きゅういとせろりさんのクチコミ(126ページ)全6,077件

ミュンヘン市内を流れるメインの川です。日本でいえば一級河川ともいえる長い川なのですが、いかんせん広大な国土ゆえ、流れはとっても静か。流れているのだろうか？というくらい。
両岸は静かな散歩道で、イザール門近くはヨーロッパ特許庁やドイツ特許庁、博物館などの知的な施設が並び、落ち着いた雰囲気でした。
なお、数日後に源流部のドイツアルプスふもとのミッテンバルトに行きましたが、それhがそれはきれいな清流でした。

鉄道に興味があるので見学です。ニュルンベルグ駅を通る３路線があり、空港アクセスもこの地下鉄が担ってます。
中央駅から旧市街地へ行くのに使えるか、というと１駅だけなので、普通は歩きで十分。
列車は市電のように小型の車両でたった２両編成でびっくり。この程度の需要できちんと経営ができるんですね。ドイツという国は公共輸送に対する考え方が日本とはまるで違うようです。

インゴルシュタットとの間を往復。片道はRE（快速）、片道はICEでした。速度差はああたりまえですが、REも昔の特急型客車を使っていてロマンスシートでリクライニングもして快適でした。狙ってみるのもいいでしょう。ただ１等席はほんのわずかしかなく、１等のパスを持っている方には不向きです。
なお、深夜にナイトジェット という夜行特急寝台列車の分割と併合が行われ、最大で１時間２０分停車します。２本の列車がクロスするこのニュルンベルグで編成の半分づつを入れ替えるのですが、その間休憩と体のストレッチにホームに降りる人が多かったのが印象的でした。

ニュルンベルグ駅から旧市街の観光地に向かう際のメインストリート。フラウエン門（乙女の門とでも訳すのでしょうか？）をくぐると広い石畳の道が。車道より歩道の方が圧倒的に広く、歩きやすいです。途中からはいつのまにか歩道だけになっていました。スロープがあってそれが地下鉄の駅の入り口と知ってびっくりしたり。
この道をまっすぐ行くだけで主要な市街の３教会を見ることができます。両側は商店街でにぎやか。観光客も多く、安心なアプローチです。

昔のヨーロッパの街は街と城が一心同体だなあ、とわかります。戦争は戦争、市民は市民、とはいかなかったのですね。
今でも旧市街を囲む城壁は駅前を視界を塞ぐ形でいきなり現れます。これを越えないと街へ行けないのです。
観光客にとってはこれから観光地、といういい標識にはなり、この中は車が少ないので安心感もあります。
町側から見ると上部に通路があるのがわかりました。が、幅は狭く、横への移動は難しそうです。機動的防御は難しそうです。

ニュルンベルグ中央駅から市街の中心部に歩いて向かう途中の川を渡る橋。面白い名前は「ミュージアム」のドイツ語読みです。
橋そのものは特徴がないのですが、特徴的なのはその橋からの眺め。駅から行くと右手に川の真ん中の中州あたりまでせり出した建物が目につきます。今はレストランですが、昔は聖養老院。こんな建物が造れちゃうくらい水の流れが増減がないんだなあ、と感心してしまいました。

ニュルンベルグの３つの大きな教会のうちの一番北側にある大きな教会。
２つの尖塔が並ぶ形式とゴシック調の外観は駅よりの聖ローレンツ教会と同じですが、こちらの方がやや簡素に見えます。
その２つの尖塔はよく見ると左右でてっぺんだけ形が違います。何か理由があるのでしょうか？
１０時ちょうど、鐘がなり始めました。荘厳な空気を感じました。

マルクト広場の片隅にある井戸というか噴水というかモニュメントというか。
教会の尖塔のてっぺんを地面に置いた、というイメージです。
水は出ていますが、竹の筒よりまだ細い管からちょろちょろだけで、泉、という名前にしては拍子抜けです。
子供が走り周ってまわりの鉄柵にぶら下がって遊んでました。
彫刻は見事です。繊細です。それは見る価値があると思いました。

ニュルンベルグには大きな教会が３つ。駅から向かうと２つ目です。マルクト広場に面してあるのでやや小さく見えてしまうのが残念。日曜の午前中でミサの始まる直前だったのか、ちょっとだけ中を見ることができました。正面に太陽の陽が差し込むステンドグラスのある高い窓があり、神々しいふんいき。素晴らしいです。
外見的にもちょっと茶色がかった石でできていて古い雰囲気。それと門の前にアーチがあってその上がベランダではなく部屋のようになった構造も珍しいかな、と感じました。

日曜日の訪問でそれもちょうど午前中だったのでミサの最中で入れませんでした。日曜日だけは１３時からの開場なので注意です。
高い２本の尖塔、彫刻だらけの正門、どこを見てもゴシックのすばらしさ。
正面脇のアイアンの噴水も見事。ごてごてしたマルクト広場の美しの泉よりきれいに感じました。

ニュルンベルグの街中の中心の広場。ほぼ正方形で何もないだだ広い広場ですが、クリスマスマーケットのときなどは出店でうまるのでしょう。訪問日は秋の昼間で何もありませんでした。
広場の隅に美しの泉という井戸というか噴水というか水がちょろちょろ出ている大きな塔があり、それがこの広場の一番の見所です。

なかなか大きな駅です。このあたりの交通の要衝で、とくにミュンヘン方面へはICEが１時間に３～４本もあります。
地下道をまっすぐで駅舎にでます。
駅舎はドイツらしい重厚で高い天井が印象的です。
ここで、観光のために街に出るなら地下道がおすすめ。頂上に出て城壁が真正面に見えるのですが、その信号待ちが長いのなんの。

イザール門駅からまっすぐ。イザール川にかかる橋です。トラムもわたる大きな橋です。
重要な橋によくあるように、橋の端に塔がそびえ、彫像があります。歴史を感じさせます。
なお、てっぺんに盃のyぽうなものが載ってますが、これが何なのかは全くわかりませんが、ビールで有名なミュンヘンなのでビール用のそれだといいなあ、とか思ってしまいました。

ミュンヘンの西側の門のカールス門は有名ですが、東側のこのイザール門はほとんど見にくる人はいないでしょう。ドイツ博物館やヨーロッパ特許庁に近いのですが。
門の中を車は通れず、歩くだけです。門の上のフレスコ画がドイツっぽくていいですね。
きれいなので最近の再建だと思いますが、門というには厚みがあり、重層的でもあり、見応えがあります。

新市庁のからくり時計を見るために下車。東行きと西行き線で別々のホームなのに注意。あわてて乗車すると逆方向です。ホーム上のコンコースから降りる階段が分かれているので注意しましょう。ところで人が多い割にホーム、かなり狭いです。これまた注意です。

からくり時計が有名。その時間にはみんな上を見上げるわけですが、その間ちょっと不用心になってしまいます。なので警戒の警官の近くにいると安心です。夏季のみ１７時からの回があり、そのときはまあまあ人は少なくこれまた安心感がりました。
どんな内容か、は見ればわかる、という感じで文句なく「作り」を楽しめます。芸がこんでいて楽しいです。

ミュンヘン中央駅からマリエン広場まで乗車。昔は「オリンピック電車」というステンレスの電車でしたが、現在は赤色の新型に代わってます。車内はクロスシートです。通路幅は狭くドア周りも立ち席少ないので狭く感じます。
市内交通のメインですが、いろんな方面の列車が集まってきてミュンヘン中央駅からミュンヘン東駅までが重複している、という感じで、列車間隔はやや不均一に感じました。
また、ドアはドアボタンで自分で開閉する方式です。ドアの故障もあるようで、シールが貼ってあります。押しても開かない場合はすぐに別の場所に移動しましょう。

さすがドイツ南部の要衝。広いです。大きく分けて４箇所に分かれてます。メインはドームの中ですが、左奥と右奥に付け足しのように地方行きのホームの塊があります。そして右側手前から地下に降りたところにあるSバーンのホーム。拡張に次ぐ拡張でこうなったのでしょう。わざわざ不便に作るわけがありません。そう納得します。
それにしても飲食店というかスタンドが多いです。サンドイッチの類の店はいっぱい。全部を見たわけではないですが、右側の根元にあるヨーマスというお店が一番コストパフォーマンスがいいように感じました。チェーン店のようです。
２階にホーム全体を見渡せる展望台があります。飲食店になっているわけではないので誰でも行けます。異国情緒を味わうためにも是非。

ミュンヘンからの往復、国際列車は行きが普通の客車特急、帰路はレイルジェットという高速列車でした。ただ高速線区間ではないので、主要駅停車とノンストップの違いだけで所要時間は１５分ほどしかかわりません。
行きの客車は区分室で昔ながらの旅行ができて満足、帰りのレイルジェットはすっきりしているけど落ち着きのある内装で満足。どちらでも楽しめるでしょう。なお、近郊列車はシティージェットという名称にしてきれいな列車を投入中。低床式で乗降もしやすく、近代化はひたひたと進んでいます。

ザルツブルグの駅前に入ってくるバスを見てびっくり。トロリーバスです。トロリーバスは無軌条電車と言って、電車の一種です。そのためか、連接式の長い車体に流線型の運転席。ポールをあげた姿はとっても格好いいです。形態的にはトラムに近いです。
普通の白いトロリーバスもいましたが、こちらは普通のバスの形でした。