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あきる野市・旧五日市町三内(さんない)にある小机邸 喫茶室・安居(あんご)を訪ねた。<br /> <br /><小机邸(こづくえてい) 喫茶室 安居(あんご)><br /><br />〒190-0162 東京都あきる野市 三内490<br />Tel:042-596-4158<br /><br />現当主は小机 篤 氏で第11代目である。 <br /><br />※駐車場… 有り(数台可)・・・入口際と、本館前に駐車する場所がある。<br />営業時間… 金・土・日・月・祝日(定休日:火・水・木)<br />営業日… 11:00~17:30<br /><br />写真は明治時代の洋館をカフェにした小机邸(こづくえてい) 喫茶室 安居(あんご)の建物は横から見ると和風の土蔵、前から見ると西洋式館である。

あきる野市三内(さんない):明治時代の洋館をカフェにした小机邸 喫茶室・安居(あんご)を訪ねた。

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2022/04/23 - 2022/04/23

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jijidaruma

jijidarumaさん

あきる野市・旧五日市町三内(さんない)にある小机邸 喫茶室・安居(あんご)を訪ねた。

<小机邸(こづくえてい) 喫茶室 安居(あんご)>

〒190-0162 東京都あきる野市 三内490
Tel:042-596-4158

現当主は小机 篤 氏で第11代目である。 

※駐車場… 有り(数台可)・・・入口際と、本館前に駐車する場所がある。
営業時間… 金・土・日・月・祝日(定休日:火・水・木)
営業日… 11:00~17:30

写真は明治時代の洋館をカフェにした小机邸(こづくえてい) 喫茶室 安居(あんご)の建物は横から見ると和風の土蔵、前から見ると西洋式館である。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配
  • 【明治の洋館、小机邸・安居は、五日市の「隠れ家」カフェ】<br /><br />2022年4月23日(土)釜の淵公園を散策してから、偶々、「小机大尽(こづくえだいじん)」の事を調べていて知った、あきる野市三内・小机邸「隠れ家」カフェ・安居を訪ねた。<br /><br />青梅・かんぽの宿から武蔵五日市駅に向かって、秋川街道を下って行くと、山の麓の右手に明治時代の洋館をカフェにした小机邸喫茶室・安居がひっそりと佇んでいる。<br /><br />要注意なのは大きな看板もなく、入口も目立たないし、通り過ぎてしまうかもしれないことだ。<br /><br />中の様子が分からないので、入口際のスペースに車を停めて、邸内に入った。<br /><br />写真は小机邸・安居の入口:右手に秋川街道が旧五日市町に向かって下る。青梅から来ると下ることになり、旧五日市町からは街道を上がることになる。

    【明治の洋館、小机邸・安居は、五日市の「隠れ家」カフェ】

    2022年4月23日(土)釜の淵公園を散策してから、偶々、「小机大尽(こづくえだいじん)」の事を調べていて知った、あきる野市三内・小机邸「隠れ家」カフェ・安居を訪ねた。

    青梅・かんぽの宿から武蔵五日市駅に向かって、秋川街道を下って行くと、山の麓の右手に明治時代の洋館をカフェにした小机邸喫茶室・安居がひっそりと佇んでいる。

    要注意なのは大きな看板もなく、入口も目立たないし、通り過ぎてしまうかもしれないことだ。

    中の様子が分からないので、入口際のスペースに車を停めて、邸内に入った。

    写真は小机邸・安居の入口:右手に秋川街道が旧五日市町に向かって下る。青梅から来ると下ることになり、旧五日市町からは街道を上がることになる。

    小机邸喫茶室 安居 グルメ・レストラン

    あきる野市三内(さんない):明治時代の洋館をカフェにした小机邸 喫茶室・安居(あんご)は興味深い。 by jijidarumaさん
  • 小机坂という坂がある。あきる野市三内のJR五日市線のガード下あたりから北西に上る秋川街道であるが、この付近一帯の山持ち資産家の小机家による坂名が付いた。<br /><br />写真は小机邸・安居の入口:秋川街道を右手に入ると小机邸の入口になる。

    小机坂という坂がある。あきる野市三内のJR五日市線のガード下あたりから北西に上る秋川街道であるが、この付近一帯の山持ち資産家の小机家による坂名が付いた。

    写真は小机邸・安居の入口:秋川街道を右手に入ると小机邸の入口になる。

  • 小机家(こづくえけ)は江戸時代後期に山林業で財を成し、幕末頃から深川木場(ふかがわきば)との商取引も盛んに行っていた。<br />この建物の建築年代は明治8年(1875年)頃とされ、当時の第7代当主小机三左衛門が、商取引で訪れた明治の文明開化の「銀座煉瓦街(ぎんざれんががい」の洋風建築に大いに刺激され、自宅新築に当たって洋風列柱廊や2階バルコニーなどを模して建築したと伝えられている。<br /><br />都指定・有形文化財に指定されている洋館、土蔵造りである。<br />(東京都文化財情報データベース)<br /><br />洋館前に立っていると、左手にある小屋で作業していた、現当主の小机 篤 氏が出てこられて、邸内に招じて下さった。<br /><br />写真は明治時代の洋館をカフェにした小机邸(こづくえてい) 喫茶室 安居(あんご)の建物が中央に、右手に現当主の山小屋が建っている。

    イチオシ

    小机家(こづくえけ)は江戸時代後期に山林業で財を成し、幕末頃から深川木場(ふかがわきば)との商取引も盛んに行っていた。
    この建物の建築年代は明治8年(1875年)頃とされ、当時の第7代当主小机三左衛門が、商取引で訪れた明治の文明開化の「銀座煉瓦街(ぎんざれんががい」の洋風建築に大いに刺激され、自宅新築に当たって洋風列柱廊や2階バルコニーなどを模して建築したと伝えられている。

    都指定・有形文化財に指定されている洋館、土蔵造りである。
    (東京都文化財情報データベース)

    洋館前に立っていると、左手にある小屋で作業していた、現当主の小机 篤 氏が出てこられて、邸内に招じて下さった。

    写真は明治時代の洋館をカフェにした小机邸(こづくえてい) 喫茶室 安居(あんご)の建物が中央に、右手に現当主の山小屋が建っている。

  • 写真は小机邸:洋館入口・・・土蔵に入るような感じだ。

    写真は小机邸:洋館入口・・・土蔵に入るような感じだ。

  • 写真は小机邸:洋館入口上にあるバクの漆喰塗り・・・悪夢を食べるとされる獏(バク)をお守りにしたのか?

    写真は小机邸:洋館入口上にあるバクの漆喰塗り・・・悪夢を食べるとされる獏(バク)をお守りにしたのか?

  • 「擬洋風建築」は幕末から明治前期のわずか10年ほどしか作られていない超レアの建築だそうで、日本の各地で建築されたと云う。明治初期における文明開化の和洋折衷様式の秀逸な事例の一つである。<br /><br />これらの建物は日本人の大工、宮大工や左官職人らが、西洋人の建築家が設計した建物を参考に、見よう見まねで建てた西洋風の建築物であり、確かに珍しい建築物だ。<br /><br />旧五日市町の「隠れ家」カフェとして、知る人ぞ知る古カフェなんだそうだ。<br />古カフェの雑誌特集に掲載され、NHKのEテレ『ふるカフェ系 ハルさんの休日』でも2018年4月4日に放映された。(尚、私共は2022年5月22日にも再?放送されたのでみることができた)<br /><br />写真は小机邸 喫茶室・安居:古カフェの雑誌特集に掲載された。喫茶室に置かれていたので、写真に撮ってみた。

    「擬洋風建築」は幕末から明治前期のわずか10年ほどしか作られていない超レアの建築だそうで、日本の各地で建築されたと云う。明治初期における文明開化の和洋折衷様式の秀逸な事例の一つである。

    これらの建物は日本人の大工、宮大工や左官職人らが、西洋人の建築家が設計した建物を参考に、見よう見まねで建てた西洋風の建築物であり、確かに珍しい建築物だ。

    旧五日市町の「隠れ家」カフェとして、知る人ぞ知る古カフェなんだそうだ。
    古カフェの雑誌特集に掲載され、NHKのEテレ『ふるカフェ系 ハルさんの休日』でも2018年4月4日に放映された。(尚、私共は2022年5月22日にも再?放送されたのでみることができた)

    写真は小机邸 喫茶室・安居:古カフェの雑誌特集に掲載された。喫茶室に置かれていたので、写真に撮ってみた。

  • 写真は小机邸:古カフェの雑誌掲載分拡大

    写真は小机邸:古カフェの雑誌掲載分拡大

  • 玄関から土間に入り、上がり框(かまち)に上がると、こちらはほぼ和風建築で、壁に鏝(こて)絵が描かれているのが見えた。<br /><br />鏝絵の図柄は「波と兎」で、江戸時代に流行した、日本的な文様だと云う。<br />波は水ですから、土蔵造りどうように火除けのお守りを意味しているのだ。<br />兎は子孫繁栄や豊穣、不老長寿を意味したものだろう。<br /><br />写真は小机邸 喫茶室・安居:旧館:鏝絵(こてえ)の図柄は「波と兎」 

    イチオシ

    玄関から土間に入り、上がり框(かまち)に上がると、こちらはほぼ和風建築で、壁に鏝(こて)絵が描かれているのが見えた。

    鏝絵の図柄は「波と兎」で、江戸時代に流行した、日本的な文様だと云う。
    波は水ですから、土蔵造りどうように火除けのお守りを意味しているのだ。
    兎は子孫繁栄や豊穣、不老長寿を意味したものだろう。

    写真は小机邸 喫茶室・安居:旧館:鏝絵(こてえ)の図柄は「波と兎」 

  • 二階への踊り場から真っすぐ、一階の奥の部屋に進むと、洋館(土蔵造り)の裏手に接する平屋があり、家族の生活空間だったから、昔は囲炉裏(いろり)があったそうだ。<br />現在、ここが喫茶室になっている。<br /><br />写真は小机邸 喫茶室・安居:喫茶室の入口も和風の趣だ。

    二階への踊り場から真っすぐ、一階の奥の部屋に進むと、洋館(土蔵造り)の裏手に接する平屋があり、家族の生活空間だったから、昔は囲炉裏(いろり)があったそうだ。
    現在、ここが喫茶室になっている。

    写真は小机邸 喫茶室・安居:喫茶室の入口も和風の趣だ。

  • 二階に上がる階段は木造の螺旋階段で、これもまた手が込んだもので、手摺りまで弧を描いているのは見事だ。<br />この日は2階は開放されていなかったので、上っていないが、コンサートや展示会(1階の大広間も)に利用されている由だ。<br /><br />写真は小机邸 喫茶室・安居:二階に上がる階段は木造の螺旋(らせん)階段・・・蹴込(けこみ)一段一段に繊細な透かし彫りが施され、手の混んだ螺旋階段である。

    イチオシ

    二階に上がる階段は木造の螺旋階段で、これもまた手が込んだもので、手摺りまで弧を描いているのは見事だ。
    この日は2階は開放されていなかったので、上っていないが、コンサートや展示会(1階の大広間も)に利用されている由だ。

    写真は小机邸 喫茶室・安居:二階に上がる階段は木造の螺旋(らせん)階段・・・蹴込(けこみ)一段一段に繊細な透かし彫りが施され、手の混んだ螺旋階段である。

  • 「暖炉の間」とでも呼んでも良い部屋には、6人掛けと4人掛けの喫茶用のテーブルがあり、その隣の小さな茶の間は見事な造り付け収納に囲まれている。<br /><br />右奥に奥様が喫茶の用意をする台所がある。<br /><br />写真は小机邸 喫茶室・安居:現オーナーが2011年にカフェとしてオープンさせた。中央に喫茶室のテーブル、左に暖炉、右に和室。

    「暖炉の間」とでも呼んでも良い部屋には、6人掛けと4人掛けの喫茶用のテーブルがあり、その隣の小さな茶の間は見事な造り付け収納に囲まれている。

    右奥に奥様が喫茶の用意をする台所がある。

    写真は小机邸 喫茶室・安居:現オーナーが2011年にカフェとしてオープンさせた。中央に喫茶室のテーブル、左に暖炉、右に和室。

  • 写真は小机邸 喫茶室・安居:喫茶室のテーブル

    写真は小机邸 喫茶室・安居:喫茶室のテーブル

  • 写真は小机邸 喫茶室・安居:暖炉の間の横は見事な造り付け収納が見られる和室

    イチオシ

    写真は小机邸 喫茶室・安居:暖炉の間の横は見事な造り付け収納が見られる和室

  • 写真は小机邸 喫茶室・安居:展示やお土産品

    写真は小机邸 喫茶室・安居:展示やお土産品

  • 写真は小机邸 喫茶室・安居:暖炉の間

    写真は小机邸 喫茶室・安居:暖炉の間

  • 庭の見える4人掛のテーブルに座って、お茶にした。<br /><br /><主なメニュー><br />珈琲… 500円(税込)紅茶(ポット)…600円(税込)<br />抹茶(和菓子付き)… 800円(税込)、ケーキ… 500円(税込)<br /><br />尚、チーズケーキはご主人・篤氏のお手製だと言うから驚いた。<br /><br />写真は小机邸 喫茶室・安居:紅茶(ポット)とチーズケーキなどを頂いた。<br />名器ロイヤルコペンハーゲン。

    庭の見える4人掛のテーブルに座って、お茶にした。

    <主なメニュー>
    珈琲… 500円(税込)紅茶(ポット)…600円(税込)
    抹茶(和菓子付き)… 800円(税込)、ケーキ… 500円(税込)

    尚、チーズケーキはご主人・篤氏のお手製だと言うから驚いた。

    写真は小机邸 喫茶室・安居:紅茶(ポット)とチーズケーキなどを頂いた。
    名器ロイヤルコペンハーゲン。

  • 写真は小机邸 喫茶室・安居:名器マイセンの印<br /><br />

    写真は小机邸 喫茶室・安居:名器マイセンの印

  • 写真は小机邸 喫茶室・安居:食後に。

    写真は小机邸 喫茶室・安居:食後に。

  • 写真は小机邸 喫茶室・安居:名器マイセンのカップと印

    写真は小机邸 喫茶室・安居:名器マイセンのカップと印

  • 写真は小机邸 喫茶室・安居:暖炉前で奥様に撮って頂いた。

    写真は小机邸 喫茶室・安居:暖炉前で奥様に撮って頂いた。

  • 写真は小机邸 喫茶室・安居:ご愛敬で、「兎」の飾りが置かれていた。

    写真は小机邸 喫茶室・安居:ご愛敬で、「兎」の飾りが置かれていた。

  • 玄関を入った土間から、1階左手を見ると広座敷(仏間、居間)があり、こちらは普通の和風建築に見えたが・・・。「銀杏の葉と銀杏」の襖絵が右手に見える。<br /><br />邸内の使用材には見た目が悪くて商品にならない木材を使っているから、節があったり、斜めに傷が入っている木材、木目が歪んだものばかりだそうだ。<br />じっくり見たわけでもないが、売り物にはならない、今で言う「訳あり材木」だとのこと。<br />自宅用には実用的で、耐久力があれば見栄えにこだわらないのだと云う。<br /><br />写真は小机邸 喫茶室・安居:土間から見た一階の広座敷(仏間、居間)、白壁は漆喰ではなく和紙貼りで、格が高い。<br />

    玄関を入った土間から、1階左手を見ると広座敷(仏間、居間)があり、こちらは普通の和風建築に見えたが・・・。「銀杏の葉と銀杏」の襖絵が右手に見える。

    邸内の使用材には見た目が悪くて商品にならない木材を使っているから、節があったり、斜めに傷が入っている木材、木目が歪んだものばかりだそうだ。
    じっくり見たわけでもないが、売り物にはならない、今で言う「訳あり材木」だとのこと。
    自宅用には実用的で、耐久力があれば見栄えにこだわらないのだと云う。

    写真は小机邸 喫茶室・安居:土間から見た一階の広座敷(仏間、居間)、白壁は漆喰ではなく和紙貼りで、格が高い。

  • 写真は小机邸:大広間(仏間、居間)にある「銀杏の葉と銀杏」の襖絵(右)

    写真は小机邸:大広間(仏間、居間)にある「銀杏の葉と銀杏」の襖絵(右)

  • 写真は小机邸 喫茶室・安居:暖炉の間からトイレに向かう廊下で、一階の広座敷(仏間、居間)をのぞけた。

    写真は小机邸 喫茶室・安居:暖炉の間からトイレに向かう廊下で、一階の広座敷(仏間、居間)をのぞけた。

  • 白い4本のドーリア式の円柱があったり、2階に下が菱組天井のバルコニーがあったり縦長のフランス窓があったりして、正面から見ると正に西洋のスタイル、それもコロニアル様式です。<br /><br />写真は小机邸 喫茶室・安居:正面はコロニアル様式、しかしドーリア式の円柱の素材は木材に漆喰が塗られたものであって、木造建築である。

    白い4本のドーリア式の円柱があったり、2階に下が菱組天井のバルコニーがあったり縦長のフランス窓があったりして、正面から見ると正に西洋のスタイル、それもコロニアル様式です。

    写真は小机邸 喫茶室・安居:正面はコロニアル様式、しかしドーリア式の円柱の素材は木材に漆喰が塗られたものであって、木造建築である。

  • 写真は小机邸 喫茶室・安居:2階バルコニーや洋風列柱廊の様子(本日は2階の見学不可。写真は借用)

    写真は小机邸 喫茶室・安居:2階バルコニーや洋風列柱廊の様子(本日は2階の見学不可。写真は借用)

  • 写真は小机邸 喫茶室・安居:2階バルコニーから見る現当主の山小屋

    写真は小机邸 喫茶室・安居:2階バルコニーから見る現当主の山小屋

  • 写真は小机邸:2階の大広間はイベント会場になる。

    写真は小机邸:2階の大広間はイベント会場になる。

  • 同年輩のご夫婦がカフェ(2011年オープン)をやっておられたのですが、ご主人は第十一代目になると云う。<br />いまだに木材業にたずさわり、しばしば山に入ると云うからすごい。<br /><br />写真は小机邸の山小屋:右手に現当主の山小屋が建っている。

    同年輩のご夫婦がカフェ(2011年オープン)をやっておられたのですが、ご主人は第十一代目になると云う。
    いまだに木材業にたずさわり、しばしば山に入ると云うからすごい。

    写真は小机邸の山小屋:右手に現当主の山小屋が建っている。

  • 趣味も多才のようだが、新館(御主人の趣味の館)内に招じられて、特に「渓流釣り」を好むと言って、ニジマスだったか、釣果(ちょうか:釣りの獲物)の剥製した、見事な作品を自慢気に見せてくれた。<br /><br />写真は小机邸の山小屋:釣り竿など

    趣味も多才のようだが、新館(御主人の趣味の館)内に招じられて、特に「渓流釣り」を好むと言って、ニジマスだったか、釣果(ちょうか:釣りの獲物)の剥製した、見事な作品を自慢気に見せてくれた。

    写真は小机邸の山小屋:釣り竿など

  • 写真は小机邸の山小屋:釣り用の網など

    写真は小机邸の山小屋:釣り用の網など

  • 写真は小机邸の山小屋:釣果(ちょうか:釣りの獲物)の剥製作品が飾られていた。<br /><br />・・・・・<br /><br />思った以上に多摩、旧五日市の文明開化の進んだ様子が見て取れて、実に感心した建物でした。<br /><br />ご主人にお礼を言って、車に戻ろうとしたら、メルセデスベンツの大きなのに乗った常連客と思しき妙齢の女性が一人で邸内に入って来た。<br />慣れた様子で車を停め、ご主人に挨拶して、喫茶室に入って行った。<br />

    写真は小机邸の山小屋:釣果(ちょうか:釣りの獲物)の剥製作品が飾られていた。

    ・・・・・

    思った以上に多摩、旧五日市の文明開化の進んだ様子が見て取れて、実に感心した建物でした。

    ご主人にお礼を言って、車に戻ろうとしたら、メルセデスベンツの大きなのに乗った常連客と思しき妙齢の女性が一人で邸内に入って来た。
    慣れた様子で車を停め、ご主人に挨拶して、喫茶室に入って行った。

  • さて、「小机大尽(こづくえだいじん)」の事を調べていて、この小机邸(こづくえてい) 喫茶室 安居(あんご)を知ったと先に書いているが、我が家とも全く縁がない方ではなかった。<br /><br />追記すれば、小机家は元来、原島が姓で、五日市の三内では名主を勤めた家だったそうだ。明治になって小机の姓になったと云う。<br />そして、この原島家は「五日市郷土の偉人・第1回フローレンス・ナイチンゲール記章を受賞、日本赤十字病院看護婦監督を長く務めた萩原タケ女史(私の祖母の従姉にあたる)の養妹幸世さん(実際は姪にあたる)を生んだ実母の実家である三原家の本家である」と、五日市の郷土史家に聞いた事がある。<br />だから、我が家とも縁がつながる事を思い出した。<br /><br />写真は旧五日市町阿伎留神社:鳥居

    さて、「小机大尽(こづくえだいじん)」の事を調べていて、この小机邸(こづくえてい) 喫茶室 安居(あんご)を知ったと先に書いているが、我が家とも全く縁がない方ではなかった。

    追記すれば、小机家は元来、原島が姓で、五日市の三内では名主を勤めた家だったそうだ。明治になって小机の姓になったと云う。
    そして、この原島家は「五日市郷土の偉人・第1回フローレンス・ナイチンゲール記章を受賞、日本赤十字病院看護婦監督を長く務めた萩原タケ女史(私の祖母の従姉にあたる)の養妹幸世さん(実際は姪にあたる)を生んだ実母の実家である三原家の本家である」と、五日市の郷土史家に聞いた事がある。
    だから、我が家とも縁がつながる事を思い出した。

    写真は旧五日市町阿伎留神社:鳥居

  • 小机家は五日市の有力者たちと発電所建設に尽力し、大正5年(1916年)、五日市に電気が通った。<br />母の一番下の叔父久男が岸 儀一五日市町町長の娘と結婚し、婿入りした岸家では、ここに登場する岸 忠左衛門翁が祖父にあたり、小机家と一緒に地域の大事業を為したそうだ。<br /><br />写真は旧五日市町阿伎留神社:神社の説明版

    小机家は五日市の有力者たちと発電所建設に尽力し、大正5年(1916年)、五日市に電気が通った。
    母の一番下の叔父久男が岸 儀一五日市町町長の娘と結婚し、婿入りした岸家では、ここに登場する岸 忠左衛門翁が祖父にあたり、小机家と一緒に地域の大事業を為したそうだ。

    写真は旧五日市町阿伎留神社:神社の説明版

  • 岸 忠左衛門翁の功績をたたえた胸像が旧五日市町阿伎留神社・鳥居の右手に建っている(昭和43年・1968年)。<br /><br />その岸 忠左衛門翁顕彰会の会長に、小机家の小机 武氏が選ばれており、その名が顕彰碑に残っている。<br /><br />写真は旧五日市町阿伎留神社:社殿

    岸 忠左衛門翁の功績をたたえた胸像が旧五日市町阿伎留神社・鳥居の右手に建っている(昭和43年・1968年)。

    その岸 忠左衛門翁顕彰会の会長に、小机家の小机 武氏が選ばれており、その名が顕彰碑に残っている。

    写真は旧五日市町阿伎留神社:社殿

    阿伎留神社 寺・神社・教会

    旧五日市町・武門の崇敬も篤かった古社・阿伎留神社境内には岸 忠左衛門翁の胸像と顕彰碑が立つ。 by jijidarumaさん
  • 岸 忠左衛門翁(1869~1935年・昭和10年)は<br />西多摩郡会議員、五日市町町長、東京府議会議員を歴任し、電灯、水道、五日市鉄道等の開発事業を興し、秋川地域、五日市町にもたらし、同地域の近代化に貢献した。<br />五日市鉄道は近代的な交通機関の無かった秋川地方に鉄道の建設しようと言うが地元の住民の願いにより五日市の岸 忠左衛門と増戸の小机三造が中心となって五日市鉄道建設計画は発足した。<br />1920年9月に出願し、翌年7月に免許がおり、その後、資金の問題などでこの秋川地方の勝峰山(現在の日の出町)や大久野の石灰資源に目をつけた浅野セメントが五日市鉄道の主導権を握ることになる。<br /><br />現在のJR五日市線の前進である五日市鉄道は大正14年4月21日、拝島・武蔵五日市が開通し、後に立川駅まで延長し、立川・拝島駅間が昭和5年7月13日に開通。<br />五日市鉄道の全19.2kmが開通しました。<br /><br />写真は旧五日市町阿伎留神社:岸 忠左衛門翁の胸像

    岸 忠左衛門翁(1869~1935年・昭和10年)は
    西多摩郡会議員、五日市町町長、東京府議会議員を歴任し、電灯、水道、五日市鉄道等の開発事業を興し、秋川地域、五日市町にもたらし、同地域の近代化に貢献した。
    五日市鉄道は近代的な交通機関の無かった秋川地方に鉄道の建設しようと言うが地元の住民の願いにより五日市の岸 忠左衛門と増戸の小机三造が中心となって五日市鉄道建設計画は発足した。
    1920年9月に出願し、翌年7月に免許がおり、その後、資金の問題などでこの秋川地方の勝峰山(現在の日の出町)や大久野の石灰資源に目をつけた浅野セメントが五日市鉄道の主導権を握ることになる。

    現在のJR五日市線の前進である五日市鉄道は大正14年4月21日、拝島・武蔵五日市が開通し、後に立川駅まで延長し、立川・拝島駅間が昭和5年7月13日に開通。
    五日市鉄道の全19.2kmが開通しました。

    写真は旧五日市町阿伎留神社:岸 忠左衛門翁の胸像

  • 【岸忠左衛門翁は明治大正の両世代にわたり、西多摩郡会議員。五日市町長。東京府会議員を歴任、当地方発展のために生涯を捧げられました。<br /><br />その間よく郷党の総意を結集し、豪毅果断な実行力をもって、各種の開発事業を興し、郷土の近代化に貢献されました。わが秋川の郷に初めて電燈を灯し、汽車を走らせ、水道をひき、文化の恵沢をもたらしたのは、ひとえに翁の功績であります。<br />ここに翁の生誕百年に際し、われ等遺徳をしのぶ者、胸像を建設して、永く後世にその偉業を讃えるものであります。<br /><br />昭和四十三年九月二十八日 <br />岸 忠左衛門翁顕彰会 会長 小机 武   他 有志一同】<br /><br />写真は旧五日市町阿伎留神社:岸 忠左衛門翁の顕彰碑

    【岸忠左衛門翁は明治大正の両世代にわたり、西多摩郡会議員。五日市町長。東京府会議員を歴任、当地方発展のために生涯を捧げられました。

    その間よく郷党の総意を結集し、豪毅果断な実行力をもって、各種の開発事業を興し、郷土の近代化に貢献されました。わが秋川の郷に初めて電燈を灯し、汽車を走らせ、水道をひき、文化の恵沢をもたらしたのは、ひとえに翁の功績であります。
    ここに翁の生誕百年に際し、われ等遺徳をしのぶ者、胸像を建設して、永く後世にその偉業を讃えるものであります。

    昭和四十三年九月二十八日 
    岸 忠左衛門翁顕彰会 会長 小机 武   他 有志一同】

    写真は旧五日市町阿伎留神社:岸 忠左衛門翁の顕彰碑

  • 写真は西多摩新聞2015年(平成27年)3月27日発行:JR五日市線開通90周年(1925年~2015年)・・・ここでは「政治力と実行力」の岸 忠左衛門と「経済力と信用力」の小机三造の功績について書かれている。

    写真は西多摩新聞2015年(平成27年)3月27日発行:JR五日市線開通90周年(1925年~2015年)・・・ここでは「政治力と実行力」の岸 忠左衛門と「経済力と信用力」の小机三造の功績について書かれている。

  • 岸 忠左衛門翁は現在の東大和市に生まれ、叔母の嫁ぎ先の寿美屋(すみや:江戸時代から続く炭問屋、製麺業)に養子に入り、家督を継いだ。家業の傍ら、自由党の三多摩壮士の一員として、政治に入り込んでいったと云う。<br /><br />寿美屋の家業は長男が東北帝大を出て官界に入った為、次男が継ぎ、今は製麺業と共に日本料理・蕎麦懐石の店を経営している。<br /><br />【寿庵 忠左衛門(じゅあん ちゅうざえもん)】 <br />〒190-0164 東京都あきる野市五日市64  <br />http://www.sumiya-men.com/<br /><br />五日市で創業150年+α。<br />江戸時代からの伝統ある炭問屋兼麺製造元『寿美屋』が始めた手打ちそばと日本料理・蕎麦懐石の店である。<br />店名は“五日市の父”といわれた祖父の名・岸 忠左衛門から採った。<br /><br />そば打ち修業は女将自ら赴いた『一茶庵』流。<br />粉は北海道産で、顔の見える仕入先から更に厳選されたものを使用しています。おすすめは季節ごとに変わるオリジナルの一品料理と地酒を楽しみ、最後はそばで締める。<br /><br />写真は五日市の寿美屋:左にレストラン、右に販売所

    岸 忠左衛門翁は現在の東大和市に生まれ、叔母の嫁ぎ先の寿美屋(すみや:江戸時代から続く炭問屋、製麺業)に養子に入り、家督を継いだ。家業の傍ら、自由党の三多摩壮士の一員として、政治に入り込んでいったと云う。

    寿美屋の家業は長男が東北帝大を出て官界に入った為、次男が継ぎ、今は製麺業と共に日本料理・蕎麦懐石の店を経営している。

    【寿庵 忠左衛門(じゅあん ちゅうざえもん)】 
    〒190-0164 東京都あきる野市五日市64  
    http://www.sumiya-men.com/

    五日市で創業150年+α。
    江戸時代からの伝統ある炭問屋兼麺製造元『寿美屋』が始めた手打ちそばと日本料理・蕎麦懐石の店である。
    店名は“五日市の父”といわれた祖父の名・岸 忠左衛門から採った。

    そば打ち修業は女将自ら赴いた『一茶庵』流。
    粉は北海道産で、顔の見える仕入先から更に厳選されたものを使用しています。おすすめは季節ごとに変わるオリジナルの一品料理と地酒を楽しみ、最後はそばで締める。

    写真は五日市の寿美屋:左にレストラン、右に販売所

    寿庵忠左衛門 グルメ・レストラン

  • 写真は五日市の寿美屋の旧邸・・・岸 忠左衛門が晩年を過ごした屋敷はレストラン寿庵 忠左衛門の広間などに利用されていると云う。<br /><br />・・・・・・・・・・・<br /><br />・・・小机大尽から、小机邸 喫茶室・安居そして、五日市鉄道の話、寿美屋・寿庵 忠左衛門と、様々に縁がつながっている。<br /><br />(2022年5月24日Wiki/Hp参考、編集・追記)<br />

    写真は五日市の寿美屋の旧邸・・・岸 忠左衛門が晩年を過ごした屋敷はレストラン寿庵 忠左衛門の広間などに利用されていると云う。

    ・・・・・・・・・・・

    ・・・小机大尽から、小机邸 喫茶室・安居そして、五日市鉄道の話、寿美屋・寿庵 忠左衛門と、様々に縁がつながっている。

    (2022年5月24日Wiki/Hp参考、編集・追記)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • M-koku1さん 2022/08/24 01:07:07
    素晴らしい建物
    jijidarumaさん

    お久し振りです。
    お元気そうで、何よりです。
    jijidarumaさんは、素晴らしいご一族の一員でいらっしゃるのですね。
    この間テレビで一番遠い親戚を探そうみたいなのをやっていて、とても面白かったです。
    とんでもない人と、とんでもない人が、縁でつながってたりするんですね。小机家との繋がり、貴重ですね。
    コロナが再度感染力を強めなかったら、この夏はいつものメンバーで、青梅の方に一泊旅行をするつもりでしたが、諦めて、手前の八王子で藍染を体験してきました。
    旅行してもいいと言われても、なんとなく気が乗りませんね。
    こんなことがいつまで続くのでしょう?

    ではまた
    Mより

    jijidaruma

    jijidarumaさん からの返信 2022/08/24 13:44:24
    Re: 素晴らしい建物=>残暑お見舞い!
    M-koku1さん、
    今日は。
    いいねとコメントありがとうございました。

    残暑もまだまだ、お見舞い申し上げます。
    ほんと久し振りですね。
    ちょっと少なくなったと思われますが、ご投稿分はいつも拝読
    ・拝見しています。ご元気かつ好奇心満々の様子もうかがわれて、
    いつもながら感心しています。

    さて、先週末は世田谷の長女と孫娘たちが2泊し、其れに合わせて
    近所の次女一家も来訪し、私共と合わせて10名(長女の婿は都合で
    不参加)、3年ぶりの顔合わせとなりました。
    2夜にわたり、皆の好きな名物店のウナギ料理を用意し、家内が
    揚げた野菜の天婦羅などを食卓に提供して喜ばれました。
    コロナ禍や受験期の孫たちが続き、なかなか会えない時期が続き、
    困った事だと思っていました。

    3年ぶりの青梅の墓参りも、いろいろと宿題をこなし、この稿を
    含めて5編ほど纏めました。それらを兄弟姉妹、従妹、娘家族
    にも家族史の一つとしてコピーを贈りました。

    来春大学受験の孫娘は日本の歴史学を学びたい由、それで私の
    書いたものを大事にしてくれそうな後継者出現!と内心、期待
    を膨らませております(笑)。

    青梅小旅行もあきる野市(旧五日市町)旅行も良いですね。
    何しろ都内から近い。緑と清流があり、お酒も美味い。
    旧家の土蔵を改修した懐石料理店「燈々庵(とうとうあん)や、
    あきる野市小中野・黒茶屋(格式では3姉妹店の本店格)、
    青梅市藤橋・井中居といったレストランもお勧めですよ。

    それではまた。ありがとうございました。
    jijidaruma

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