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日本酒【花の井】蔵元である西岡本店。

ここは真壁の町の中央部からは徒歩8分～12分位歩くので、雛めぐりで巡る時に、行くの止めようかな・どうしようかな～と迷う方もいるかもしれません。
でも、そこは迷っている場合ではありません。
女性の方ならば、行ってみるべきです。

その理由は酒蔵だから、お酒がおいしい、美味しいお酒が売っている…のも有りますが、それ以上にお勧めなのは、現代的に飾り付けたおひな様。
でも、決してモダンという訳ではなく、現代の技術を使っておひな様の展示の可能性を更に広げている感じです。

酒造の敷地内に何個か見所はあるのですが、見逃してはいけないのが、庭園雛と瓢箪ランプとのコラボ雛。
敢てその詳細は書かないので、自分の目で女子力が上がりそうなお雛様たちを見に行って下さいね。

真壁の川島洋品店の文庫蔵（土蔵）。
そこは、真壁におひな様を見にくる観光客にも人気の場所だ。
人気の理由は、毎年テーマを変えて、おひな様を展示しているから。

今年のテーマは浦島太郎雛。
赤い緋毛氈の引かれた大きなひな壇。
そこには何体ものおひな様のお人形たちが飾られている。
でも、よく見ると主賓であるお内裏様とおひな様の姿は、壇上にはない。

何処へ行った～～と探してみたら、見つけた!!
お雛様とお内裏様は下段の竜宮城の中で賑やかに酒盛り中。
お雛様は頬を赤らめ、良い気分♪になっていた。

そして、更に手が込んでいたお人形たちもいた。
それは、竜宮城から自分たちの村へと戻ったお内裏様とおひな様の姿。

乙姫様からのプレゼントを開けたお内裏様とおひな様。
玉手箱の中から出てきたのは、白い粉…いえ、白い煙で、二人の姿はあっという間に白髪の老人に。
でも、そんな二人の顔はとってもニコニコとしていて明るい笑顔。
自分たちの選択を悔やんでいる様子はない。

年をとっても、この二人の様にいつもニコニコと笑っていたい。
お人形の製作者さんはそんなことを考えながら作られたのではないかな…と思う二人の姿がそこにはあった。

真壁のひなまつりへと行き、雛めぐり散策時の昼食場所として橋本珈琲を利用しました。
橋本珈琲があるのは国の登録有形文化財にも指定された橋本旅館の一角で、旅館の昔の梁などの基礎を生かしながらリフォームされた部分です。

通常期ならば、ランチメニューには地元の食材を利用した3種類があるそうですが、ひな祭りの期間は、「上巳御膳」の1種類で、ドリンクなし1500円、ドリンク付き1800円がありました。
また、ランチ以外にはコーヒーの単品とケーキセットもあったようですが、12時開店の30分後にはチーズケーキがもう売り切れ！という声が聞こえていたので、ひな祭り期間にケーキセットを考えている場合は、早めの時間が良いのかもしれません。

開店時間は通常期は11時ですが、私が訪れた土曜日は12時開店の張り紙が店の扉にありました。
FBにホームページがあるようですが、更新は毎日ではないようですので、11時からお邪魔したい場合には、予め電話等で開店時間の確認をしておく方がお勧めです。
ランチメニューも個数限定で、予約もできるとのことでした。

お料理のお味、コーヒーの味はまあまあ…と言ったところでしょうか。
カフェの中はゆったりと出来るスペースなので、雛めぐり時の休憩にはお勧めです。

真壁の町のひな祭り。
そこには江戸時代から現在までの様々なおひな様が飾られています。
中でも珍しいのは江戸時代中期の享保雛。

享保雛と一口で言ってもお雛様ごとに違いがありますが、総じて言えるのは顔の色が透明度のある白色だという事。
この顔の色は貝の粉を用いて輝きを出しているとのことでした。

桜井精肉店にも江戸時代・享保時代のお雛様が飾られていて、そのお顔と着物は、私が見せて頂いた中では一番の迫力でした。
享保時代と言えば、飢饉や疫病が多発し、幕府も国民も大変な思いをしていた時代。
桜井精肉店のお雛様はその時代背景を如実に表していて、その迫力に圧倒されました。

真壁に雛めぐりに行く方には是非、足を運んでほしいお雛様です。

潮田家は、江戸時代から続く老舗の商店で、その始まりは呉服屋さん。
現存する見世蔵は明治43年に建てられたもので、その黒光り重厚な佇まいは、存在感に溢れていました。

今回は真壁のひな祭り期間に訪れたので、潮田屋さんに代々伝わる雛人形も見ることができました。
江戸・明治・大正・昭和のひな人形が並べられ、その当時の時代背景を反映した着物の柄等、比較してみることが出来るのがポイントでした。
室内には昔使っていた商店の看板も飾られており、ノスタルジックな雰囲気が溢れるお宅でした。

真壁の町の中心にあるのは、真壁にある唯一の洋風建築物である旧真壁郵便局。
この建物が建てられたのは、昭和二年で、当時の洋風建築の流行を取り入れた建築物だったそうです。
一見、石造り風ですが、実はコンクリートを処理して石造りの洋館風に仕上げたとのこと。
当時の大工さんと建築家の方が、少ない予算の中で頭を悩ませ考え抜いた方法だったのだと思います。

この建物の最後の用途は郵便局ですが、建てられた当時は第五十銀行（現･常陽銀行）真壁支店として利用され、その後、昭和31年から真壁郵便局として活躍したそうです。
現在は郵便局としては機能していませんが、室内には郵便局の時の木枠の窓口等が残されていました。

つくば駅の駅ビルBivi 1FのSaza Coffee(サザコーヒー)を利用しました。
豆の熟度にこだわりのあるカフェで、ちょっと軽くコーヒーを…という場合よりも、美味しいコーヒーを飲みたいな♪という時にお勧めなカフェです。

土曜日の夕方に利用しましたが、都内のお店の様に込み合う事もなく、ゆったりとコーヒーとケーキを楽しむことができました（本日のコーヒー+本日のケーキで1000円）。
ケーキも美味しいですよ♪

カップやソーサーはポーランドの伝統柄の食器で、落ち着いた雰囲気の店内でゆっくりと大人同士の会話が出来るお店です。

旅の行き帰りにつくば駅で乗り換えをされる方は、機会があれば是非どうぞ。
TXつくば駅の最寄りの出口からは歩いても3分程度です。

茨城県桜川市に残る江戸の情緒が残る町：真壁は、市の伝統的建造物保存地区で、町の中には104棟の登録文化財が残っています。

江戸の町屋建築である住居兼店舗の木造建築物や、防火建築である見世蔵、そして真壁で産出される真壁石や栃木の大谷石で作られた石蔵など、江戸から昭和初期の建築物が街角にあり、それらは現役で倉庫や商店として今も使われています。
真壁は、古い家々を移築し江戸の町風に並べたテーマパーク的な町ではなく、本物の昔が生きている町でした。
また、真壁の道路の幅は江戸時代と殆ど変っていないそうです。

真壁へのアクセスは、基本は自家用車のみ（公共交通機関はありません）ですが、ひな祭り期間の2週間だけは、つくば駅などから臨時バスがでます。
真壁のひなまつりと合わせて、古い街並みを見学するのも良いかもしれません。

茨城県桜川市の真壁は陸の孤島とも呼ばれる場所で、公共交通機関ではアクセスが出来ない地域だ。
しかし、そんな名前を逆手にとり、160軒以上の家々が先祖代々伝わる雛人形を飾り、陸の孤島のひな祭りとして地域の起爆剤にしている。

真壁の雛めぐり【真壁のひなまつり　和の風　第14章】。
それは、地域の方が一丸となり、おもてなしの心で雛人形を見に来た旅人をもてなす雛祭りだが、外からのお客様に見せる（魅せる）だけのひな祭りではない。
地域の人達も人形飾りを作ったり…とお祭り自体を愉しんでいる感じだった。

今年初めて真壁へと足を運んだが、町中に飾られたおひな様は古いものは享保時代（300年前）のお人形。
そんなお雛様の様子を、所有者の方がおひな様がその家にやってきた由来などと共に教えてくれた。
また真壁は街道町であったため、今なお旧家の家づくりそのままの建物が残っていて、そんな建物を利用した雛飾りも見事だった。

江戸・明治・大正・昭和の古いお雛様たちも素敵だったが、女性におすすめしたいのは酒造　西岡本店のお雛様。
庭師の方や瓢箪ランプ師とコラボしたおひな様の展示方法は、従来のお雛様のイメージをガツンと覆すもので、女子力がアップしそうな雰囲気だった。

陸の孤島の真壁だが、期間限定（2016年は2/20～3/3）で臨時バスが走っている。
バスでのアクセス方法は、つくばエクスプレスのつくば駅からとJRの水戸線の岩瀬駅からの二通り。
始発のバスは10時半ごろ真壁に到着し、15時半ごろ真壁を出発するのが最終だ。
バス時刻表↓
http://www.kankou-sakuragawa.jp/page/page000480.html

真壁のひな祭りは3/3までなので、行きたいと思う方はお早めに♪

サアラ・デ・ラ・シエラの村でお勧めのホテルは？と聞かれたら、ほぼ村の全員がある一つの名前を答えるだろう。
その名前はホテル アルコ・デ・ラ・ビジャ(Arco de laVilla)。
村には何軒かホテルがあるが、アルコ・デ・ラ・ビジャはその中では一番客室数も多いホテルだ。

このホテルがお勧めとされる一番の理由は、規模ではなく、その立地だ。
サアラ・デ・ラ・シエラ村は大きな岩に張り付くように作られた村で、アルコ・デ・ラ・ビジャは、その中でも一番の高台に建っている。

崖の中腹に建つホテルの客室からはエメラルド色に輝く湖、そして白い村の様子が一望でき、夜には漆黒の闇が空一面に広がる。
施設としては新しくはなく老朽化している部分も有るが、そんなものは絶景の見える立地というメリットから見たら小さなもの。

ホテル内はフリーWiFiもあり、部屋での受信も問題なかった。
ホテルにはレストランも付いているが、夕食はホテルから徒歩3分の村の中央広場のバルがお勧め。
村人に混じっての食事は楽しい。

バス停からホテルまでは若干距離があり、更に上り坂なので、スーツケースを持ってホテルまで徒歩で行く場合は、覚悟をしておいて。
真夏は修行の様な厳しい道のりが待っている。（バス停から徒歩15分～20分）

ホテルには大きな駐車場も有るので、車旅の方も安心して宿泊できる。

小さい頃、○○レンジャーや△△ライダーといったヒーローのＴＶ番組を見て、カッコいい～。と思ったことはないだろうか。
そして、ヒーローたちが作戦会議を行う秘密基地。
そこに足を踏み入れてみたいと思ったことはないだろうか。

実際には存在する筈のない、ヒーローたちの秘密基地。
オトナへの階段を登るにつれ、アレは空想の世界のお話だから…と子供のころの想いを封じ込めてしまってはいないだろうか。

埼玉県のとある場所。
そこには子供のころに憧れた秘密基地…ヒーローたちの司令室がある。
司令室の中には大きなモニターが何台も有り、外部からの敵の侵入を阻止すべく、24時間体制で映像を映し続けている。
実際には外部からの敵の侵入はテロでもない限りはありえないとは思うが、この監視カメラが映し出しているのは、氾濫の恐れがある河川の様子だ。

ヒーローたちの司令室がある場所。
そこは首都圏外郭放水路のある庄和排水機場のコントロール室、子供たちのアイドルであるヒーロー番組の収録が数知れず行われている。
このコントロール室がある建物は龍Ｑ館と呼ばれ、河川の治水について特に荒川と江戸川に挟まれた地域の治水対策についての展示を行っている場所だ。

首都圏外郭放水路の地下水槽の見学は予約制で、ふらっと訪れても参加することは出来ないが、ヒーローたちの指令室は龍Ｑ館の開館時間内であればいつでも見学可能だ（ガラスの外側から）。

展示の内容はそれなりに難しく、小さな子供では理解しづらい部分も有るが、ヒーローたちの司令室だけは子供たちには大人気の筈だ。
大人は首都圏外郭放水路の治水の学習、子供はロケ場所の見学を兼ねて訪れてみるのは面白いと思う。

ショッピングモールの越谷レイクタウンは数年前に日本一大きなショッピングモールという事を売りにしてオープンした、郊外型のお買いもの施設だ。
通常の店舗以外にアウトレット棟のある敷地内は広く、歩き回るだけでも大変で、買い物が好きでは無い方にとっては多少の苦痛を伴うかもしれない場所だ。

出店店舗はジャンルごとに纏まっているわけではなくバラバラの棟にあるため、目的が一つであってもその移動距離はかなり長い。
同じジャンルの店舗が何店舗も有るので、買い物の目的を持ち、訪れる店舗を決めて行くのには効率的な買い物となるだろうが、なんとなく…見るだけ…なんていう気持ちで訪れると、行動ラインが何回も交差することになり、効率的な買い物は難しくなるだろう。

以前よりは混雑具合は緩和されてきたようだが、休日の人出は多く、レストラン街のウェイティングリストには長蛇の名前の列。
『お買い物という名のレジャー』を楽しめる方向きの施設なのかもしれない。

目的のお店を持ち訪れる方が、有益なショッピングが出来そうな場所だ。

ちなみに今回の訪れた目的は期間限定のショップVan Houtenのココアバーの利用。
滞在したのは此処だけで、人に揉まれることもなくゆっくりと滞在できた。

サアラ デ ラ シエラの村の中央部にはバルが数軒かあり、夕暮れ時を過ぎると村の人たちが何処からともなく集まり、情報交換タイムが始まる。
何処のバルも賑やかな話し声が響き渡っていたが、一番人気だったのがエル・ガジョ（Cerveceria El Gallo：居酒屋-雄鶏）だ。

ワインの樽をテーブル代わりに、生ビールやワインを立ち飲みし、大声でしゃべるオジサマ方。
これぞ、スペインの田舎の村…という光景が広がっていた。

友人と私もその喧騒に誘われる様にこちらで夕食タイムとした。

メニューはタパスが中心で、定食の様なメニューは無かった。
レストランとしての利用というよりも居酒屋的な雰囲気の場所だ。
レストランの様に落ち着いた雰囲気での食事を望むならばホテルのレストラン、地元の方と一緒の雰囲気でワイワイ楽しむならば、村中央部のバルを選ぶのが正解だろう。

越谷梅林公園へと梅の花を見に行ってきました。
2016年の梅は何処の地域も全体に早めで、それは越谷梅林公園同じ状況でした。
平成28年の梅まつりは、2016年の3月5日と3月6日。
お祭りまであと2週間ありますが、そこまで紅梅の花が散らずに持つかどうかは少し微妙そうです。

【2016年2月18日の開花状況】
紅梅…ほぼ満開の木が多く、木によっては風が吹くと花びらが舞う状態の木もあった。
白梅…5分咲き程度の木が多く、日当たりの良い場所は7分咲き位。
白梅の満開は1週間位先と予想できるので、梅祭りの時にも咲いていると思われる。
紅梅・白梅の両方を楽しみたい場合には、梅祭りよりも早めの時期に訪れる方がいいかもしれない。

【駐車場情報】
梅林公園自体にも駐車場はあるが、そんなに広いスペースではなくすぐに一杯になってしまいそうだ。
臨時の駐車スペースとしては梅林公園裏手の元荒川の土手沿いの空き地、元荒川沿いを歩き鴨場を少し過ぎたところにある空き地に駐車スペースがあった。
最寄駅は北越谷駅（大袋駅も徒歩圏内）で、駅からは徒歩20分程度だった。

首都圏外郭放水路の見学会に参加した帰路に立ち寄ったイタリアンレストラン暖手（だんて）の情報です。

場所：南桜井駅徒歩3分
席数：カウンターを含め15席程度
ランチの価格帯：950円～1800円
選べるパスタの種類：4種類
混み具合：平日のランチタイムは混んではいない
雰囲気：アットホームな感じ

ランチメニューの950円コースの場合は、サラダ、パスタ、コーヒーがついていてパスタは4種類の中から1つ選ぶことが出来た。
パスタの味は美味しく合格点。
ただ、サラダの野菜の種類が少なく、もう少し彩を増やし、緑の野菜の種類も増やして食感に変化が欲しいところ。
パスタの量は多くも少なくもないが、男性には少なめかも。
950円のコスパは、こんなところかな…という感じだったが、平日のランチタイムという時間帯と地域を考えると少し高めなのかもしれない。

夏にサアラ・デ・ラ・シエラの村を訪れる時、エメラルド色に輝く湖まで泳ぎに行く旅人もいるだろう。
日中の最高気温が40℃を平気で超えてしまうアンダルシアの夏。
照り返しの強い白い村の中にいると、水に入りたくなる気持ちは分かる。
水の中が気持ちよさそうに見えるのも分かる…のだが、私的には真夏の湖での水遊びはあまりお勧めはしない。
どうしても水遊びがしたいのならば止めはしないが、連日の暑さで温まった湖の水温は体温に近く、爽やか～という気分にはならないだろう。

しかし、湖で運動をすれば、その後のビールやオレンジジュースといった飲みものが美味しいのも事実だ。
水から上がった後に冷たい飲み物が欲しい…となった場合、自販機があれば便利なのだが、残念ながら自販機は無く、湖から一番近いバルに立ち寄り冷たい飲み物を注文するのが一番の近道だ。

湖から一番近いバルは、サアラ・デ・ラ・シエラ村の麓にあるバルAl Lago（アル ラゴ）で、日本語にすればその名は「湖」。
外のテラス席と室内のテーブル席を選ぶことができ、眺めを重視するならば湖が一望できるテラス席、涼しさを重視するならば室内席だろう。
私達はフレッシュオレンジジュースをお願いしたが、その場で絞ってくれるオレンジの爽やかな味は、湖散策で疲れ切った躰を癒してくれた。

冬と言えば、あったかくて甘いココアが美味しい季節。
そんなココア、それも極上のココアを飲ませてくれるココア・バーが今年もオープンしている。
昨年は都内の某所で大人気だったという、ココア・バー。
今年のお店は何処に？？

今年のお店があるのは埼玉県のショッピングモールであるイオン・レイクタウン(KAZE)の1階。
お客さんが15人も入ったら満員になりそうなVan HoutenのCocoa Bar。
ココア・バーの扉を開けると、包み込むようなココアの香に満たされた空間が広がっていた。

今年のココアドリンクは全部で10種類。
シナモンなどのスパイスが何種類も入ったスペキュロス・ココアがお勧めだ。

そして、お菓子も凄い。
VAN HOUTEN COCOA BARの為に、VAN HOUTENと堂島ロールで有名なベビー モンシェールがタッグを組んで作り出した特製ココア・スイーツ。
堂島ロールに使われる絶品のクリームと、バンホーテンのココア パウダーやチョコが使われた3種類の限定コラボ スイーツがお目見えしている。

どれも美味しそうだったが、私が食べたのはココア ロールケーキ。
ココアドリンクの甘みと調和したビターな風味のロールケーキで、男性にもお勧めできる一品だった。

Van HoutenのCocoa Barがオープンしているのは冬の間の期間限定。

近くにお住まいでココア好きな方は、一度足を運んでみて♪

関東地方の北の端。
そこには地下神殿と呼ばれる地底の空間がある。
地下神殿には無数の柱が林の様に立ち並び、その世界にはこの世のものは棲んでいない。
地下神殿の中に巣食うモノ…それは空想の動物である水龍。
水龍は嵐と共に地下神殿へと現れる。

関東の地面の下深くに掘られた地下神殿。
その名前を『首都圏外郭放水路』という。
首都圏外郭放水路は5本の垂直な立坑を結ぶ6.3kmのトンネルと巨大な水槽から構成されている。
地下50ｍの深さに掘られた地下神殿は、平日に限り見学会も行われている（予約制）。
人気の見学会で予約を取るのもなかなか難しいのだが、一見の価値はある。

見学会予約については、以下を参照してほしい。
【見学会の予約】
・インターネットまたは電話での完全予約制で、当日参加は不可
・ホームページ：http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/gaikaku/kengaku/tour.html
・参加できるのは小学生以上（未就学児不可）
・夏休みには子供向け（小学生中学年以上対象）の見学会の実施あり
・開催日は月から金曜日、開催回数は1日3回または4回
・予約開始日は28日前から

【予約に当たっての心得】
・人気の見学会であるため、予約開始日に定員となることも多い
・インターネット予約は28日前の0時スタートなので、確実に予約したい場合にはインターネット予約がお勧め
・予約の時期だが、初夏からの台風シーズンと長雨シーズンは避ける方が無難
・雨天の場合には地下神殿（調圧水槽）が稼働する可能性があり、せっかく行っても貯圧水槽の見学が出来ない場合がある
・晴天率の高い冬の方が確実に調圧水槽を見れる可能性が高い

【当日の交通手段】
・南桜井駅からアクセスする場合、歩くのがお勧め
・バスの便は1日4便しかなく、更にバスの到着時間が見学会の集合時間を少し過ぎてしまう場合もある
・歩く際の道は複雑ではなく、30分程度で到着する
・タクシーは1300円程度で所要5分だ

スペイン・アンダルシア地方の白い村…と云ってパッと私達の脳裏に浮かぶのは、ミハスの坂道の光景：白い玉石が作るモザイク模様の石畳に、白い壁の家々が立ち並び、その白壁にはカラフルな絵皿や植木鉢が飾られている光景ではないだろうか。

しかし実際は、アンダルシア地方には白い村・白い町と云われる場所は沢山あり、日本人が行きたい白い町や白い村がスペインでも同様に人気かというと必ずしもそうではなく、スペイン人が行きたい白い村は、実は別にある（数年に一度、旅行会社等の統計調査があり、ミハスがいつもTOPグループに入るとは限らない）というのが面白いところだ。

今回、私が訪れたのは、スペイン人が選ぶ白い村で1位に輝いたこともある村だ。
その村は、村自体は非常に小さく特に観光資源がある訳でもなく、また最寄りの都市からも遠く行きづらい場所にある。
でも、その村には、人々を惹き付ける何かがあった。

村の背後には大きな崖があり、そのそびえ立つ崖に沿うように白壁の家が建ち、崖の上には8世紀～13世紀に建てられたアラブ時代の城壁や城跡が今なお、その姿を留めていた。
村の家の壁にはそのまま崖の石が利用されていて、岩と一体化した家がふとした拍子に現れる村の道。
その昔はメディナと呼ばれた村の中の道は入り組んでいて、まるで迷路みたい。

真夏の白昼の村の中はしんと静まり返り、人の気配すらしない不思議な場所。
村の上から見下ろす景色も、湖から村を見上げた景色もどこを切り取っても不思議と絵になる村だった。

その村の名前はZahara de la Sierra（サアラ・デ・ラ・シエラ）。
出来れば秘密にしておきたいくらいの素敵な村だった。

白い村Zahara de la Sierra（サアラ・デ・ラ・シエラ）。
天気が良い日にサアラ・デ・ラ・シエラの村へ行くならば、是非立ち寄ってみて欲しいレストランがある。
そのレストランは、崖の横に張り出すように作られていて、窓からはエメラルド色の湖と白い村の町並み（村並み）が一望できる絶景レストランだ。

レストランの名前は、Meson los Estribos（メゾン ロス エストリボス）。
おじいさんとおばあさんが二人で切り盛りしているテーブル数も5卓位しかない小さなレストランだ。
小さな村のレストランだから、特に名物料理だってなにも無い。
でも、村の一番の高台に建つレストランの窓辺から見える光景、その光景が一番の御馳走だ。

そして、口コミのタイトルで『高所恐怖症の人は…』と付けたのは、レストランの立地がその理由。
レストランの床下は空中で、レストランの客席は切り立つ壁から張り出している箱だ。
高いところが苦手な方は、自分が崖の空中にいる…、もし足元の床が崩れたら…なんて思い始めたら落ち着いて食事も出来ないかもしれない。