トゥーバーズさんのクチコミ(11ページ)全365件

やはり庄川温泉郷の中で、まず1番に名前が挙がるお宿だけのことはあります。富山県内の温泉地といえば宇奈月さんがありますし、石川まで行けば、かの高名な山代温泉さんや、山中温泉、和倉、金沢の奥座敷湯涌温泉なんかもあります。それら天下の名湯に比べれば知名度が高い訳ではないのですが、そんな鄙びた温泉郷が、2000年頃から大きく変わっていきます。きっかけはこちらからいうとライバル筋にあたる三楽園さんのリニューアル。
女性に絞り、温泉にエステに源泉掛け流し、建物も新しくして、一気に人気のお宿になったのです。
それまで昭和の時代は庄川温泉といえば、まずこちらのお宿だったのですが、三楽園の人気で様相が変わります。その後ライバルの人気を受けて、ゆめつづりにも火がつきます。しっかり投資をすれば庄川や五箇山の観光資源もバカにしたもんじゃないと、昭和の温泉宿から一皮向けて内装もリニューアル。全館畳敷の独特の空間と、素敵な掘りごたつのお部屋になりました。そしてなんといってももともと立地の良い庄川河畔の対岸の山々を望む景観。ちょうど今時期は紅葉シーズンの始まりで、山も色づいており、目の前にわーっとパノラマで広がります。お料理も富山の海の幸と山の幸、庄川の鮎など豊かな地の菜をふんだんに使って、おもてなし度の高い施設になっています。今この両館が庄川温泉の代表的な二軒になっているのは、あの頃のやる気と投資があってこそです。露天風呂やラウンジから眺められるお庭もさすがは老舗。立派なものですし、食事はもう、米から味噌、漬物に至るまで、とにかく卓上に並んでいるものが全部美味しい！
温泉面では、フレッシュさでは対岸のトーチカ風呂（勝手に命名）でやる気のない湯谷温泉や、掛け流しの三楽園とは違い加水加温なところはカタログスペック上は弱みなんですが、これが客の快適性で言うと遥かに上です。というのも、庄川温泉は基本的にぬる湯の単純泉です。なので沸かした方が特に秋以降は寒くないのです。
加水に関しても、普通に水道水を使っても、ここらへんは東京の水と違って肌がツペツペになるくらいの良い水です。北陸コカコーラが、「いろはす」の採水に使ってる水は、実はここらへんの地下を通っている伏流水。砺波らへんのもう少し下流の佐野のあたりに来ると、バンバン湧き出してくるのです。それだけ水の豊かなお土地柄ですので、加水と言っても、温泉のいろはす割だと思えばまあ贅沢！
とにかく、思った以上にお湯もイイお湯でした。
散歩もすぐ建物の前から船戸公園に入れますし、朝散歩に出ると、かなり気持ちいい朝になること請け合います。
ウェルカムドリンクの抹茶と自家製お菓子から始まって、全てにおいて寛ぎのお宿でした。

JA氷見の直売所内に店舗を構えるお肉屋さんですが、焼肉屋でもあります。11時30分のオープン直後からあっという間に人が入る人気店ですが、本当に良心的な価格で氷見牛に舌鼓を打つことができます。
待っている間に直売所を見て回れば、時間はあっという間に過ぎますよ。焼肉のランチセットはグラムと品質に応じて1500円から、2000円で特上が選べます。また、1600円ですき焼きも食べられるほか、希少部位だけの追加注文もできちゃう。
特上は柔らかくってさっぱりした脂のお肉は美味しいの一言。これでこのお値段はちょっと驚異的です。
また、すき焼きも、ちょっとこの値段であり得ないくらい美味しいお肉の本格すき焼き！これもオススメです。
さらにお肉屋さんなので、店頭ではコロッケなんかも売っていて、ちょっと齧ることもできますよ。このコロッケもまた美味しいんです。

何回か伺いましたが、常時氷見産の魚が多く置いてあるので、あまり悩むことなく頼めます。シメサバやアジ、太刀魚やガンド、アオリやカマスにザス、キジハタ等。船を出せば富山湾で珍しくもなく釣れる魚たちですが、これだけ色々と五目で釣るのはなかなか難しいですよね。仕掛けも違うし。
味は富山県民的にも満足できるレベル、他県の人的にはすごく美味しいレベルでしょうね。特筆すべきは、シャリが小さめな所です。おかげで食が細めでも、色んな種類を楽しめますので、結果的に女性に優しいお店です。高岡の傍近所で食べるならオススメできる一軒です。

動坂下の交差点から坂を登れば動坂上の交差点に着きます。当たり前といえば当たり前ですが、山手の住宅街の入り口の交差点にストレルさんは赤い暖簾を掲げています。
ショートケーキはスポンジもしっとりでクリームもなかなかの実力派です。スワン型の手シュークリームもあったりと、なかなかどうして、ショーケースには手の込んだお品が並んでいます。
焼き菓子はクッキーやサブレ類は、動物モチーフで型抜きのものが多いのですが、馬型や猫型、バイオリン型なんてのもあって、見た目にも賑やかです。もちろんお味の方も、シンプルにバターと粉の美味しさがグッとくるお味でした。美味しかったです、ご馳走様でした！

千駄木側から動坂を上がった山の上、本駒込の住宅街と不忍通りの間っこにある神社です。花のお江戸は八百八町。お江戸は多くて 八百八講。江戸庶民に愛された富士講の拠点だけあり、朱色の字体で書かれた富士神社の額が存在感があります。
最寄駅は駒込で案内されることが多いですが、やはりココは文京区的には本駒込。アクセスの最寄りは都バスなら上58の文京グリーンハイツや動坂下あたり。もしくは春日から文京区バス、ビーグルを使えば、そのものずばり富士神社前に着きます。六義園にせよ、わざわざ豊島区を回って山手線を無理に使う必要はありません。
観光的には御朱印も近くの天祖神社に行かないと貰えないとか、縁日以外はほったらかしなレベルですが、そこがまた良いところで、静かです。
境内に入ると、急階段に怪しげな朱字の石碑が立ち並んだ塚が鎮座しています。階段の急なことといえば、牛天神もビックリなほどです。最近の年寄りに配慮された軟弱階段と比べると、もはや壁と言っていいほど。バリアフリーなんぼなもんじゃいという石段は歴史を感じさせます。ちなみに登っても景色がいいわけでも富士山が見えるってわけでもありません。
社はなんてこともありませんが、富士講の人工の塚に富士山から持ってきた石を積んだら、この偉容になったという話です。実はなんでも昔の古墳だとか違うとか？
一言で言うとやたらデカい謎の富士塚で、都内有数の不思議スポットの一つだと思います。

少食なこともあり、新製品のあみ焼き弁当全部のせを夫婦でシェアして食べました。980円はちょっと他のメニューより割高な気もしましたが、豚から牛からハラミやカルビ、朝霧高原ポークまで、いろいろある全部の種類をちょっとずつ楽しめて良かったです。
芳ばしいお肉も美味しいですが、醤油が強めでサッパリしたタレがなんとも美味しい！お肉の脂を吸ったタレご飯がたまりません。
それと朝ごはん用にカツサンドも一ついただきましたが、こちらはキャベツがてんこ盛り！パンも柔らかくて、こっちもなかなかのものでした。
美味しかったです！ごちそうさまでした！

群林堂が東京三大大福だかなんだか知らないが、文京区では2番目だよと、そう言いたくなる老舗です。
群林堂が文京区東端に程近い音羽に対して、もう上野のすぐ手前、西端に本店を構える豆大福の人気店といえば、こちらのつる瀬さん。登録は上野ですが、あちらは台東区。文京区的にはこちらは湯島でございましてね。
お味の方も対極といった感じで、これは好みがハッキリ分かれます。
大ぶりで強烈に甘い餡子に黒豆の味わい深さが明確なパンチ力で勝負する群林堂のお味に対して、つる瀬さんの方は、まず甘さも控えめ、お餅も上品で、やや小ぶりの作りで、甘味と塩気でじんわり食べさせる味の構成。それと豆が硬めに煮た赤えんどう豆。なので旨みや豆豆しさより、かっちりと硬くまるでアンミツのような豆の食感と、綺麗にまとまった一体感のある餡子と、しっかり目のお餅、全部がいかにもデザインされたお大福という感じ。
同じ文京区の豆大福でもここまで性格が違うお菓子になるのかと、両店食べ比べてみるとちょっと感心させられます。ちなみに食べ比べに便利なのが、都バスの上69です。つる瀬さんは湯島三丁目すぐ、群林堂さんは江戸川橋からちょっと距離はありますが、まっすぐ護国寺に向かって登れば程なく到着します。
どちらが美味しいというわけではありませんが、どちらも美味しい。それとお団子もここのお団子がまた美味しいです。

サンドウィッチ専門店だけにかなりの品揃えで、ショーケースの中にはこれでもかと様々なサンドウィッチが並んでいます。タマゴとタンドーリチキンをシェアして朝食にいただきましたが、どちらも優しいお味で、たまごフィリングも風味良く、美味しくいただきました。コンビニサンドウィッチと同じくらいのお値段で、ボリューム感がかなり違ううえ、お味も惣菜感があって桁違いに美味しいとこれば、人気店なのも肯けます。

登録が赤坂になってますが、赤坂見附側でなく、麹町側からホテルニューオータニザ・メインにアクセスすると、文藝春秋のビル前を超えて、大久保卿暗殺の舞台清水坂を横目に、岩倉卿暗殺未遂の紀尾井坂を登って紀尾井坂口から館内に入るのですが、裏口感があって、歴史散歩もでき、ショップフロアも楽しめて、距離も近いという、ちょっと素敵なルートです。
このルートだとロビーフロアは1つフロアを上がる形になるので、フロアレベルは意識した方がいいですが、ボードも出ているので迷うことは無いかと思います。
カフェにしては広く、席数もゆったり。コロナ対策もダイアログ着席やマスクケース、アルコール消毒など、安心感のあるもので、落ち着いて食事ができます。
菅さんが総理になると聞いて、真っ先に頭に浮かんだのがこちらのパンケーキ。確かちょうど去年の今時期に、サツキの特製パンケーキが好きだとニュースになっていたっけ……と思い、ならばこれから混むのは避けられまいと、混雑する前に食べてきました。ええそうですとも、ミーハーですとも。
ところが、私たちは栗は好きですが栗を使ったり芋を使ったお菓子はあまり好きじゃなく。
時節柄、やっぱり特製パンケーキは栗を使ったもの。ちょっと悩んだのですが、パンケーキはパンケーキだということで、メニュー表にとっても小さく載っている特製じゃ無いパンケーキを頼むことに。まあ、特製じゃなくても同じ粉で作ってるでしょうから、これでもいいかな……と。
お値段もほぼ半額の1500円。菅ちゃんのパンケーキ食べてきたよ！とは言えるしおトクでしょ！って開き直って食べることに。発酵バターがお上品、カステラみたいな卵感のあるパンケーキで、美味しかったです。ちょっとバターが少なくて、追いバターしたかったなあと思ってみたり。
他に八丈島のジャージー牛乳を使ったとかいう東京スーパーチーズケーキも頼んだところ、底にザラメがついていたので、それを少しこそぎとってパンケーキにつけて食べたらますますカステラ味でしたが、それはそれとして、チーズケーキも美味しかったです。

目白駅前すぐ、小さな和菓子屋さんです。名物九十九餅は素朴に美味しく、餅菓子繋がりで大福も安定のおいしさです。二階にイートインもといカフェが設置されていて、そちらで甘味やカキ氷を提供しています。
ところがこのカキ氷が評判で、夏になるとお店の前に普段は見かけないような数のお客さんが行列を作ります。
今年は天然氷が暑さでうまく取れなかったとのことですが、それでも当たりの柔らかいフワフワの氷に、天然のフルーツの甘味を活かしたシロップはとても贅沢で、人気があるのも頷けます。とても美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

狸小路からちょっと曲がったところに小さい間口のかわいい店舗があります。壁にMWと白字でロゴが入っているのが目印です。
抹茶やほうじ茶をはじめ、様々なラテや、串に刺さった苺アメを楽しめます。昨年ごろから都内でも人気が出ている苺アメ。パリパリのべっこう飴がけしたフレッシュ苺を串に刺したシンプルなスイーツです。
これがパリッとした最初の食感と苺の甘さとジューシーさが新鮮で、なんとも言えない美味しさです。こちらの白雪さんでは、熊のイラストを描いてくれたもの、チョコレートがけのものや抹茶がけのもの、そして3個串、5個串と色々なバリエーションがあります。やはり長い方が色味も可愛く人気のようです。ざっくりと3個串で約500円、チョコがけ系は600円、5個串系は700円でチョコがけで800円と言ったところ。
注文は通りに面した窓からして、受け取りは横の入り口から入ってカウンターで注文した品を受け取ります。外のベンチで購入したものを食べられます。食べ終わったらまた屋内のカウンター側にゴミ箱があるのでそこで食べていくこともできます。購入したらそのまま食べ歩きをされる方も沢山。制服を着た女子など、次々と来店しているので、大行列とは行かないまでもかなりの人気でした。

チェンマイのAKA AMA CAFEの支店というわけではなく、高田馬場の地球を旅するCAFEさんの二号店なんだそうです。タイ北部のAKA 族のタイコーヒーがロースト変えて楽しめます。

世界中からコーヒーが集まる中、ここのコーヒーがベストかどうかというのは難しいです。美味しいコーヒーはここだけじゃない中で、特筆するおいしさがあるわけでは当然ありませんが、フェアトレードのコーヒー店が新しくできました。
真面目に味をざっくり言うと、甘い香りやフルーティさ、濃厚な味わいという点はややボディは弱め、さっぱりした感じ。アフリカ系と違い酸味も弱いので飲みやすさはあります。インドネシアとは近い印象です。豆は100g900円から買えるので、希少な豆を試し易いというのは良いと思います。

東京三大大福に数えられているお店です。いつも行列されていますが、お店の作りから2人並べば路上なので見た目より回転早く和菓子を買うことができます。
餅はモチモチ強めで豆の存在感もマメマメしていて、はっきりした美味しさはこちらならでは。まさに東京ローカル、ファンが多いのも肯けます。
最寄りの交通機関ですが、こちらにアクセスするのは圧倒的に都バスの品97と反96の2路線が停まる高輪一丁目バス停です。降車後角を曲がれば直ぐお店です。

神楽坂駅前から赤城神社側にちょっと入ったところにある小さなお店です。グラスチーズムースとピスタチオオペラをお持ち帰りしましたが、共通して感じたのは、その味の重さというか濃さです。
チーズのムース、マスカルポーネを使ったムースなら軽くふうわり仕上がってくるイメージで食べる側の舌が準備しているところに、ふうわりとした軽さとクセのないチーズ感。ところがそこに思わぬ形でいい意味での重さが残る違和感。まるでチョコレートでも入っているのかしらと首をひねりながらも、その「重さ」が満足感として残っていきます。
ピスタチオオペラもピスタチオクリームに予め想定している味よりも、こちらもチョコレートを思わせる甘さと濃さが醸し出す想定外の重さ、しっとりとしたスポンジの重さともマッチして、驚かされる美味しさでした。あえていえば甘すぎると感じる人がいるかもしれませんが、コーヒーのお供として満足感の高いお店でした。

こちらのお店。江戸川橋から五軒町、飯田橋に向かっていく地蔵通り商店街を真っ直ぐに歩いていくと、見落としてしまう小さなカフェです。

コーヒーはオールドな味わい。チーズケーキも美味しいです。

でも。コーヒーなんかどうでもいいんです。

お伝えしたいのは、このお店の壁です。

見る人をハッピーにしてくれる、とても可愛いウォールアート。素敵すぎます。ぜひ一度見に行ってみてください。癒されます。

最近、コロナ禍もあって、電車に乗るのも控えています。代わりに発見したショートトリップが「都バス旅」。
都バス一日券って、たったの500円。往復都バスで210円×2回、そこに一箇所行き先を加えて乗り継げば、もう元は取れます。だいたい半日で途中下車したりしながらいくつかの路線を乗り継げば、あっという間に1500円分くらいの乗車はします。人混みの多い駅に殆ど近寄らないという意味でもバス停なら安心です。
そんなわけで都バスには都バスの複数路線が集まっているターミナルがありまして、北の中心の一つが王子駅になります。その王子駅から東京十社に数えられる王子権現方面に徒歩数分。権現坂を登った先に小さなパティスリーがあります。ペパーミントの扉が可愛らしいお店です。
お味の方は、ショートケーキもおうじロールもですが、クリームが丁寧でちょうどいい甘さで、スポンジもしっとり、バランスよくとても美味しかったです。
ピアノというチョコレートと紅茶のケーキも濃厚で美味しいのですが、同時に細かく作られたピアノ型が可愛かったり、キャラクターケーキもあったりして、味も細工もとにかく真面目に作られていて、美味しい。その辺が逆にフランス菓子らしさというより、日本のお菓子という風情。カワイイであってオシャレじゃない。お菓子のお味もそんな雰囲気です。焼き菓子も同じ傾向で、ちょっと軽くて甘い。素材に正直で、日本的なお味のクッキーでした。

お土産にしましょうと立ち寄ったところ、その場で焼いてくださって、ちょっと感動。香ばしく焼き上がった俵型のお団子はモッチモチで、みたらし団子の蜜も甘々で美味しかったです。
蜜をこれでもかというくらい入れてくださるので、ご存知、初天神の演目バリに、おーっとっと……と、気をつけて食べるのですが、それでも食べ終わったあとの箱にたくさんのみたらしの蜜が残ります。
そこで美味しい蜜が勿体ないと、ちょっとアレンジ。
パテを作って、バンズとレタスとマヨネーズでテリヤキバーガーに。なんとマクドのよりおいしいかもしれません。
味をしめてさらに残りでチキンテリヤキも作って、一晩寝かしてテリヤキチキンバーガーにして楽しみました。
なるほど大阪は一粒で三度美味しい！
恐るべきは喜八洲の団子の蜜でした。

神楽坂の栗饅頭屋さんといえば、菓の子屋さん。
栗饅頭には、一口食べると小布施の栗と同じ、いわゆるお高い栗の味がするでっかい栗が鎮座ましましているので満足度お高めです。
大振りで食べ応え満点ですが、一個250円。4個1000円を是とするか。この辺がグッと評判店にはなってこないあたりかとは思いますが、味は東京の栗饅頭といえば代名詞的な存在の石田屋さんの栗饅頭にも一歩も引けは取っておりません。むしろ美味しいくらい。5個1000円でお釣りが来るか、4個1000円かの違いではないかと思います。
ひとつ間違いないのは、どちらのお店も、細かくダイスカットした栗を使ったコンビニやスーパーで60円で売られてるようなヤマザキ製栗饅頭とは全く違う美味しいお品ですってことでしょうか。

ヨックモック本社併設のカフェラウンジです。ヨックモック缶の色をイメージした深い青の外壁や内装が、お洒落な雰囲気で、歩いているとふとロードサイドに目が行きます。
ショートケーキと限定のパンケーキをいただきましたが、ショートケーキの完成度がすごいです。クリームもさっぱりと軽く、スポンジもシルキーで苺も甘く、全体のバランスまとまりが良いお味です。非のうち所のない仕事です。パンケーキのカスタードクリームもバニラビーンズふんだんに使っていて香り高く、キャラメリゼされた食感も楽しく、とても美味しくいただきました。
どちらかと言えばオーソドックスで、フリースタイルの実力はともかくも規定演技なら誰よりもミスなく完璧に仕事をして見せるというような、そういうイメージのデザートでした。

ラウンジというだけあって、お席もゆったりと座れます。中庭側も素敵ですが、表参道に面しているので、通り側も道を行き交う人々を横目で眺めていても楽しめます。おまけにシガールまでついてくるので至れり尽せりです。

また、ラウンジの隣にはヨックモックの店舗も併設されており、持ち帰りで限定のクッキーを数種類売っていますので、ちょっとしたお土産もセットで2500円。単品なら600円から購入出来るのも嬉しい所で、便利さも◎でした。

神楽坂の市ヶ谷側、アグネスホテルの敷地内に雰囲気のある四阿が坂の上にちょこんと乗っかっています。建物はパティシエの映画でお店に使われたことがあるとのことで、とてもかわいい雰囲気のある建物です。

工場が横についていて、お菓子はそちらで作っている模様。焼き菓子の裏書きを確認すると、ちゃんと神楽坂で作られています。
フランス人パティシエと聞くと、ブランド名は高名でも作っているのは外部委託で埼玉県だったりすることも珍しくありませんので、個人的には、これ大事なポイントです。

いただいたのはオレンジ玉のカラスオレンジ、チーズケーキ。それとバニラのクッキーをいただきました。クッキーもケーキもですが、輪郭のはっきりした甘さと香り。シンプルで素材の香り高く力強さがあるのがいいです。

特にクッキー！もう少し重くても良いのですが、少し軽めのサクサク感があって美味しくいただきました。気に入りました。雰囲気、お味、共にリピートしたいと思うお店です。