日本の小旅行：誕生日祝いも兼ねて、香取・与田浦コスモスまつりを訪ね、かんぽの宿　潮来に泊まった。

2021/10/25 - 2021/10/26

≪日本の小旅行：かんぽの宿　潮来、香取・与田浦コスモスまつり≫
2021年10月25日（月）～26日（火）1泊

10月は私の誕生月である。
満78歳になり、6月生まれの家内においついた。

夏ごろには10年前にメンバー登録しているかんぽの宿、かつて泊まった潮来や青梅などから、
＜お誕生月ご宿泊特別企画＞という葉書が送られてきていた。

それで久しぶりの小旅行に、香取・佐原、潮来方面に車で向かった。

写真は香取市与田浦コスモス祭りのパンフレット

エリア 潮来(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

誕生日はいつも好物のモンブランを頂くことが慣例になっている。

その日は都合で誕生日当日から少しずれたが、孫娘の極真空手の
練習の送り迎えの前に少し早目に近所に住む次女宅を訪ねて、
中3の孫と、小5の孫娘と共に提供された2種類のモンブランを
半分ずつ食べた。
毎年、ケーキは次女一家が同じ店から買ってくるお気に入りのもので、
私共も大いに気に入っているのだ。

（家内の誕生日も、私にはモンブランを出してくれるから、一年に二度
楽しめるのだ）

写真は次女宅で誕生日祝いに孫たちと好物のモンブランを頂く。

長女一家は都内に住んでいるので、我が家を来訪せずに甘党の私に
例年、菓子類を贈ってくれる。

今年は兵庫県のお菓子屋さんから栗ケーキが届いた。
長女も私の栗好きを良く知っている。

写真は長女から誕生日祝いに「パティスリー・クリの焼き菓子」の栗ケーキが送られてきた。

日本の小旅行、第一日の目標は与田浦コスモスまつりの見学だ。

写真は香取市与田浦コスモス祭りのパンフレット

十二橋駅 駅

JR鹿島線十二橋駅は少々辺鄙な場所で、車で行くのも意外に時間がかかった。

駅前の消防署支所傍の駐車場に停めて、周辺を見渡してもコスモスが咲いている様子がない。目を凝らしてみると、300mほど離れた所に幟が小さく見えた。
再び車に乗り、その方向に行くと車が十台ほど停まっていた。

そこが＜第17回与田浦コスモスまつり＞の会場であり、コスモス畑の育成に苦労された地元の農家の年輩の方々が迎えてくれた。
ちょっと、その苦労話もお聞きして、会場内を巡った。

与田浦コスモスまつりの会場を巡ると、残念だが、コスモスの花はもう盛りを過ぎて、全体の景観も今一つだった。

ただ、JR鹿島線の電車が高架橋を2両編成で通過する走る姿が見え、コスモス畑とコラボして、面白い景観を作っていた。
写真好きには好ましい場所になるだろう。

写真は香取市与田浦コスモス祭りのパンフレット

＜第17回与田浦コスモスまつりについて：HP＞
〒287-0011 千葉県香取市津宮、与田浦十二町歩
期間：2021年10月2日～2021年10月31日 09:00～16:00
会場：JR鹿島線十二橋駅から徒歩で1分、佐原香取ICから車で20分

大自然の中にピンク色の絨毯が出現！
3ヘクタールの広大な土地に、300万本近くの色鮮やかなコスモスが広がり、あたり一面がピンク色の絨毯に染まる光景は圧巻といえる。
四季折々の水郷景観を楽しめる地域ならではのイベントは期間中の土・日・祝日には完熟イチジクや新鮮朝採り野菜の販売なども行われるほか、豊かな自然を満喫できる「ぐるりと与田浦舟遊び」も家族連れに好評だ。
コスモスの摘み取りもOKで、お土産にしても喜ばれるだろう。

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写真は香取市与田浦コスモス祭りのパンフレット

「かんぽの宿　潮来」は15時チェックイン予定なので、それに合わせて与田浦からナビに任せて走りだす。

「水郷潮来あやめ園」傍を通り、潮来市内を抜けて北浦に向かった。
霞ケ浦（かすみがうら）に属する「北浦」は面積約36平方kmと縦長の湖で、最大水深は7mだと云う。

北浦に伸びで出来た砂嘴の一つである潮来市の水原洲吠崎に「かんぽの宿　潮来」がある。

写真はかんぽの宿潮来：正面

亀の井ホテル 潮来 宿・ホテル

2017年に泊まった時は、周辺は見るべきものは何もなく、北浦の湖面を宿の展望風呂から眺めるぐらいだったから、このような場所にホテル施設をよく設けたものだと思った。

とはいえ、潮来は古来水郷であり、季節に応じて、鹿島神宮を参詣し、あやめ園、十二橋めぐりを楽しめから、「かんぽの宿　潮来」は観光の拠点になるだろう。特に船頭さんが操るサッパ舟に乗ってみるのも一つの楽しみだ。

≪坂東太郎≫の異名を持つ利根川を越えれば、千葉の小江戸・佐原の街並みがあり、江戸時代の商人、天文学者・地理学者・測量家として知られた伊能忠敬（いのう ただたか）の事績を知り、香取神宮などを訪ねるのもまた楽しい。

写真はかんぽの宿の展開図（2014年3月）

「かんぽの宿　潮来」に着くと、月曜日なのに駐車場には車が予想以上に多く停まっていた。

何やら、コロナの呪縛が解け、人は動き出したようだ。

写真はかんぽの宿潮来のパンフレット

【WEB限定！特典付：かんぽの宿　潮来】
〒311-2404 茨城県潮来市水原1839－1　Tel：[phone]

利用日(チェックイン日)　2021年10月25日(月)
利用泊数：　1 泊、(16,000円) × 2名 ＝ 32,000円
部屋　　：　露天風呂付特別和洋室（禁煙）
プラン　：　お誕生月お祝いプラン（2021年度）、12時チェックアウトの優遇、駐車場は約100台（無料）、

写真はかんぽの宿潮来のパンフレット

【夕食】
　1階、レストラン水郷　
　食事時間　17時30分～21時（オーダーストップ　20時）

【朝食】
　1階、レストラン水郷　
　食事時間　7時～9時終了

写真はかんぽの宿潮来：レストラン水郷入口

本プランだけの特典！；
夕食時にワンドリンクサービス(グラスワイン、グラスビール、ソフトドリンク） 、また、デザートを一品無料サービス。

＜お品書き＞
先付：旬菜　三種盛り
造り：三種盛り
温物：豚肉と茸の陶板焼き
煮物：煮魚（カジキマグロ）
揚げ物：カレイの唐揚茸餡かけ
焜炉：鮑の酒蒸し
酢の物：秋刀魚南蛮漬け
食事：白飯、しじみ汁、香の物
デザート：

写真はかんぽの宿潮来：レストラン水郷・誕生月プラン

写真はかんぽの宿潮来：レストラン水郷・誕生月プランの献立

この一泊は前回同様に露天風呂付きなのが気に入っている。
普段は魚料理が苦手なのだが、料理が美味かったので、きれいに食べ尽くし、たいへん満足した。

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写真はかんぽの宿潮来：露天風呂付きの和洋室部屋・・・洋室以外に5畳ほどの和室がある。

写真はかんぽの宿潮来：洋室部屋の前にある露天風呂は自由に使用できるのが良い。

尚、日本郵便も経営体制の一新で、2021年10月1日付で【かんぽの宿の事業譲渡について】を発表し、譲渡先や一部廃止が決定された。

私の故郷でもある青梅、家内の実家がかつて手放した畑に建っている「かんぽの宿　青梅」や、千葉から行きやすい「かんぽの宿　潮来」など29宿は2022年4月5日から㈱マイステイズ・ホテル・マネジメントの運営になると云う。

どんな形になるかは不明だが、法事や墓参りに訪れるときは「かんぽの宿　青梅」を利用するので、とりあえず営業継続となったのはありがたい。

写真はかんぽの宿潮来：展望風呂

写真はかんぽの宿潮来：展望風呂から北浦を望む。

写真は潮来：舟遊び（2017.05.）

水郷潮来十二橋巡り 乗り物

写真は潮来：舟遊び（2017.05.）

翌日は12時チェックアウト（優遇がある）し、＊霞ケ浦（かすみがうら）に沿って北上した。
茨城県南東部の鹿行（ろっこう）地域に位置する行方市（なめがたし）に向かったのだが、初めて訪れた町だ。
行方市とかすみがうら市を結ぶ霞ヶ浦大橋（全長1.1km）傍にある「道の駅たまつくり」まで行って、ちょっとした買い物をした。

「道の駅」は千葉の道の駅巡りは地元さんの品が気に入って、コロナ禍でよく訪れるが、茨城県内の道の駅巡りは初めてだ。そう言えば、「道の駅いたこ」も潮来市内にあったが、こちらはスルーしてしまった。

霞ケ浦をすこし見て、千葉に戻った。

＊霞ケ浦は茨城県南東部に広がる湖で、面積は琵琶湖についで日本で二番目に大きいのだが、西浦、北浦、外浪逆浦（そとなさかうら）、北利根川、鰐川、常陸川の各水域の総称であり、一部水域は千葉県北東部にも及んでいる。

写真は霞ケ浦広域図・・・道の駅たまつくりで入手したパンフレット。

道の駅 たまつくり 道の駅

私は千葉に居ながら、隣接県の茨城観光では潮来や水戸の偕楽園以外に行ったことが無く、茨城県の人気の足を引っ張っているかもしれない。

次回はもっと足を延ばしたいものだ。

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（2021年10月30日編集・追記）

写真は茨城県全図・・・道の駅たまつくりで入手したパンフレット。

この旅行記へのコメント （4）

• rinnmamaさん 2021/11/01 14:35:23

  お誕生日おめでとうございます

  jijidarumaさん、こんにちは
  
  お元気そうで何よりです。お誕生日おめでとうございます！
  お誕生日の間隔が、我が家と似た感じでニッコリ。（＾＾）
  私は7月で夫が11月なので、以前は何時も夫から年齢が並ぶまで若さをアピールされたのも今や昔＾＾今や数か月に違いでも、私の方が若い~~です（笑）自己満足ですが。
  お孫さんも我が家と似ていますね！我が家は中３と小6ですから・・・
  
  栗がお好きなんですね（＾＾）
  私も好きで‥先日飛騨の帰りに中津川の「すや」の栗ぜんざいをと思いましが、遅くなり立ち寄れずガッカリ。。色んなタイプのモンブランケーキを皆様で、和気あいあいと召し上がっている姿を想像いたしました。
  
  さて、コスモスですが・この辺りも岐阜などの郊外に行きますと、休耕田に広くヒマワリとコスモスが植えられていたりして、車を留めて眺めたりします。
  広い場所ですと見ごたえありますよね。。
  
  かんぽの宿。。姉も以前は会員になっていて良く旅にいっていました。
  此の潮来の宿はおしゃれですね～
  良いお部屋を選ばれていらっしゃるのでしょうか？
  アワビの酒蒸し・・目に焼き付きました＾＾
  焼津にもありますが・・もう少しショボそう（地元なのでなので宿泊していませんが）
  
  潮来など未踏ですので行って見たいですが・・目の保養で終わりそうです。
  コロナもどうなるのか分かりませんが、早く欧州に行きたいですね。
  季節の変わり目ですのでどうぞ、ご自愛くださいませ。
  
  rinnmama

  jijidarumaさん からの返信 2021/11/02 00:46:47

  Re: お誕生日おめでとうございます

  rinnmamaさん、
  今晩は。御祝詞ありがとうございました。
  
  ≪私は7月で夫が11月なので≫・・・我が家の誕生月は家内が6月、私が10月です。順序と4ヶ月の時差！が同じとは面白いですね。
  お孫さん中3だと、受験でしょうか？
  我が家の中3は次女宅の孫、長女宅の孫娘の2人いますが、この時期は内申の事が気になり、学校巡りや志望校も決めていかないといけない時期なので、娘たちは真剣です。昨春は高校入学の長女宅の孫娘、今春も大学入学の次女宅の孫娘と続きましたので、毎年、親たちも私共も落ち着かぬものです。
  
  78歳、まだ元気です。10月後半に、二人で庭木の剪定を三日間で片づけました。筋肉痛はちょうど簡保の宿　潮来でゆっくりしたら出てきました。
  これは加齢の所為ですね。
  
  栗は毎日、焼き栗を所望し、お祝い事はモンブラン、栗の焼き菓子、かんぽの宿のお土産は栗羊羹ですから、この季節は大変嬉しいのです（笑）。
  
  かんぽの宿も日本郵政が売却するので、変わってしまうのでしょう。
  老齢者にやさしい宿なので、ちょっと残念です。
  
  それではまた、お元気にお過ごしください。
  jijidaruma

• メンフィスさん 2021/11/01 10:54:36

  お久しぶりです

  jiji~さま
  
  少し落ち着いている今、どうしてらっしゃるかなあと思いながら、久しぶりにのぞかせていただきました。お元気そうで、何よりです。
  
  こちら三重も田舎でありながら一時は陽性者が５００を超え、どうなっていくのかと大きく息をすることもできないような気持の日が続きました。
  最近の陽性者数人情報は心落ち着く要因になってくれてはいますが、常に「横着はしたらあかん！！」と言い聞かせている感じはやっぱりあります。
  
  さて、「潮来」の文字を拝見し、久しぶりにメールを・・と思いました。
  
  10年ほど前、夫が千葉・稲毛海岸駅近くに「出稼ぎ」しておりました時に、茨城で仕事をしていた娘と落ち合って潮来を訪れたことがあります。まだ私も仕事をしていた頃で、ほんの半日程度、娘の車で潮来、そして、鹿島神宮へ行った程度でしたが。潮来ではやはり、「潮来　花嫁さんは～」と小さいころに聞き覚えた歌がよみがえってきました。
  
  また、全く別件ですが、私の恩師の弟さんで、かつてクイズダービーの番組作りをしておられた方は林利根男さんとおっしゃるのですが、利根川そば（茨城県）でお生まれになり、そう名付けられたとお聞きしました。私は利根川と耳にすると、クイズダービーにつなげてしまいます。おかしいですね。林利根夫さんのご兄である私の恩師は金沢でお生まれになっていますから、金弥です。松任でお生まれになったお姉さんは松子だったそうです。
  
  jiji～さんのドイツ話も久しく読ませていただいていませんでしたので、また再開！をと思っております。新しい旅話も楽しみにしております。
  いつもいつも「私中心」の話、失礼しました。
  
  どうぞ、お元気で。

  jijidarumaさん からの返信 2021/11/02 00:13:23

  Re: お久しぶりです

  メンフィスさん、
  今晩は。そちらもお元気の様子、何よりです。
  
  さて、コロナ感染者も千葉も一ケタ、我が市はこのところ零が続いて、気分的にも落ち着きを取り戻しています。
  土曜日もある「道の駅」に買物に行った所、駐車場も車で一杯、店舗内も一杯、お目当てのお気に入りのせんべい！が、売り切れていてガッカリしました。
  人は確実に動き出していますね。
  
  「潮来」の旅行記にご反応頂きありがとうございました。
  ご家族や恩師の思い出にもつながったようで、良かったです。潮来、鹿島神宮、利根川と連鎖的に頭に浮かび、アルバムも見返しされたのでは。
  恩師がお元気なれば、秋の御便りも喜ばれるでしょう。
  
  旅行記以外に、今夏は1944年7月20日のヒトラー暗殺未遂事件に関与した人々と家族の運命、ドイツ「・・・地方のローテンブルク、ヴェルサイユ宮殿」といった連作を手がけました。
  頭の体操という訳で、今まで知らなかったことも知る事が出来ました（笑）。
  我が家のドイツ関連のファイルはまだまだ増えそうです。
  
  それではまた。
  jijidaruma