たいきさんのクチコミ(244ページ)全5,039件

雨にたたられ、予定を切り上げて乗り込んだ定山渓ですが、
　雨が降ったら結局出来ることは限られてしまいます。
　温泉は良かったですが、近所を散歩するくらいしかありません。

　温泉の滝があり、足湯もありますが、なにせ雨なので
　足湯に浸かることもできません。
　他にもアウトドアのアクティヴィティはあるのですが、
　どれも出来ないですね。
　温泉に入ったりお酒を飲んだりしか出来ません。

　こうなると期待は夕食ですが、まさかのバイキングでした。
　いわゆる湯快リゾートのような食事です。
　けっこう期待していたんですが、北海道ならではの
　食材のよさすらも感じられませんでした。
　強いて言えばじゃがいもの甘さとほっけの焼き物が
　おいしかったことくらいでしょうか。

　ビールもビンビールですし、とにかく初日はテンションが
　下がるのみでした。
　近くの土産物屋さんで鰊御殿という純米大吟醸の日本酒を買い、
　えりも産のししゃもの干物を食べながら
　ちびりちびりとやりました。
　早寝早起きで明日に備えるしかないというわけです。

　ちなみに朝もバイキングですが、
　牛乳、ヨーグルト、野菜ジュースなどが新鮮でおいしかったので
　朝のほうが評価は高いです。

　朝になっても天気は回復していません。
　次の目的地は洞爺湖です。

○○牧場のソフトクリームというのが
　あちこちにある。
　とりたててどこだけがおいしかったという感じはないが、
　どこもおいしい。
　北海道の乳製品はやはりほかの地方とは違っている。
　生クリームもチーズもバターも。
　
　ここの場合は牛乳の味がしっかりと感じられて
　ほかよりもおいしかったかもしれません。
　このおいしさもやはり地元で食べているからかもしれないですね。　
　やはり食べ物は生き物なので、
　冷凍したり、長距離輸送したりすると
　何かが狂ってしまうのかもしれません。
　気のせいなのかもしれませんが、やはりそう思います。
　旅をしてみるとそのことが実感できます。

久しぶりに訪れた小樽の中で、変わっていなかったのが
　ここ、北一のホールです。
　相変わらず幻想的で、なんともいえないムード漂うお店です。
　食券制にしているのがなんとも興ざめなのですがね。
　あとタバコ。北海道はどこもかしこも喫煙可で、
　いつもつらい思いをしています。

　歩き回って疲れた体を癒したいのにね。
　天井が高いのが救いですが。

ルタオの勢力はすごいですね。
　「おっ、ここもルタオなんや」
　と思った瞬間にさっと試食の生チョコを差し出され、
　気に入って店内へ。

　ここはチョコレート専門のお店のようです。
　私はホワイトチョコが好きなんですが、
　ここではさまざまなチョコレートを紹介され、
　思わずいろいろ浮気をしてしまいました。
　
　特に心が動いたのはナイアガラぶどうを使用した
　限定のチョコレートです。
　あとは紅茶のチョコレート。
　結局妻の意見をいれて紅茶の方を採用したのですが、
　話題になったフロマージュよりも
　そのほかの商品の方に惹かれてしまいました。
　逆に言えば、ルタオの魅力はもっとあるということでもあるわけです。

ポイントは日本のビールは外国のビールとは
　まったく別の、独自の飲み物だという点です。
　ですから、同じくくりで扱って、評価してほしくないということです。

　私はビールが好きです。
　特にベルギーの修道院系のビールが。

　日本のビールは一部を除けば不自然な製法になっているので、
　翌日二日酔いしやすいのですが、
　ちゃんとした本物のビールならそんなことはありません。
　私はそれを体験的に知っていたのですが、
　この日、その理由がはっきりとわかりました。

　ここでは２０分程度で地ビールの製造過程を教えてくれます。
　その途中で発酵前の麦汁ものませてくれますが、
　これが甘くて、素材のよさをうかがわせます。

　ビールは麦芽とホップと水のみで作ること、という
　ビール純粋令を遵守しているドイツのビールと
　この小樽ビールは同じ製法であるということを聞いて、
　期待が膨らみます。
　
　正直な話、おつまみはそうおいしくないですが、
　ビールは抜群です。
　ビールだけなら５点です。
　たくさんのんでも翌日まったく平気でした。
　
　ビールの製法を教えてもらえるサービスの
　説明の中で心に残ったセリフがあります。
　
　「ビール酵母は生きているので、長距離の輸送に不向きです。
　だから遠くても千歳空港までしか出荷していません」

　酵母が生きているという説明だけですべて理解できます。
　食べ物はその土地から切り離されると生命力を失う
　と書いていた作家がいたのを思い出します。
　まさにその通りです。
　生き物である以上、長距離の輸送が酵母にストレスを与え、
　味を狂わせるという理屈は実に納得がいきます。

　本物の生ビールというのは醸造した場所近くで飲んでこそ
　その味を生かせるわけです。
　
　市販の日本のビールというのは、ビールではなく、
　発泡酒ですよね。
　いわゆる第三のビールとよばれるものはこういった地ビール等とは
　まったく別の飲料です。

　私に言わせてもらえば、日本の市販のビールは
　製品企画上はビールと認定されていても
　日本独特の別の飲料だと思います。
　そもそも、５００ミリ缶一本でも翌日二日酔いするというのは
　申し訳ないですが、ビンや缶の中で、
　なんらかの変化が起きているように思えます。

　日本酒でもワインでも良いものを飲んだときは二日酔いしませんから。
　
　

大寒波のおかげで予定外の体験一色になってしまった
　今回の北海道旅行でしたが、それにしても
　このホテルで本当によかったです。
　まさか吹雪でホテルに缶詰にされるとは。

　それでも一休で食べさせてもらったハラスが
　あまりにもおいしかったので、お勧めのおみやげ物屋さんを
　教えていただきました。
　決してなめていたわけではないのですが、この悪天候の中、
　あえて出かけようとしたのが間違いでした。

　私も寒い地方の出身ですから、
　多少の雪や風には耐えられるはずですが、
　いやはや規格外の強烈さでした。
　なにせ５０センチ先が見えないのですから。

　しかもオホーツク海の荒波が飛び掛ってくるのではないかと思うほど、
　海は大荒れ、しかも道路が海に近接していて、
　雪が降っていなかったとしてもこの強風にあおられ、
　吹き飛ばされそうになるのです。
　路面がアイスバーンになっているせいで、踏ん張れないので、
　半歩ずつしか進めないという状況になってしまいました。
　
　身も心も凍えそうで、しかも吹き飛ばされるという恐怖を
　初めて感じました。
　妻の手を握り、ゆっくりとゆっくりと進み、
　ようやくおみやげ物屋さんにたどり着きました。
　距離にして２００M程度でしたが、はっきりと命の危険を感じました。

　余談が長くなってしまいましたが、
　これ以降はホテルでおとなしくしていたので、
　ほとんどの食事はホテルで取ることになりました。

　さすがに定評あるホテルです。
　設備、たたずまい、食材、味付け、どれをとっても
　一級品でした。

　

　大自然の中にあって、マウントクックをパノラマで堪能できる！
はずでしたが、あいにくの雨模様でずっと霧に覆われ、一度たりとも
霊峰を目にすることができませんでした。
　料理もおいしくて、部屋も良かったので、天気だけが残念でした。

倉敷美観地区は観光施設と土産物屋が林立していますが、
当然ながら飲食店も充実しています。
　残念なのはそのほとんどが喫煙可と言うことでしょうか。
　このご時世にたばこの煙に悩まされながら
飲食するなどありえません。ましてやコーヒーは香りも楽しむものですから、
タバコの煙など漂っていた日には
台無しになってしまいます。

　喫煙可のお店を避けてさまよううち、
こちらは分煙だということが分かり、なんとか一休みすることができました。
　美観地区を代表するような老舗であり、
珈琲に対するこだわりは大変なものでした。

　琥珀の女王とカフェオレをいただきました。
　ネーミングに惹かれた向きもありましたが、
こだわりの一杯を堪能し、再び散策へ出かけました。

倉敷美観地区を散策し、こちらのお店に立ち寄りました。
　やはりずっと歩き続けるのは大変ですから、
　どこかで休憩が必要です。

　ここは下で購入したパンを二階で食べることができます。
　靴を脱いで上がることに抵抗がある方もおられるでしょうが、
　ゆったりと休憩をすることができるのが
　売りでしょうね。

　パンの味そのものは実は特筆するほどではありませんが、
　散策の疲れをいやすにはもってこいの立地と建物だと思います。
　大局的に見ればこのお店の存在価値は非常に高いと思います。

私自身田舎の出身なのですが、それでも中途半端な田舎です。
　親戚の家はもっと鄙びたところにあり、
　裏庭、縁側あり、クーラーなしという昭和ど真ん中といった風情の
　このお店はまさしく子供のころに行った、田舎の親戚の家を
　髣髴とさせてくれます。

　この日は残暑厳しく、（今年はかなり涼しいですよね）
　エアコンがないというのはややきつかったのですが、
　頼んだカキ氷が巨大で、食べているうちに
　どんどん涼しくなっていったので、問題ありませんでした。

　食べ終わってからは縁側で裏庭を眺めて
　ちょっと童心に返っていました。

　接客は気にならない程度ながらもあまりよくないです。
　しかしＣＰの高さとハコモノの魅力で
　もう一度訪れたいと思わせるお店です。

　外見はカフェに見えないし、お店の名前も…ですね。

今回の旅では、島根県内での食事に恵まれました。
そのうちの一軒がこちらです。
　駅からはやや離れていますが、評判通りの良いお店でした。

　こちらのお店自体が老舗で、定評あるお店だというのもありますが、
殻ごとすりつぶしてゆくことで、
滋味あふれる、私の好きな全粒粉のような麺が出来上がります。

　お出汁の方はやや濃いめですが、この麺にはこのお出汁がありそうです。
しかも、ただ濃いめというだけではなく、バランスをとっているというのが良く分かったのが
温蕎麦のおだしと、カツ丼のお出汁でした。

　美味しい蕎麦屋さんやうどん屋さんのカツ丼は
最高レベルになる可能性を秘めているというのが私の持論であり、
機会があれば、有名店でカツ丼を食べてきました。
　今回は歴代トップクラスの卵とじをいただいた気がします。

　完全禁煙というのもありがたいポイントでしたが、
あとは接客が洗練されて来れば見事一流店といったところです。

店の構えは小さな結婚式場といったところで、
明るい日差しをたっぷりと取り込める構造です。
　最近は食事時にはたいていお酒を飲んでいるのですが、
今日は運転手ですからどうしようと考えていると、ノンアルコールスパークリングがありました。
ただのサイダーではありません。たしかにスパークリングワインの風味がありました。

　食事は地物の野菜を生かしたアミューズ、スープと来て、
メインはやはり地元食材です。肉はやや固さのこっていたものの、
満足のいくコースでした。ご夫婦で切り盛りされていたのですが、
奥様の気配りがとても行き届いていたと思います。

峠越えのルートで山頂を目指して登っていくと、あちこちに牛が放牧されているのが見えます。
　景色も良いので何度も車を止めて休憩。

　それでも予定通り山頂に到着。帰りには草千里で引き馬を楽しみ、
こちらのお店で土産を物色しました。
　お土産は買わなかったものの、美味しいと評判の阿蘇牛乳ソフトクリームを
いただきました。
　ミルクの風味がしっかりと感じられる濃厚なソフトクリームは
暑い日にはもちろん、寒い日だったとしてもおいしさを感じられるほどの
逸品でした。

　このあたりで晴れ間が出てきて、素晴らしい記念撮影ができました。

予定より1時間近く早く到着してしまい、
すぐ近くの温泉に入って時間をつぶしました。

　そしてイロナキカゼで念願のランチです。
大自然の中の一軒家イタリアンは、すぐ隣の畑で自家栽培している野菜が
売り物の一つです。

　靴を脱いで上がりこむスタイルは珍しいですが、
内装、料理の方はいたってオーソドックスでした。
　ただ、食材がおいしいので、甘味があり、
値段に見合う料理だったと思います。

　ややポーション不足で男性には物足りないかもしれませんが、
そこは食の国肥後です。道々いくらでも食べたいものが転がっているので、
全く問題ありません。

一路小国温泉を目指し、いよいよ阿蘇越えです。
　ガイドブックで飽きるほど見てきた草原の広がるさまを
　もっとも広範囲に楽しむことができるのが、ここ大観峰であり、
　この茶店は美味しいとかいうこと以前に、そこに存在すること自体が
　非常にありがたいことだと思います。

　しかし、さすがは阿蘇。
　こういった施設の一般的なスナック類と比べ、
　あきらかに美味しいのです。
　
　ソフトクリーム、馬肉コロッケなど、バラエティも豊かで、
　味も上々。
　
　これを食べながら、楽しみつつ展望台へと向かいます。
　しばし疲れを忘れながら坂を上りきると、
　そこはほぼ360度の大パノラマです。

　帰りには茶店の前で猿回しのパフォーマンスが行われていて、
　人だかりができていました。

牛がのんびりと草をはむ牧場の中を進んでいくと、
レストランに到着です。

　このときはイタリアンフェアをやっていましたが、
中途半端な時間だったのと、なかなかのお値段だったので、
レストランにはいかず、ワイナリーに向かいました。

　自家製のワインもつくっている一方で、
クロアチアのワインも輸入して販売されています。

　私は運転があるため、試飲を妻に託しました。
日本のワインもレベルが上がってきたとはいうものの、
甘すぎたり、酸味がきつすぎたりしたようで、
結局クロアチアに決定しました。

　このワインは旅先で飲み切りました。
日本では珍しいものですが、おいしくいただきました。
日本ワインを応援したい気持ちもありますが、
こうして比較試飲してみると違いが分かってしまいます。

小値賀へ向かう高速船は朝６時２０分発。
乗船券は当日のみの販売なので、窓口が開く６時には
ターミナルに到着しておかなくてはなりません。

コンビニでさえ朝６時からしか開店しないため、
妻と二手に分かれてコンビニで飲み物を、
私が乗船券を買うことにしました。

無事にチケットを購入し、少しヒマになったので、
こちらのお店を覗いてみました。朝６時から開いていて、
飲み物も食べ物もいろいろ売っていました。

ここではお土産と追加の総菜を購入して
船がくるまでゆっくりと食べることができました。
朝早い便を利用される方も安心してください。

わずか３０分弱で船は小値賀島に到着です。
さすが観光で鳴らした島です。
お店が多いとかそういうのではないですが、
行き届いていましたね。

ランチはタバコリスクを避けてホテルのレストランを
選択しました。
食べログでの予習によるとそれほど芳しい評価ではないようですが、
イタリアンのメイン付きで２０００円ならそう冒険でもありません。

　ただ、味付けが粗い印象があり、
また、メインのイノシシが上五島産とのことでしたが、
あまりにもやわらかく、臭みがなかったのが拍子抜けでした。
ソースもいつもいただいているベナトンのものと異なり、
薄めの味付けで、ジビエ感が全くありませんでした。

　野菜や魚は美味しかったので、
グルメな皆様にはやや物足りないかもしれません。
わが家にとっては数少ない完全禁煙のお店ということと、
食事後にホテルのロビーで海を眺めさせてもらえたことで
加点としました。

　実は外に出てみると島の両側にそれぞれ海が見えるという
素晴らしい立地なので、ウインザーホテル洞爺のように、
このロケーションを最大限生かせればもっと良いのにと思います。

日本一暑い町ということばかりが話題になる
　多治見市ですが、美濃焼きの町であり、
　豊かな自然も残す素敵な町です。

　このお店は古い蔵を改装して作られ、
　地元の人に癒しをもたらしてくれます。
　ちょっと見つけにくいですが。
　
　　かつてのレビュー

　妻との出会いは私のそれまでの食生活を見直す
　きっかけを与えてくれました。
　
　かつて妻とのデートの時には
　関のぷらなか、ここか、必ず寄っていました。
　当時は喫茶店は時間とお金の無駄だと思っていたのですが、
　何度もいくうちにくつろぐということが
　いかに価値のあるものかわかるようになりました。

　ここ灯り屋は多治見市内ではあるものの、やや鄙びた
　奥地のほうに向かい、さらに間道へ入っていくので、
　立地としてはまず隠れ家です。

　となりにはギャラリーもあり、店そのものも
　古い蔵のような建物を使っています。
　静かで厳かな雰囲気を持つ店内には
　さまざまなアンティークが並んでいます。
　
　飲み物自体もこだわりの味で、
　食器、ポットにいたるまで、品があります。
　さすがはぷらなのご推薦だけのことはあります。

知る人ぞ知る飛騨高山の有名店ですが、
　裏路地に入ったところにあるので、、
最初はなかなか見つけられないと思います。
　それでも当時はステーキが大好物だったので、
　おいしいステーキ食べたさについに探し当てました。
　
　計２回行ったのですが、いずれも満席で待つことになったほどの
　人気ぶりです。
　店には販売コーナーもあり、それを見ながら料理に思いをはせます。

　いつもはっきり書くのが私流です。
　味のほうは実は特別さは感じません。
　しかし飛騨牛の味がいい。この肉質のよさは、
　育てるときの水のおいしさが引き出している
　と私は思います。
　岐阜県の水道水のおいしさは実は相当なものです。
　ましてそれが山水ならかなりの甘みでしょう。

　ただ、このお店の難点は、接客にあります。
　「このほうがおいしいですよ」と、親切に？勝手にソースをかけられ、
　閉口してしまいました。
　シンプルな味付けが好みなので、台無しです。

　それでも２回目足を運んだのは、
　山葡萄ワインの味が忘れられらなかったからです。

　甘くて、芳醇で、「これぞ捜し求めていた味！」といううまさでした。
　帰りにあちこちの売店で捜し求めたが、望む味は発見できませんでした。
　おそらくここのオリジナルブレンドでしょう。