ナツメロ大王さんのクチコミ(480ページ)全9,593件

言わずと知れた旧南ベトナムの大統領府がここ。ベトナム戦争はこの場所から大統領がヘリコプターで逃亡して幕を閉じた。１９７５年４月末の歴史的な日を十分に感じられる場所の一つです。ホーチミン市内のドンコーイ通りからも徒歩圏内なので是非足を運ぶことをお勧めします。但し、昼休みが入場できないのでご注意を。

成都からバスで訪問。巨大な石窟があるが、あまり神々しさが感じられない観光地の一つ。その成り立ちからして治水の為の土を採取するに際して山を掘削して仏像を彫ったというから、仏教美術というよりも、土木工事の遺跡と考えた方が正解かも。このスポットのみでバスに何時間も乗るのはお勧めしません。

大同からほど近い場所にあります。バスを降り、石窟にいたるまでは時代考証もなくイメージだけで押し切ったテーマパークのようになっていますが、それらを割り引いても訪問するべき石窟寺院です。どの石窟も当時の仏教美術の粋を集めた秀作です。

１０年ほど前にビザまで取得していながら急用の為キャンセルしてしまったカンボジア旅行。２０１２年についに実現。アンコールワットは高さ６０ｍほどの祠堂を中心にゆったりと伸びやかに広がる石造建築です。シェムリアップに滞在中、２回訪問しましたが、どの角度から見ても非常に美しく、アジアの至宝といって良いでしょう。

ムンバイはイギリス植民地時代の建築がそこかしこに残っており、そうした建物を見て回るだけでも十分楽しめます。特に建築に興味のある方には堪らないと思います。街歩きに疲れたら、洒落たカフェもありますし、インド観光の拠点にすると良いと思います。

大足石窟寺院を訪問後、北山の石窟郡を訪れました。バスやタクシーの降り口から３０分ほど山道を落ち葉を踏みしめながら登った先にあります。途中はひなびた遊園地などあり、なんとも言えないさみしい場所ですが、それがまた忘れさられたような古の石窟を動乱の歴史から守ってきたのかもしれません。

ここは西太后が清国の財政を傾けるという愚を犯してまで作り上げた夏の離宮。杭州の西湖を模したと言われる湖の周りには柳の木が生い茂り、豊かな時間を過ごせる場所です。但し、国慶節の時期はこの広い公園にも何万人という観光客が押し寄せるので、すこし時期をずらし、最低でも観光に２時間、できれば半日は見た方が良いでしょう。

城壁に囲まれた街がまるごと世界遺産になっています。些か観光客ずれしている感じがしますが、それでもどれだけ歩きまわっても飽きることが無いですね。碁盤の目のようなかつての中国らしい街の作りになっています。古い豪商の家やら役所、道教の廟がいたるところにあって、一日があっという間に過ぎてしまいます。

平遥古城を訪問した際、タクシーで片道１５分ほどかけて訪問して来ました。
金ぴかの仏像ばかりが目立つ中国ですが、ここにあるのは日本人好みの「わびさび」を感じる仏像ばかりです。訪れる人も少なくお勧め。ただし、戦時中の日本軍の所業が語り継がれており（政府による反日教育の影響もあり）、タクシーでも分をわきまえていた方が良いでしょう。中国語が堪能なら別ですが。

太原の双塔寺は、塔に登るというよりも牡丹に彩られた美しいそのプロポーションを楽しむために訪問すると良いでしょう。はっきり言って、よほどの建築マニア以外は足を延ばすことも無い場所なので。それと駅からのバスは本数も少ないので私は歩いてしまいました。迷わなければ２０分位で到着できるように思います。

デリーのレッドフォートにも行きましたが、やはりアグラ城塞のスケールの大きさと美術品のような一つ一つの建築の美しさは特筆もの。ムガール帝国がその強大さを誇った時代の記念碑といって良いでしょう。
ただし、冬場は霧が出てしまうため昼過ぎまで観光には向かないでしょう。

フエ観光の際、バイクタクシーを借りきってミンマン帝廟へ行きました。有名なカイディン帝廟からは丁度フォーン川を挟んだあたり。広い敷地で観光客も少ないです。このスポットそのものよりも、その周辺の美しいベトナムの風景に癒されますね。

ハノイからベトナム中部の古都であるフエに夜行バスで移動しました。座席は３列のスリーピングシート。とはいってもリクライニング角は１６０度位で幅も狭く、小柄な方でない限りは快適とは言えないでしょうね。それとトイレは無いので乗車前に済ませておきましょう。
ただ、海側の座席をアサインされたので、丁度DMZの辺りできれいな朝日を眺めることが出来ました。