N.ピロシキさんにとって旅行とは
私が旅行好きになったのは、中学2年の時に短期語学研修でイギリスに行ったことがきっかけでした。当時は英語もろくに話せませんでしたが、初めて日本の外に出たので、その時の記憶は鮮明に残っています。
イギリスには2週間滞在しましたが、滞在中は、ロンドンの街並みや、日本とは全く違う文化に衝撃を受けた反面、正直、食べ物も口に合わず、若干ホームシックのような感じになり、「早く日本に帰りたいな−」と思う日々を過ごしていました。
この語学研修を終え、日本に帰ってきて変わったこと。それは、見る世界が広くなったことです。TVで、イギリスのことが紹介されていると、興味を持ってみることが出来、例えばロンドンのビックベンが映ると、「あのビルの裏はああなってたなー」なんて、イメージを膨らませることが出来るようになりました。
そしてなにより、今まで日本地図だけで物事を考えていたものが世界地図で考えられる様になり、「あそこはどんなところなんだろか?」、「いつか行ってみたいなー」という興味を色々な場所に抱くようになったのです。
大学に進学してからはその思いを1つずつ実現させていきました。学生なので、お金はありませんでしたが、安い航空券を見つけては海外に旅に出ていました。不思議なことに、旅に出れば出るほど、興味が広がり、また行きたい所が増えていくのです。そしてさらに、海外に行けば行くほど、逆に日本国内のことも知りたいという気持ちを持つようにもなっていったのです。
社会人になってからは、お金に余裕は出来たものの、時間的な制約が大きくなってしまい、なかなか学生の頃のよう旅をすることが出来なくなってしまいましたが、「行ける時に行っておこう」という気持ちで、時間さえあれば、海外、国内問わず旅に出ています。
「会社勤めで息苦しくなったら、旅に出るといい。」「人生に疲れたら、旅に出るといい。」旅に出ると、想像もつかないような景色に遭い、自分が旅に出なければ絶対に会わない人に会えます。そして、色んな人が、色々なところで、色んな暮らしをしています。これらを肌で感じることによって、「世界」は今の生活や会社だけではないのだと思えるし、今の便利さ、良さを見つめ直すこともできるかもしれません。
私にとって旅とは、そんなことを改めて気づかせてくれる、日常生活を送る上での「サプリメント」のようなものだと思っています。
最近は、サプリの過剰摂取気味ですが(笑)