2021/12/28 - 2021/12/29
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nichiさん
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三頭山ハイキングを登山道凍結で途中で諦めた私たち夫婦は、蛇の湯温泉のたから荘へ。
春や秋はの週末は人気宿の為になかなか予約できない秘湯宿です。
築300年以上の伝統ある兜屋根の建物がお宿です。
江戸時代から続く「かぶと造り」と呼ばれるかやぶき屋根で、山梨県に多く分布している建物のようです。
お湯はやわらかく、湯冷めしません。
お料理が山の幸と渓流の幸が中心です。
どれもこれも美味しく、大女将、若旦那、若女将、皆さん素敵な方々。
素敵な素敵なお宿でした!
2021年の私たちシニア夫婦の旅行もオシマイです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
都民の森の駐車場から車で約10分。
蛇の湯温泉のたから荘に到着しました。
右側が旧館で築300年以上。
左の建物とは繋がっています。 -
数馬と言う地名です。
南北朝時代の土着の武士の名前がこの地名の由来のようです。
ココには他に、兜屋旅館、山城、三頭山荘など、古くから宿を営む家がいくつかります。皆、伝統的な兜づくりのお宿で、築数百年の建物ばかりです。 -
さあお邪魔しましょう。
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階段を下っていきます。
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見事な兜づくりの合掌です。
3階と4階はお蚕の部屋だったようです。 -
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古く素敵な合掌造りの隣の建物が入り口です。
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ごめんください
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お邪魔しま~す。
予約しておりますnicihiです。 -
フロントで手続き。
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案内されたのは「山吹の間」です。
入り口には古い踏み台に上に生花が。。。
宿の中の至る所に花が生けられています。 -
こんなお部屋です。
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こんなスペースもあります。
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トイレもあります。
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窓の外には渓流が流れています。
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山奥の宿であることを実感する光景です。
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大女将が宿の案内をしながらお茶を入れてくださいました。
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すると、「コンコン」とノック音がして、若旦那がお芋をもってきてくださいました。
熱熱のお芋です。
自家製の葱味噌を付けて戴きます。
これ、旨かった~~~ -
夜は冷えるので、この暖房が大活躍でした。
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綺麗なホール。
隅々まで細かく清掃が行き届いており、所々に生花も。 -
これは農機具でしょうか?
その上にお洒落に生けられたお花です。 -
このような素敵な空間が随所に。。
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昔の道具がお洒落なオブジェに。
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温泉へはこの階段を下って、下のドアを開けると、
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さらに下の階段。
ここから隣の建物です。 -
階段を下りきると、男湯は左。女湯は右。
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これはHPよりお借りした写真です。
傷ついた大蛇が河原に湧く湯で、傷をいやしたと言い伝えられる蛇の湯温泉です。
無色透明で匂いもありませんが、湯冷めしないじっくりと温まるお湯でした。
寒い日での三頭山背筋負であったので、身体がすごくあったまりました。
洗い場のお湯がなかなか出ませんが、出し続ければキチンとあったかいお湯が出てきます。
結局この後の食後、就寝直前、翌朝と4回温泉に浸かりました。 -
こんな素敵な休息スペースがります。
湯上りはココで夫婦待ち合わせ。
このお宅(ご家族)のこの地における歴史を感じるものも多々ありました。 -
このテーブル、凄い!
今ではなかなか手に入らないだろうな~ -
天照大御神の掛け軸の横には大きな掛け時計。
私の父の実家にあったけど、あれどうしたんだろう? -
部屋に戻ったらまだ15時30分なのに陽の傾きが早く、少し暗い。
冬至に近いですから。。。 -
部屋の窓の外では鳥の声。。。
自販機でビール買って部屋でロング缶を2本づつ飲んでたら夕飯の時間。
若女将が呼びに来てくださいました。 -
大きな大きな大広間でゆったりと戴きます。
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兜づくりの建物がシンボルになっています。
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お酒は~~~
秘湯ビール?
初めて見ました。
これを2本オーダー。 -
いただきまーす!
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食前酒にゆずワインが出ました。
まずはこれでかんぱ=い! -
ドーンと並んだ夕食のテーブル。
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これが秘湯ビールです。
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ビールで乾杯
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胡麻豆腐の美味しさに思わず熱燗をオーダー。
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コンニャクの刺身 美味!
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食事が美味しいから日本酒がガンガン進んじゃいます。
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ヤマメの南蛮漬け、エシャロットに舌鼓。
熱燗に合います。 -
ゆり根、久々に戴きました。
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のらぼう菜
久々に戴きました。 -
熱燗、お替り。
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お酒が進むものばかり。。。
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熱燗、お代わり。。。。
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煮物が出てきました。
温かいうちに戴きましょう。
出汁が美味! -
これこれ~~
イワナの塩焼きが運ばれてきました。
私、川魚が好きなのですが、このイワナの塩焼きは、今まで食べた中で1番美味しかったかも?
少なくともベスト3には入ります。
焼きたてであることは勿論、頭も柔らかく、変わ肴独特のパサパサ感も全くありません。
お替りしたいぐらい、、、、、、
あさ5時に生け簀から出して冷たい流水の中で調理するそうです。
夏の氷水より冬の自然の冷たい水だから美味しいのかな~? -
熱々の天ぷらも運ばれてきました。
サクサクで美味しかったです。 -
そしてすき焼きです。
綺麗にサシの入った牛肉ですね。 -
お野菜と共に鍋に入れて、
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煮えた~
卵が無くても美味しかったすき焼きです。 -
最後にお蕎麦。
これ、十割蕎麦で手打ち。
お料理が出てくるタイミングが全部ばっちり!
4組しかお客さんがいないからできる、この宿ならではの方針なのでしょうか? -
ご飯とお味噌汁。
もうお腹いっぱい。。。。
ずいぶんお酒を戴きました。 -
フルーツのおまけ。
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大広間にあった昭和40年代のpioneerのステレオとその前に生けられたお花。
この日は部屋でビール飲んで寝ました。 -
翌朝!
メッチャ寒いです。
朝6時30分でまだ暗いうちにお風呂に行きました。
すっかり身体は温まりました。
部屋に戻ったら少し空が明るくなってきました。 -
眼下には川のせせらぎ。
鳥のさえずりも多く聞こえます。 -
8時になりました。
朝食です。
夕食と同じ大広間へ。 -
朝日のまぶしさが気持ちいいです。
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朝食です。
湯豆腐が美味! -
部屋の戻ったら窓の外はこんなに明るくなっていました。
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朝食後、もう一度お風呂に行って、しばらく部屋でゆっくりしてから宿のお庭をお散歩です。
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入り口前の見事な藤棚。
4月の下旬ごろは綺麗に花を咲かせるのでしょうか?
その頃は、様々な種類の山菜を戴くことができることでしょう。 -
兜屋根の旧宅の軒下を通り、
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渓谷に降りていきます。
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宿のお庭ですね。
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このような道をドンドン下りていきます。
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小川とそこに架かる橋が見えました。
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右の建物はたから荘の温泉施設ですね。
温泉から見えた小川がこの左の小川です。 -
綺麗な小川です。
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橋を渡ってみます。
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橋から見える小川。
奥深い山中の小川ですね多摩川と合流し、羽田から東京湾に注いでいます。
この川はたまがわとg
ココは東京都です。 -
和尚が淵?
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ここの名称ですね。
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チェックアウト。
お世話になりました。 -
たから荘のお迎えの大屋根は、古民家の宿山城です。
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お世話になりました。
季節を変えてまた伺います。 -
車で数分、九頭竜神社にやってきました。
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お世話になった、たから荘の12代目がここの神事の神楽で舞っていらした写真を目にし、訪れてみたくなりました。
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階段の上に鳥居。
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りっぱな杉の木。
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本殿にお参り。
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左右の狛犬は、たから荘が献上したものです。
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これが左側の狛犬。
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ちゃんと小林家のお名前です。
たから荘の11代目小林栄治さんのお名前。
今のご苦労たから荘の若旦那のお爺様にあたる方ですね。
戦時中に徴兵で南方に送られ、マラリアで帰還されたご苦労された方ですね。 -
山奥にひっそりと佇む、でも歴史ある神社です。
さあ2021年の旅はこれで終わり。
ゆっくり横浜まで帰りましょう。
今年も夫婦で多くの旅をしました。
おしまい。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- yumikenさん 2022/01/02 16:45:22
- あけましておめでとう御座いま~す\(^o^)/
- nichiさ~ん今年も宜しくお願いします♪
前回のパリパリに凍った滝から美味しい山の幸&川の幸が盛り沢山のお宿(´▽`)
私の実家も青梅線沿線なのだけど、奥多摩はちょっと遠い観光地な感じです(^^;
でも電車では1時間位の近い所なのだけど(笑)ハハ
川魚美味しいですよねぇ~♪淡泊な感じなのだけど塩焼きは本当に美味しくて!!
昨年だったかしら。。奥多摩の川井で頂いた虹鱒の干物は絶品でしたよぉ~!(^^)!
お酒は。。地酒の澤乃井さんかしら(^^;
すき焼きに手打ち蕎麦。。もりもりですね~!!
大きなホテルと違ってこじまりの旅館の方がご当地の美味しいお食事が頂けるのかも♪
私も四万温泉の佳元さんで痛感しました(^▽^;)
今回も温泉。。のんびりですね~!!雪の露天では無いけれど朝のお風呂は気持ち良いですね(^_-)-☆
今年の年初はnichiさんと奥様とのスキーシーズン突入?ですよね?!
お怪我の無いように楽しまれて下さいね♪白銀の旅行記を楽しみにしています(*^_^*)
今年も変わらず、そうぞ宜しくお願い致します(#^^#)
yumiken
- nichiさん からの返信 2022/01/03 09:01:20
- Re: あけましておめでとう御座いま~す\(^o^)/
- yumikenさん
あけましておめでとうございます。
昨年は多くの素敵な旅行記を楽しませていただきました。
ありがとうございました;
yumikenさんは青梅線沿線に御実家がおありになるのですね。
青梅線と言うと、私にとっては福生のチキンシャックと言う米軍向けのライブハウスで、学生時代に自分のバンドでよくロックを演奏してました。
もう40年も前のことでございます。
ググってみたらこのライブハウス、まだありました。
ビックリです。
青梅線は河辺あたりまでは東京への通勤圏ですが、それより奥に行くと急に観光地になりますよね。
>川井で頂いた虹鱒の干物は絶品でしたよぉ~!
えっ?
虹鱒の干物なんてあるんですか?
奥玉で戴く川魚は、イワナやヤマメの塩焼きとか甘露煮とか南蛮漬けとか。。。干物があるんですね。
私たちは釣りはやりませんが、川井は魚釣りとキャンプのメッカのようですね。
今年はスキーから旅行スタートです。
今年が雪が豊富のようです。
本年もよろしくお願い申し上げます。
-
- たらよろさん 2021/12/31 20:26:26
- 酒が進む食事で♪
- こんばんは、nichiさん
いかにも鄙びた温泉旅館って感じの風情で、
のんびりと普段の時間に追われた生活から抜け出せそうですね。
見方によっては、おどろどろしい殺人事件が起きそうな~
そう、生首事件とか!
えっ、金田一耕助シリーズ?
いや、浅見光彦??笑
それにしても、酒の進みそうな食事の数々で、
ビールにワインに日本酒に何度乾杯シーンが登場したのかー。
生花のあるお宿ってそれだけで幸せな気持ちになります~。
今年も色々と楽しませていただきありがとうございます。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良き2022年をお迎えくださいね。
たらよろ
- nichiさん からの返信 2022/01/03 08:10:13
- RE: 酒が進む食事で♪
- たらよろさん
あけましておめでとうございます。
年末にコメント戴いていたにも拘らず、レス遅れました。
申し訳ございません。
蛇の湯温泉たから荘は素敵な温泉宿でした。
週末予約が困難であることを実感しました。
養蚕を生業としてきたころに建てられた兜屋根の伝統的な建物が多く残されている檜原村の奥の数馬と言う場所にあります。
ココも東京都?
という感覚ですね。
そうなんです。
日常とのオンオフにはこのような場も大きな存在意義を感じます。
宿泊棟は昭和に建てられたもので、客室も老朽化は否めませんが、ご家族で営まれており、一日5組限定ならではの日本的な「おもてなし」を感じました。
ご主人はアメリカのニューメキシコに5年間工学の留学後に後継ぎとして戻られており、外から日本をご覧になりココの良さを再認識されたようでした。
白川郷の合掌造りにも宿泊したことがありますが、その時よりも田舎の良さを感じまた。それは「食」だと思います。
おっしゃる通り、お酒がドンドン進んじゃうほど美味しいのです。
運ばれてくるタイミングが絶妙で、1日5組であるからできるおもてなしだと思います。
こんな美味しい川魚は関東近郊では無理ですね〜
今年はスキーから旅行が始まります。
早く海外に旅行できるようになりたいですよね〜
今年もよろしくお願い申し上げます。
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