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本物のビール

  • 4.0
  • 旅行時期:2009/06(約17年前)
たいきさん

by たいきさん(男性)

小樽 クチコミ:7件

ポイントは日本のビールは外国のビールとは
 まったく別の、独自の飲み物だという点です。
 ですから、同じくくりで扱って、評価してほしくないということです。

 私はビールが好きです。
 特にベルギーの修道院系のビールが。

 日本のビールは一部を除けば不自然な製法になっているので、
 翌日二日酔いしやすいのですが、
 ちゃんとした本物のビールならそんなことはありません。
 私はそれを体験的に知っていたのですが、
 この日、その理由がはっきりとわかりました。

 ここでは20分程度で地ビールの製造過程を教えてくれます。
 その途中で発酵前の麦汁ものませてくれますが、
 これが甘くて、素材のよさをうかがわせます。

 ビールは麦芽とホップと水のみで作ること、という
 ビール純粋令を遵守しているドイツのビールと
 この小樽ビールは同じ製法であるということを聞いて、
 期待が膨らみます。
 
 正直な話、おつまみはそうおいしくないですが、
 ビールは抜群です。
 ビールだけなら5点です。
 たくさんのんでも翌日まったく平気でした。
 
 ビールの製法を教えてもらえるサービスの
 説明の中で心に残ったセリフがあります。
 
 「ビール酵母は生きているので、長距離の輸送に不向きです。
 だから遠くても千歳空港までしか出荷していません」

 酵母が生きているという説明だけですべて理解できます。
 食べ物はその土地から切り離されると生命力を失う
 と書いていた作家がいたのを思い出します。
 まさにその通りです。
 生き物である以上、長距離の輸送が酵母にストレスを与え、
 味を狂わせるという理屈は実に納得がいきます。

 本物の生ビールというのは醸造した場所近くで飲んでこそ
 その味を生かせるわけです。
 
 市販の日本のビールというのは、ビールではなく、
 発泡酒ですよね。
 いわゆる第三のビールとよばれるものはこういった地ビール等とは
 まったく別の飲料です。

 私に言わせてもらえば、日本の市販のビールは
 製品企画上はビールと認定されていても
 日本独特の別の飲料だと思います。
 そもそも、500ミリ缶一本でも翌日二日酔いするというのは
 申し訳ないですが、ビンや缶の中で、
 なんらかの変化が起きているように思えます。

 日本酒でもワインでも良いものを飲んだときは二日酔いしませんから。
 
 

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
一人当たり予算:
3,000円未満 
利用形態:
ディナー
コストパフォーマンス:
4.0
サービス:
3.0
雰囲気:
4.0
料理・味:
4.0
観光客向け度:
4.0

クチコミ投稿日:2018/05/19

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