開拓をする
労働力が必要だったのでしょう。。

この家は、そんな山を切り開き出来た
新興住宅街に建てられた元はアメリカ人
の家だったそうですが、日系移民が所有
する事となったとか。。
しかし、第二次世界大戦が始り強制収容
により家を負われ、戦後は日系人のための
福音教会として使われていたそうです。

一階は教会の名残がみえ、二階には
主の自宅としての様子が伺えます。
日本の物だけでなく、海外の日本人に
纏わる明治時代の物がみせて頂けるのも
いいなと思いました。

日本初の鉄道、新橋横浜間には沢山の
橋があったそうです。
開通当時は、間に合わないという理由で
全て木造のはしだったとか。。

開通後、複線化の計画が上がった際に
鉄橋に架け変えられた、日本で最初の
複線鉄橋だそうです。

現在、明治村では尾西鉄道を走っていた
蒸気機関車の隣に位置しており
機関車の可愛らしいフォルムと
オレンジの鉄橋がナイスマッチングです。

工部省は、日本に近代工業を根付かせ
発展させる事を目的に設けられた省庁。
明治初期に設立、その管轄範囲は
とても広く、鉄道、土木、電信、造船
製鉄など大規模な事から硝子制作の様な
身近な事まで。

硝子というとグラスなどの食器を連想
しますが、当時はまだポピュラーな
物ではなかったそうです。
その上、窓硝子となるとこの工場でも
試みられたようですが、失敗。
国産硝子の生産は明治末期まで成功
しなかったそうです。

イギリス人技師を招いての工房。
建物もイギリス積の煉瓦造り。
現在は、赤レンガのお洒落なカフェに。
建物の外にはテラス席もあります。
私はももパフェを戴き休憩しました。

仕切のない同じ建物の内には
硝子工芸のショップもありました。

愛知県知多半島の先、三河湾に面した
港町にあった銭湯だそうです。

湯殿のある銭湯という建物は痛みやすく
リフォームを繰り返していた様ですが
移築にあたり、タイルなどの装飾は
取払い、明治末期の様子を残した
そうです。

番台が畳敷きであったり、木製の浴槽
小さな頃通ったお風呂屋さんとは
似ているような、似ていないようなと
懐かしくも新鮮でもありました。

名古屋鉄道の前身、尾西（びさい）
鉄道がアメリカ ブルックス社より
購入した機関車だそうです。

小さめのフォルムで、子どもたちに
人気の、機関車トーマスに似ていま
せんか？！

隣には神奈川県 六郷川に架かっていた
六郷川鉄橋があり、オレンジの鉄橋とも
合っています。
可愛らしい雰囲気のエリアです。

日本に本格的な西洋型の病院が造られ
たのは、軍隊によってだそうです。

なので、鎮台の置かれた地に先ずは
病院が建てられ、衛戍病院と呼ばれた
そうです。

明治村にあるのは、名古屋城内にあった
名古屋衛戍病院。
ベランダはありますが、洋風とも和風
とも取れる建物です。

内部には、国産のレントゲン撮影機
『ダイアナ号』が置かれています。
ダイアナ号は、海外へも輸出された
のだとか。。

改めて、明治時代の急速な近代化に
尽力された名も無き人々に
感服致しました。

黒船来航に怯えた幕末。軍事力の近代化
の必要性を目の当たりにした明治政府は
薩長がイギリス式を学んだに対し、幕府
と同じくフランス軍に学んだそうです。

そしてそれは、軍事組織や訓練法のみで
なく、兵舎等の施設建設に至るまで
模倣したとのこと。この兵舎も長い建物
でしたが、明治村移設にあたりもとの
大きさの2/3サイズになっているそうです。

プライバシーは無さそうですが、軍隊
らしく、必要最低限の物が置かれた
下級兵士の部屋が再現されています。

日本で初めて敷かれた鉄道の始終着駅
そこには色々な附帯施設もあったそう
です。ここは、その一つ機関車の修復所
であった建物だそうです。

現在では、近代化の為に外国から輸入
された色々な機械の展示保管場所と
なっています。

富岡製糸場でみた、紡績機やエンジン
活版印刷機の進化もみられます。
文明開化の宝庫です。

現伊勢市の前身である宇治山田市。
そこに建てられたちょっと
エキゾチックな印象の建物です。

窓が取り付けられた円蓋のお陰で
明るい内部。円蓋の下が一段高く
なっていてそこが窓口。

現在でも、10年後の指定された日に
届けてくれる『はーとふるレター』を
受け付けています。
過去へ旅する明治村で、未来に手紙を
出す...粋な計らいですよね ♪