きゅういとせろりさんのクチコミ(190ページ)全6,077件

金沢の町は２本の川に挟まれた台地の上にあります。西側がこの犀川、東側が浅野川です。名前の印象のとおり、犀川は水がたっぷり、浅野川はゆったりといった印象でした。
金沢の町のあたりで幅が一気に広がって平野に流れ出ていく感じです。犀川大橋から上流と下流を見比べてみると感じがわかると思います。
昔はよく魚の群れが泳いでいるのをみたことがあります。ちょっと水面を覗いてみましたが今回はみあたりませんでした。季節の差かもしれません。

犀川は金沢の繁華街の直ぐ脇を流れていて、そのあたりは２つの丘に挟まれて川幅も狭くなっています。そこにかかっているのがこの犀川大橋。さすがに昔はいちばん橋をかけやすいところに造ったかな、と思います。と同時に金沢の町は台地の上にできていることを実感。なにせ、この橋に向かってどちらからも降りて行く感じで、わたりおわったら再び登りになります。
銘板には大正１３年製とありました。とてもごついトラスで古い時代の頑丈な造りがみてとれると同時に、てっぺんあたりの装飾というか遊びは優美さも感じられます。金沢の橋のなかではいちばんきれいだなあ、とおもいます。

北陸鉄道の石川総線のターミナル。でも単に町中へのバスの乗継ぎのターミナルです。なので駅前にはとくに繁華街はなく、ひっそりしています。駅前の広場は大きいのでそのギャップがちょっとさみしいです。
２本のホームがありますが１本は使われてないようでした。昔は３両編成もあったので、そちらのホームを使っていたのですが。もっとも昔は１両編成が普通でした。なお、今は全部２両編成です。
なお、電車は昼間は４０分おきです。 本来は白山比咩神社（しらやまひめじんじゃ）や、獅子吼高原（ししくこうげん）や鶴来温泉（つるぎおんせん）へ行くときに利用するのですが、工大前まで乗ってチャンピオンカレーの本店訪問なんておもしろいと思います。工大前あたりまではやや運賃も安めに設定されているようでした。電車は昔の東急とたまに昔の井の頭線の電車が来ます。
なお、昔はさらに１駅、「白菊町」までレールが伸びていました。今なら西茶屋街という駅名でもおかしくない場所です。復活・延長、なんて夢でしょうか。

西茶屋街のすぐ近くにある九谷焼の窯元。なにか工場の中にごめんなさいと言う感じで入っていくと右側にお店があります。ご自由にごらんください、というかんじで適度に放置されていたので、ゆっくりと見てまわることができました。案外、高価でもないんだなあ、という感想です。
時間があれば絵付け体験もできるようです。
１０年くらい前に訪問したときは十分に時間があったので、無料で工房を案内付きで見学させてもらいました。そして、小泉首相が座った椅子、なども案内してもらって楽しかったです。今回は時間がなくて残念。
なお、トイレもあります。休憩と見学と買い物を兼ねて西茶屋街からほんのわずか足を伸ばしてみましょう。

西茶屋街は昔は全く観光地の感はなかったのですが、最近きれいになってすっかり観光地に。
その西茶屋街のメインのお店として存在する落雁諸江屋。すぐ近所に本店があるのですが、西茶屋街の顔としてお店を出したのだと思います。東茶屋街に比べると人も少ないのでゆったり買い物できます。奥は喫茶コーナーになっています。さすが老舗のいい雰囲気のお店でした。花うさぎ、という小箱に入った落雁が一番有名です。
実はこちらに来る前に、忍者寺門前にある諸江屋に行ったのですが、たばこを吸っての応対でなんたることか、と思って早々に退去したのです。お店によって差があるんだなあ、と、なぜかなあ、と不思議に思いました。

西茶屋街の公開されているお茶屋さんはここだけのようでした。それもなんと無料です。金沢の有名な東茶屋街では資料館もお茶屋さんも入館料が必要なのに、なんてすばらしいことでしょう。
２階のお座敷も東茶屋街のそれとほとんどかわりません。ほとんど入館者もなく、ほぼ独占。昔の雰囲気にどっぷりつかることができて幸せでした。
なお、１階はここが産まれの小説家の資料の展示でした。

にし茶屋街を歩いていたらお着物の女性がこの建物に入っていきました。
とくに公開している建物ではないようですが、玄関のあたりもクラシカルで和洋折衷の水色の建物は大正ロマン風でとってもいい感じです。どうやら、にし茶屋街の事務所兼芸妓さんのお稽古場のようでした。冒頭の景色を見て、ああ、現役なんだなあ、とちょっと感動しました。
なお、この建物は国の登録有形文化財です。

昔は東茶屋街に比べて何もないただの古い街だったと思いますが、近年、きれいに整備され、すっかり観光地の装い。東茶屋街に比べてまだまだ知名度は低いですが、おなじような雰囲気で、空いているぶん、ゆっくり味わえます。とくに茶屋の資料館は入場無料です。東茶屋街なら５００円なのに。そして同じような部屋を鑑賞することができます。そして落雁のお店やチョコのお店も。建物みなまだきれいにしたばかりで木の新しい色が目立ってます。その雰囲気を味わえるのも今だけです。金沢観光の穴場だと思いました。

忍者寺を出てすぐに諸江屋の看板を見つけました。諸江屋といえば、花うさぎ、という可愛い落雁で有名です。ただ、本店がすぐそばにあったはず。こんな近くにお店なんてあったのかあ、と思って入ったのですが、たばこを店先で吸っていた店員さん（初老のおじさん）がめんどくさそうに商品の説明を始めたときにはなんだかなあ、という感じ。よくみればまるで個人商店風。適当に話を切り上げて出てきました。次に行った西茶屋街の諸江屋はこんなことはなくすばらしい対応。お店によって全然違うんだなあ、と不思議に思いました。昔の金沢をちょっと見た気がしました。

実はこの忍者寺４～５回目です。でもガイドの方の説明が毎回違うのが面白いところ。主要部分は全部解説するのですが、ちょっとづつ細かいところの説明があったりなかったり。また、一緒に廻る人数も多かったり少なかったり。
電話予約は当日、これから行く、というのでも空いていれば大丈夫のようです。私も平日だったので今回３０分前に電話しました。
いろいろなからくりがあって面白いです。賽銭箱の・・・と、見てのお楽しみ、ですね。
なお、写真撮影も禁止です。
入場料は１０００円と高価ですが、それだけの価値はあると思います。
なお、昔から、ミニスカート禁止、とされています。現在HPにはそのような掲示はないのですが電話予約のときに言われたかも。
なお、忍者とは関係ないそうですが、いろいろなしかけを見るとやはり関係あって欲しいなあ、と思ってしまいます。

妙立寺（忍者寺）に行くときに前を通りました。ちょうど本堂の改装中で朱塗りの欄干を塗り直しているところのようでした。ぴかぴかでまぶしい朱色でした。お寺は色調が控えめだという先入観があったのでちょっとおどろきました。たぶんある程度の格式があるのでしょう。なお、門には柵があるのですがとなりは普通の道で進入できます。駐車場としての利用があるようです。

平日の朝食のために訪問。近江町市場の中のお店なので早朝７時から開店しているのです。
半年前、週末の昼に来たところ４２組待ちで７０分も待ったのですが、平日の朝８時半では待ちなしでした。
やはり朝でもネタは豊富。３０分くらいでさらりと朝食を終えました。近所のホテルに宿泊の際は朝食としてお寿司、なんてのもいいですね。

新しいタイプのレンタサイクルで、３０分以内の利用を繰り返している限り１日２００円ですみます。
逆を言えば３０分を過ぎたらその分超過料金がかかります。
金沢の街の中に２３箇所ある「サイクルポート（要は自転車置き場）」の間を利用します。だいたい観光地の近くにはあります。各ポート間はだいたい５～１０分でしょうか。一番遠い金沢駅から忍者寺で３０分くらいです。この最長区間は安全のため１回乗り継いだ方がいいでしょう。
さて、朝７時半から借りられるのがいいところ。なぜなら利用開始時は機械相手だから。ただ、無人の機械相手なのでクレジットカードが最低必要。Suica等のICカードがあればなおよし（それがカギ代わりになります。）。機械相手に不安がある場合は金沢駅から３分くらい歩いた「まちのり事務局」で普通のレンタサイクル借りるように窓口で手続きできます。ここなら荷物も２個まで３００円～で預かってもらえます。
変速３段です。グリップを回すと変速します。ときどきサイクルポート自転車がなかったりするのが難。（１回ありました）スマホの方はリアルタイムでどのサイクルポートに何台あるか調べることもできます。
金沢程度の街なら自転車がとっても便利。普通のレンタサイクルと違って置き場に困ることもないです。
交通安全に気をつけながら街巡りをしましょう。

大分空港では大分交通のバスが３台待っていました。
別府・大分市行きは最新型のハイデッカーで快適そうでした。
佐伯・臼杵行きのバスはやや簡易型のハイデッカー。
中津行きのバスは路線バスみたいな感じ。
やはり人の多いところはいいバスを充当するのでしょう。
ちなみにすべて大分交通（中津行きは分社化したと思われる大交北部バス）でした。
乗車券は自動販売機でした。

空港の普通のお土産もののショップです。お土産店としては大きい方だと思います。でも杵築で買おうとした饅頭がなかったので、地方のものまでの網羅性はないとは思います。
お土産を買うときは、何があるのかわからないので、試食で決めることが多いのですが、あまり試食がなく、えいやっと見た目の想像で買うしかなかったのがちょっと残念。町中のデパートとちがって、本当に買う人しかいないと思うのですが。

天然の関さば、関あじ、ヒラメなどをいただける回転寿司屋があると聞いて訪問。夕方１８時でしたがあまりお客さんは居なくて拍子ぬけ。
システムは普通の回転寿司ですが、レーンに乗っている物は１００円ですが注文したら３００円くらい、とか。自動的には流れてくるネタに視線は釘付け。
店長さんとおぼしき方が、なぜ１００円でできるのか、とか、美味しい魚を食べてもらいたい、とか力説されてました。実際安くて美味しくて満足です。
店頭の「今日の地魚メニュー」の中で見知らぬ「さかたさめ」というものが。レーンに流れて来なかったのでどのような魚か気になりました。

由布岳の北側にあるので、やまなみハイウェイとは反対側から見る形になります。山頂直下がかなりえぐれていて由布院の温泉からみる由布岳の秀麗な姿とはかなり違う印象です。
パーキングエリア自体はトイレと自販機のみのささやかなものでした。

由布院の街歩きのあとで訪問。ここからでも由布岳が大きく見えます。由布院の街があまりに観光地なので、この、ごく普通の道の駅に来ると現実に戻ったというか、ほっとする雰囲気があります。野菜の即売は町中にはたぶん無いでしょうし、大分全体の観光みやげなどはこちらで購入もいいでしょう。高速のインターに近く、乗ってしまえばそのまま大分空港に一直線です。

由布院の盆地を見下ろす絶景の地。それが別府からのやまなみハイウェイの途中にあるというこれまた絶好のアクセス。しかし、２０１６年５月の地震で路肩が崩れたのか、駐車場には入れず、停車も禁止になっていました。２０１７年１０月でもまだ閉鎖されていると由布院の観光のHPにありました。絶景を止まってみられないのは残念ですが、走行中のクルマから楽しめるので、まあ、よしとしましょうか。

湯の坪街道のAコープの先にあります。店頭におおきなトトロと猫バスが居るのですぐわかるでしょう。店内、ジブリのキャラクターでいっぱいでした。ジブリの専門店は聞いたことがなかったのでちょっとびっくり。由布院と映画の関連はうかびませんが、トトロというバス停が大分県にある、という縁かもしれません。ともあれ、店内でちょっと浸ってしまいました。