Weiwojingさんのクチコミ全137件

初めて島根県安来市にある足立美術館を訪ねた。JR山陰本線安来駅から美術館シャトルバスを利用して（無料）行くことが出来、便利である。ここは日本美術の宝庫とでも言えそうな大家の作品が多く、日頃名前は知っているが、実物は初めてという作品ばかりであった。

美術コレクションだけでなく、ここは名庭園としても知られていて、美術品鑑賞の後にはぜひとも散策したいところである。四季それぞれの美しさを鑑賞でき、何度でも来てみたいと思所以である。

島根県を訪れて各地にかなり温泉があるのには驚いたが、温泉津温泉はその中でもあまり訪れる人がいないようなので行ってみることにした。行ってみてまさに正解であった。廃れたというまでにはいっていないが、鄙びた様が心地よかった。

温泉津温泉は温泉町として唯一国の「重要伝統的建造物保存地区」で、しかも「石見銀山遺跡とその文化的景観」として世界遺産の構成地になっている。

初めて高知県高松を訪れ、最初に出掛けたところが高知城であった。高知城（玉藻公園）は規模としてはそんなに大きくはないが、よく整備され、かつての面影がよく残っている城だと思う。1時間半ほど時間をかけて、ゆっくり見て回った。

三菱財閥の私的美術館から一般公開に至った「静嘉堂文庫美術館」は、小規模ながら国宝や重要文化財を含む中国と日本の美術品を集めた美術館である。ところが、この6月に丸の内明治生命館に移転することになっている。現在開催中の「旅立ちの美術（Depature in Arts)」が最後の展覧会である。

北京の「潘家圓旧貨市場」へは何度も出かけている。北京市内には数多くのアンティック・マーケットがあり、この市場は北京最大の否中国最大の市場と言ってもよい。何でもある。小生が求めるもの古写真、書籍、陶器などであるが、全二者はまがい物はないので安心して求めることが出来る。しかも、価格が安価でも読めやすい。陶器はコピー製品も多いので、注意が必要である。いずれにしても古いものを見ていると楽しい。

久しぶりの奈良旅行である。今回は交通の便利なところをポイントにJR奈良駅の近くにあるダイワロイヤルホテル D-PREMIUM 奈良に宿泊した。な新しいホテルのようで、設備も十分しっかりし、スタッフの方々の対応も申し分なかった。また泊ってもよいかなと思っている。

初めて薬師池公園のライトアップを見に出掛けた。春、夏、秋とけっこうこの公園には出掛けているが、冬の時期は見るべきものがないのでこれまで訪れたことはなかった。

今回、１週間ほど夜間に公園でのライトアップが行われるとのチラシを見て行っみたが、派手さはないが落ち着いた光やその色具合に感心させられた。来ている人はどのくらいいるのか注意しながら見ていたがさほどの人の姿はなかった。町田市の肝いりで行われているが、今回初めての企画のようである。少々残念な気がするが、来年度以降もあるならそれなりに宣伝も十分すべきではないかと感じた次第である。

黄色いイチョウや赤いもみじに光が当てられ、正に美しさを感じることが出来たし、中には妖艶とでも表現してよいような紅葉もあった。

リラックス出来、しかも静かなところで滞在を楽しめるホテルを探していたところ、格安で泊まれるプランを見つけ、出かけてみた。たた交通が不便なことが難点であったが、送迎車があったので、これはクリアできた。

ホテルは大きな湖の側にあり、温泉も充実し、十分満足した。食事はブッフェで、地のものがたくさんあり充実していた。冬のスキーの時もよさそうなので、もう一度来てみたいと思う。

川崎のはずれにある紫陽花寺として知られた「妙楽寺」を訪ねて来た。JR（又は小田急線）登戸駅で下車し、ここからコミュ二ティバスで15分位かかったが、１時間に１本しかないので行く際は注意を要する。

訪れる人はそんなに多くなく、ゆっくり見学できたのはちょうどよかった。寺そのものは大きくなく、１時間くらいで見て回ることが出来る。28種類, 2000株の紫陽花があり、見ごたえがある。

町田には武蔵野の面影を残す古民家があちこちに残されている。今回、鶴川を中心に４カ所の古民家を訪ねる機会があった。どの家も現在人が住んでいたり、記念館として使われてたりして、なかなか見学することは出来ないが、一般公開の時があり、今回訪れることが出来た。

それらの中で最も興味を覚えたのは「可喜庵」であった。ここは150年もの時を経て、現代によみがえらせた茅葺の古民家で、代々住み継がれてきた。内部はすっかりリノベーションされ、ギャラリーやサロンとして使われているが、昔のたたずまいを知るのには最適な場所である。

東京国立博物館は、本館、平成館、東洋館、表慶館、法隆寺宝物館そして庭園から成り立つているが、よく訪れるのは本館、平成館、東洋館の３カ所である。常設展を始め、季節毎の企画展、海外美術館からの展覧会等常に見ごたえがある。私はこのような展示会以外に庭園を訪れることをお勧めしたい。春秋の桜と紅葉の時期に一般公開がある。さらに建築的な面から見学するのも興味がある。

東京三田にあるイタリア大使館と大使公邸を訪れる機会があった。普段入ことが出来ない特別な場所で、何かのイベントとか招待でもされない限り入ることは不可能である。今回あるイベントで招待されて訪問することが出来た。

もともと大使館敷地は大名屋敷（旧伊予松山藩邸だったところで、1924年まで松方正義公爵の住居として使われてきたが）だったが、公爵没後の1928年から大使館敷地となった。

この大使館敷地内には元禄15年12月14日（1703年）赤穂浪士が吉良上野介を殺傷した赤穂事件の後、大石主税ら十士切腹の地の史跡があり、徳富蘇峰が建立した碑が残されている。残念ながら、現在これを見ることはできない。

始めて笠間日動美術館を見学した。一度来てみたいと思いながらなかなか実現しなかった。笠間駅からバスで10分位なのでたいしたことはないが、ただ本数が少ないので要注意。
美術館は小さいながら展示内容は素晴らしい。一般企画展示室、フランス館、パレット館ガあり、特にフランス館が気に入った。レオナード・フジタの作品2点を含めて、近代フランス画家の作品が多く展示されている。野外彫刻もよい。
春風萬里荘別館もあり、バスで移動しなければならないが、太田蜀山人のかっての北鎌倉の山荘を移築した家で、両方合わせて見学するとよい。

芭蕉の「閑けさや岩にしみいる蝉の声」で知られる山寺（正式名は立石寺）は山形市から電車を利用して30分ほど来ることが出来る。駅から徒歩で寺に行き、さらに山頂付近まで歩いて登ることが可能である。そのためか年配の人も多く、さすが有名な観光地なんだと納得した。さらに驚いたことは、外国人がやたらと多いことである。

山形駅からJR仙山線で20分ほどの山寺駅で降りるとすぐ目の前にあり、至極便利なロケーションにある。しかし、訪れる人はあまりいない。と言うのも、古い建物なので、建築に興味がなければ興味を覚えないところある。しかし、小生のような古建築愛好家にはじゅつくり見たい建物である。

山形市を訪ねた。初めての訪問であったが、古いものが大事に残されているのに気がついた。今回は主として歴史的な洋式建造物を中心に見て回った。その中で興味を覚えたのはキリスト教会である。３カ所訪ねることが出来た。そのうちのひとつが「聖ぺテロ教会」である。

山形には古いものがたくさん残されている。特に、古い建築物が市内のあちこちにあり、一つひとつ訪ねるのが楽しい。そのひとつが旧済生館本館（現山形郷土館）である。もとは病院だったが、今は山形の資料館として用いられている。建物も国の登録文化財となり、特異な姿を見ることが出来る。

小泉八雲の作品はかなり読んでいたので、熊本に来たらぜひ彼が住んでいた旧居を見学したいと思っていた。実際来てみると、元々の家は別なところにあり、解体移転されて現在の場所に再建されたそうである。それは仕方ないことであるが、彼の住んでいた当時の雰囲気が分かり興味深い。ただ、展示物や説明が多すぎて、感興を削ぐ点が残念である。

長崎を訪問すると、毎回この博物館に来ている。と言うのも、ここに来ると長崎の文化や歴史を十分に知ることが出来、来るたびに様々な企画展示が行われていて、大いに役に立つからである。くんちの時期だと、この祭に関する展示がちょうど行われていて、翌日からのくんち見学に役にたった。

岐阜から電車で美濃太田へ、さらにバスに1時間余り乗り、最後にタクシーで記念館へ正にたどり着いたと言ってよいだろう。それほど遠い地にあった。

しかし、ここまで来るのは大変であったが、記念館は杉原千畝の業績と人となりを知るには十分な施設である。第二次世界大戦末期にヨーロッパ各地で迫害を受け、多くのユダヤ人が虐殺されたが、エストニアのカウナスにある領事館で、杉原は彼らにヴィザを発給し、何千人もの命を救った。

戦後、彼の業績はほとんど知られることがなかったが、彼のおかげで命を救われたユダヤ人たちが彼を探し出し、世に知らしめるようになった。2000年に彼の生誕100年を記念して故郷の八百津に記念館が造られた。